アフィリエイト広告を利用しています

侍ジャパンU-18 代表!! アジアの頂点目指し “いざ出陣” 〜!! 

 侍ジャパン各カテゴリーの中でもトップチームに次いで注目度の高いU-18日本代表。
そのU-18代表がアジアの頂点を目指す「第13回 BFA U18アジア選手権」が目前に迫っていますので、ここでは日本の試合日程や出場選手等々に注目します!!

◆ 第13回 BFA U18アジア選手権

・期間  2024年9月2日〜9月8日
・開催地 台湾(台北、桃園)
・出場する国と地域
 【グループA】
  韓国、台湾、パキスタン、タイ

 【グループB】
  日本、フィリピン、香港、スリランカ

・開催球場
 台北市立天母棒球場  楽天桃園野球場

◇ 日本代表 出場選手一覧

multi_onebox.png


◇ 大会日程

● オープニングラウンド(グループB 日本戦)

  9月2日(月)14:30  日本 - 香港
  9月3日(火)14:30  スリランカ - 日本
  9月4日(水)19:30  日本 - フィリピン
  
  ※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

● スーパーラウンド

  9月6日〜9月7日

● 決勝戦・3位決定戦
  
  9月8日


 U-18日本代表は例年、金属バットに慣れていた同代表にとって、木製バットへの対応が最大の課題となっていましたが、今夏のナインに小倉全由監督(67歳)は手応えを得ています。

 25日の近畿大との練習試合では長打こそなかったものの、計12安打と大学生投手の力のある球に木製バットで順応。
2012年のU-18W杯で花巻東の大谷翔平(ドジャース)や、大阪桐蔭の森友哉(オリックス)らを率いた経験を持つ小倉監督は「あの時はフリーバッティングをやってもなかなか飛ばなかった。(現在は)新しい基準のバットを使いながら、木バットには、あの時代から比べたらすごく慣れる、近くなるスイングをしてくれている」と今春から導入された低反発バットの効果を口にしています。

 28日の大学日本代表との壮行試合では、150キロ超の投手陣に苦戦も、長打を含む計6安打と食らいつきました。
「スピードとコントロールを見せてもらったので、プラスにして台湾に行きたい」と指揮官。低反発バット“一期生”による木製攻略が、アジアを制するカギとなるか。

 小倉監督によると起用の構想も固まってきており「名前は明かせませんが」とした上で「開幕投手は決めました」とコメント。
 チームは予定通りに行けば8月31日に出国し、戦いの舞台となる台湾へ移動。
9月1日に公式練習を行い、2日の初戦・香港戦(日本時間14時半開始予定)に臨みます!!

侍ジャパンU-15代表!! ワールドカップ悲願の初優勝を果たす〜!!

 ネクスト高校球児が世界一を懸けて戦う「第6回 WBSC U-15 ワールドカップ」(コロンビア・バランキージャ)の決勝戦が25日(日本時間26日)に行われ、侍ジャパンU-15代表はプエルトリコと対戦。
終盤の美技連発などもあり7対6で競り勝ち、悲願の初優勝を果たしました!!

U15侍W杯初優勝!.jpg

◆ 決勝戦

8月26日((月) 9:00  日本 7 - 6 プエルトリコ

プエルトリコ|103|011|0|=6
日   本 |122|200|x|=7

◯試合経過 
 日本は初回、先発を任された林将輝(日高リトルシニア)が制球に苦しみながらも、最少失点の1点に抑えると、その裏に四球で出た走者を2番の主将・新井悠河(藤岡ボーイズ)が三塁打で返し、すぐさま同点に。
 さらに2回は、一塁手・丹羽裕聖(愛知尾州ボーイズ)が一二塁間を抜けようかという打球を横っ飛びで掴んで無失点に切り抜けると、その裏に丹羽の安打からチャンスを作り、大宮翔(東北楽天リトルシニア)のタイムリーで勝ち越し。

 3回には林が持ち直せず、押し出し四球や犠飛で逆転を許すものの、直後の攻撃で岡田良太(熊本泗水ボーイズ)が同点打、丹羽が勝ち越し打を放ち、すぐさま逆転に成功。
その後は2番手・戸倉光揮(狭山西武ボーイズ)の投球や、中島齊志(飯塚ボーイズ)の2点タイムリーで、突き放しにかかるものの、プエルトリコも5回に1点差に迫るなど粘り、勝負は終盤へ持ち込まれました。

