2015年10月13日
アスペ嫁には、拗ねた気持ちや無視ということが通用しない。
AC夫である私は、どちらかというとアスペ嫁に比べると、
女性的な感覚を持っているのかもしれません。
今は大分減りましたが、結婚してしばらくは、自分の思うように行かないと、
「拗ねて」みたり、「相手を無視する」ということで、相手から
反省を促せようということを無意識にやっていることが多かった気がします。
幼少期から、基本的には良い子を演じていたと思いますが、
「いつも言うことを聞いているのだから、このぐらいは買って欲しい!」
何てことが年に1回ぐらいあるんですよ。
その時は、自分の中では母親に悪いなと思いながらも、受け止めてくれるだろう
という気持ちで話をするのですが、いわゆる期待が大きすぎる(当然OK!してくれる)
と思って聞いているので、母親から「なんでそんなもの必要なの?」
とか聞かれちゃうと、その時点で、「あー、ダメなんだ、拒絶された」と思い込み、
そのあと「拗ねて」機嫌が悪くなったり、「母親を無視してみたり」して、自分の
気持ちを伝えようとしていたことを思い出しました。
今思えば、言わないんだから伝わるわけないし、母親が言っていることも
ごもっともだと思えますが、自己肯定感が低く育った子どもは、こんなことも
自分を否定されたと思って大きくなるのですから、子育てって難しいですね。
大人になるにつれて、そんな心も成長したと思っていたのですが、
アスペ嫁と結婚してから、同じようなことが増えるようになりました。
初めのうちは、私が頑張って受け止めようとか、良い夫になろう!
奥さんのことを受け入れられる夫が良いこと!みたいな思い込みで、
話がかみ合わないときがあってもいなしていたのです。
しかし、慢性的にいろんなかみ合わないことが発生してくると、
「この人本当に何考えているのだろう」「馬鹿じゃ無いの?」
という気持ちの方が上回ってしまい、私が母親に見せたような
「拗ねたり」「無視してみたい」相手の気を惹こうとしたのかわかりませんが、
とっさにでた行動はそんなことだったのです。
すねるっていい大人が…と思いますが、はずかしながら拗ねていたんだ
と今ははっきり分かります。
正確に言うと、「拗ねて無視をする」という方がわかりやすいかもしれません。
無視=相手を拒絶することになります。
すねる=自分の思うとおりに行かないことに不満足。
自分の思うとおりに行かなくて、相手を拒絶して否定している状態。
これを言葉で上手く説明できないので、態度で表すのです。
ただ、アスペルガー症候群の人だけでなく、自閉症スペクトラム圏内の人は
とくに、こういう目に見えない事象はわかりにくいわけです。
家の母親の場合、あまりにも私が拗ねると、最終的にはすり寄って、
「ごめんね」って言ってくれたときがあったので、そういうことを
アスペ嫁に対してまっていたのかもしれませんね。
待ち人来ず。
アスペ嫁には、「無視」がきかないと言うわけではありません。
「無視されたこと」「なんか機嫌が悪いこと」これはわかるんですよ。
ただ、どうして「無視しているのか」どうして「機嫌が悪いのか」は
わからないんですよ。本当に。話の流れとか一緒に生活していれば、
一般的な人は何となく感じることが出来るのですが、アスペ嫁は無理。
アスペ嫁自身は、自分が悪いことをしていないにもかかわらず、
相手が機嫌が悪かったり、無視をされているという状態なので、
頭の中はクエスチョンマークで一杯の状態なのだそうです。
そして、周りの人へ話すときは、「家の旦那はいきなり無視したり機嫌悪くなったり」
なんて話しているので、近所の人からは、私はめちゃくちゃいうこときかない亭主関白
みたいなイメージを持たれたりもしちゃいました。
「拗ねて」「無視して」は、私にとって、暗黙の了解で分かって!
