2016年05月18日
アスペルガーは自分のことしか考えない?!発達障害はわざと迷惑をかけるわけではなく無意識。
アスペルガーというジャンルでわけるのはいささか乱暴だと思いますが、
俗に自己中とか自分のことしか考えていないなんていう見方をされる人たちです。
客観的に見るとどうしてもそういう風に見えてしまうことがおおいアスペルガーたち。
受け取る側が心に余裕がある場合はそれでもうまく社会に馴染むことが可能です。
しかしながら、世の中は自分に余裕が無い人ばかり、気持ちだけでなくさまざまな欲求に
みたされていない人たちは毎日小さなことから大きなことまでイライライライラ。
なんでそんなにイライラばかりしているのだろう。
そのイライラしている人の内のひとりは私自身なのですが^^
■アスペルガーは他人のことを全く考えていないわけではない。
空気が読めない。KY。無関心、無頓着、トンチンカン、変人。
世間ではアスペルガーと波長を合わせられない人はそんな風にうつることでしょう。
「アスペルガーは自分のことしか考えない世間の毒!」
「自己中心的で協力的な行動が取れない悪魔!」
「他人の気持ちが考えられない非常な人間」
パッとでる言葉があまりにもダイレクトすぎて、周りに毒をばらまいていることがあります。
アスペルガーの当人は、全く相手を傷つけるという気持ちではいっていません。
そのとき、思ったことを、そのままいっているだけです。あまり悪気とか良いことを言おうとか
そういう考え自体がないんですね。
アスペルガーの嫁の発言を聞いていると、ひとことでいえば、
「4歳ぐらいの幼稚園児のような感覚の発言」というと的を射ている感じがします。
〜私が病気で寝込んでトイレにもいけないようなとき〜
私の理想的な奥さん像でいうと、献身的に介抱をしてくれて、
まさに運命共同体というような夫婦を期待していたわけです。
しかしもちろんそんなことをアスペルガーの相手に期待すること自体があやまちです。
CASE〜1日トイレ程度しかいけずねこんでいるとき〜
私「ゴホッ。ゴホッ。」
⇒布団で1日寝て過ごす。
嫁「…」
⇒食事も介抱も気を案ずる声かけも一切なし。
〜2日目〜
寝込んで苦しんでいる私に向かって…
嫁「パパは寝てられて良いなぁ。私ももっと寝たいわ」
私「寝たくて寝ているわけではないでしょう。」
嫁「わたしね、昨日よく眠れなくて、眠ーい」
私「…」
結局、こういう態度に私が腹を立てて、アスペルガーの嫁を無視。
自分で必至に食事を作り食べてまた寝ました。
〜3日目〜
私「やっと風邪がよくなってきたみたい」
嫁「えっ!風邪引いてたんだ?!調子が悪いのかと思ってた」
私「だから、風邪で調子が悪いんでしょう。。。」
私「なんで、介抱してくれたり声かけたりしないの?死んじゃうかもよ?」
嫁「だって、寝ているみたいだから起こしちゃ悪いと思って」
私「なにも食べてなかったんだよ?」
嫁「そうだっけ?でも今朝は食べたでしょ?」
私「もういいや…」
こんな風に会話が全くかみ合わないことは日常茶飯事。
こちらが期待していればいるほど、落胆や怒り、憤り、殺意まで芽生えて
来る人もいるかもしれません。
私「病気で寝ている人の前で、寝てて良いなぁなんていわないほうがいいよ」
嫁「なんで?だって私眠くてうらやましいなって思っただけだよ」
私「俺からすると、怠けて寝ているみたいに聞こえて気分が悪いんだよ」
嫁「怠けてるなんて思っていないよ。ただ寝ているのがいいなっていっただけ」
こんな感じで、私自身が被害者意識が大きいということも問題を大きくする原因だったり
します。相手が言ったことを二重三重に考えてしまい、自分に対して皮肉を言われているとか、
文句を言われているとかそういう思考が先行してしまうことと、もっと奥さんなのだから心配して
自分を大事にして欲しいという気持ちがあふれ出してネガティブにしか捉えられないという感じ。
冷静に聞き取りすれば、ただ思ったことをいっているだけなんです。
まあでも、一般的な夫婦ならもっと気を配ることができると思います^^
幼稚園児の子どもなんかも同じでしょう。
中には幼くして空気を読めるような子もいるでしょうが、
一般的な3,4歳児の成長ですといくら親が体調を崩して寝込んでいても、
「遊園地行きたい!」「お菓子が食べたい!」とか自分の欲求の方が先に
でてしまうでしょう。
アスペ夫とカサンドラの専業主婦という組み合わせですとかなり辛い思いをします。
カサンドラ専業主婦が、体調を崩して寝込んでいても、アスペ夫と子どもたちは、
声をそろえてこういうことを言います。
「ママ、今日のご飯まだできないの?」
えーっ!とこのひとことでショックを受ける人もいるとかいないとか。
体調が悪くて寝込んでいるのに誰も家族が自分の心配をしてくれない。
それどころか自分の食事をたべるという欲求だけを相手に伝えてしまうと言う
無神経さ^^
これも、実際は心配していないのではなく先に自分の欲求を出してしまう癖
といって方がいいでしょうか。もちろん心配はしているけど、
こちらが思い描く一般的な仲むつまじそうな夫婦感は…
こうであって欲しいとは思いますが、アスペルガーに期待しすぎだったと
思い反省している面も今はあります。
