アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

天気に無関心なアスペ嫁。

今晴れているか、今曇っているかそれだけを気にして生活しています。

一般的な大人の人は、当然ですが、天気予報を参考に、
洗濯物や布団干しを実行するでしょう。

しかしながら、アスペ嫁は今の天気がどうかで判断している
事が殆どなので、洗濯物や布団をぬらしてしまうことが非常に多いです。

「そんなの天気予報見れば良いじゃん」
そう思いますよね。そういう常識は通用しないのです

もともと、天気予報を見る人では無かったので、
天気予報を見るようになれば改善するだろうと私も考えました。

ここからがまた厄介な話ですが、

天気予報を見るようには以前よりはなりました。
↓
テレビをつけたのに、他のことに気を取られて天気予報を見逃す。
↓
結果的に見ることが出来ない。
↓
自分が見た空模様で判断
↓
雨が降るのに干す。
↓
改善せず。

天気予報を見ることが出来たとしても。
↓
天気予報の内容をど忘れしてしまう。
↓
これから雨が降る予報なのに、曇っているから干してしまう。
↓
当然濡れる。気づくのも遅いため滅多打ちです。
↓
改善せず。

元々無い感覚を強制して習得させた知識や経験は、
アスペ嫁の場合は、根付くことはありません。

私からすれば、これだけ言ったから、これだけ経験したら、
これだけ連続して失敗すれば、いい加減わかるだろうという発想でしたが、
出来ない物は出来ないのです＾＾

こういう思考を持っていれば持っているほど、相手の行動を
期待しているので、落胆度合いも大きくなり、相手に対してより一層
叱責したくなる傾向があります。

これは、アスペ夫を支える妻でも同じ事が言えます。

生活を共にする以上、私たちが心がけることは、
ずばり、パートナーに一切期待をしないこと！

悪い意味でなく、良い意味で期待しない。

諦めるという期待しないではなく、

受け止める（受け入れる）という意味での期待をしないなのです。

私はいつもアスペ嫁のこういう行動や、言った約束を守らないことで
頭を悩ませていました。

この人がイライラの元凶だとも思っていましたが、
結局は私の心が満たされていないからこそ、相手へ求める気持ちが
肥大化したり、イライラしたりしてしまうのだと感じるようになりました。

どんなにダメパートナーであっても、私自身が幸せな気持ちでいたら、
許せる気持ちの方が大きくなるでしょうからね。

そのぐらい心は、疲れ切って満たされていないのだと言うことを自分でまず
理解して、何に満たされていないかを振り返ってみることも重要です。

それがわからないと、仮にパートナーが自分の思い通りに動いて、
思い通りに言うことを聞いてくれたとしても、それは支配であり、
一時的に満たされたとしても、根本が満たされていないため、
今度は別のことに難癖をつけていくということを繰り返します。

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