2015年05月29日
中学3年 数学B (因数分解の解法の決定)
中学3年 数学B (因数分解の方法を決める)
子どもをみていて、よく感じることが、因数分解のパターンがわかっている問題であれば、解ける。しかしテストはできない。通常の基本問題では、因数分解の各パターン毎に問題が並べられている。解法のパターンが分かっていれば、できる。しかし、混合問題、つまり、どの解法パターンをつかうかわからない問題、解法パターンを選択するところから考える問題では、いっきに正解率が下がってしまう。子どもによっては考えようとすら、しなくなる。数学の大切は考えるという能力はつかわず、やり方を当てはめて答えを出して満足してしまっている。なんとか数学に対する姿勢を考えましょう。
(繰り返し考えましょう)
繰り返し解くことは先生からも言われ、宿題も出され、多くの子が実践していることでしょう。ここでは問題を特だけでなく、解き方そのものに対して、繰り返し考えて見ましょう。
1.解法の意味、なぜを説明される。
2.その解法を使って繰り返し、問題を解く。
いろいろな解法について、1、2を繰り返す。
3.混合問題を解く。
混合問題ができなかったときは、1、に戻って、解法の意味を確認する。
各解法パターンの意味と特徴を再度考え直しましょう。
混合問題ができる様になったら、次に応用問題に進みましょう。
4 定番の応用問題
1) 文字を置き換える。
あるかたまりを一つの変数に置き換えるとある解法パターンと同じになります。
見方をかえて、見抜いてください。基本ができていれば、問題を解いているうちに見えてくる様になります。
2) 工夫して計算する。
因数分解すると簡単に計算できる場合があります。
これも見方を変えてみれるかどうか、の問題です。そのうち出題者の気持ちも見えてきます。
数学では基本を練習してマスターして解く基本問題、どの解法を使うか明示しないでちょっと計算を複雑した標準問題、その後それを利用して工夫する発展問題、と順に難しくなっていきます。どのレベルの問題まで解ける様にするかは、子ども本人の意識次第ですが、それぞれも目標に合せて、勉強しましょう。勉強の仕方を間違えると勉強してもテストの点数に繋がらない、数学が嫌になる、といったパターンにはまり、ますます悪い方向に向かります。それぞれの子に合わせて、それぞれ頑張りましょう。
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