2015年11月10日
アスペルガー症候群の親に対する接し方。確定診断の強制は逆効果。期待は不幸感を割り増しにします。
アスペ嫁の母親は、未診断ですが、おそらくなんらかの発達障害があります。
これは決めつけているわけでは無く、本人の幼少期からの聞き取り、
近所の同級生の人からの聞き取り、子ども達からの聞き取り、実際に
起こしたトラブルなどから考察した結果、私の中でそう思ったと言うことです。
ADDが強いアスペという感じで、アスペ嫁とかなり似通った部分があります。
それでも細かいこだわり部分は、かなり違っている部分が多いので、
ひとことで、アスペといっても幅や症状が広すぎるというのが現実だと思います。
30代〜40代の親というと、団塊の世代と呼ばれる年齢層です。
戦後に生まれて、オイルショックや高度成長期、バブルなどさまざまな
昭和時代を駆け抜けてきた人たちです。
家庭内の役割として、仕事、家庭という分担が明確にされていた時代でもあるでしょう。
その親がもしアスペルガー症候群などの発達障害だったとしたら、
一体どうすれば良いのでしょうか?
こういうことに気づくときはいくつかケースがあると思います。
・自分自身がアダルトチルドレンではないかと実感した結果。
・自分自身が自閉症スペクトラムだと感じた結果。
・実際に親がトラブルを起こしてその尻ぬぐいをした結果。
・2世帯、3世帯で同居をし続けてコミュニケーションが取れないと実感した結果。
などなど、きっかけは人それぞれだと思います。
自分の親や、パートナーの親が、自閉症スペクトラムっぽい!
あの親はアスペだ!自分の親は発達障害だ!といったり思うのは簡単です。
おそらく、あながちその考え方は全てが間違っているわけでは無いと思います。
身を寄せようとすればするほど、ハリネズミのジレンマのごとく、
お互いが傷つけ合ってしまうと言う何とも悲しい関係。
実の親子なのに、どうしてこんなに意思疎通が出来ないのだろう。
そんな風に悩んで悩んでどんどん神経をすり減らしている人は決して
少なくありません。
でも、親子だから意思疎通できて当然と思うのは私たちのあくまでも理想なのです。
当然親子だって、意思疎通が出来ないという場合もあるのだとおもいます。特に
発達障害の場合は顕著になります。極論、今に始まった話では無いんです。
まず、私たちが認知した方が良い点は、
「親やパートナーの親がアスペや自閉症スペクトラムでも、私たちが変えることは出来ない」
ということ。
もっといえば、アスペの親に限らず、他人と過去はやはり変えられません。
アスペの親に不満を持つ人たちは、はじめは「もっとこちらが思っているようにこうして欲しい」
とか、「こちらが恥を掻くようなことはしないでほしい」と本人に助言していたりします。
しかし、相手はその言葉を聞いてはいても、一向に変わったり行動に移ることはありません。
こちらからすれば、無視されたとか、約束を破られたという被害者意識が強くなり、
だんだんその気持ちが肥大化していくと、憎悪という塊になっていくことも少なくありません。
感情を高ぶらせながら、アスペ親に「あーして、こーして」「あなたのココが良くない」
などだめ出しをしても、火に油を注ぐだけです。これをやり続けるともれなく、
関係が必ず劣悪になってきますので、「あれだけ言っているのだから…」「いい年してるのだから…」
などと、変わってくれることを期待するのは、おすすめできません。
こんな憎悪の塊をひとりで肩に背負いながら毎日を生活したって、
不幸感を増すだけです。不幸を求めているならおすすめできますが、
私たちが求めているのは幸せ感ですから、その一手となるのは期待しない心なのです。
つづく
大人の発達障害ってそういうことだったのか
これは決めつけているわけでは無く、本人の幼少期からの聞き取り、
近所の同級生の人からの聞き取り、子ども達からの聞き取り、実際に
起こしたトラブルなどから考察した結果、私の中でそう思ったと言うことです。
ADDが強いアスペという感じで、アスペ嫁とかなり似通った部分があります。
それでも細かいこだわり部分は、かなり違っている部分が多いので、
ひとことで、アスペといっても幅や症状が広すぎるというのが現実だと思います。
30代〜40代の親というと、団塊の世代と呼ばれる年齢層です。
戦後に生まれて、オイルショックや高度成長期、バブルなどさまざまな
昭和時代を駆け抜けてきた人たちです。
家庭内の役割として、仕事、家庭という分担が明確にされていた時代でもあるでしょう。
その親がもしアスペルガー症候群などの発達障害だったとしたら、
一体どうすれば良いのでしょうか?
こういうことに気づくときはいくつかケースがあると思います。
・自分自身がアダルトチルドレンではないかと実感した結果。
・自分自身が自閉症スペクトラムだと感じた結果。
・実際に親がトラブルを起こしてその尻ぬぐいをした結果。
・2世帯、3世帯で同居をし続けてコミュニケーションが取れないと実感した結果。
などなど、きっかけは人それぞれだと思います。
自分の親や、パートナーの親が、自閉症スペクトラムっぽい!
あの親はアスペだ!自分の親は発達障害だ!といったり思うのは簡単です。
おそらく、あながちその考え方は全てが間違っているわけでは無いと思います。
身を寄せようとすればするほど、ハリネズミのジレンマのごとく、
お互いが傷つけ合ってしまうと言う何とも悲しい関係。
実の親子なのに、どうしてこんなに意思疎通が出来ないのだろう。
そんな風に悩んで悩んでどんどん神経をすり減らしている人は決して
少なくありません。
でも、親子だから意思疎通できて当然と思うのは私たちのあくまでも理想なのです。
当然親子だって、意思疎通が出来ないという場合もあるのだとおもいます。特に
発達障害の場合は顕著になります。極論、今に始まった話では無いんです。
まず、私たちが認知した方が良い点は、
「親やパートナーの親がアスペや自閉症スペクトラムでも、私たちが変えることは出来ない」
ということ。
もっといえば、アスペの親に限らず、他人と過去はやはり変えられません。
アスペの親に不満を持つ人たちは、はじめは「もっとこちらが思っているようにこうして欲しい」
とか、「こちらが恥を掻くようなことはしないでほしい」と本人に助言していたりします。
しかし、相手はその言葉を聞いてはいても、一向に変わったり行動に移ることはありません。
こちらからすれば、無視されたとか、約束を破られたという被害者意識が強くなり、
だんだんその気持ちが肥大化していくと、憎悪という塊になっていくことも少なくありません。
感情を高ぶらせながら、アスペ親に「あーして、こーして」「あなたのココが良くない」
などだめ出しをしても、火に油を注ぐだけです。これをやり続けるともれなく、
関係が必ず劣悪になってきますので、「あれだけ言っているのだから…」「いい年してるのだから…」
などと、変わってくれることを期待するのは、おすすめできません。
こんな憎悪の塊をひとりで肩に背負いながら毎日を生活したって、
不幸感を増すだけです。不幸を求めているならおすすめできますが、
私たちが求めているのは幸せ感ですから、その一手となるのは期待しない心なのです。
つづく
大人の発達障害ってそういうことだったのか
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