2018年09月23日
「るろうに剣心 北海道編」は正当続編として読むに堪えるのか
ジャンプ全盛期の雄、るろ剣
大好きな漫画でした。るろ剣。
練習したよね、二重の極み。
そんなるろ剣ですが。
正式な続編ということで北海道編の連載が始まっていたことは無論知っていたのですが、
「想い出はいつもキレイだけど、、、!」
というそばかすな精神であんまり見たくないなぁ、と思っていました。
誠の少年時代に少年ジャンプで、ドストライクでるろ剣世代だった自分としては、
内容的に蛇足だった場合のショックとか耐えられないんじゃないだろうか。と。
しかも、和月先生が書類送検になっちゃったり、、、
周辺のざわざわ感とかもあって、避けていたわけです。
ただ、やっぱり。
北海道×明治維新=圧倒的に気になる。
そりゃ気になりますよ。
だって、連載当時から構想にはあると言っていた北海道編ですよ。
明治維新の時代、北海道。
これはめちゃくちゃ美味しい時代背景です。
牙突で有名な新撰組の斎藤一は登場していますが、
他の組員は回想以外では登場がなかったわけです。
しかし北海道編となると、土方歳三関連は避けて通れないエピソードになるはず。
剣心と土方歳三。
これは燃える、、、!!
ということで怖いもの見たさで拝読いたしました。
![t640_737211.jpg](/entamesupple/file/t640_737211-thumbnail2.jpg)
結論としては、、、
正統派続編として大満足のはじまり
迫力のある技のやり取り
テンポのいいストーリー
キャラの魅力
すべてが、これぞ「るろうに剣心」
和月先生のたゆまぬ努力でさらに磨かれた画が、
おっさんになってしまった私の中の少年心を揺さぶります。
壊れるほど愛しても1/3も伝わらなかったあの頃が、
明瞭にフラッシュバックしてしまうわけです。
準主人公として、
宿敵・志々雄真実の刀を受け継ぐキャラが出てくるのも胸熱ポイントです。
![DI7oOL6VYAUyPXp.jpg](/entamesupple/file/DI7oOL6VYAUyPXp-thumbnail2.jpg)
しっかりと面白く、
これは和月先生が平成終盤に挑む、一つの集大成になるだろうな、と。
色々起きてしまい、周辺の雑音もあると思います、
ハードルはドンドン上がると思います。
それでも期待せざるを得ない、そんな一巻です。
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