2015年05月07日
中1数学A(累乗、逆数、除法、混合問題)
中1計算の完成へ
今まで、負の世界に入って、足し算、引き算、掛け算をみてきました。次はさらに計算の世界を拡げます。累乗、割り算まで拡げます。この際、分数、小数の計算を見直してみましょう。小学生のときに比べ、より深いところまでわかった気になってきます。
深いところまでわかって、ややこしい、嫌だ、と思うか、数学の世界がみえてきてすっきりするか、はどこまで楽しんでわかるか、に関わっています。楽しんで学びましょう。
(ルールを把握しましょう。)
同じ数をいくつか掛け合わせたものを、その数の累乗といい、右かたに小さく書いた数を指数という。
3
7×7×7 = 7 7の3乗と読む
(計算の世界を拡げましょう。)
割り算は、逆数の掛け算に直し、掛け算として計算できます。
1 ÷ 3 = 1 × 1/3 = 1/3 ・・・・・・@
1 ÷ 1/3 = 1 × 3 = 3 ・・・・・・A
数式を面積に当てはめて、数式のイメージをつかみましょう。
@式: 正方形(1m×1m)の面積を3つに分けた面積は、長方形(1m×1/3m)の面積と同じで 1/3 平方メートルです。
A式: 正方形(1m×1m)の面積を 1/3平方メートルづつ分けると3つに分けられます。また3つに分けられるものが1つあるから3つともいえます。
割る数を逆数にすると割り算が掛け算になります。また掛ける数を逆数にすると掛け算が割り算になります。それを現実の例を思い浮かべてイメージしてください。単に忘れにくくなるだけでなく、数学の不思議な現象を面白く感じることができる様になります。
(加減乗除の混合問題(中学1年の計算総まとめ))
中学生になって、いきなりいろいろなルールを学びました。いきなり新しい道具を使いこなすことは大変ですが、ガンパって下さい。
マイナスの世界に入って、足し算・引き算・掛け算・割り算・累乗・分数・小数・括弧 などの記号を使って、いろいろな計算をします。いままでのことが全て完璧にわかっていればできるはずですが、そうは簡単にはいきません。地道に計算し、勘違いしている箇所があれば地道にチェック、見直しを続けて、いきましょう。
ルールの把握、そのルールにするとなにが便利なのかを考えつつ、それをつかっての計算方法の理解、計算精度アップへと、レベルアップしていきましょう。あるレベルを超えると数学は楽になります。数学の世界と現実の世界を繋げる、を実感が湧いてきます。数学の考え方の一歩奥を理解すると、数学世界の暗黙のルールがわかって数学が簡単に思えてきます。数学は単なる計算・解法のテクニックの修得ではなく、数学世界の奥を覗き込む様に一歩踏み込んで考えながら、探求していきましょう。
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