アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

発達障害と言う言葉を知ってから、自分の嫁が
そのジャンルにいると言うことを把握するまで
たいした時間はかからなかったのですが、この
文字を見るだけで、過呼吸になりそうなぐらい、
嫌気がさした時期もありました。

そして子供は成長とともに同じような要素を持っている
ことが、明白になってくるのですが、子供が発達障害、
自閉症スペクトラム圏にいると認識してからは、
流石に、毛嫌いしてばかりもいられないということで、
少しずつ学習や療育まがいなことを始めるきっかけに
なりました。


自閉症ではないので、5歳ぐらいになってくると、
それなりに話も出来るし、絵も描けるし、細かい意思疎通や
癇癪などを除いては良く順調に育ってくれたと思います。

そんな我が子にプレゼントしたのが【algo】アルゴという
カードゲームです。



この謳い文句が何とも私の親ばか感というか、
わらにもすがる気持ちが出ています＾＾

⇒メーカー:学研【学研】アルゴ(algo)　◆夏休み・冬休みなどのイベントに♪小学校・中学校のお子...

推測したり論理的な発想が必要とされます。
1500円ぐらいで結構高いなぁと思った気がしますが、
先行投資、療育投資という大義名分で購入＾＾



中身はプラスチックのケースに
○黒のカード０〜１１まで
○白のカード０〜１１まで
○各種チップ（点数）
○説明書

が入っていて、開いた瞬間、これで1500円は
ぼったくられたか！と正直思っちゃいました＾＾



2人〜4人で遊ぶことが出来、ルールは簡単、
相手のカードを論理的に推理して当てるというだけ。

⇒算数オリンピック委員会が開発した大ヒットゲーム！頭のよくなるゲーム　アルゴ
↑これをみるとルールはよくわかります。

最初は失敗したかと思っていたのですが、
子供とやっている内に、これは大人でも楽しいじゃん。
と変わってきたのです。

まあ、私が面白くても仕方ないのですが、
子供の方は、最初ルールを覚えるまでに
数日かかりましたが、興味津々で打ち込んでました。

見えない数字を、論理的思考で推測して当てるという
のは、自閉症スペクトラム圏の人は大の苦手分野なのです。

アスペ嫁は、一切やろうとしませんでしたが、
子供は、徐々にコツをつかんだらしく、何度も
再戦を申し込まれました。

正直、我が子には難しいかと思いましたが、
予想以上に楽しんでくれて、かつ、頭も一生懸命
使ってくれて、大感激したことを今でも覚えています。

大人の私が楽しんでいるのを子供が見て、
余計に楽しんでくれたようです。

子供のために、子供のために、嫁のために、嫁のために、
発達障害のために、発達障害のために、と念仏のように
頭の中で唱えていましたが、やはり私自身が楽しんで
ものごとに向き合っていないと子供は敏感ですね。

怒ってばかりの自分に反省した瞬間でもありました＾＾

自閉症スペクトラム圏のお子様がいらっしゃる方は、
是非お試しください。0から11まで読めるようになって、
数字の意味が少し理解できるようであれば、できます。

⇒メーカー:学研【学研】アルゴ(algo)　◆夏休み・冬休みなどのイベントに♪小学校・中学校のお子...