2015年07月24日
中学1年英語E(英語人の好きな”s”)
中学1年英語E(英語人の好きな”s”)
英語人はなぜか ”s”を付けるのが好きです。名詞が複数を表現するときは ”s” を付けてみたり、誰々のというとき ”’s”と付けてみたり、動詞に ”s” をつけてみたりしています。まずは一般動詞の語尾に s を付けるときから学びます。
主語が3人称単数現在のとき、一般動詞の語尾に s をつけます。というと ”3人称単数ってなんだ”と思う子が多いです。大人目線での用語で説明しても子どもはわかりません。わからない言葉は確認して、勉強していきましょう。
(主語による動詞の変化)
I like music.
You like music.
Emi likes music.
Emi and Ken like music.
(# 3人称とは、私とあなた以外のものです。)
主語が3人称で単数で現在形のときは s が付きます。覚えておいてください。
注意すべき一般動詞の3人称単数形の作り方
動詞の語尾 作り方 例
s,o,x,sh,ch 語尾にesを付ける teach -> teaches, go ->goes
子音字 + y yをiにかえてesをつける study -> studies
不規則変化 − have -> has
動詞に s を付けることはなかなかマスターできません。ついつい忘れてしまいます。中学3年になってもルール通り、忘れずに使いこなせる子はなかなかいません。いろいろな文型に気をとられ、ついついsをつけることを忘れてしまいます。だれでも同じです。実際の会話では”s”を忘れても通じますが、テストではバツです。身体に染み付くまで練習しましょう。
(学校では教えてくれないそこんとこ)
なんで3単現の場合は sがつくのでしょうか?英語はなんでこんな面倒なことをするのでしょうか?
英語の動詞では三人称単数の場合だけに sが付くのですが、ヨーロッパの他の言語を見てみると一人称でも複数でも動詞は常に活用して、語尾が変化します。英語ももともと全ての場合で活用していましたが、長いときを経て今の様に三単現のときのみ、語尾の変化が残りました。現在でもBe動詞の活用のときのみその名残が残っています。
では何故三単現の活用だけが残ったのでしょうか?
動詞が活用していれば、主語がなくても動詞の活用から主語がなになのか想像が付きます。昔は主語のない英文がよく使われた様です。しかし現在では主語を省かなくなりました。主語が省かれたら、動詞が活用しないので文の内容がわからなくなるためです。三人称単数だけが残った理由としては、三人称の場合だけは主語となる名詞の種類が多く、その名詞が単数なのか、複数なのかなどの情報が少ないので、動詞の活用が残った様です。英語人にとって役立つものだけが残った様です。
英語には日本語の感覚にはない感性によって、成り立っています。ちょっとやそっとでマスターできるものではありません。調べてもわからないものも多いです。しかし、マスターしなければなりません。毎日毎日、英語に触れて、英語の感覚に少しでも近づいて、身体にしっくりいくまで、練習しましょう。
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