2015年07月08日
自閉症スペクトラムと診断するメリットとデメリット
自閉症スペクトラムという診断を受けた場合、どんなことがおこるでしょう。
うちの場合は、私の考えも合って未診断で今まで来ていますが、
病院でしっかり検査したりすれば、何かしらの診断は受けることが
出来ると思います。
私がアスペ嫁を診断まで連れ出さないのには、それはそれで
一応理由があります。
まず、診断されても私自身が楽になるわけでは無いから。
病気ではありませんから、最終的には家族がどのように受け止めて
いけるかということが重要ですので、それが自分で自覚できるように
なってきたので、今必要は無いだろうという結果に至っています。
要は私自身が満たされていない自分の心を癒やすことが出来れば、
相手が障害があろうと無かろうと、相手の存在だけで無償の愛を
感じられるようになるわけですから。
もちろん、若干理想論も入っているのかもしれませんが、最終的には
こう受け止められるかがキーポイントになるのは確かです。
逆に診断することでのデメリットは、
・当事者の自己肯定感を下げてしまう。
・自分が障害であるということが受け止めきれないで不安定になる。
・ケースバイケースで生命保険などに入りにくくなる。
・自分でいくら認知しても、周りの理解を得られるかは別の話。
・診断⇒認知⇒自覚⇒改善と教科書通りには本人は動いてくれない。
・周りから障害者というレッテルを貼られやすくなる。
変なレッテルを貼られてしまった的な感覚を持ってしまうと、
自尊心や自己肯定感が下がり、結果的に生活に支障を来すことも。
さらに、病院に行って診断が下ったのだから、家族からすれば、
同じ自覚を持って、改善に迎えると思ってしまいがちですが、
自閉症スペクトラム当事者が私たちと同じような目標を共感して
くれるかどうかも別の話になります。
そうすると、必ずしも診断する事が善であるとは限りません。
もちろんメリットもあります。
・状態によっては障害者手帳を発行できる。
・場合によっては障害年金を請求出来る。
・本人のもやもやがとれて、自覚をもって生活に臨める。
・周囲に説明するときに、説明はしやすくなる。
・SSTなど訓練を通じて生活がしやすくなる。
障害者手帳や障害年金については、人によりけりですので、
細かくは専門の社労士に相談する必要がありますが、社会的な
バックアップを場合によっては受けることが出来るというのは
大きなメリットです。
ただ、全ての人が受けられるわけではありません。
どちらにしても、パートナーの理解や協力が圧倒的に必要になることは
確かで、診断されたことで解決となることはありません。
そのあたりを把握した上で、診断するかは考えた方が良いと思います。
ただ、子供の場合は、療育という観点から、気になるようなら
早めに受診することが心を楽にしてくれるということもあります。
診断するかしないかも人によっては大切でしょうが、
当事者が、自分が生活上でどんなことが困っているのか。
どんなことで支障を来しているのか、2方面から話し合うことは大切です。
病院に行かなくても、当事者が参加しなくても良いので、
自閉症スペクトラムの会、発達障害の会、アスペの会など、
同じような環境にいる人とのコミュニケーションを取ることは
非常に有効的だと思いますので、気持ちが一杯な人はそういう所
から勇気を振り絞って参加してみるのが良いかもしれません。
うちの場合は、私の考えも合って未診断で今まで来ていますが、
病院でしっかり検査したりすれば、何かしらの診断は受けることが
出来ると思います。
私がアスペ嫁を診断まで連れ出さないのには、それはそれで
一応理由があります。
まず、診断されても私自身が楽になるわけでは無いから。
病気ではありませんから、最終的には家族がどのように受け止めて
いけるかということが重要ですので、それが自分で自覚できるように
なってきたので、今必要は無いだろうという結果に至っています。
要は私自身が満たされていない自分の心を癒やすことが出来れば、
相手が障害があろうと無かろうと、相手の存在だけで無償の愛を
感じられるようになるわけですから。
もちろん、若干理想論も入っているのかもしれませんが、最終的には
こう受け止められるかがキーポイントになるのは確かです。
逆に診断することでのデメリットは、
・当事者の自己肯定感を下げてしまう。
・自分が障害であるということが受け止めきれないで不安定になる。
・ケースバイケースで生命保険などに入りにくくなる。
・自分でいくら認知しても、周りの理解を得られるかは別の話。
・診断⇒認知⇒自覚⇒改善と教科書通りには本人は動いてくれない。
・周りから障害者というレッテルを貼られやすくなる。
変なレッテルを貼られてしまった的な感覚を持ってしまうと、
自尊心や自己肯定感が下がり、結果的に生活に支障を来すことも。
さらに、病院に行って診断が下ったのだから、家族からすれば、
同じ自覚を持って、改善に迎えると思ってしまいがちですが、
自閉症スペクトラム当事者が私たちと同じような目標を共感して
くれるかどうかも別の話になります。
そうすると、必ずしも診断する事が善であるとは限りません。
もちろんメリットもあります。
・状態によっては障害者手帳を発行できる。
・場合によっては障害年金を請求出来る。
・本人のもやもやがとれて、自覚をもって生活に臨める。
・周囲に説明するときに、説明はしやすくなる。
・SSTなど訓練を通じて生活がしやすくなる。
障害者手帳や障害年金については、人によりけりですので、
細かくは専門の社労士に相談する必要がありますが、社会的な
バックアップを場合によっては受けることが出来るというのは
大きなメリットです。
ただ、全ての人が受けられるわけではありません。
どちらにしても、パートナーの理解や協力が圧倒的に必要になることは
確かで、診断されたことで解決となることはありません。
そのあたりを把握した上で、診断するかは考えた方が良いと思います。
ただ、子供の場合は、療育という観点から、気になるようなら
早めに受診することが心を楽にしてくれるということもあります。
診断するかしないかも人によっては大切でしょうが、
当事者が、自分が生活上でどんなことが困っているのか。
どんなことで支障を来しているのか、2方面から話し合うことは大切です。
病院に行かなくても、当事者が参加しなくても良いので、
自閉症スペクトラムの会、発達障害の会、アスペの会など、
同じような環境にいる人とのコミュニケーションを取ることは
非常に有効的だと思いますので、気持ちが一杯な人はそういう所
から勇気を振り絞って参加してみるのが良いかもしれません。
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