 この緊迫した状況でビッグプレーがチームを救います。6回には同点打と思われたセンター前安打を処理した小久保颯弥(愛知名港ボーイズ)が強肩を生かして本塁へ鋭い送球をすると捕手・中嶋蒼空(佐倉リトルシニア)が難しいショートバウンドに上手く合わせて捕球し、その勢いで走者にタッチし間一髪アウト。小久保はさらに7回1死一、二塁の場面で左中間を破ろうかとする打球をスライディングキャッチ。
 そして最後はなおも続くピンチで、三遊間に抜けようかという打球を川上慧(明石ボーイズ)が逆シングルで捕球すると、強肩を生かした矢のような送球で打者走者をアウトにし、試合終了。
3回からのロングリリーフで試合を締めた戸倉を中心に歓喜の輪ができました。


◆ 第6回 WBSC U-15 ワールドカップ

・日程 8月16日(金)〜8月25日(日)
・開催地 (コロンビア・バランキージャ)ほか
・出場する国と地域
  【グループA】
  日本、コロンビア、ドミニカ共和国、
  グアム、イタリア、プエルトリコ
  
  【グループB】
  メキシコ、ニカラグア、オランダ、
  南アフリカ、台湾、ベネズエラ
【試合結果】

● オープニングラウンド(グループA)

8月17日(土)9:00  日本 12 - 9 ドミニカ共和国
U-15W杯開幕 中島齊志の3安打3打点の活躍などでドミニカ共和国との乱打戦を制す

8月18日(日)5:00  イタリア 3 - 8 日本 延長9回タイブレーク
イタリアに苦戦を強いられるも戸倉光揮の好救援などで延長タイブレークを制し連勝
 日  本|000|000|0|08=8
 イタリア|000|000|0|03=3

8月19日(月)9:00  コロンビア 3 - 14 日本 6回コールド
川上慧の技あり同点打や主将・新井悠河の5打点などでコロンビアに
大勝 スーパーラウンド進出を決める

8月20日(火)5:00  日本 14 - 0 グアム 5回コールド
大久保遼の5回参考ノーヒットノーランや福井那留の
ランニング満塁本塁打などで開幕4連勝

8月21日(水)0:30  日本 4 - 2 プエルトリコ
太田蓮の好救援や福井那留の勝ち越し打などでプエルトリコを破り
オープニングラウンド首位通過

● スーパーラウンド

8月23日(金)5:00  日本 5 - 6 台湾
「あと1人」から台湾に逆転負けを喫しスーパーラウンド初戦で初黒星
 台 湾|000|001|5|=6
 日 本|002|020|1|=5

8月24日(土)5:00  日本 6 - 1 メキシコ
福井那留の7回1失点完投などでメキシコを下し
3大会ぶりの決勝進出に王手をかける

8月25日(日)5:00  日本 7 - 2 ニカラグア
大宮翔の逆転打や太田蓮の好救援で初優勝に王手
海外開催初のU-15W杯決勝進出を決める

● 決勝戦
8月26日(月)9:00  日本 7 - 6 プエルトリコ
美技連発で悲願のU-15W杯初優勝 井端弘和監督が
伝え続けてきた野球が要所で結実


   ※開始時刻は日本時間(コロンビア:時差-14時間)

 決勝のプエルトリコ戦。守備で美技を見せた小久保、中嶋、川上は、この日打撃で無安打の選手たち。「ミスした後のプレーの大切さ」については井端監督がU-12代表監督時も再三選手たちに伝えており、それが史上初の快挙がかかった決勝戦で、見事に結実しました。
 長時間の移動、南米の暑さや慣れない環境、台湾戦での「あとアウト1つ」からの逆転負けなど、様々な逆境もありましたが、井端監督の狙いや思いが伝わり、大会史上初めて日本に優勝トロフィーが渡ることとなりました。優勝おめでとう!!
次のステージでの活躍も期待します!!

夏の全国高校野球選手権!! 京都国際が初制覇!! そしてU−18日本代表メンバーも決定〜!!

 "熱闘甲子園" 第106回全国高校野球選手権大会は23日決勝戦が行われ、京都国際(京都)が延長10回タイブレークの末に、関東一(東東京)を破って、春夏通じての初優勝を達成。
京都勢としては1956年の平安(現・龍谷大平安)以来、68年ぶりに夏の甲子園制覇となりました!!

