2015年09月11日
子供に対しての「だから言ったでしょ!」は相手の自尊心を下げて支配する言葉。
アダルトチルドレンの回復や改善には欠かせない言葉である
「自尊心」と「自己肯定感」、生活の中ではあまり使わない言葉です。
どちらも意味としては同じようなことですね。
自尊心が高ければ、当然自己肯定感も高くなるでしょうし、
この二つはセットで連動しています。
ACの人の多くは、自尊心がなかったり、自己肯定感が低いことが
根底の問題になってくるのです。
自分の心を大切にしよう!なんて普通に考えれば当たり前なことですが、
ACにとっては一番難しいことでもあるのです。
心の中、つまり脳の中に占有された構造が幼少期の時点で、
自分の心を大切に<<<他人の心を大切に
と言う意識が根強くこびりついていますので、
他人のことなら、嫌なことでも比較的取り組むことが出来るのですが、
自分のこととなると、腰が重くなってしまうことが多いのです。
人によっては自己犠牲をすることで自分の存在や意義を
感じることが出来ます。
アスペ嫁は、超自己中心的感覚の持ち主ですが、
AC夫は、超客観主義の感覚という水と油の関係。
どうして、自分の心を大切に思えなくなってしまったのかは、
人それぞれエピソードは異なるでしょう。
親からの抑圧や過干渉、過保護、その他虐待などでの心の傷により、
自分に対する自信喪失、ありのままの自分を見ることが出来ず、
歪んだ形でしか自分をみつめることができなくなることが多いのです。
私自身は、母親の「だから言ったでしょ!」攻撃は潜在的に結構
自覚症状のないボディーブローとして残っていると最近気づきました。
「だから言ったでしょ!」って私もめちゃくちゃ使ってるんです。子供に。
自分もそんなに悪い言葉であるとか、影響がある言葉と思っていなかったのですが、
これを言われていた頃の自分を思い出してみると、ちっとも嬉しい気持ちにはなれません。
嬉しいどころか、いやですよね。自分の年齢が高くなるにつれ、
この言葉を言われると母親に対して憎悪心が湧くようになってきたきがします。
「だから私の言うことを聞いてりゃそんなことにならなかったのに」
「あれだけ言っていたのだから、言うことを聞きなさい。」
そんな意味が含まれている言葉です。
要は、相手を咎めることで自尊心を低下させ、
さらに、「自分の言うことを聞かないからそうなったのだ!」
という相手を支配する、従属の関係を強いる言葉にもなり得るのです。
そして、失敗をするのはダメ!と言っているのと同じ事。
1言葉で、2倍3倍の嫌な思いをさせてしまう魔法の言葉^^
ある程度小さいうちは、親が怒ると怖いですから、泣いて反抗もたかがしれていますが、
中学生、高校生になってくると自分なりの考えというのも成長と共に親の一貫していない
矛盾した発言などが理解できるようになり、より嫌悪感を覚えるわけです。
それを世間では、反抗期と呼ぶのかもしれません。
親としては子供にしっかりしつけをして、失敗をしてもらいたくないのが本望ですが、
失敗を恐れるあまり、過干渉で過保護な言葉を我が子へぶつけすぎるのはお互いにとって
良いことは一つもありません。
「自分の思ったようにならないのが子供」
「失敗してもありのままの姿を受け止めてあげる」
自分の信念の中にこういう気持ちを柱に置いて向き合っていくことが出来れば、
子供の自尊心を傷つけることなく、成長していけるのだろうと思いました。
ヘテムル
「自尊心」と「自己肯定感」、生活の中ではあまり使わない言葉です。
自尊心とは、
「自分のことを大切にしようという心」
自己肯定感とは
「自分を肯定的に受け止める感覚」
どちらも意味としては同じようなことですね。
自尊心が高ければ、当然自己肯定感も高くなるでしょうし、
この二つはセットで連動しています。
ACの人の多くは、自尊心がなかったり、自己肯定感が低いことが
根底の問題になってくるのです。
自分の心を大切にしよう!なんて普通に考えれば当たり前なことですが、
ACにとっては一番難しいことでもあるのです。
心の中、つまり脳の中に占有された構造が幼少期の時点で、
自分の心を大切に<<<他人の心を大切に
と言う意識が根強くこびりついていますので、
他人のことなら、嫌なことでも比較的取り組むことが出来るのですが、
自分のこととなると、腰が重くなってしまうことが多いのです。
人によっては自己犠牲をすることで自分の存在や意義を
感じることが出来ます。
アスペ嫁は、超自己中心的感覚の持ち主ですが、
AC夫は、超客観主義の感覚という水と油の関係。
どうして、自分の心を大切に思えなくなってしまったのかは、
人それぞれエピソードは異なるでしょう。
親からの抑圧や過干渉、過保護、その他虐待などでの心の傷により、
自分に対する自信喪失、ありのままの自分を見ることが出来ず、
歪んだ形でしか自分をみつめることができなくなることが多いのです。
私自身は、母親の「だから言ったでしょ!」攻撃は潜在的に結構
自覚症状のないボディーブローとして残っていると最近気づきました。
「だから言ったでしょ!」って私もめちゃくちゃ使ってるんです。子供に。
自分もそんなに悪い言葉であるとか、影響がある言葉と思っていなかったのですが、
これを言われていた頃の自分を思い出してみると、ちっとも嬉しい気持ちにはなれません。
嬉しいどころか、いやですよね。自分の年齢が高くなるにつれ、
この言葉を言われると母親に対して憎悪心が湧くようになってきたきがします。
「だから私の言うことを聞いてりゃそんなことにならなかったのに」
「あれだけ言っていたのだから、言うことを聞きなさい。」
そんな意味が含まれている言葉です。
要は、相手を咎めることで自尊心を低下させ、
さらに、「自分の言うことを聞かないからそうなったのだ!」
という相手を支配する、従属の関係を強いる言葉にもなり得るのです。
そして、失敗をするのはダメ!と言っているのと同じ事。
1言葉で、2倍3倍の嫌な思いをさせてしまう魔法の言葉^^
ある程度小さいうちは、親が怒ると怖いですから、泣いて反抗もたかがしれていますが、
中学生、高校生になってくると自分なりの考えというのも成長と共に親の一貫していない
矛盾した発言などが理解できるようになり、より嫌悪感を覚えるわけです。
それを世間では、反抗期と呼ぶのかもしれません。
親としては子供にしっかりしつけをして、失敗をしてもらいたくないのが本望ですが、
失敗を恐れるあまり、過干渉で過保護な言葉を我が子へぶつけすぎるのはお互いにとって
良いことは一つもありません。
「自分の思ったようにならないのが子供」
「失敗してもありのままの姿を受け止めてあげる」
自分の信念の中にこういう気持ちを柱に置いて向き合っていくことが出来れば、
子供の自尊心を傷つけることなく、成長していけるのだろうと思いました。
ヘテムル
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4164511
この記事へのトラックバック