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雑穀の魅力5

雑穀の魅力5

前回の続きで比較的手に入りやすい雑穀の最後は

アマランサス
雑穀の中でもトップクラスの栄養価
骨を丈夫にするカルシウムが白米の約32倍含まれるほか、ビタミンBや葉酸、鉄分、亜鉛も豊富。疲労回復に関わる必須アミノ酸のリジンも多く含まれています。
独特の苦味と香りが、料理のアクセントになります。






アマランサスは南米原産のハゲイトウの仲間、ヒユ科、ヒユ属の一年草で、ヒエ、アワ、キビといったイネ科の雑穀とは別の「擬似雑穀」です。
タンパク質は精白米の約2倍。雑穀の中でもタンパク質の多いソバをも上回っていて、質的にも優れています。カルシウムは精白米の25倍、脂質は5.6倍、鉄分は50倍と、ヒエ、キビ、アワに較べてもはるかに多く、その他、繊維、リン、カリウムなども多い、栄養価の高い食品です。
アマランサスはとても粒が細かいため土やゴミが選別されずに残っていることがあるので、調理前に目の細かい茶漉しなどを使ってよく水洗いしてください。
アマランサスは味はあまりありませんが、よく噛むと少し土臭く苦みがあります。ですから味を楽しむよりも、トッピングや和え物として、魚卵のような食感を楽しむように料理すると美味しくいただけます。


雑穀の栄養価
穀物は植物の生長に必要な栄養がぎっしり詰まっています。
 お米や小麦の場合は精白段階で大部分がヌカとして失われてしまいますが、雑穀にはそのまま残っています。
 雑穀には食物繊維が豊富で、コレステロールを下げたり、糖の吸収を阻止したりします。他にもビタミン、ミネラル、タンパク質なども豊富に含まれています。


日本における雑穀の歴史

縄文中期時代の遺跡からヒエやオオムギの種が採取されるなど、日本では紀元前3000年よりも前から栽培されてきたことがわかっています。
日本最古の歴史書である「古事記」では、稲・粟・麦・小豆・大豆を“五穀”と記し、古来から日本人の食生活と密接に関わってきました。
まさに主食の原点ともいえ、太古の昔から戦後間もなくの頃まで、日本各地で栽培され食されてきました。
しかし、戦後の食に対する価値観や食習慣の変化と共に、急激に食される機会が減り、日本における栽培面積は、ここ100年間で1000分の1以下に減りました。


食料自給率向上のために雑穀を

最近では、食や健康に対する関心の高まりと共に、高い栄養価や機能性など雑穀のすばらしさが見直され、少しずつですが、栽培面積、生産量ともに増えてきています。しかし、現在日本で流通している雑穀の90%以上は輸入のようです。
食料自給率を向上し、日本人の食環境の改善や日本農業の活性化のためには、国内での雑穀生産量を増やしていくことがこれから重要になってくるのではないでしょうか。

参照 ゲンキとキレイ Lifeバックナンバー  日本雑穀協会




有名イタリアンレストランが実際に使用している雑穀米



この記事へのコメント

   
ルミガン
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