京都国際がて初優勝V.jpg

◆ 決勝戦 8月23日(金)

:京都国際(京都) 2 - 1 関東第一(東東京) 延長10回タイブレーク

京都国際 |000|000|000|2 =2
関東第一 |000|000|000|1 =1

〇試合経過
先発は、京都国際が背番号1中崎琉生(3年)、関東第一が背番号10畠中鉄心(3年)。7回表から関東第一は2人目の背番号1坂井遼(3年)に交代。史上初の”決勝タイブレーク”に。
 0-0の均衡が9回まで続き、迎えた無死1.2塁からスタートする延長10回表、京都国際は先頭の代打•西村一毅(2年)が安打で出塁し、無死満塁。続く1番金本祐伍(3年)が押出四球を選んで、1点を先制。
ここで関東第一は3人目の背番号11大後武尊(3年)に交代。このあと京都国際は2番三谷誠弥(3年)の犠牲フライで1点を追加し、2-0。
 10回裏から京都国際は2人目の背番号11西村一毅(2年)に交代。このあと関東第一は犠打(相手失策)から無死満塁。ここで代打•堀江泰祈(3年)の内野ゴロ併殺崩れの間に1点を返し、2-1。
続く1番飛田優悟(3年)が四球を選んで1死満塁。このあと2番成井聡(3年)が内野ゴロ、3番坂本慎太郎(2年)が三振に倒れてゲームセット。
京都国際が2-1(延長10回タイブレーク)で勝利し、初優勝(京都勢68年ぶりのV)。全国3715校(3441チーム)の頂点に立ちました!!

◇ 準々決勝以降の勝ち上がり

aa10624.jpg

 誕生から100年の阪神甲子園球場、低反発バットが導入されてから、初めての夏。
導入直後の選抜や春の都道府県大会は、打球が飛ばなくなったことで、「野球がつまらなくなった」との声も聞きました。

 しかしながら今大会、手に汗を握るシーンが何度もありました。総本塁打数は金属製バット導入後最少の7本。総得点は昨年より147点減ったものの、1点差の試合は昨夏より10多い19となり、より「1点」が重くなりました。

バットのほかに、タイブレークや投球数制限など、近年の高校野球はめまぐるしく変化しています。それでも選手たちは工夫を凝らし、順応してきました。
 初優勝の京都国際は自主練習が中心。送りバントのサインでも自分の判断で強攻に出たり、選手同士で守備位置を確認しあったり。それぞれの考える力を結束した先に3441チーム(3715校)の頂点が待っていました。
主体性と勇敢さ。次の100年も、甲子園は進化する球児たちで彩られていくこととおもいます。


 続いては、U−18日本代表メンバーのニュースです。

 京都国際と関東第一の激闘となった全国高校野球選手権大会決勝戦の余韻が冷めやらぬ 8月23日、昨年の世界一に続くアジア制覇に向けて、9月2日から台湾で開催される「第13回 BFA U−18アジア選手権」に出場する侍ジャパンU−18日本代表メンバー 18人が発表されました!!

U−18日本代表チームを率いる小倉全由監督が「全国の部員達の代表として相応しい18人を委員の方々に選考していただきました」と話したように、注目のメンバーには、基本となる技術はもちろん、強肩とスピードといった運動能力、さらにはリーダーシップや強いハートといった人間性の高い選手が選ばれました。

 投手は、決勝戦を戦った京都国際の中崎琉生投手、関東第一の坂井遼投手の両エースや、選抜大会で準優勝の報徳学園から今朝丸裕喜、間木歩の両投手、広陵の高尾響投手ら8人。
捕手は、主将として健大高崎をセンバツ大会優勝に導いた箱山遥人選手ら2人。内野手は、早稲田実業の宇野真仁朗選手ら 5人。外野手は、大阪桐蔭の強打者・徳丸快晴選手、境亮陽選手ら3人が選出されました。



★「第13回 BFA U−18アジア野球選手権」
  侍ジャパンU−18日本代表メンバー

    (ポジション・背番号・氏名 ※全員3年生) 
 
【投手8人】
 14 櫻井椿稀(鶴岡東)
 11 坂井遼(関東第一)
 17 藤田琉生(東海大相模)
 15 中崎琉生(京都国際)
 16 今朝丸裕喜(報徳学園)
 1  間木歩(報徳学園)
 18 高尾響(広陵)
 19 田崎颯士(興南)

 【捕手2人】
 12 箱山遥人(健大高崎)
 27 熊谷俊乃介(関東第一)

 【内野手5人】
 5 高山裕次郎(健大高崎)
 6 石塚裕惺(花咲徳栄)
 10 宇野真仁朗(早稲田実)
 7 花田悠月(智弁和歌山)
 4 山畑真南斗(明徳義塾)

 【外野手3人】
 9 徳丸快晴(大阪桐蔭)
 21 境亮陽(大阪桐蔭)
 8 濱本遥大(広陵)


 なお、本大会前には 「U18壮行試合」
  『高校代表vs大学代表』が、ほっともっとフィールド神戸で
   8月28日(水) 18:00から行われます。
  今後本大会の詳細についても掲載していきます!!

