2016年12月12日
障害者のいない社会でなく障害のない社会を目指すLITARICO!人工知能KIBITが障害を支援
障害者の就労支援と聞いて、どんなイメージをもつだろうか。一口に障害といっても身体障害・発達障害・知的障害・精神障害などさまざま。特に、欝病や統合失調症といった“精神障害”を抱える方の就労に向けては、メンタルケアが不可欠だ。支援する側には細心の注意が求められ、一歩間違えれば自殺に至る可能性もある。
「一般の人でも、過去に本気で死にたいと思ったことがある人は25%超という調査も。死を意識したり自傷行為の経験者は珍しくありません」
さまざまな特性のある障害者に対して就労支援を行うLITALICOで、ライフネット支援室室長を務める浅見淳はいう。そのLITALICOでは、スタッフが利用者に日々ヒアリングを行う。そして命の危険に発展しそうな兆候を見つけた場合、回避すべく全力で努力する。まずは命を守ることが先決だ。
引用元:WIRED
社会が障害をどうとらえていくのか?ということを再認識させられる記事でした。
一般的に企業規模が大きいほど社会的役割を要求されることも多いでしょう。
国ができるのはあくまでルールを作ったり変えることで促進すること。
障害者対策としてさまざまなものができていますが、日本全体がその流れになっている
かといえば正直形だけとか、補助金が出るからやっているという本質的な受け入れとは
かけ離れた認識も否めません。
FRONTNEOという企業が提供する人工知能のKIBITというものを
2016年3月に東証マザーズへ上場したばかりのLITARICOという会社が導入しているそうです。
⇒FRONTNEOのKIBIT
発達障害のひとでなくても自己肯定感が下がり自分の存在を消してしまいたくなる
ということは珍しくない社会になりました。定型発達の人でも精神的に疲弊する世の中
ですから、意思疎通がかみ合いにくい発達障害の人はもっと大変なことでしょう。
そういった障害者に対して就労支援をしているLITARICOのような
会社が市場に上場して成長しようとしているのは応援したいものです。
どうしても発達障害というものは、昔の概念では理解されにくいです。
古い固定観念が強い人ほど、発達障害の人がもっと訓練して社会に寄せてこいという感覚です。
この会社はそうではなく、社会全体が障害者へ寄せていこうという考え方ですので、
いろいろサイトをみていると目から鱗がおちます。
「障害者のいない社会」をつくるのではなく、
「障害のない社会を作る」というのがこれからの大きなテーマになってきそうです。
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