武井バーナー301aパープルストーブの初点火: ファミキャンGo!!
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2018年09月25日

武井バーナー301aパープルストーブの初点火

IMG_0184.jpg
冬キャンプに備えて、武井君こと、武井バーナー パープルストーブを購入しました。
タンクサイズ小さ目の301Aです。

今回は武井バーナーの初点火までの準備の様子を紹介したいと思います。
特に、個人的に悩んだ、灯油の運搬、給油方法、などにも触れておきます。

武井バーナーの開封


301Aには、オリジナルの収納缶がついてきます。
IMG_0187.jpg
缶の中の様子。キッチリバーナーが入っています。
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缶が固いので傷が気になります。
あと、後述するオプションの接続金具を付けると缶に収まらないという問題も。
収納ケースは別途用意するのがお薦めです。

武井バーナー301Aの内容は以下の通り。
ストーブ本体と給油用の漏斗、バーナー利用時の五徳と風防が付属しています。
IMG_0189.jpg

バーナー本体にバルブ開閉用のハンドルを付けたところ。
IMG_0191.jpg

サイズはとてもコンパクト。
コールマンのランタン、ノーススターとほぼ同じぐらいの大きさ。
IMG_0195.jpg
左のナットが残油ゲージ、右が給油口です。
IMG_0204.jpg
給油口を開けたところ。口は小さいので漏斗が必須。
IMG_0205.jpg
オリジナルの付属の漏斗を刺し込んだところ。
あとで知りますが、こいつが本当に使いづらい・・・
IMG_0206.jpg
ポンピングのハンドル。
噂ではポンピングが大変と聞きますが、ガソリンランタンユーザーからすると特に抵抗感なしです。
IMG_0203.jpg
ヒーター部を外したところ。
内側にさらに風防があります。
IMG_0208.jpg
さらに外ホヤと呼ばれる部品がかぶされています。
IMG_0209.jpg
最後に内ホヤと呼ばれる部品があります。
IMG_0210.jpg
左の蛇口のような部品が余熱器と呼ばれる部品です。
バーナー点火前に、余熱機で灯油を気化させる「プレヒート」と呼ばれる作業が必要。
余熱は下の受け皿にアルコールを入れて点火することで代用することもできます。
IMG_0211.jpg
バーナー利用時の風防と五徳を付けたところ。
ストーブどバーナーの両方の用途で使え見た目もカッコよいですが、火力調整がほぼできない武井君をバーナー利用する人は、めっちゃマニアックやなと思います。
IMG_0212.jpg

武井バーナーの灯油の入手方法について

武井バーナーを購入して最初に悩んだのは、灯油の入手方法です。
そういえば、灯油ってどこで買えるんだっけ?
ガソリンランタンのホワイトガソリンはアウトドアショップで売ってますが、灯油は「ガソリンスタンド」で売っています。
ガソリンは車以外の容器に自身で給油することは法律で禁止されてますが、灯油は自分で給油することができます。
しかし、何の容器に入れたら良いのやら。
昔はストーブの灯油をポリタンクに入れてもらいによく行きましたが、そんなに大量には要らないです。
市販品では、燃料ボトルやガソリン携行缶などがありますが、とりあえず私はホワイトガソリンの空き缶を利用しました。
IMG_0234.jpg
301Aはタンク1.2L。
実際は1Lぐらいで少なめに入れて燃焼時間4時間ぐらい。
1L缶2缶では少し心もとないですが、点火式には十分でしょう。
ホワイトガソリンの缶は4Lのものがあるので、それが丁度よいかも。

空き缶をセルフのガソリンスタンドに持参して、いざ給油。
IMG_0232.jpg

缶の給油口が狭いので漏斗は武井バーナーに付属のものを利用しました。

が、しかし。

ガソリンの給油の勢いが強すぎて、ダバーと漏れてしましました。

気を取り直して、思いっきり弱くレバーを握って、ほんのちょっとずつ給油。

めっちゃ難しいです。

慣れればどうにか漏れずに給油できそうですが、ガソリン携行缶、または、ポリタンクの利用をお勧めします。

後日、ポリタンクを購入しました。

5Lサイズで丁度良い感じ。
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やっぱりポリタンクの方が不自然じゃないw
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めちゃくちゃ入れやすいです。
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武井バーナー本体へのの灯油の給油について

