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ロモス国ネイルに住むマァム。アバンの使徒であり卒業の際に受け取った「魔弾銃」を武器に戦います。口調は強く男勝りで、出会った最初から手厳しい発言が多い（特にポップに）。しかし内面は献身的で優しく、敵味方に関係なく慈愛の心で接する母性的な女性です。

回復魔法・魔弾銃・怪力と序盤ではポップより戦力になる場面が多かったのですが、フレイザード戦で魔弾銃が壊れてしまい、これからの戦いに能力的な不安がでてきます。そしてマァムはパーティーを離れ修行に出ます。



再登場はロモス武術大会。武闘家に転職したマァムは力強さはそのままに素早さが大きく上昇しています。武術の神ブロキーナに弟子入りし、数日で免許皆伝と素質は充分。以前から使用していた回復呪文も使用でき、「武闘僧侶」といった所でしょうか。

戦闘ではクロコダイルと1対1で立ち向かえる程の強さになっており、ここまでのレベルアップの速さでいえばダイと同等かそれ以上に成長したといえます。アバンの教え「力なき正義が無力なように正義なき力もまた無力」を胸に、元々の正義感と仲間を守る力を備えた戦士になります。


ダイのヒロインにはレオナがいますが、この作品のヒロインはマァムです。ポップとチウが惚れこみますが、本人はヒュンケルかな？というふうに恋愛のもつれはマァムが中心軸になっています。

再登場後には岩をも砕く力を身につけており、ポップは「うかつにからかえない」と表現しています。かなり真面目な性格で相手の話をしっかり聞いてしまう上に信じやすいので、ちょっとした軽口でも致命傷になりそうですね。初期メンバーとしてダイの大冒険を飾る主役格です。

師匠記事：アバンに注目

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花菱烈火は忍者に憧れる少年。身体能力が高く、炎を生み出す不思議な力を持っています。ある日美少女佐古下柳と出会います。彼女も治癒という不思議な力を持っており、お互いに能力を隠している共通点から仲良くなります。しかしこの2人の出会いから普通の生活に異変が生じてきます。

ある日突如現れた影法師と名乗る女性。彼女は烈火や柳の力に理解を持っており、「魔導具」という能力のない人間でも扱える武具がある事を知ります。更に柳が何者かにさらわれてしまい、物語は急展開となっていきます。


物語序盤から出てくるボス役紅麗。仮面をつけており強い厨二臭を感じる強者。烈火と同様に炎を自由に扱えますが練度に大きな差があり、当然ですが初対面の地点では烈火に勝ち目はありません。その後の出番も悉く「最強」を知らしめてくれます。

紅麗の良さは負けても負けても強いイメージが崩れないところです。一度負けると強くなるではなく、最初から強くて最後まで強いのです。炎の羽が出現し敵に飛ばす技なんかは何かをくすぐります。

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各キャラクターがとても印象深く、私は紅麗（推し）ですが他にも水鏡・小金井・ジョーカー・紅・雷覇・土門と男性陣、女性陣は風子・瑪瑙・音遠・命と非常に見た目のよいキャラが豊富です。それぞれの心情や背景にもしっかり触れており感情移入がしやすいものでした。

ストーリーも少年誌の王道で、序盤から熱い主人公と友人達。クールな敵が戦いの後には味方になり、無敵のライバルが出現。それぞれの恋愛事情もありと話題豊富な内容でありながらもしっかりとした伏線回収。最終巻まで一気に読み上げた作品でした。

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2016年サンフランシスコ。「ブルーム社」が開発した都市管理システム「ctOS　2.0」が導入されます。しかしこのシステムを悪用し、ブルーム社が犯罪歴を改ざん・捏造し、自社にとって都合の悪い人物を犯罪者に仕立て上げていきます。このシステムによりマーカス・ホロウェイも犯罪者と認識されてしまいます。

マーカスは意図的に犯罪者に仕立て上げられた事を知り憤慨。ブルーム社と対立している事で有名なハッカー集団「デッドセック」と連絡を取ります。デッドセックの力を借り自分のデータを消去したマーカスはデッドセックへ加入し、ブルーム社に立ち向かっていきます。


楽に進めるためには「ハッキング」の多様性を知っておくことが必要でした。クエストでの戦闘は敵陣壊滅が多いのですが、基本的に銃器が種類が少なくサクサク撃ち勝てるものではありません。なので車やバイクをハッキングして突っ込ませるとか、爆破装置や電磁波装置を遠隔で発動させるといった方法で数を減らす・注目を集める作業が必要になります。

街中では道行く人の携帯電話をハッキングできます。情報を仕入れる事もできますし、自分の口座に入金させることもできます。また人物特定にも役に立ち、目標対象が携帯電話で判別されます。マップが広大で入り組んでいるビル街も多いため、対象を見失わないように（PｖPでも）こまめなハッキングが大事です。