2024MLB!! 大谷翔平「40-40」達成秒読み!! これまでの達成者 & 成績をチェック〜!!

 熱戦が続くメジャーリーグのレギュラーシーズンは終盤戦に突入してきましたが、ドジャースの大谷翔平(30歳)は日本時間21日のマリナーズ戦で、三回に右中間へ三塁打。八回は右翼フェンス直撃の安打を放ち、一塁を回ったところでストップ。続くベッツの打席で二盗を決め、今季 38個目の盗塁を記録。

 これでシーズン127試合目を終えて、過去に 5人しか達成していない「40本塁打・40盗塁」にあと1本塁打と2盗塁に迫ってきました。

fdgrr4040.jpg
※14試合ぶりにマルチ安打を記録した大谷。



 そこで今回は、40-40クラブ(40 - 40 club)と言われる、MLBにおいて、1シーズンに 40本塁打以上と40盗塁以上を同時に達成した選手はどのような顔ぶれだったのか。数字(成績)と共に見ていきます!!

★ メジャー史上「40-40」達成プレーヤー!!

40本塁打−40盗塁達成者.jpg




◆ 達成当時のシーズン打撃成績!!

MLB40−40.jpg


 このようにMLB史上で 40-40 達成者は5人で、複数回達成した選手はいません。
ホセ・カンセコが1988年に初めて達成し、直近では2023年にロナルド・アクーニャ・ジュニアが達成。

達成した5人のうち、4人は右打者、1人は左打者でした。バリー・ボンズとアレックス・ロドリゲスは通算600本塁打達成者であり、カンセコは達成した年にMVPに選出され、ワールドシリーズに進出した唯一の選手となっています。
ソリアーノは 40-40 の他に 41二塁打を記録し、ロドリゲスは唯一の外野手でない達成者。

現役でない達成者はすべて通算400本塁打かつ通算200盗塁を達成しています。カンセコ、ボンズ、ソリアーノは40本塁打のあとに40盗塁を達成し、ロドリゲスは40盗塁のあとに40本塁打を達成しました。

また、ソリアーノ(2002年 39-41)とボンズ(97年 40-37)が複数回達成に近い記録を残し、カンセコが40-40に近づいたのは1998年(46-29)でした。
ロドリゲスは他に40本塁打を7回記録しましたが、いずれの年も24盗塁を超えたことはありませんでした。


 そして今季の大谷はシーズン127試合目を終えて、「40本塁打・40盗塁」にあと1本塁打と2盗塁。
かつて広島でもプレーしたソリアーノ(ナショナルズ)が、2006年にマークした 148試合の最速記録を塗り替えることは確実視されています!!
なお、MLBにおいて50本塁打と50盗塁のいわゆる「50 - 50」を達成した選手は現在まで存在していません!!

高校野球「甲子園登板」歴代 長身投手 トップ10に注目〜!!

 深紅の大優勝旗を懸けた甲子園球場で行われている夏の全国高校野球選手権は17日にベスト8が出そろい、準々決勝は19日に行われます。

【準々決勝 8月19日(月) 組み合わせ】

第1試合  東海大相模(神奈川) -  関東第一(東東京)
第2試合  青森山田(青森) -  滋賀学園(滋賀)
第3試合  京都国際(京都) -  智弁学園(奈良)
第4試合  大 社(島根) -  神村学園(鹿児島)

 いずれの試合も手に汗握る好ゲームが期待されますが、ここでは今大会も長身選手が多数いるなかで、これまので甲子園大会で登板した長身投手に注目します。
 まずはランキングから・

