2020年02月17日
ランドクルーザープラド「150後期」の所有者が紹介する。グレードの選び方、tx・tx-lの違い。
ランドクルーザープラドの購入時に悩むのがグレード選び。
私も最初は違いが判らずかなり混乱&悩みました。
購入までに調べたことや、実際に購入後に気づくことが多々あったので、今回はランドクルーザープラドのグレードの違いや選び方のポイントなどを紹介したいと思います。
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プラド150後期には2つのグレードがあります。
TZ-G・・・上級グレード
TX ・・・廉価グレード
さらにTXにはTXとTX-Lの2種類があります。
<TZ-GとTXの違いについて>
TZ-Gは本格的なオフロード装備を備えた上級モデル。
ディーゼルターボエンジンで7人乗り仕様。
外観や安全性能に違いはなく、内装と走破性機能が充実しています。
価格はオプション諸経費を含めると600万円以上になります。
プラドの性能を最大限に感じることができるグレードですが、一般道とちょっとした未舗装路を走るだけなら過剰装備とも言えます。
今回は一番多くの方の選択肢になりそうなTXグレードに絞って紹介したいと思います。
<TXとTX-Lの違いについて>
TX-LはTXの内装を豪華にしたグレードです。
価格差は搭乗者数とエンジンによって異なりますが50万円〜60万円ぐらいになります。
主に以下の装備が追加されます。
※内装はベージュと黒があり黒内装のイメージ。
・本革シート
・本革巻ステアリング
※こちらはオプションで木目調ステアリングに変更したものです。
・本革シフトノブ・パーキングレバー
・本革ニーパッド
・レジスター金属加飾
・ドアハンドル(シルバー)
・木目調オーナメント
ここまでが主に内装の装飾面。
皮仕様以外はちょっとした装飾の違いですが、かなり印象が変わります。
以下、機能面の追加となります。
・パワーシート
運転席と助手席にも付きます。
運転席は高さと腰の膨らみまで調整できるので快適です。
・シートヒータ&ベンチレーション
シートに穴が開いていて、そこから温風・冷風が噴出します。
シートから風が吹くため、エンジンスタート直ぐに効果が感じられます。
・オートリトラクタブルミラー
ドアをロックしたら連動でミラーが格納されます。
バックギアと連動して駐車時のミラー角度に調整する機能もあります。
・電動格納サードシート(7人乗りのみ)
その他、カタログからは解りづらいですが以下の機能も追加されます。
・雨滴感知式ワイパー
・自動防眩バックミラー
・センターコンソールイルミネーション
・足元、ドアトリム照明
<エンジンについて>
プラドのエンジンはディーゼルターボとガソリンが選べます。
ディーゼル
ガソリン
価格差はディーゼルが+60万円ぐらいになるため、グレードの予算と合わせて検討する必要があります。
ディーゼル車の方がトルクが強く、走り出しや坂道の加速がしやすいです。
また、ディーゼルは燃費が良く、燃料も軽油なので経済的です。
※ディーゼル11.8km/L ガソリン9km/L
※60万の差額を埋めるのは辛いと思いますが・・・
<搭乗者数について>
5人乗り・7人乗りから選べます。
プラドのサードシートは床下に格納されます。
若干、床が上がる程度でラゲッジスペースはそれほど狭くなりません。
また、TX-Lの場合は電動格納機能が付きます。
使いたい時に直ぐ立ち上げることができるので便利。
価格差は7人乗りが+15万円ぐらいになります。
7人乗りは人気があるのでリセールの為に付けておいて損はないかと思います。
<プラドのグレード選びまとめ>
エンジン・搭乗者数・グレードと色々あって悩んでしまいますね。
まずは、エンジンをどちらにするのかを考えると決めやすいと思います。
走りに拘る場合はTXのディーゼル車
内装に拘る場合はTX-Lのガソリン車
これで大体同じような値段になります。
また、TXをベースに必要なオプションだけを追加するのもよいですね。
その場合、自動格納ミラーと本革ハンドルがお勧めです。
TXに後付けできないTX-Lの装備には以下があります。
・本革シート(革調シートカバーなら可)
・本革ニーパッド
・金属加飾、ドアハンドル(シルバー)、木目調オーナメント
・パワーシート
・シートヒータ&ベンチレーション
・電動格納サードシート(7人乗りのみ)
メーカーオプションでも一部選べないものがあります。
・ブラインドスポットモニター
・19インチアルミホイール
・マルチテレンモニター
<私の選択>
私はTX-Lのガソリン車7人乗りを選びました。
走行性能より乗車時の快適性や高級感を重視した結果となります。
本革シートとパワーシート、シートヒーターが魅力的でした。
また、ディーゼルを諦めた理由として、試乗した感想も大きかったです。
ディーラーでガソリン車を試乗した時に特に不満を感じませんでした。
街中メインならこれで十分、良い車だと思いました。
購入後に峠越えや高速道路も何度か走りましたがアクセルを踏めばそれなりに加速します。
そもそもスピードを求める車種ではないので快適な空間でゆったりとしたクルージングを楽しめればと考えました。
搭乗者数は4人家族なので5人乗りでも十分でしたが、リセールを考慮して付けておきました。
また、7人乗りのメリットとしてセカンドシート折り畳み時に積載が広いというメリットもあります。
5人乗りは位置は固定で座面が垂直に折り畳まれる仕様。
座面の厚み分積載が狭くなります。
7人乗りは背面を折り畳む仕様
さらにスライド可能なので運転席のギリギリまで広く使うことができます。
※セカンドシートを一番前までスライドした場合のイメージ
特に、車中泊をしたいと思っている方は5人乗りの奥行きでは狭いので、7人乗りをお勧めします。
以上、プラドのグレードの紹介でした。
何かの参考になれば幸いです。
次回は、オプションについて紹介したいともいます。
タグ:プラド
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