アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

呼んだときには返事をしてくれないアスペ嫁。
（正確には無視しているのでなく気づかない）

呼んでいないときに返事をするアスペ嫁。
（一言もこちらは話していないのに呼んだ？と聞く）

どちらも、標準スペックです。

これが、まだ結婚していなくて、
たまーに起こっている現象なら、
なんだか笑ってゆるせそうな気もしますが、
毎日にですと。。。なかなか忍耐が必要です＾＾

アスペ嫁の聴覚は、何をどう認識しているのか
私の頭では断片的にしか理解できていません。

高い音や、機械的な音は苦手なことはわかっています。
苦手な理由は、普通の人より大きな音に感じてしまうそうです。
だから非常にやかましく聞こえるようなことを言っていました。

低い音はもしかしたら聞こえにくいのかもしれません。
男性の声は比較的低いことが多いですし、私の声はかなり
低い方ですので、アスペ嫁の聴覚の範囲から抜けているのかも。

これもコミュニケーションを妨げてしまう一つの理由ですね。

私が懸命にアスペ嫁に色々なことを説明したり質問をしても、
結果的にはどちらもスルーされることが多いのです。

細かく言うと説明したときと、質問したときではアスペ嫁の聴覚
を脳の受け止め方は異なります。

説明の場合は、
・1分以上細かく説明をされると聞いているのが飽きてしまう。
・飽きてしまうから話全体が10とすると、2ぐらい聞いていれば良い方。
・こだわって説明されても分からないワードが多くて固まる。
・視線に入ったもののことを考えてしまい話を聞いていない。

質問の場合は、
・話自体が耳に届いていない。
・どう答えるか考えているうちに、次の質問が来るので固まる。
・求められている問いの意味が分からないため、珍答をする。

フリーズか珍答。真剣に相手にしていたら生活できません＾＾
殆どはフリーズが多いかな。選択肢をつけてあげるとかろうじて
選択出来る感じです。

こちらがムキになったら、自分に怒りしか残らないので注意して下さい！

それでいて、床を歩いたときの「ミシッ」っという音や、
ドアを開閉するときの「キー」とか「ギー」という音ありますよね？

こういう音が鳴ったときに、おもむろに私に対して、
「なに？私のこと今呼んだ？」

と真顔で言うのです。ほぼ毎日・・・。

「この人幻聴でも聞こえているのか」と、別の問題があるのでは？
と思いましたが、これも標準装備で毎日のようにあります。。。

その音が、「ママ」と聞こえたそうです。なんだか怖いですね＾＾

確かに、猫の声とかが、赤ちゃんの泣き声に聞こえたりするなんて
言うこともありますが、結果的には、この音がそう聞こえる聴覚の
持ち主なのだと受け止めなくてはいけないのでしょうね。

これから、話を聞いてもらいたいときは、声をかけると返答がなくて
疲れるので、ドアをたくさん開閉しようかと思います＾＾

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