★ 歴代 「甲子園登板」 長身投手 トップ10

1位 藤田 琉生(東海大相模)/198センチ/2024年夏
2位 藤浪 晋太郎(大阪桐蔭)/197センチ/2012年春夏  
2位 阿部 剣友(札幌大谷)/197センチ/2019年春
4位 アドゥワ 大(九州国際大付)/196センチ[俊寺1]/2014年夏
4位 アドゥワ誠(松山聖陵)/196センチ/2016年夏
6位 小石 明寛(専大北上)/195センチ/2000年夏  
6位 ダルビッシュ有(東北)/195センチ/2003年春夏、2004年春夏  
6位 十川 奨己(立命館宇治)/195センチ/2023年夏
9位 山田 基樹(日川)/194センチ/2013年夏
10位 宮城 弘明(横浜商)/193センチ/1979年夏  
10位 安倍 宏嗣(帝京)/193センチ/1998年夏  
10位 小林 基嗣(岡山城東)/193センチ/1998年夏  
10位 近平省悟(宇和島東)/193センチ/1998年夏
10位 松本 竜也(英明)/193センチ/2011年夏  
10位 大谷 翔平(花巻東)/193センチ/2011年夏、2012年春  
10位 根岸 崇裕(前橋育英)/193センチ/2017年夏  
10位 赤塚 健利(中京学院大中京)/193[俊寺2]センチ/2019年夏  
10位 達 孝太(天理)/193[俊寺3]センチ/2021年春
   ※身長は甲子園出場時のもの

 今夏甲子園でベスト8進出の東海大相模は198センチの長身左腕・藤田琉生(画像下) がエースを務め、初戦、2戦目とも先発マウンドを任されて好投を見せたました。

藤田 琉生(東海大相模).jpg
 長身からの角度を生かすため「決め球の変化球をずっと模索してきた」と言い、最後の夏を迎える前にマスターしたナックルカーブが飛躍の原動力に。
夏の甲子園で更新した最速149キロは、昨今の高校球界では決して驚くほどではないものの、長身から投げ下ろす角度が最大の武器で、198センチは歴代の甲子園出場投手の中で最長身記録です。

 資料で判明する限りでは、これまで甲子園で登板した投手の最長身記録は2012年春夏連覇の大阪桐蔭・藤浪晋太郎(メッツ)と2019年春に出場した札幌大谷・阿部剣友(元巨人)の197センチでした。
藤田はこのふたりを1センチ上回りました。

なお、札幌大谷・阿部は控え投手だった2年時の2019年春のセンバツに出場して、2回戦の明豊戦で先発登板。3年時は200センチになっていましたが、新型コロナのため春夏とも甲子園大会は開催されず。
「記録更新」の機会は巡ってきませんでした。

 またランク外では、1972年春のセンバツで優勝した日大桜丘のエース・仲根正広(元近鉄ほか)が190センチの長身で「ジャンボ仲根」の異名をとり、「甲子園優勝投手の最長身記録」と話題になりました。

 甲子園球児の体格向上が著しく進み、190センチ台の投手が珍しくなくなってくるのはこの頃から。
横浜・永川英植(元ヤクルト)は73年センバツ優勝時に188センチでしたが、翌74年センバツ出場時は190センチ。
1977年センバツ準優勝・中村の山沖之彦(元オリックスほか)は191センチ、79年夏ベスト4の横浜商・宮城弘明(元ヤクルト)は193センチなど続々と登場しています。

 
 再びトップ10に戻って見ていくと、いずれも196センチのアドゥワ兄弟、195センチのダルビッシュ有(パドレス)、193センチの大谷翔平(ドジャース)などが上位にランクイン。
190センチ超えの先駆けとなった仲根や永川、山沖ら歴代の高身長投手たちは、トップテン圏外となっています。

 なお、このランキングは、春夏の甲子園で実際に登板した投手だけをリストアップしたもの。
じつは、今夏出場校の登録メンバーとしては、東海大相模の藤田のほかに、197センチの智弁和歌山・中西琉輝矢、196センチの早稲田実・浅木遥斗と歴代トップクラスの2投手がいたものの、いずれも登板せずにチームは敗退したため、ランクインの条件を満たさなかったのが惜しまれます。
しかし、このうち早稲田実・浅木は2年生で、来年、甲子園登板を果たすかどうか。
いずれにしても長身好投手は近年増えつつあり、近い将来ランキングは大きく変動するかもしれません!!

2024MLB !! 最新の「MVP模擬投票」結果をチェック〜!!

