2011年05月14日
体にビタミン足りていますか? 14
体にビタミン足りていますか? 14
ビタミンのはたらきと効果
ビタミンK(フィロキノン メナキノン)
ビタミンKは、出血した血液を固める働きと、骨にカルシウムを沈着させる働きがあります。私達の身体には、すりむいたり切り傷ができても、しばらくすると自然に血が止まる働きがあります。
もしこの働きがなかったら、生命の危険にさらされることは、簡単に想像できます。血液が固まる仕組みは、血液中の血漿(けっしょう)に含まれている物質が、空気中の酸素と結びついて固まり、かさぶたになります。
このとき、血液を固めるために働く「プロトロンビン」という物質を作るときに、必要になるのがビタミンKです。
ビタミンKは、骨にカルシウムを沈着させ、丈夫な骨を作る働きもあります。骨は、コラーゲンにカルシウムやマグネシウム、リンなどが、沈着することによってできています。このときビタミンKは、コラーゲンとカルシウムを結び付ける働きをし、骨からカルシウムが溶け出すのを防いでいます。
ビタミンKが多い食品
納豆、 モロヘイヤ、 アシタバ、オカヒジキ 、ほうれん草 、春菊、抹茶、小松菜など野菜・果物類に多く含まれています。
ビタミンKは、腸内でも腸内細菌によって産生されます。
緑茶はビタミンKが豊富なので、野菜や納豆が苦手な人は、毎日一杯の抹茶を飲むのがよいでしょう。
また、レタスやキャベツは日光にあたった外葉の方が、芯に近い部分よりもビタミンKが多く含まれています。
ビタミンKが不足すると
ビタミンKが欠乏すると、血が止まりにくい、鼻血がでやすい、青あざができやすい、骨が弱くなるなどの症状があらわれます。
ワーファリンとビタミンKの関係
ワーファリンは、血栓ができることによって起こる様々な病気や、脳梗塞、心筋梗塞、血管の病気などの予防に利用されています。
ビタミンKは、出血したときに血を固まらせる働きがあり、一方、ワーファリンは、その逆に血が固まるのを抑制する薬なのです。
つまりビタミンKは、ワーファリンの働きを弱めることになるので、病気の治療でワーファリンを使っている人は、ビタミンKの摂取量に気をつける必要があります。ただ、海草類や緑黄色野菜などの、ビタミンKを含んでいる食品を、通常の食事で適量摂る場合は、ほとんど問題ないようです。
むしろ、一切ビタミンKを摂らないことのほうが、栄養バランスが崩れ、健康上よくないといえます。
しかし、納豆や青汁、クロレラなどは、ワーファリンの凝固抑制の働きを、かなり弱めてしまうので、食事のメニューからはずしておきましょう。
参照 ビタミン|栄養素116、チョコラドットコム ビタミン情報
安心食材の宅配ならOisix
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ビタミンのはたらきと効果
ビタミンK(フィロキノン メナキノン)
ビタミンKは、出血した血液を固める働きと、骨にカルシウムを沈着させる働きがあります。私達の身体には、すりむいたり切り傷ができても、しばらくすると自然に血が止まる働きがあります。
もしこの働きがなかったら、生命の危険にさらされることは、簡単に想像できます。血液が固まる仕組みは、血液中の血漿(けっしょう)に含まれている物質が、空気中の酸素と結びついて固まり、かさぶたになります。
このとき、血液を固めるために働く「プロトロンビン」という物質を作るときに、必要になるのがビタミンKです。
ビタミンKは、骨にカルシウムを沈着させ、丈夫な骨を作る働きもあります。骨は、コラーゲンにカルシウムやマグネシウム、リンなどが、沈着することによってできています。このときビタミンKは、コラーゲンとカルシウムを結び付ける働きをし、骨からカルシウムが溶け出すのを防いでいます。
ビタミンKが多い食品
納豆、 モロヘイヤ、 アシタバ、オカヒジキ 、ほうれん草 、春菊、抹茶、小松菜など野菜・果物類に多く含まれています。
ビタミンKは、腸内でも腸内細菌によって産生されます。
緑茶はビタミンKが豊富なので、野菜や納豆が苦手な人は、毎日一杯の抹茶を飲むのがよいでしょう。
また、レタスやキャベツは日光にあたった外葉の方が、芯に近い部分よりもビタミンKが多く含まれています。
ビタミンKが不足すると
ビタミンKが欠乏すると、血が止まりにくい、鼻血がでやすい、青あざができやすい、骨が弱くなるなどの症状があらわれます。
ワーファリンとビタミンKの関係
ワーファリンは、血栓ができることによって起こる様々な病気や、脳梗塞、心筋梗塞、血管の病気などの予防に利用されています。
ビタミンKは、出血したときに血を固まらせる働きがあり、一方、ワーファリンは、その逆に血が固まるのを抑制する薬なのです。
つまりビタミンKは、ワーファリンの働きを弱めることになるので、病気の治療でワーファリンを使っている人は、ビタミンKの摂取量に気をつける必要があります。ただ、海草類や緑黄色野菜などの、ビタミンKを含んでいる食品を、通常の食事で適量摂る場合は、ほとんど問題ないようです。
むしろ、一切ビタミンKを摂らないことのほうが、栄養バランスが崩れ、健康上よくないといえます。
しかし、納豆や青汁、クロレラなどは、ワーファリンの凝固抑制の働きを、かなり弱めてしまうので、食事のメニューからはずしておきましょう。
参照 ビタミン|栄養素116、チョコラドットコム ビタミン情報
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投稿者:yamakawamura|07:51
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