2015年05月30日
センター試験 (国語現代文の考察)
センター試験 (国語現代文を解いてみた)
娘が現代文ができなくて泣いている。私はもともと理系の人間ですので、私も高校のときは、国語は勉強することも嫌で、テストももちろんできませんでした。今も気にも留めていませんでしたが、事情が変わりました。私はすでに長い人生を歩んできた。現代文は、高校のときとは違って嫌というほどでなく、他に興味を惹きつけるものが多くて、好き好んで飛び込むほどではない、程度です。長い人生の中で、レポートをいっぱい書いて、鍛えているので、センター試験程度であればなんとかなるかもしれない。娘を助けられるかもしれない、と思い、センター試験現代文に取り組んでみた。
まずは、娘がもっていたセンター試験問題にとりくんでみた。結果は半分程度しか合っていない。私のベンチマークはわかった。これを分析し、それから対策を見つける。サンキュータツオ教授のブログによると、センター試験程度は、コツをつかめば、簡単に満点が取れると書いてある。なんとかなるはずである、長い人生の今まで経験した問題に比べたら大したことはないはずと思った。
(間違えた問題の考察)
間違え方: 選択選択肢は2つまで絞れるが決まって間違いの方を選択。
間違えた問題分析(具体的か抽象的か):
間違えた選択肢 例1
抽象的な表現の選択肢と具体的な表現の選択肢でそれぞれ似た様内容になっていて、抽象的な表現を選んだ。
ご丁寧に抽象的な表現の方は幼稚な例になっていたので、抽象的な表現を選んで間違えた。
解説では、本文中に”対象化”というキーワードがあるので、具体的なものを選択する、と書いてあった。
ついつい、どうも明確な間違いが見つからないときは、文の表現としてどうかを本能的に選んでしまう、罠に引っかかった様である。
間違えた選択肢 例2
例1と同じ様に抽象的な表現の文と具体的な表現の文でそれぞれ似た様内容になっていて、今後は具体的な内容を選んで間違えた。
これもご丁寧に具体的な表現の文は本文のキーワードを盛り込んでそれらしく装っていて、抽象的な表現の選択肢は一見本文の表現とはかけ離れた用語を使っていたため、具体的な表現を選んで間違えた。
解説では、本文中に”本質的”というキーワードがあるので、具体的なものではなく、抽象的なものを選択する、と書いてあった。
センター試験は、選択式であり、60万人も受けるという注目されたある意味”いい問題”である。制約のある中で、苦情のこないいい問題つくらなければならない。このことからも特徴的な問題の引っ掛けパターンがあると想像していたが、実際、問題を解いてみて、それが実感となった。浪平流現代文読解問題攻略術を構築できる予感がしてきた。これからセンター問題作成者の気持ちになって、一つづつ攻略していきます。
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