メジャーリーグ の2024年レギュラーシーズンは残り約 7週間。全 6地区中 4地区は1位と2位が3.5ゲーム差以内という接戦になっており、大混戦のワイルドカード争いも含め、プレーオフ争いの行方が注目されます。

そんななか、日本時間 8月13日、米公式サイト「MLB.com」は今季 5度目となるMVP模擬投票の結果を公開していますので紹介します。

今回の模擬投票には同サイトの有識者45人が参加しており、現時点の成績だけでなく、シーズンの残りの試合で何が起こるかを予想したうえで投票が行われています。
各リーグの1位から5位を選び、1位票 5ポイント、2位票 4ポイント、3位票 3ポイント、4位票 2ポイント、5位票 1ポイントで集計。

 :この結果、ア・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ナ・リーグは大谷翔平(ドジャース)がMVP最有力候補の座をキープしています。

MVP2-24.jpg

 ア・リーグはジャッジが33人、ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)が12人から1位票を獲得。
総ポイントでも1位ジャッジ、2位ウィットJr.となり、3位にはフアン・ソト(ヤンキース)、4位にはガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)、5位にはホセ・ラミレス(ガーディアンズ)がランクインしました。

 ジャッジはリーグ新記録の62本塁打を放った2022年に続き、今季も驚異的なシーズンを過ごしており、本塁打(42)、打点(107)、四球(99)、OPS(1.162)など多くの部門でメジャートップの数字をマーク。
データサイト「ファングラフス」と「ベースボール・リファレンス」がそれぞれ算出している総合指標WARでもメジャートップに君臨しており、文句なしのMVP最有力候補と言えそうです。
しかし、ウィットJr.も 7月以降に大きく成績を向上させ、MVP争いに参戦中。ウィットJr.の好調が続けば、極めてハイレベルなMVP争いが展開されることになります。

 ナ・リーグは大谷が37人、ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)が6人、エリー・デラクルーズ(レッズ)が2人から1位票を獲得。
総ポイントでも1位が大谷、2位マルテ、3位デラクルーズとなり、4位にはブライス・ハーパー(フィリーズ)、5位にはフランシスコ・リンドーア(メッツ)がランクインしました。

 大谷はすでに「30−30」を達成し、本塁打(36)とOPS(1.007)はリーグトップの数字をマーク。
史上6人目となる「40−40」に加え、史上初の「45−45」も狙える位置につけています。
エンゼルス時代にMVPを2度受賞しており、ドジャースの選手として受賞すれば、フランク・ロビンソンに次いで史上2人目の両リーグMVP受賞となります。

 しかし、ダイヤモンドバックスの快進撃を牽引するマルテを推す声も多く、実際に「ベースボール・リファレンス」が算出するWARではマルテが大谷を上回っています。
また、デラクルーズも「ファングラフス」が算出するWARで大谷に匹敵する数値を叩き出しており、史上初の「30−80」を達成するようなことがあれば、有力なMVP候補となります。

 ジャッジとウィットJr.の一騎打ちの様相を呈しているア・リーグに比べると、ナ・リーグはやや混戦模様。大谷と打撃タイトルを争っているマーセル・オズナ(ブレーブス)は今回の模擬投票では6位にとどまりましたが、大谷を抑えて複数の打撃タイトルを獲得するような展開になれば、MVP争いでも中心的存在となってきます。

 さあ はたして今後どのような展開となるのか !?
ドジャースのレギュラーシーズンは残り43試合。大谷が2年連続3度目のMVPを受賞するためには、とにかくWARの数値でライバルたちを引き離していくことが必要になりますが、
最新の打撃では日本時間14日、敵地・ブルワーズ戦に「1番・DH」で出場。
3回に 2試合連発となるリーグトップの37号ソロをマーク。
8月は11試合で打率 1割台の中で 5発目。
直近 6安打は 4本塁打を含めて全て長打を放っており、大谷が完全復活すれば、MVPは盤石なものとなります!!

「第6回 WBSC U-15 ワールドカップ」!! 初優勝を目指す『ネクスト高校球児』に注目〜!!

 高校球児の聖地・甲子園球場では、夏の全国高校野球選手権 真っ只中。まさに猛暑の中熱闘が繰り広げられていますが、ここではネクスト高校球児が世界一を目指す、「第6回 WBSC U-15 ワールドカップ」が近づいていますので、出場選手や大会日程などに注目します!!

etrsd15.png

◆ 第6回 WBSC U-15 ワールドカップ

・日程 8月16日(金)〜8月25日(日)
・開催地 (コロンビア・バランキージャ)ほか
・出場する国と地域
  【グループA】
  日本、コロンビア、ドミニカ共和国、
  グアム、イタリア、プエルトリコ
  
  【グループB】
  メキシコ、ニカラグア、オランダ、
  南アフリカ、台湾、ベネズエラ


 ★ 侍ジャパンU‐15日本代表選手

U15選手.jpg

◆ 大会日程

● オープニングラウンド(グループA 日本)
 8月17日(土) 9:00  日本 - ドミニカ共和国
 8月18日(日) 5:00  イタリア - 日本
 8月19日(月) 9:00  コロンビア - 日本
 8月20日(火) 5:00  日本 - グアム
 8月21日(水) 0:30  日本 - プエルトリコ
 