バーナー付属の漏斗は口が小さく、流れが悪いので、勢いよく入れると溢れます。
缶から慎重に入れましたが、漏れずに給油するのは至難の業。
そこで、コールマンのランタン用の漏斗(フューエルファネル)を給油口に刺し込んだところジャストフィット。
こちらは飲み込みも良いのでだいぶマシになります。
給油ホース付のポリタンクと組合せて利用すれば漏れないですむかも。
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灯油は匂いがキツイので漏れると厄介ですからねぇ・・・

武井バーナーの点火

さて、給油も無事に終わったので、いよいよ点火作業です。

点火の手順は以下の通り。
1.ポンピングして
2.余熱器であたてめて(プレヒート)
3.バーナーに点火する

武井バーナーは余熱の手を抜くと、生灯油に引火して黄色い炎が燃える、所謂「炎上」します。
武井名物と呼ばれる「炎上」ですが、正しい手順やればそれほど恐れる必要はありません。
ちょっとドキドキしますが、落ち着いて作業をすすめます。

なお、初めてなので、炎上で煤が付くのを恐れて、ヒーター部は外して作業をしています。
本来は、ヒーター部は付けたままでもプレヒート、点火が可能です。

0.前準備
 余熱器、点火バルブ、給油口、圧力抜きなどのバルブが全て閉じているか確認します。
 プレヒートの皿に、灯油が溜っていないか、タンクに灯油がこぼれていないか確認します。
 ※念の為、近くに燃えやすいものがないか確認。絶対、屋外でやること。

1.ポンピング
 40回ほどポンピング。
 IMG_0235.jpg

2.プレヒート
余熱器のバルブを開きます(全開)
気化した灯油が噴き出すのでチャッカマンなどで着火します。
勢いが強いので普通のライターは火が消えちゃうこともあるので、ターボライターなどがお薦めです。
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青白い炎が付きます。
黄色い炎の場合はポンピングが足りません。追加ポンピング実行。
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風防をつけ忘れました。熱いのでトングでのせましょう。
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プレヒートは説明書に90秒と記載されていましたが、3分ほどが無難なようです。
冬はもっと長い方が安心とのこと。
風防のせた後は、おもったよりメラメラ燃えますが、気にしなくてよいみたい。

3.バーナー点火
ここからは炎の様子が解りやすいように夜に作業しました。

十分に余熱したら、バーナーのバルブを開放します。(全開よりほんの少し戻し気味)
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直ぐに余熱器のバルブは閉じます。
成功すると青い炎がシュゴーとつきます。
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ここで、黄色い炎がたちあがったら、落ち着いて直ぐにバーナーを閉じて消化するまで放置。
炎上した場合は1mぐらいの火柱が上がります。
また、バルブを反時計回り全開にすると、灯油吹き出し口の掃除用のニードルが上がり、吹き出し口を塞いでしまい、炎が安定しません。
全開より少し戻し気味の位置で安定する場所を探してください。
ちなみに、武井バーナーには火力調整という概念がないです。
ONとOFFの二択、男前!!

追加ポンピングで炎が落ち着いて来たら、ヒーターをかぶせます。
火傷するので耐熱グローブをつけて作業しましょう。
スプリングの位置をあらかじめ合わせておくとスムーズに装着できます。
ヒーターの位置が傾いていたり、内側のホヤの位置がズレている場合は炎が偏ります。
コイルが上下段真っ赤に燃えたら成功。
IMG_0287.jpg
燃焼音は評判通りの騒音ですが、バルブを調整するとちょっとだけ落ち着きました。

消化はバルブを閉じるだけでOKです。

暖かさが凄いです。
流石最強のストーブ。
前面も上部も、めちゃくちゃ熱いです。

こんな小さな体なのに、凄いパワー。


これから寒くなるのがちょっと楽しみ。
利用したら実践レビューしてみたいと思います。

以上、武井バーナーの初点火でした。


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