何とか昨日の鬱は治まったようだ.
本を読む.
プラトン『国家』.
正義の報酬について語られる.
正しい人は, 苦労をしても人生の後半に幸福になるということが語られる.
そのような人は, 若いうちは苦労をしたとしても人生の後半になって, 望むならば支配的な地位に就いて, 望むところから妻をとり, 子どもたちに望んだ結婚をさせることができるという.
「望むならば」と断っているように, これは当時の古代ギリシャにおいてあくまでも多くの人が望む幸福な人生だったのだろう.
正しく生きても報われなかった人は数多くいたと想像される.
また, 当時の女性にとって, あるいは障害者にとっては, 幸福とはどのようなものだったのだろうか.
現代においてもそのような問い掛けは成り立つ. 自分にとっての問題でもある.
それから数学をやる.
環論の復習. 教科書の練習問題を解く.
朝までやって区切りを付ける.
食事をとる.
パンと紅茶.
少し眠る.
昼前に起きて本を読む.
ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』から「エンジェル・コインランドリー店」, 「ドクター H. A. モイニハン」.
作業療法のアトリエの仲間からルシア・ベルリンを教えてもらって図書館で借りた.
面白い. 少しづつ読んでいくつもり.
早めの夕食をとる.
辛子明太子と卵かけご飯.
布団に入る.
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はい. ルシア・ベルリン, とてもいいです.
生活の匂いまで感じられるようです. 本当に引き込まれます.
短編で読みやすいし、物語にぐっと引き込まれますね。