という自分の生き方の一つだったのようですが、全く通用しない相手と
結婚してしまったわけで^^
拗ねても無視しても、結果的になにも解決はせず、自分の中に勝手に
借りを作って、一生懸命ためておくのです。貯めておく物はいつかは破裂しますので、
結局、良いことは一つもありません。
無意識にこれがでているときもありますから、その時は、
「あー自分はいま拗ねているんだ」といったん自分で理解して、
このまま拗ねても良いことないし、気分が悪くなるだけだから、
もうすねるのはやめよう!と紙に「すねる」とかいて破くようにしてます^^
紙が無いときは、頭で想像して、はさみで切り刻みます。
自分の頭の中と向き合う事って、アスペ嫁と向き合うことよりも大変です。
親と子どものためのマインドフルネス−−1日3分!「くらべない子育て」でクリエイティブな脳とこころを育てる(気持ちがスーっと落ち着くマインドフルネス・エクササイズCD付)
女性的な感覚を持っているのかもしれません。
今は大分減りましたが、結婚してしばらくは、自分の思うように行かないと、
「拗ねて」みたり、「相手を無視する」ということで、相手から
反省を促せようということを無意識にやっていることが多かった気がします。
幼少期から、基本的には良い子を演じていたと思いますが、
「いつも言うことを聞いているのだから、このぐらいは買って欲しい!」
何てことが年に1回ぐらいあるんですよ。
その時は、自分の中では母親に悪いなと思いながらも、受け止めてくれるだろう
という気持ちで話をするのですが、いわゆる期待が大きすぎる(当然OK!してくれる)
と思って聞いているので、母親から「なんでそんなもの必要なの?」
とか聞かれちゃうと、その時点で、「あー、ダメなんだ、拒絶された」と思い込み、
そのあと「拗ねて」機嫌が悪くなったり、「母親を無視してみたり」して、自分の
気持ちを伝えようとしていたことを思い出しました。
今思えば、言わないんだから伝わるわけないし、母親が言っていることも
ごもっともだと思えますが、自己肯定感が低く育った子どもは、こんなことも
自分を否定されたと思って大きくなるのですから、子育てって難しいですね。
大人になるにつれて、そんな心も成長したと思っていたのですが、
アスペ嫁と結婚してから、同じようなことが増えるようになりました。
初めのうちは、私が頑張って受け止めようとか、良い夫になろう!
奥さんのことを受け入れられる夫が良いこと!みたいな思い込みで、
話がかみ合わないときがあってもいなしていたのです。
しかし、慢性的にいろんなかみ合わないことが発生してくると、
「この人本当に何考えているのだろう」「馬鹿じゃ無いの?」
という気持ちの方が上回ってしまい、私が母親に見せたような
「拗ねたり」「無視してみたい」相手の気を惹こうとしたのかわかりませんが、
とっさにでた行動はそんなことだったのです。
すねるっていい大人が…と思いますが、はずかしながら拗ねていたんだ
と今ははっきり分かります。
正確に言うと、「拗ねて無視をする」という方がわかりやすいかもしれません。
無視=相手を拒絶することになります。
すねる=自分の思うとおりに行かないことに不満足。
自分の思うとおりに行かなくて、相手を拒絶して否定している状態。
これを言葉で上手く説明できないので、態度で表すのです。
ただ、アスペルガー症候群の人だけでなく、自閉症スペクトラム圏内の人は
とくに、こういう目に見えない事象はわかりにくいわけです。
家の母親の場合、あまりにも私が拗ねると、最終的にはすり寄って、
「ごめんね」って言ってくれたときがあったので、そういうことを
アスペ嫁に対してまっていたのかもしれませんね。
待ち人来ず。
アスペ嫁には、「無視」がきかないと言うわけではありません。
「無視されたこと」「なんか機嫌が悪いこと」これはわかるんですよ。
ただ、どうして「無視しているのか」どうして「機嫌が悪いのか」は
わからないんですよ。本当に。話の流れとか一緒に生活していれば、
一般的な人は何となく感じることが出来るのですが、アスペ嫁は無理。
アスペ嫁自身は、自分が悪いことをしていないにもかかわらず、
相手が機嫌が悪かったり、無視をされているという状態なので、
頭の中はクエスチョンマークで一杯の状態なのだそうです。
そして、周りの人へ話すときは、「家の旦那はいきなり無視したり機嫌悪くなったり」
なんて話しているので、近所の人からは、私はめちゃくちゃいうこときかない亭主関白
みたいなイメージを持たれたりもしちゃいました。
「拗ねて」「無視して」は、私にとって、暗黙の了解で分かって!