ただ、この寂しさを自分一人でどう乗り切るかが今後の課題でもあります。
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俗に自己中とか自分のことしか考えていないなんていう見方をされる人たちです。
客観的に見るとどうしてもそういう風に見えてしまうことがおおいアスペルガーたち。
受け取る側が心に余裕がある場合はそれでもうまく社会に馴染むことが可能です。
しかしながら、世の中は自分に余裕が無い人ばかり、気持ちだけでなくさまざまな欲求に
みたされていない人たちは毎日小さなことから大きなことまでイライライライラ。
なんでそんなにイライラばかりしているのだろう。
そのイライラしている人の内のひとりは私自身なのですが^^
■アスペルガーは他人のことを全く考えていないわけではない。
空気が読めない。KY。無関心、無頓着、トンチンカン、変人。
世間ではアスペルガーと波長を合わせられない人はそんな風にうつることでしょう。
「アスペルガーは自分のことしか考えない世間の毒!」
「自己中心的で協力的な行動が取れない悪魔!」
「他人の気持ちが考えられない非常な人間」
パッとでる言葉があまりにもダイレクトすぎて、周りに毒をばらまいていることがあります。
アスペルガーの当人は、全く相手を傷つけるという気持ちではいっていません。
そのとき、思ったことを、そのままいっているだけです。あまり悪気とか良いことを言おうとか
そういう考え自体がないんですね。
アスペルガーの嫁の発言を聞いていると、ひとことでいえば、
「4歳ぐらいの幼稚園児のような感覚の発言」というと的を射ている感じがします。
〜私が病気で寝込んでトイレにもいけないようなとき〜
私の理想的な奥さん像でいうと、献身的に介抱をしてくれて、
まさに運命共同体というような夫婦を期待していたわけです。
しかしもちろんそんなことをアスペルガーの相手に期待すること自体があやまちです。
CASE〜1日トイレ程度しかいけずねこんでいるとき〜
私「ゴホッ。ゴホッ。」
⇒布団で1日寝て過ごす。
嫁「…」
⇒食事も介抱も気を案ずる声かけも一切なし。
〜2日目〜
寝込んで苦しんでいる私に向かって…
嫁「パパは寝てられて良いなぁ。私ももっと寝たいわ」
私「寝たくて寝ているわけではないでしょう。」
嫁「わたしね、昨日よく眠れなくて、眠ーい」
私「…」
結局、こういう態度に私が腹を立てて、アスペルガーの嫁を無視。
自分で必至に食事を作り食べてまた寝ました。
〜3日目〜
私「やっと風邪がよくなってきたみたい」
嫁「えっ!風邪引いてたんだ?!調子が悪いのかと思ってた」
私「だから、風邪で調子が悪いんでしょう。。。」
私「なんで、介抱してくれたり声かけたりしないの?死んじゃうかもよ?」
嫁「だって、寝ているみたいだから起こしちゃ悪いと思って」
私「なにも食べてなかったんだよ?」
嫁「そうだっけ?でも今朝は食べたでしょ?」
私「もういいや…」
こんな風に会話が全くかみ合わないことは日常茶飯事。
こちらが期待していればいるほど、落胆や怒り、憤り、殺意まで芽生えて
来る人もいるかもしれません。
私「病気で寝ている人の前で、寝てて良いなぁなんていわないほうがいいよ」
嫁「なんで?だって私眠くてうらやましいなって思っただけだよ」
私「俺からすると、怠けて寝ているみたいに聞こえて気分が悪いんだよ」
嫁「怠けてるなんて思っていないよ。ただ寝ているのがいいなっていっただけ」
こんな感じで、私自身が被害者意識が大きいということも問題を大きくする原因だったり
します。相手が言ったことを二重三重に考えてしまい、自分に対して皮肉を言われているとか、
文句を言われているとかそういう思考が先行してしまうことと、もっと奥さんなのだから心配して
自分を大事にして欲しいという気持ちがあふれ出してネガティブにしか捉えられないという感じ。
冷静に聞き取りすれば、ただ思ったことをいっているだけなんです。
まあでも、一般的な夫婦ならもっと気を配ることができると思います^^
幼稚園児の子どもなんかも同じでしょう。
中には幼くして空気を読めるような子もいるでしょうが、
一般的な3,4歳児の成長ですといくら親が体調を崩して寝込んでいても、
「遊園地行きたい!」「お菓子が食べたい!」とか自分の欲求の方が先に
でてしまうでしょう。
アスペ夫とカサンドラの専業主婦という組み合わせですとかなり辛い思いをします。
カサンドラ専業主婦が、体調を崩して寝込んでいても、アスペ夫と子どもたちは、
声をそろえてこういうことを言います。
「ママ、今日のご飯まだできないの?」
えーっ!とこのひとことでショックを受ける人もいるとかいないとか。
体調が悪くて寝込んでいるのに誰も家族が自分の心配をしてくれない。
それどころか自分の食事をたべるという欲求だけを相手に伝えてしまうと言う
無神経さ^^
これも、実際は心配していないのではなく先に自分の欲求を出してしまう癖
といって方がいいでしょうか。もちろん心配はしているけど、
ママが調子が悪くて心配
↓
自分はお腹がすいたから、ご飯が食べたい。
↓
自分はご飯が作れないどうしよう。
↓
ママにいつできるのかきいてみる。
↓
早く良くなってご飯つくってねママ!