※開始時刻は日本時間(コロンビア:時差-14時間)

● スーパーラウンド
 8月23日〜8月25日

● 3位決定戦・決勝戦
 8月26日


 現在、侍ジャパンU-15代表は直前合宿を国内で行っており、11日には千葉県のNTT東日本グラウンドで初の実戦(7イニング制)試合に臨み、今春の選抜高校野球大会4強の中央学院高と対戦。
4月の侍ジャパンU-18代表候補選手強化合宿にも招集された颯佐心汰ら多くの3年生がスタメンを占めるフルメンバー相手に対し、投手陣では身長189センチの大型左腕・川本晴大(東京城南ボーイズ)と最速144キロ右腕・林将輝(日高リトルシニア)の好投も光り、1対1で7回終了。
 そして当初から予定されていた延長タイブレーク(無死一、二塁から再開)でも、前の回は無失点に抑えられた颯佐に対し、中島齊志(飯塚ボーイズ)の左中間を破る三塁打で2点を奪取。
その裏には、中央学院の意地の前に逆転サヨナラ負けを喫したものの、格上の相手対し3対4という好ゲームを展開しました。


 試合を終えてU-15代表を指揮する井端監督(元中日・巨人) は「スタメンを見てびっくりしましたし、まさか甲子園通りの継投で来てくださるとは思いませんでした」と中央学院高の姿勢に感謝し、「対応して結果を残せた選手もいるので、そこは自信にしたいです」「速さだけでなくキレもある1ランク2ランク上の投手と対戦でき、強豪国の投手に近い球を打つことができて良かったです」とコメント。

 そして直前合宿最終日となる12日は、昨年の甲子園に春夏連続で出場し、今春の千葉大会を優勝した専大松戸と対戦。格上の強豪校との連戦で、チーム力をさらに高めていき、ワールドカップ悲願の初優勝を目指します!!

2024MLB!! ナ・リーグ87年ぶりの三冠王なるか!? 大谷 & ライバル選手をチェック〜!!

 第二次世界大戦後、ア・リーグでは1947年のテッド・ウィリアムス(レッドソックス)、1956年のミッキー・マントル(ヤンキース)、1966年のフランク・ロビンソン、1967年のカール・ヤストレムスキー(レッドソックス)、そして2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)と5人の三冠王が誕生していますが、ナ・リーグは1937年のジョー・メドウィック(カージナルス)が最後。80年以上にわたって三冠王が誕生していません。
しかし、今季は大谷翔平(ドジャース)を含めた3人の強打者が三冠王の可能性を残しています。

MLB.DD.png


 日本時間8月9日の全試合が終了した時点での、ナ・リーグの打撃3部門の上位は以下のようになっています。

◆打率
1 ルイス・アライズ(パドレス).303
2 大谷翔平(ドジャース).302
3 マーセル・オズナ(ブレーブス).299
4 ジュリクソン・プロファー(パドレス).298
5 アレック・ボーム(フィリーズ).296
6 ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス).295

◆本塁打
1 大谷翔平(ドジャース)34
2 マーセル・オズナ(ブレーブス)33
3 ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)29

◆打点
1 マーセル・オズナ(ブレーブス)88
2 大谷翔平(ドジャース)81
3 ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)80

 
 このような打撃成績のなかで三冠王に最も近い位置にいると言えるのはオズナ。

マーセル・オズナ.jpg

 打点は2位の大谷に 7差のトップ。本塁打はトップの大谷に1差に迫っており、打率もトップのアライズとと4厘差。
仮に本塁打を含む3安打や4安打をマークすれば、あすにも打撃3部門のトップを独占する可能性があります。後半戦は19試合に出場して打率.278、7本塁打、11打点、OPS.929。前半戦に比べると、やや数字を落としているものの、大きくペースダウンしているわけではありません。

 
 大谷はしばらくのあいだ、打率と本塁打でトップをキープしていましたが、直近2試合で9打数ノーヒットに終わり、打率は2年連続首位打者のアライズに抜かれて2位に後退。

444大谷.jpg

 本塁打もオズナに1差まで迫られています。大谷が三冠王を狙ううえでポイントになるのは打点ですが、デーブ・ロバーツ監督はムーキー・ベッツが故障から戻ってきたあとも大谷を1番打者として起用する方針を明言。大谷が打点を稼げるかどうかは下位打線の頑張り次第ということになります。
後半戦は18試合で打率.229、5本塁打、12打点、OPS.866、特に8月に入ってからは6試合で打率.192、2本塁打、5打点、OPS.676と明らかに調子を落としており、復調できないようだと無冠に終わる可能性もあり、再び打棒再点火なるか注目です。


