2010年04月01日
大人のにきびはなぜ出来る?
大人のニキビはなぜ出来る?
20代以降の人に増えているといわれる大人のニキビ。
思春期に出来るニキビと医学的には同じ性質のもので、正式には尋常性座瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれます。
皮脂の過剰分泌が毛穴をふさぐ
皮膚にある無数の毛穴の中に皮脂腺という組織があり、皮脂を分泌しています。皮脂は毛穴を通って皮膚
の表面に出てきて汗と混ざり合い、乾燥や外気の刺激から皮膚を守る役割を果たしています。ところが皮脂
が要以上に分泌されると、毛穴が塞がれて膨らんでしまいます。この状態を面皰(めんほう)「コメド」といい、
ニキビのでき始めの状態です。
一方、毛穴には皮脂を栄養分にするアクネ菌と呼ばれるニキビの原因となる菌がいます。面皰になるとア
クネ菌が増えて、炎症を引き起こす物質を作り、毛穴が刺激され炎症を起こし、赤く腫れたり、化膿してきます。
思春期は性ホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になるために、どうしてもニキビができやすくなります。
それに対して、20代以降の大人のニキビは、多くの場合、脂性などの体質や、化粧によって毛穴が塞がれ
ること、ダイエットによるビタミン不足やストレスによるホルモンバランスの乱れなどが原因になって発症しま
す。また、女性の場合、月経前後にできやすくなります。
ニキビができる場所も思春期と大人では多少違いがあります。思春期には顔や鼻の周囲など、いわゆる
「Tゾーン」にできやすいのですが、大人の場合はあごや口の周囲、首などにできやすく、しかも治りにくい
という特徴があります。
日常生活のセルフケアが予防と治療の第一歩
大人のニキビの治療・予防で欠かせないのがセルフケアです。朝や晩、汗をかいたあとなどは石鹸で丁寧
に洗顔しましょう。洗顔するときは、石鹸をよくあわ立てて指に力を入れずに、泡を転がすようにして脂分や汚
れを落とし、ぬるま湯でしっかり洗い流します。洗顔後は化粧水で皮膚に水分を補い、それでも乾燥する場
合は保湿成分などの入った乳液でカバーします。最近は、ニキビを予防する効果のある洗顔料やローションなども市販されています。
ファンデーションは厚く塗ると毛穴を塞いでしまいます。薄く塗るか、ポイントメイクだけにしておきましょう。
脂っこい食事やチョコレート、コーヒーなどもニキビを起こしやすくするといわれています。バランスのよい食
事をとるようにしましょう。睡眠不足や便秘もニキビを悪化させる原因になるので解消に努めましょう。
こうしたセルフケアで改善されない場合や症状がひどいときは医療機関にかかりましょう。医療機関では、
炎症を抑えたり皮膚を殺菌するなど、さまざまな種類の薬を用い治療を行います。また、治りにくいニキビ
などは、医療機関によっては化学薬品で表皮を浅くはがすケミカルビーリングという方法を行っているところ
もあります。なを、ケミカルビーリングは健康保険が適用されないので自己負担となります。
参照 ゲンキとキレイ Lifeバックナンバー
すだちの恵みで透明感のある美肌に。 すだち果汁入り化粧水
【たった5分で】シミ・たるみのない小顔に!?
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20代以降の人に増えているといわれる大人のニキビ。
思春期に出来るニキビと医学的には同じ性質のもので、正式には尋常性座瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれます。
皮脂の過剰分泌が毛穴をふさぐ
皮膚にある無数の毛穴の中に皮脂腺という組織があり、皮脂を分泌しています。皮脂は毛穴を通って皮膚
の表面に出てきて汗と混ざり合い、乾燥や外気の刺激から皮膚を守る役割を果たしています。ところが皮脂
が要以上に分泌されると、毛穴が塞がれて膨らんでしまいます。この状態を面皰(めんほう)「コメド」といい、
ニキビのでき始めの状態です。
一方、毛穴には皮脂を栄養分にするアクネ菌と呼ばれるニキビの原因となる菌がいます。面皰になるとア
クネ菌が増えて、炎症を引き起こす物質を作り、毛穴が刺激され炎症を起こし、赤く腫れたり、化膿してきます。
思春期は性ホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になるために、どうしてもニキビができやすくなります。
それに対して、20代以降の大人のニキビは、多くの場合、脂性などの体質や、化粧によって毛穴が塞がれ
ること、ダイエットによるビタミン不足やストレスによるホルモンバランスの乱れなどが原因になって発症しま
す。また、女性の場合、月経前後にできやすくなります。
ニキビができる場所も思春期と大人では多少違いがあります。思春期には顔や鼻の周囲など、いわゆる
「Tゾーン」にできやすいのですが、大人の場合はあごや口の周囲、首などにできやすく、しかも治りにくい
という特徴があります。
日常生活のセルフケアが予防と治療の第一歩
大人のニキビの治療・予防で欠かせないのがセルフケアです。朝や晩、汗をかいたあとなどは石鹸で丁寧
に洗顔しましょう。洗顔するときは、石鹸をよくあわ立てて指に力を入れずに、泡を転がすようにして脂分や汚
れを落とし、ぬるま湯でしっかり洗い流します。洗顔後は化粧水で皮膚に水分を補い、それでも乾燥する場
合は保湿成分などの入った乳液でカバーします。最近は、ニキビを予防する効果のある洗顔料やローションなども市販されています。
ファンデーションは厚く塗ると毛穴を塞いでしまいます。薄く塗るか、ポイントメイクだけにしておきましょう。
脂っこい食事やチョコレート、コーヒーなどもニキビを起こしやすくするといわれています。バランスのよい食
事をとるようにしましょう。睡眠不足や便秘もニキビを悪化させる原因になるので解消に努めましょう。
こうしたセルフケアで改善されない場合や症状がひどいときは医療機関にかかりましょう。医療機関では、
炎症を抑えたり皮膚を殺菌するなど、さまざまな種類の薬を用い治療を行います。また、治りにくいニキビ
などは、医療機関によっては化学薬品で表皮を浅くはがすケミカルビーリングという方法を行っているところ
もあります。なを、ケミカルビーリングは健康保険が適用されないので自己負担となります。
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投稿者:yamakawamura|15:41|肌
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