2015年08月23日
中学1年数学G (比例)
中学1年数学G (比例)
比例とは、もともとは例を挙げて比べること。しかし数学では特別な関係を表しています。比べるだけでなく、比べた結果がある特殊な関係になっているものをいいます。2つの量の特別な関係とは、一方のものが2倍、3倍になると他方も2倍、3倍になるものです。
なんでこんな特別な名前がつけられたのでしょうか。それはこの様な関係をもつものが世の中にいっぱいあるからです。なんでもそうですが、使い道のあるものには名前が付けられます。その名前とともにその関係を味わってみましょう。その便利さはすぐにはわからないかと思いますが、それを信じて勉強してみましょう。
(一個 100円のリンゴの個数と代金)
リンゴの個数が2倍、3倍になるとリンゴの代金は2倍、3倍になります。
リンゴが0個の時は代金は0円です。
なので、リンゴの個数と代金は比例の関係です。
(一定の速さで歩くときの歩いた時間と距離)
歩いた時間が2倍、3倍になると歩いた距離は2倍、3倍になります。
歩いた時間が0 であれば、歩いた距離は 0 です。
なので、歩いた時間と距離は比例の関係です。
比例の関係になる2つの量はいっぱいです。それをグラフに書いたり、表に表したりできます。
比例の関係となる2つの量の1つがわかると、他方も計算できます。
学校での勉強では、得てしてテストの問題を解くことに重点がおかれ、比例の便利さがわからないうちに問題を解くテクニックをマスターすることに気持ちが向かってしまいがちです。しかし、その気持ちをぐっと抑えて比例の関係とその便利さそのものをまず感じ取ってください。後々わかりやすくなります。
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