アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

瞑想することの大切さと、目的意識について
自分の頭を整理するために書いてみようと思います。

瞑想って、なんだか怪しいよね。
瞑想って、宗教っぽいよね。
瞑想って、なんか危ない人？
瞑想って、オウム？

色んな世間のネガティブな噂や先入観がありますが、
それは全て他人目線であることを認識しましょう。

折角始めるのであれば、自分がやりたいからやるという
自己責任の気持ちで取り組むのが良いと思います。

それでも、瞑想が続かないのはどうしてなのでしょう。

集中することが出来ない家庭のせいでしょうか。
瞑想を丁寧に説明していないウェブページのせいでしょうか。
こんな事をしなくてはいけなくさせたパートナーのせいでしょうか。

私が感じたのは、潜在的な目的意識だと思いました。

ACが癒やされていない感覚ですと、常に他人目線が
気になります。瞑想をやっているっていったら、周りは
どんな反応するだろうか、馬鹿にされるだろうか、受け止めて
くれるだろうか、瞑想をやっている自分って社会的に見て
どううつるだろうか。効果が無かったら時間の無駄だなぁなど。

おそらく理想の中で妄想している自分が、
「瞑想をして人間的に成長した他人から見て素晴らしい自分」
なのだと思います。

自分の理想を高く持つのはよいことだ！なんて一般的には
良いことだと自己啓発本に書かれていることもありますが、
私のようなACにとって理想の高い自分像は、毒です。

理想や妄想が高すぎて、慢性的に達成感を得にくい
自分を作り出してしまっているのです。

逆に言えば、小さな成功を自分自身で評価してあげること
が出来ないというジレンマもあると思います。

人間って、飛び級のようにいきなり成長するものでは
ないのに、理想の自分は妄想の中で、瞑想を1ヶ月ぐらい
我慢してやったら、一皮も二皮もむけて、
まるで別人の素晴らしい自分を想像しすぎているのです。

現実的に見ると、達成不可能な自分を目標にしていること
が多いのです。

瞑想をやっている自分が神秘的で格好良く、人間的にも
素晴らしいという他人目線でなく、自分目線で評価してあげ
られないと、続けることも、瞑想をすることも辛くなってきます。

「瞑想をすると、少し心が落ち着く気がするからしてみる」
「瞑想をすると、何となくすっきりした気分になるからしてみる」
「瞑想をすると、怒りが少し納まるからしてみる」

「自分がしたいからやる」

こういう気持ちをしっかり意識的に持てているかがポイントでしょう。

自分の意思でしたいからやった瞑想は、他人の目線は入ってきません。

批判されようが、批判されようが、自分が少し気持ちをコントロールする
ことができるからやったということで、周りへ責任転嫁もしなくなるでしょう。

一番は、見よう見まねで、とりあえずやってみること！
行動してみることが、大切なんだと思います。

ネットや本を読んでみたりしていると、おそらく、
瞑想は10分やった方が良い。20分やらないと本場の瞑想ではない。
毎日朝晩続けないといけない。座り方はこの座り方でないといけない。

そういう、葛藤に悩まされることもあるのではないでしょうか。

なるべく多数派の意見に合わせようとするのがACの癖です。

一般的には多数派の事をやっていれば、安心感が生まれるのと、
自分が世間的に一番指示されている素晴らしいと評価される
瞑想を目指してしまうのは、よろしくありません。

かたち的に瞑想をしても、効果が薄くなるのがわかると思います。

なんでもそうなのでしょうが、取り組みの姿勢、
目的そういったものをしっかり認識した上で、
間違っていても良いから、挑戦してみることは
大切だと思います。

人によって瞑想スタイルはどんな形でも良いのだと思います。
私は朝晩にこだわらず、色々と憤慨しそうになったときは、
トイレへかけ込み、1，2分瞑想して自分をなだめるようにしてます。
怒りを我慢するより、心がすっきりした気持ちになります。

まずは始めて見ませんか？瞑想＾＾