↓
で、今日のご飯はいつなの?
こちらが思い描く一般的な仲むつまじそうな夫婦感は…
ママが調子が悪くて心配
↓
ママのために今日は僕たちで食事の用意をしよう!
↓
ママが寝ていても大丈夫なように協力し合って!
↓
ママにご飯を持っていって食べさせてあげよう!
↓
早く良くなってねママ!
こうであって欲しいとは思いますが、アスペルガーに期待しすぎだったと
思い反省している面も今はあります。
ただ、この寂しさを自分一人でどう乗り切るかが今後の課題でもあります。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
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コメントありがとうございました!
本当にその通りだと思います。
いったいなにものと話しているのだろうか?と感じます。
やはりそれは相手を人間であると思っているからこそ芽生える感情なのだろうと思います。
最近では人間でもいろんな種類の思考を持っているんだと選択肢が広がりましたが、やはり人間というものは相手に共感してもらいたい動物なのでしょうね。
無機質なロボットなどと話しているように感じるのは共感ができないからでしょう。
こちらはつながっているつもりでも、相手が電源を入れていないがためにこちらに通電されてこないような感じです。自分を高めて達観できればそれが一番幸せの近道な気がします^^
コメントありがとうございます!
もちろん寝込む前には、のどと頭が痛いから悪いけど寝てるね!とは伝えているんです。
ただ、そのときは風邪だと思うからとはいっていませんから、嫁は風邪だとは
言われていないのでわからないのです。
のどと頭が痛くて寝ている⇒風邪かもしれない
と一般的には連想してもらえるのですが、「風邪」っていってませんからね。
確かに具合が悪いといえども、私がより具体的にもっと言っていれば良かったと
あとあとは反省した次第です。
察してくれることは、今は流石にもう期待しません^^ただ、体調が崩れているときは
こちらも冷静な判断や気の利いた言い回しも普段よりはできなくなります。
コメントいただきありがとうございます!
アスペルガーあるある話ありがとうございました!こういうことは頻発します…
本人からすると一生懸命頑張ったのだと思いますが、わずかに配慮が抜けていたり、
確認が足りなかったりして、機械のネジが取れている感じです。
せっかくやってくれても、そのネジが取れていたおかげで、台無しということは多いんですよね。
最終的には4歳児の思考と同じで、あのときこの人は私のことをきつく怒った!
という感覚しか頭に残らないのだと思います。定型発達の大人なら、怒られた理由や
次からどう対処するかなど自分にも落ち度はなかったかを考えることができるのですが、
そこは脳のキャパシティの問題とも関係してきそうです。ほんと困りますね^^
でもその方向性が普通と違うので、対応する私たちは疲れてしまうわけです。
これは嫁の話ではありませんが、以前こういうことがありました。
ある人が、法事をする際、勝手に日取りを決めて会場を予約してしまいました。
そして家族にその予定を連絡すると、家族はみんな都合がつかず、どうして予約する前に一度連絡してくれなかったのと、大喧嘩になりました。
当の本人は、なぜみんな怒るんだろう、私は丁寧に丁寧に言葉づかいも気を配って話しているのに・・・といっていました。
私は、そういう問題ではないという話をしたんですが、その人の中では、家族は自分に冷たいという認識で記憶されてしまったようです。
離れた立場で見ていれば、何が悪いのか、どうすればいいのかが比較的わかりやすいんですが、これが当事者の立場だと感情的になることもあって、なかなかうまくいかないものです。