という自分の生き方の一つだったのようですが、全く通用しない相手と
結婚してしまったわけで^^
拗ねても無視しても、結果的になにも解決はせず、自分の中に勝手に
借りを作って、一生懸命ためておくのです。貯めておく物はいつかは破裂しますので、
結局、良いことは一つもありません。
無意識にこれがでているときもありますから、その時は、
「あー自分はいま拗ねているんだ」といったん自分で理解して、
このまま拗ねても良いことないし、気分が悪くなるだけだから、
もうすねるのはやめよう!と紙に「すねる」とかいて破くようにしてます^^
紙が無いときは、頭で想像して、はさみで切り刻みます。
自分の頭の中と向き合う事って、アスペ嫁と向き合うことよりも大変です。
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いつもありがとうございます。
たくさんの人が、それだけ同じような辛さの中毎日をすごしているということ
なのでしょうね。多数派を追い求めて生きてきた自分にとっては、
自分一人だけではないのだということは非常に嬉しいことです。
私自身は、自己犠牲するくせがありましたから(いまもありますが)
気持ちはよく分かります。結婚して毎日マッサージしてあげてましたよ私。
でも、今は一切止めました。自分の中でやってもらえない不満の方が上回って
しまい、「あー自分はやってもらいたくて、やってあげていたのだな」と。
ですから、最近は、どうしても自分がやってあげたい!と思うときしかやりません。
見返り無しでも精神的にOKな時だけ。やってあげていても、やってあげていなくても
結局、アスペ嫁の態度って何も変わらないんです。面白い物ですね。
こんなブログにコメントいただき感謝感謝です。
本当はもっと上手くカテゴライズした方があとで読み返しやすいのですが、
あまりまとまりなく書きっぱなしですみません^^
旦那様がアスペルガーっぽいということで、ほぼカサンドラ症候群の状態なのですね。
私は、子供の頃からそんなに劣悪な環境で育ったわけではないのですが、
どこか安心感が満たされない幼少期を過ごしてしまったのです。
そして、無意識に自分に安心感を与えてくれる場所や人をもとめて
生きてきたのだろうと最近では実感できます。
それで結婚したのがアスペな嫁ですから。ただやっぱり自分で選んだんです。
アスペ嫁は、生活全般には困ることが殆どですが、あれこれ私自身を否定は
しないところが自分にとって心地が良かったのだと思います。
それを受け入れられていると勘違いして結婚したのでしょうが^^
同じように自分と向き合おうとしている人がいると分かっただけでも嬉しく思います。
読みやすい文章、更新頻度、本当に尊敬しています。
長期間、書き込みできないこともあると思いますが今後ともよろしくお願いします。
私も同じことをしてしまっていました。その度に「あまりに理解されていない。孤独だ」と悩みまくっていました。
ここ最近、彼女に対する苛立ちが減ってきました。
カラオケなどに行く時にひたすら「足の裏のマッサージ」をしてあげることにしたのです。
あらゆるコミュニケーションが不得意なアスペ彼女も、普段は気づかない疲れを感じると共に、マッサージをすると楽になると気づいたようです。
普通の人よりも反応が薄いアスペ彼女の反応がいつもより大きいので私も嬉しくなり、良いことづくめです。
しかし、やはりないのです。
「たまには私が足を揉んであげようか」という一言が(笑)私の疲労は自分自身でほぐさないと駄目なようです…苦笑
余裕がない時に、一度だけ怒ってしまいましたが
一度で済んでいるので大進歩です。
彼女にとっての自分の存在意義がようやく見つかった気がします。
3日前にブログを見つけて、過去ログも全部読ませていただきました。
息子は、2年前から不登校、夫は夏頃アスペルガーと確信し、関連すること本を読みました。今まで何故?なぜ?ナゼ?と思い続け、妻として、母として、女として、1人の人間として全ての自信を無くし、絶望しかなく涙しかでませんでした。夫が、アスペルガーと知って、私がカサンドラ症候群になってると知って、これまでの理由がわかり、とても救われた気持ちになりました。そして、3日前に苦悩夫さんのブログを見つけ、読み始め、世の中にこれほど自分に似た考えの人がいるのだろうか?この、自己分析文のうまさからいって、何か怪しい宗教とか思想の勧誘の方ではとも思いましたが、あまりにも同じような境遇なので、書き込みせずにいられなくなりました。ブログを読ませていただき、私もACなんだなぁと自覚しました。自分の幸せや心の平静のために、これからACについて理解していきたいと思います。ありがとうございます