2016年09月30日
永遠のブラック企業
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おはようございます。
久々にブラック企業ネタです。
久々に書店に寄ったら、今頃こんな本が。
「ワタミの失敗 ”善意の会社”がブラック企業と呼ばれた構造」
買って読みました。
サイテーです。
買うんじゃなかった。
ブラック企業の内幕について、この著者はすり替え論しか用いてません。
所詮、第3者の評論です。本当のブラック企業の内情を知らないんでしょう。
中身を語る価値もありませんが、
ブラック企業の経営者や、経営者側に立っていると勘違いしている中間管理職は、
自分と同じモチベーションや理念を他人にも持たせようとします。
そこに思慮はありません。
そして滅私奉公を要求します。
ワタミという企業が実質的に無理な働き方を強要し、
法律違反(色々ありすぎるので、あえて最大公約数的な表現ですが)を繰り返し、
指導勧告を何度も無視してきた企業という事実は、今更覆しようがない事実。
そのように、経営者の目論見ありきでブラックとなった企業のどこに”成長企業ならではの落とし穴”があったのか、
なんて、滑稽すぎます。
余りにも怪しい内容なので、著者がどんな人か調べてみましたが
「ブラック企業アナリスト」なんて、只の自称。
かつて、エレファント・コミュニケーションズというウェブ制作会社を自身の著作で徹底的にこきおろし、
その裏では取材もしないで執筆していいたというウラがあるようです。
Amazonのレビューも読んでみましたが、
ワタミ擁護の宣伝本
とか
クソ本、金返せ
と、同意見ばかりでした。
私はかつて、ワタミの居酒屋でアルバイトをしていた人に実際に話を聞いたことがあるのですが、
当時の姿は本当に悲惨だったとしか言えません。
バイトでさえ、当時からブラックと断言できました。
その記憶がよみがえり、複雑な思いにもかられましたが。
↑の本はリンクは貼りません。
買う価値無し。
この本も古本屋に売らず、処分します。
ブラック企業は、経営者が承知の上でブラックな経営をしています。
間違いありません。
ワタミなんて、手広くやっているようですが
労働集約型の事業しかやっていません。
一部、風力発電とか太陽光事業とかも手掛けているようですが、
ワタミ創業者が政治家になろうと、民主党及び自民党の一部議員つながりを持って以降のことです。
政治家が仲介し、自治体との関係が持てないと無理な事業です。
もはやワタミを捨て、表向きの悪評を少しでも挽回するための
宣伝事業でしかない。
例えば、IT事業とか開発型の企業なんて無理でしょう。
経営者の意思が間接的にしか働かない形態では、自分の懐に金が入ってこないと知っているからです。
労働集約型の事業は、精神論を掲げやすいという特徴も大きい。
例えば製造業でも、規模が小さく、開発能力が無く、
毎朝の朝礼ではトップダウンの訓示のみ、社是社訓は大声で読み上げる
こんな会社にはブラックの要素がたくさんあります。
自分の人生を諦めたくなければ、
ブラック企業からは一刻も早く抜け出すこと。
出来ることは、いくらでもあります。
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