2015年08月26日
学校のワーク
学校のワーク
夏休みをあとわずか、子どもを教えていて、宿題のここがわからない、といって学校のワークをもってくる。ワークをみていて、”おやっと”思う。出来る子もできない子も同じワークで、ワークの内容をみると、これをまともに取り組むことができれば、テストでは90点以上とれそう、と思われる内容である。まともにワークに取り込めている子はわずかであることが容易に予想できる。しかし宿題は出してくる。
どうしているのだろうか。ある子を見ていると、わかった問題をやってわからない問題は答えを写すだけ。なんて無駄なことことをしているんだろう、と思ってしまします。”時間がもったいないなら、わかる問題の答えを写して、わからない問題に取り組めよ” と思ってしまいます。実際はそんなことをする子はいません。わかる問題をすることは嫌ではない様であるが、わからない問題を考えることそのものが苦痛の様です。人間は嫌なことは続きません。結局は成績を上げる目的で宿題をするということはしないで、先生に怒られない様にする目的、内申書を上げるという目的で宿題をやっている様です。
教科に興味があったり、いろいろなことを考えたりすることが好きな子は宿題もいいのですが、子どもにとっては単なる作業を強いられただけでますます勉強が嫌いになってしまいます。人それぞれで、それなりの目標のある子はそれでいいのですが、全く熱中するものがない子をみていると心配になります。
学校のワークは一律に全ての子に出されます。子どもによっては無理です。よく出来る子でも質問にきてこなしている状態です。学校の先生もまともにできないことはわかっていて宿題は出します。子どもによっては本当にサボっている子もいますが、真面目に考えてもわからない子もいます。子どもによっては、ただただ勉強不足を責められて、なにも言わず自分を責めている子もいます。学校の先生もまともにワークができる子は少ないことはわかっている様に思います。関係者のみなさんがどう考えているか? おやって思っています。
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