2018年02月13日
渋谷らくご、まくら王
らくご、って生で見たことあります?
おそらく、多くの30代までの人は見たことないのではないか。
自分もつい二年前まではなかった。
自分としては大人になるにつれて文化的な趣味も身につけねば、と思っていたので、
昭和元禄落語心中のヒットもあり、落語を見てみよう!と。
初心者向けの何かないものか、と探していたところ、「渋谷らくご」なるものがあるらしい、と。
http://eurolive.jp/shibuya-rakugo/
しかも自分の大好きな芸人サンキュータツオさんがキュレーターとして関わっている会ということで、
これしかない!ということで見に行ったのがキッカケですっかり落語にニワカながら趣味として見に行く習慣がつきました。
まくら王という企画
特に自分が好きな芸人さんは
前にも記事にした神田松之丞さん。
ですが、最近渋谷らくごでも松之丞回はチケットが取れないんだ、、、、
ということで、今回はまくら王、という企画ものの観覧をしてみました。
この回は落語本編がはじまるまでの「まくら」だけを5人がして、
最後にそのまくらのいづれかを受けてトリが古典でつなげる、という企画。
まくらはそもそもは本編に入るまでの肩慣らし、こういう空気ね、とかを探る機能もあるものなんですが、
実際まくらが本編じゃないか!というくらい面白いことは多々あります。
渋谷らくごは、初心者向けということもあり、まくらには気を使っているのか、
ポッドキャストでもまくらのみ取り出したりしています。
↓こちら↓
http://shiburaku.seesaa.net/
ということで、このまくら王。
隅田川馬石師匠がトリでも言っていましたが、
本編につなげなくても、ということもあり、散らかる散らかる!w
いや、自由に講談しているようで普段以上に身近に感じるような語り口が多く聞けました。
個人的に一番好きだったのが、台所おさん師匠。
こう、情景が浮かぶような、、、
ほっともっとの唐揚げが本当に好きなんだろうな、と、、、。
天然のように計算されていて、実際には手のひらで転がされてるんだろうな、あの独特の間。
トリの馬石師匠がまくらに選んだのも台所おさん師匠のまくらでした。
でも、とんでとんでとんで、
の歌で、とんで、が9回。
というキーワードで時そばの「9つ」につなげるのは力技ですよ馬石師匠!!
企画ものは初めて観覧したのですが、さすがのクオリティです。
ほんとうに気楽に見に行ける渋谷らくごなので、是非行ってみてください!!
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