2022年03月15日
エグジーが一流スパイに成長していた 「キングスマン ゴールデン・サークル」
元同僚の裏切り
イギリスのスパイ機関キングスマンで活動しているエグジー。この日も仕事を終え家路につくのですが、突然目の前に男が現れます。それは1年ほど前にあったキングスマン試験で落第、さらに敵対勢力につき死んだはずのチャーリーでした。右腕と声を失っているチャーリーは銃を突きつけ車を出すように指示します。エグジーは隙を付いて反撃し、激闘の末帰宅することに成功します。
その数日後、エグジーは恋人の両親と食事をしていました。談笑している最中、全てのキングスマンの拠点がミサイル攻撃を受け壊滅したと緊急連絡が入ります。エージェント・愛犬・武器の全てを失って立ち尽くすエグジーの前にキングスマン重役マーリンが現れます。生き残ったこの2人でキングスマンとして戦う事を決意したのでした。
「キングスマン記事」https://fanblogs.jp/afaafa/archive/16/0
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ドカバカアクションでノリノリ
キングスマンシリーズの魅力は良く言えばスタイリッシュ、悪く言えば(良い意味)おバカ。重苦しいスパイ映画と一線を画し、ワクワクするようなスパイ道具・武器を駆使して戦う軽い映画。おバカ要素も強く、初っ端からキングスマンが壊滅とか意味不明です。折角出てきたチャニング・テイタムも普通に序盤退場という無駄使いをしていました。
シリーズ2作目もアクションは健在で、冒頭のカーチェイスからSFチックな技術・新武器満載。軽快なミュージックに合わせてダンスチックなバトルシーンとキングスマンの魅力を十分に発揮しています。ちなみに私はスーツケース型ロケラン・マシンガンが欲しいです。
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アメリカと麻薬風刺
アメリカ大統領の外見と過激発言はトランプをモチーフにしていますか?(わざとです)アメリカ諜報機関ステイツマンも雑な服装で吹き出しました。英国紳士とアメリカジーパンという印象を植え付けてきています。ゴールデン・サークルとは麻薬組織の名称で、違法薬物に更に毒性を加え流通させた組織です。そしてその解毒剤をネタに麻薬の合法化・組織の安全保障を約束させようとします。薬物の流通の多さが世界を牛耳り混乱を起こすという皮肉は良いチョイス。
若干SFに力を入れ過ぎていますがアクションとスピード、更に悪乗り感は増加しています。ハリーの後継であるエグジーがしっかり成長していたのも感情移入できます。ただし完全な続編で本編で説明がほぼないので1作目のキングスマンを見ておかないと???な部分が多くなります。是非キングスマン ゴールド・サークルを観る前には1作目も見ておいて下さい。
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