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2023年03月05日

読書 〜 睡眠 〜 アルコール依存症の自助グループ

0 時起床.

本を読む.
カント『人倫の形而上学の基礎づけ』.
理性は, 自由に関する理性的存在者の行為の法則の最高原理の絶対的必然性を説明し得ない.
これが実践哲学における理性の限界であることが語られる.
重要なことは, それゆえに実践哲学が不完全であるとして切り捨てることではなく, 理解し得ず不完全な事柄があると認めた上で, なお我々の思考を進化させていくことである.

以上を結論として, 本書を読了する.
道徳の基本としてカントが定めた, 意志の全ての格率が普遍的法則であるかのように行為せよという原理から出発して, 実践哲学の限界にまで至る.
難解だったが, 一連の極めて精緻な議論に触れられたことは何物にも替え難い.

朝になったので食事をとる.
パンと紅茶.

それから少し眠る. 頭を使って疲れた.

昼に起きる.

午後からアルコール依存症の自助グループに行く.
今日は重たい話が多かった.

帰宅して食事.
蕎麦と大根おろし.
今日の大根は特に辛くて蕎麦が美味しい.

片付けをして布団に入る.
posted by 底彦 at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2023年02月09日

本を読んで過ごす

1 時起床.

本を読む.
カント『人倫の形而上学の基礎づけ』.
実践哲学への道を拓くにあたり, 理論哲学において自由意志と自然法則の対立が引き起こす矛盾を解決しなければならないことが語られる.

それから数学をやる.
Kleisli 圏から関手の随伴を導く定理の証明について, 途中までやった計算をやり直す.
昨日は行き詰まってしまったが, じっくり考えたら解決した.

朝食をとる.
キャベツと目玉焼きとソーセージ, コーヒー.

ルシア・ベルリン『すべての月、すべての年』を読む.
面白くて昼まで読み耽る.
いくつかの作品 (「哀しみ」, 「笑ってみせてよ」など) で作者自身を投影したような女性が描かれている.
アルコール依存症である. 共感する.

午後からアルコール依存症の自助グループに行く.
今日は参加者が多かった.

買い物をして帰宅.

夕食をとる.
牛肉と玉葱炒め, ご飯.

片付けをして休む.
posted by 底彦 at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2022年12月11日

本を読んで過ごす

2 時起床.

何とか昨日の鬱は治まったようだ.

本を読む.
プラトン『国家』.
正義の報酬について語られる.
正しい人は, 苦労をしても人生の後半に幸福になるということが語られる.
そのような人は, 若いうちは苦労をしたとしても人生の後半になって, 望むならば支配的な地位に就いて, 望むところから妻をとり, 子どもたちに望んだ結婚をさせることができるという.
「望むならば」と断っているように, これは当時の古代ギリシャにおいてあくまでも多くの人が望む幸福な人生だったのだろう.
正しく生きても報われなかった人は数多くいたと想像される.
また, 当時の女性にとって, あるいは障害者にとっては, 幸福とはどのようなものだったのだろうか.
現代においてもそのような問い掛けは成り立つ. 自分にとっての問題でもある.

それから数学をやる.
環論の復習. 教科書の練習問題を解く.
朝までやって区切りを付ける.

食事をとる.
パンと紅茶.

少し眠る.

昼前に起きて本を読む.
ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』から「エンジェル・コインランドリー店」, 「ドクター H. A. モイニハン」.
作業療法のアトリエの仲間からルシア・ベルリンを教えてもらって図書館で借りた.
面白い. 少しづつ読んでいくつもり.

早めの夕食をとる.
辛子明太子と卵かけご飯.

布団に入る.
posted by 底彦 at 18:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書

2022年10月14日

本を読んでいろいろ考える

5 時起床.
鬱が少し辛い.

朝まで寝込む.

午前中もネットを見たりして時間を潰してしまう.
良くない.

昼前に少し踏ん張って本を読む.

