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2020年12月24日

【クルーガー近況 20/12/22】

出資馬クルーガーの近況です。

20/12/22  引退

「年齢的にもなかなかコンディションが上がらず

慎重に進めてきたところ、

残念ながら屈腱炎を発症したとのことで

この後のことを心配していました。

もちろん復帰を待つつもりでいましたが、

このたびトルコレーシングクラブで種牡馬入りが決まったとのこと。

世界中で産駒が活躍する可能性が生まれたというのは何よりの朗報です。

若い頃は故障に悩まされクラシックでは活躍できませんでしたが、

古馬になって徐々に才能が開花し、

7歳になった昨年はオーストラリアに遠征。

特に春、ドンカスターマイル4着の直後に

連闘を決めたクイーンエリザベスSで、

あの女傑ウィンクスの2着に入ったことはかけがえのない経験でした。

初めての海外遠征ですっかり気持ちが若返ったのか、

今年4月ダービー卿CTの勝ちっぷりは鮮やかでしたね…。

クルーガーとの思い出はいいことも悪いことも

たくさんあって語り尽くせませんが、

長い間一線級で走り続けて厩舎を支え続けてくれた

クルーガーには心からありがとうと言いたいです。

ここまで声援をいただきました会員の皆様にも感謝しております」

(高野師)

屈腱炎を発症したということで、

年齢的に現役を続けることは厳しいかもしれないという考えの下、

血を繋ぐ可能性がないか水面下で交渉を行ってきた結果、

このたびトルコレーシングクラブからのオファーを受ける形で

トルコで種牡馬生活に入ることが決まりました。

世界に血脈を広げる可能性を秘めた第二の馬生は、

オーストラリアでの活躍も記憶に新しいクルーガーに

ふさわしいと言えるでしょう。

長らくの活躍の陰には、高野厩舎の力はもちろん、

何度も怪我に悩まされながらも

復帰のために尽くしてくださったNF空港、NFしがらきの

スタッフの努力があったことも忘れてはなりません。

そして、不屈の闘志で戦い続けてくれたクルーガーに、

心からの感謝を伝えたいと思います。

現役を引退するにあたり、会員の皆様には残念なことと存じますが、

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

トルコへの出国につきましては、

検疫を経たうえで来年1月を予定しております。

なお、本馬に出資されています会員の方へは、

後日書面をもってご案内いたします。





残念ながら引退です。

私の出資馬人生の中で1番心に残る馬になりました。

親父の介護を続け、ストレスのたまる生活の中、

趣味の一口出資馬生活の中で

この馬がいなければここまで続けてこれなかったでしょうし、

海外遠征も親父の介護が無ければ行きたかったです。

あっと驚く、ウィンクスの2着も現地で見たかったですね。

今年もダービー卿CT、安田記念と驚く事ばかりの馬でした。

トルコレーシングクラブで種牡馬入り出来たのは朗報ですし、

血が残せていける環境になったのは本当に良かったです。

安田記念後は種牡馬入りは諦めていましたからね。

こういう楽しみがある一口出資馬生活をやってて良かったです。

今年は残念ながら、

私の勘違いで1歳馬募集の出資に間に合いませんでしたが、

クルーガーが今後も続けていきたくなる活躍を見せてくれました。

目標のGT勝利も後輩のシュヴァリエローズが

叶えてくれると信じてますし、

(本当は全弟のヴェルナーに叶えて欲しいですが)

これからも一口出資馬生活を続けていきたいですね。

ありがとう。クルーガー、本当にお疲れ様でした。

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