2015年08月24日
「最強!」の記憶術 脳科学による世界一無理のない勉強法 出口汪
「最強!」の記憶術 脳科学による世界一無理のない勉強法 出口汪
本屋で立ち読み、今まで私が思っていたことをうまく書いてあった。その通りと思うことばかりです。ちょっと買ってみた。
単なる細かい勉強法ではなくて、その勉強法の土台となることが書いてあって、しかも安易な言葉で表現してあります。
目次とポイントを紹介します。
第一章目次
勉強ができるって、どういうこと?
あなたは英単語を5000語覚えられますか?
人間は忘れる動物である。
(ポイント)
@ 大切なことは成績を上げることよりも、勉強を楽しめる能力を身につけること。
そのためには、正しい記憶術を身につけること
A 記憶の維持は大変なので、細かな知識の詰め込み学習をしてもあまり意味がない。
B 単なる丸暗記では、実社会ではまったく通用しない。
C なんでも覚えようとするのではなく、本当に必要なことだけを記憶すること。
第二章目次
人間の脳は忘れるようにできている。
散らかった机の上より、整理整頓。
海馬は脳の番人。
長期保存は側頭葉。
もし、忘れることができなかったら。
忘却のメカニズム。
繰り返すことで記憶は100%に近づく。
反復のタイミングを見極める。
エビングハウスの忘却曲線の致命的は点。
好きこそものの上手なれ。
詰め込み記憶術は非効率。
勉強は本来遊びだった。
近代における仕事の意味。
(ポイント)
@ 人間は一度覚えたことを一時間で半分以上忘れてしまっている。
A 学習を繰り返すことで記憶は100パーセントに近づく。
B 一時間以内に学習内容を反復すると、記憶が効率よく定着する。
C 整理された記憶は、その後使いこないやすくなる。
D 勉強は本来遊びなので、楽しめなければならない。
第三章目次
論理とは物事の筋道である。
三つの日本語の使い方
「イコールの関係」「対立関係」「因果関係」
具体と抽象
「イコールの関係」と「対立関係」
因果関係とは?
頭の良し悪しと記憶力は無関係。
記憶するための原則。
脳は誓いの印。
忘却曲線による実践的記憶術
予習・講義・復習
知識と論理の相乗効果
軸になるものは記憶せよ。
(ポイント)
@ 単なる棒暗記ではなく、物事の筋道を理解すること。
A 記憶力の土台は論理力になる。
論理的な文章の三つの法則を知ること
B 予習・講義・復習はもっとも理にかなった勉強法。
C ノートは書き写すだけでなく、内容を理解し、それをまとめることによって、・・・
D 「軸」となることを記憶していないと知識は増えていかない。
第四章目次
記憶には四段階ある。(親近感・見分ける・再生・自動的→習熟)
完璧に覚えようとするよりも、反復しながら徐々に記憶を定着させていく
記憶するには分散学習
レム睡眠が記憶を定着させる。
メタ記憶によりモニタリングとコントロールを行う。
スケジュールによって効率的に記憶する。
記憶を定着するためのスケジュール。
ターゲットレベルと警戒レベル。
(ポイント)
@ 記憶するには「分散学習」が効果的。同じことを時間をあけて・・・
A 夜覚えたことを、翌朝見直すだけで失いかけた記憶が復活する。
B 学習した日は六時間以上の睡眠をとらないと記憶が定着しにくい。
C 覚えているか客観的に判断し、どこまで記憶していうのかモニタリングすることで、・・・・
D スケジュールをもとに、モニタリングとコントロールを繰り返すことによって、・・・
第五章目次
100倍の効率化「三位一体学習法」
理解(論理)→記憶→思考(論理) → 理解 → ・・・ 相乗効果
暗記系の勉強法
単語集などの具体的な記憶術
記憶したものは使ってみること
オートマチックレベルの記憶術
俯瞰的視点を持て
核を作る雪だるま記憶術
物語記憶術
(ポイント)
@論理と記憶をフル活用することで、学習効果は100倍に加速する。
A一冊をバイブルとして何度も徹底的に読み込むこと。
B「理解→記憶→実践」は学習の鉄則。実践することで相乗効果
C一番重要なところを覚えると、その周辺情報も理解でき、記憶が絡み合い、雪だるま式に・・
D覚えようとせず、理解したことを、筋道を立てて人に物語ることで、整理されて記憶される。
私が普段思っていたことの答えをわかりやすくまとめている、と思いました。この内容をブログに書いて、この内容を”記憶の再生”できるレベルまでして、塾で実践して、”習熟”レベルまでもっていきたい、と思っています。
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