カント『人倫の形而上学の基礎づけ』.
義務の命法が次のように提示される.

「汝の行為の格率を汝の意志によって普遍的自然法則とならしめようとするかのように行為せよ」

これは素晴らしい. しかし, カントはここから自死をしてはいけないという「義務」を導き出す.
一般的な道徳的・倫理的法則としては, 「自死をしてはいけない」というのは成立するだろう.
しかし, その思考の過程には当事者の苦しみが考えられていない.
この問題はア・プリオリに考えられてはいけないのだと思う.
その「義務」を侵しても, 追い詰められた者, 苦しい者は自死を選ぶのだ.

いろいろと考える.

気分転換に買い物に行くが, 思考がそちらの方に行ってしまっている.

帰宅してまた考えるが結論は出ない.
自分自身, 自死はすぐ隣にあるものだという気がしているだけに, 「自死をしてはいけない」という言葉を受け止められない.
この問題はずっと考えてきたし, これからも考え続けていく.

夕方に食事.
目玉焼きと玉葱炒めとご飯.

早めに布団に入る.
posted by 底彦 at 17:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2022年09月16日

久し振りの読書

0 時起床.

昨日行った libgccjit のコンパイル手順を整理する.
手順に従って, 確かに libgccjit が作成されることを確認し, 新しくできた libgccjit を使ってもう一度 Gcc Emacs のコンパイル・インストールを行ってみた.
大丈夫そうだ.

開店時間に合わせていつものスーパーに買い物に行く.
この時間だとまだスーパーは空いていて, 気持ちよく買い物ができる.
野菜や魚などを買う.

いろいろやって疲れたので帰宅してから少し眠った.

午後に起きる.

疲れがとれて, 頭の中が晴れているような感覚である.

本を読んでみた.
ずっと気力が湧かずに本を手にとることもしなかったのだが, 今日は本を読みたい.

『プリーモ・レーヴィ全詩集 ── 予期せぬ時に』. 図書館から借りている本.
プリーモ・レーヴィのことは, ブログの友人が書いていた記事で知って好きになった.
死を予感させるような詩ばかりだが美しい.

久し振りに本を読むせいか, 渇いた心に言葉が沁み込んでいくような印象がある.

それからシモーヌ・ヴェイユを読む.
『重力と恩寵』から「悪」の章.

なかなか難しく, 何回も同じところを読み返す.

しかし理解できず, そのうち眠くなって寝てしまった.

夕方に起きる.
気分が少し高揚している.

食事をとる.
しらす干しと刻み葱とミョウガの混ぜご飯, インスタントの味噌汁.

夜はアルコール依存症の自助グループに行く.
ある仲間が, 自分は仕事人間だったと話しているのを聴いて, かつての自分もそういう人間になることを目指していたのを思い出した.
愚かである.
結局はそれで無理をし過ぎて鬱病になってしまったのだ.
いくら頑張っても無理なものは無理だ.
却って心を病むことになる.

帰宅してそのまま布団に入る.
posted by 底彦 at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2022年04月04日

読書と買い物

5 時起床.
鬱がやや辛いが起き上がれないほどではない.

午前中は本を読む.
エドワード・フレンケル『数学の大統一に挑む』. 図書館で借りてきた.
著者はラングランズ・プログラムを研究している数学者である.
面白い.
数学の先端的な内容が書かれていて, 読んでいて背中を押されるような気分になる.

昼まで読書を続ける.

外は冷たい雨が降っているが, 買い物に出かける.
最初に駅まで行って銀行で一週間の生活費をおろす. 今月もぎりぎりの生活である.

いつものスーパーまで歩いて野菜と肉を買う.

午前中読書に集中したせいか, 少し疲れた.
少し眠る.

夕方に起きて食事.
ソーセージと玉葱炒め, ご飯.