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キャラクターの明るい、軽い性格のおかげで最後まで楽しめました。全体的に明るい（画像もね）雰囲気で、音楽もノリノリ。服装もカジュアルなものが多く、ファッションゲームとしても楽しめます。巨悪を倒すことが目的ですが、挑発や悪ふざけしながら軽快に進むのでストレスはありません。

ウォッチドッグスでは数多くの車・バイク・服装が選択できます。私自身、特定の車両（完全な好み）しか使わないプレイをしていました。金策だけで30時間はかかったのではなかろうか・・・好きな車・音楽・服に囲まれるこだわりプレイをする事で、益々深みにはまってしまう・・・これから始める方には是非「好み」にこだわったプレイをして欲しい作品です。

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890歳の妖魔士団長ザボエラ。魔族の中でもトップクラスの魔力の持ち主で、最初の出番ではデルムリン島のマホカトールを簡単に打ち消しています。また体内で毒の調合ができ、その毒を爪から排出（注入）をするといった変則的な能力も持っています。

数々の攻撃魔法を使え、自身でオリジナル魔法も開発しています。特に「マホプラウス」は敵・味方の放った魔法を収束して打ち返すという魔法に対する攻撃・防御を同時に行える超絶魔法です。他者の力を利用する事で威力を増す、この技は「ザボエラそのもの」でした。



妖魔指令軍団長からスタートしていますが、バランが表に出てきた辺りから存在が消えていきます。勇者一行からは「残る強敵はミストバーン・キルバーン・大魔王バーンだけ」と名前すら出てこなくなり、魔王軍内ではミストバーンの指令補佐という地位になりますが、そもそもミストバーンは全く信用していません。

敵から忘れられ、仲間からは蔑まれるという最悪な立場。また本人が出世欲が強いため余計に哀れにみえます。周囲のレベルアップに気付かず、過去の栄光と成功にすがる姿は他人事とは思えない何かが・・・ハドラーも一歩間違えばこんな存在になっていたのでしょうかね。。。

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ザボエラの座右の銘は「勝者とは戦いの場に最後まで生き残っていたもの」であり、この考え方が良い方向に働けば恐ろしい敵になっていたでしょうが、「出来る限り自分は傷つかない」戦いをしてきたためか詰めが甘く、追い込むけど最後のひと押しがないキャラになってしまいます。最後の出番では見事に孤立して一人になって追い詰められるシーンが印象的です。

強力な魔法と飛びぬけた頭脳を持ちながらも大きく失墜したザボエラ。最後の最後まで悪あがきをした彼は、ある意味貫徹した人生を送ったと評価しています。そう、例え窓際でも。最後まで貫いたから。過去の栄光にすがりたい。年とるとしょうがない現象。

ニューヨークの建設会社に勤めるジョナサン。勤勉で真面目、生活も規則的ですが大きな秘密を持っており、そのことが理由でフルタイム勤務ができません。その理由は「ジョナサンという人格」は朝7時〜夜7時まで、それから先は「ジョンという人格」の活動時間になるのです。

ジョンは法律事務所で働いており夜7時〜朝7時までが活動時間。2人はお互いの事を認識しており、ビデオメッセージを通じて「対話」しています。誰かと会った時につじつまが合うように今日の出来事を報告しあいます。そんな毎日の中、ジョナサンはジョンが何かを隠している事に気付き、ここから2人の心の乖離が始まっていきます。


ジョナサンは几帳面で日課であるジョギングの時間ですら規則正しい。ジョンの分の食事も作り置きしてあり、真面目で折り目正しい性格。比べてジョンは大雑把。片付け・掃除等はほとんどせずにジョナサンに任せています。この性格の違いゆえに付き合う友人も異なり、あまり生活に問題が起きなかったのでしょう。

お互いに隠し事がなく（生活に支障をきたすので隠せない）、良い事も悪い事も共有しています。1つの体を共有しているため、体調不良すら共有になります。翌日の「ビデオメッセージ」はお互いに期待と不安の入り混じった物になりそうですが、その仲の良さゆえに喜びと悲しみを共有する電話のような軽い印象を受けます。

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夜7時からのジョンは「太陽」をほぼ知りません。暗い夜だけが彼の生きる世界です。ジョナサンは月と星をほぼ知りませんが、やはり昼は「活力」に溢れているのではないでしょうか。夜しか知らないジョンは快活な性格をしてはいますが、何かあって1人になった時には本当の暗闇・孤独に陥ります。

入れ替わっている時間は相手が何をしているのかわからない、という設定はなんだか怖いですね。ビデオメッセージが途絶えたり、相手に秘密が出来たりで不安になる様子が生々しくて恐怖を感じました。自分に置き換えると怖い作品でしたが、最後は少し心が軽くなる、これからを感じる物語でした。

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