アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

始めに書いておきますが、アスペ夫の場合は、
おそらく謝ることすらしない人が多いという感じだと思います。

アスペ嫁は、「ごめんなさい」って非常にたくさん言います。

謝ってもくれないアスペ夫をもつ奥様からすれば、
まだ謝ってくれるだけまし！と思うかもしれません。

そのとおりでしょう。謝ってくれるという現実を受け入れば、
私が気持ちを切り替えさえすれば、怒りは爆発しません。

私がカチンと来てしまうときは、色々とあるのですが、
いくつかアスペ嫁の発言をあげれば、
「一応、謝っておくね」
「とりあえず、ごめんなさい」
「何が悪いか分からないけど、ごめんなさい」

この3つはピクッと反応してしまう言葉です。

なぜ余計な言葉を入れる必要がある？

一応？とりあえず？わからない？というワードが
私には「いい加減」で「ずさん」に聞こえてしまうのでしょう。

じゃあ、ごめんなさいってなんなのよって。

さらに、アスペ嫁の「ごめんなさい」は謝罪の意味もありますが、
その場を取り繕うための言葉としても利用していることが多いのです。
しかも、凄く連呼すれば良いと思ってこれでもかと
たくさん「ごめんなさい」攻撃をしてくるのです＾＾


ＡＣ夫からすれば、「ごめんなさい」とは、
何かしらの失敗や相手へ不快な思いをさせたことを詫びて、
さらに今後は今まで以上に気をつけ、改善をしていくね！

という意味を持っていることから、謝られれば、謝られるほど、
イライラが募る時期がありました。謝ってもその場だけ、30秒後に
同じことをしてるなんてことは、日常茶飯事。なんだこいつ・・・。みたいな。

私の求める意味の「ごめんなさい」でとらえちゃ、もうダメだと、
数十年して考えるようになりました＾＾

なんでもそうですが、数が多すぎると言うことは、そのもの自体の
価値が下がります。お金が世の中に増えすぎれば、お金の価値が下がり
インフレになりますし、金やダイヤモンドが世界中の場所でたくさん取れたら、
ただの石ころ同然に価値は下がります。

「ごめんなさい」も中身がなく、何度も毎日連呼されると、
もはや価値は値下がりして「ごめんなさい」としての価値はありません。

瞬間を生きているアスペ嫁は、その場で謝ったという事実で終結。
過去の至らない部分を含めて遡って謝ってもらいたいと思っているＡＣ夫は、
から返事のような謝り方をされても、腑に落ちないことが多く鬱憤を溜める毎日。

これを続けると本当に良いことないです。
「なんでこういうことするの？」
「だから、こうやらないでっていったじゃない？」

私はアスペ嫁の「ごめんなさい」に匹敵するぐらい
こういう台詞を吐き続けてきました。

アスペ嫁からしても、「またこいつ同じこと言ってる」ぐらいにしか
思ってませんから、たくさん言われれば、ほぼ聞く価値なしで右から左です。

アスペと生活する上では、こういうやりとりは「糠に釘」です。

生活上うまくやっていくことを考える場合、まず相手は変わらないことが
前提で受け止め、受け入れが出来ないと、毎日が苦しいものになってしまいます。

毎日が苦しいと感じるのに、幸せな気持ちになんてなれません。

私の中の最大の課題で、怒りをどうコントロールして
冷静な状態を安定させるかという点があります。

怒りと幸せは全く対極に存在することです。

相手のすることに、いちいち怒りやイライラを感じなければ、
もう少し心が安定的になると思います。

怒りは相手に対して向けていますが、実際は自分自身も傷つけています。
そしてその場の雰囲気も壊してしまいます。

不幸せになる習慣を続けていれば、幸せからほど遠い気分になるのは当然ですね。

怒らせたのは、周りや環境やアスペ嫁かもしれませんが、最終的に怒れ！と
命令を出しているのは、自分自身の脳みそであることも冷静に理解しておく
必要があります。

怒る＝不幸せで健康にも良くない。

相手が変わらないなら、自分の脳みそを変えるしかないのです。