片付けをして休む.
posted by 底彦 at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2021年04月02日

読書 〜 夕方から気分が沈んでくる

3 時起床.

昨晩は目が冴えてなかなか寝付けなかったが, 早い時間に起きることができた.

コーヒーを入れて本を読む.

シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』.
明るくなるまで読んだ.
以前にも書いたが, シモーヌ・ヴェイユの文章は弱い者, 疲れて倒れた者に強く寄り添っている感じがする.
そこには心の病を持つ者も含まれる.
読んでいて惹き込まれる.

午前中に以前買ったままになっていたスティーブ・ウォズニアック自伝『iWoz』を読み始める.
ウォズニアックが一体どんな人生を送ってきたのか, 一度ちゃんと知っておきたいと思って買った一冊である.

昼過ぎまで読んでかなり精神的に疲れた.
気分転換を兼ねて買い物に行く.

帰宅して食事.
トマトとモッツァレラチーズ, メカジキのムニエル.

夕方から気分が沈んでくる. おそらく精神的な疲れの影響だろう.

まだ早いが布団を敷いて休む.
posted by 底彦 at 17:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2021年04月01日

読書 〜 買い物と食事

4 時起床.

朝からずっと本を読んで過ごす.
読書に集中できる. 今日は体調が良い.

カミュ『シーシュポスの神話』を読了する.
心の病と何とか付き合いながら生活している者として, 背中を押されるような内容だった.
思っていたよりも情熱的な人物だと感じる.

その他, 読みかけだった本などを昼過ぎまで読む.

昼過ぎに買い物に行く. ずっと座っていたので歩くことが気持ちいい.

帰宅して食事. 牛肉と長葱の炒め物.

疲れたせいか, 夕方から気分が落ち込んでくる.

早めに布団に入る.
posted by 底彦 at 18:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2021年02月25日

『ポアンカレ予想』の本の感想など 〜 スキーマ療法

2 時起床.

明るくなるまで数学をやる.

昨日成人健診の待ち時間に読了した『ポアンカレ予想』の本の内容がけっこう精神的にきつかった.
予想そのものを最終的に解決したグレゴリー・ペレルマンは全ての栄誉や名声, 賞金を拒絶して数学の表舞台から姿を消してしまう.
だからこの本の終盤で彼はいなくなってしまう.

その後に繰り広げられたごたごたが, 自分のような外部の者が感じたポアンカレ予想解決という数学的事件の印象だったと思う.
そこには誰が栄誉を受けるべきか ── ペレルマンと, 彼が解決に使った重要な手法を開発したリチャード・ハミルトン以外にいないのだが ── という変えようのない事実を権力でねじまげようという動きが感じられて, こういうのは辛いと感じてしまった. 嫌になる.

午後に早めの夕食をとる. 鶏もも肉とキャベツと韮の鍋.

夕方からデイケアに行く. 今日はスキーマ療法がある.
前回受けたスキーマ療法で進展があった.
今日はその補足のような内容だった.

過去の記憶の苦しみからの解放ということが現実になりそうな気がしている.
posted by 底彦 at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2021年01月09日

鬱と読書

0 時に目が覚める.

早い時間に目覚めることはできたが, 不安な気持ちが苦しい.
現在の, そして未来の自分が崩れて空っぽになってしまうような感覚.

頓服を飲んで横になって休む.
苦しい. 布団の中で縮こまる.

2 時間ほどして何とか起き上がることができた.

本を読む.
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』, カミュ『シーシュポスの神話』.
読んで少し気持ちが楽になった. ありがたい.

昼過ぎに買い物に行く. 今日も寒い.
夕食は鍋にしようと思い, 肉と野菜を買う.

鶏肉とキャベツ, ニラの味噌仕立ての鍋. 体が温まる.

ところが, 食べている最中に急に鬱が苦しくなる.
しばらく寝込む. 辛い.

ようやく回復したので片付けをして休む.
posted by 底彦 at 19:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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