 マルテは後半戦の19試合で打率.310、10本塁打、23打点、OPS1.132の大活躍を見せ、シーズントータルの数字を一気に上げてきました。

202405ケテル・マルテ22_marte.jpg

 決してホームランバッターではないため、本塁打王争いが40本台後半の争いになるとタイトル獲得は難しいですが、大谷とオズナの本数が伸びず、40本前後の争いになるのであれば、十分にチャンスはありそう。一発の魅力に憑りつかれてしまったのか、8月に入って打率.207(29打数6安打)、5本塁打と打撃が粗くなっているのが気になるところです。

 
 大谷はすでに日本人選手として初の30本塁打&30盗塁を達成していますが、三冠王の可能性もあれば、無冠の可能性もあるという状況。
 
はたして、打者に専念している今季はいくつの打撃タイトルを手にすることになるのか。
ドジャースのレギュラーシーズンは残り47試合。
プレーオフ争いの行方はもちろん、タイトル争いの行方にも注目です!!

夏の甲子園 (第106回全国高校野球選手権大会) いよいよ明日開幕〜!!

 いよいよ、第106回全国高校野球選手権大会の開幕(7日開幕、甲子園)が迫ってきました。
そこで今回は、4日行われた組み合わせ抽選による初戦カード、日程。
そして大会の展望及び注目選手などを見ていきます。
 
★ 2024夏の甲子園トーナメント表

1100gw.jpg


★ 初戦の大会日程

【1回戦】
月日(曜) 開始 試合 一塁側 スコア 三塁側
◆8月7日(水) 10:00 1 有田工(佐賀) − 滋賀学園(滋賀)
       16:00 2 英明(香川) − 健大高崎(群馬)
       18:30 3 岐阜城北(岐阜) − 智弁学園(奈良)

◆8月8日(木) 8:00  1 大阪桐蔭(大阪) − 興南(沖縄)
       10:35 2 明豊(大分) − 小松大谷(石川)
       17:00 3 京都国際(京都) − 札幌日大(北北海道)

◆8月9日(金) 8:00  1 花咲徳栄(埼玉) − 新潟産大付(新潟)
      10:35  2 金足農(秋田) − 西日本短大付(福岡)
      17:00  3 南陽工(山口) − 菰野(三重)

◆8月10日(土) 8:00  1 中京大中京(愛知) − 宮崎商(宮崎)
      10:35  2 木更津総合(千葉) − 神村学園(鹿児島)
      13:10  3 聖カタリナ学園(愛媛) − 岡山学芸館(岡山)
      15:45  4 掛川西(静岡) − 日本航空(山梨)

◆8月11日(日) 8:00  1 鳴門渦潮(徳島) − 早実(西東京)
      10:35  2 聖光学院(福島) − 鶴岡東(山形)
      13:10  3 大社(島根) − 報徳学園(兵庫)
      15:45  4 創成館(長崎) − 白樺学園(北北海道)
【2回戦】
月日(曜) 開始 試合 一塁側 スコア 三塁側
◆8月12日(月) 8:00  1 熊本工(熊本) − 広陵(広島)
      10:35  2 富山商(富山) − 東海大相模(神奈川)
      13:10  3 鳥取城北(鳥取) − 明徳義塾(高知)
      15:45  4 北陸(福井) − 関東第一(東東京)

◆8月13日(火) 8:00  1 長野日大(長野) − 青森山田(青森)
      10:35  2 石橋(栃木) − 聖和学園(宮城)
      13:10  3 霞ケ浦(茨城) − 智弁和歌山(和歌山)
      15:45  4 花巻東(岩手) − 第1日第1試の勝者

★ 大会展望

 ダントツの存在とまではいかないものの、大阪桐蔭をV候補の本命に推す声は多い模様。投打に選手層が厚く、18年以来の深紅の大優勝旗へ、初戦の興南戦を、どう切り抜けるか。
ただ、ここ一番での守備力は従来より低く、接戦に持ち込めば、相手チームに流れが変わる可能性もあります。

センバツ優勝の健大高崎も同ブロックに入りました。春夏連覇へ力量は十分。故障で欠くことになったエース佐藤の不在を、どれだけカバーできるかがカギ。
センバツ準Vの報徳学園も投手陣を中心に整備され、優勝戦線に加わります。近畿では総合力で評判が高い京都国際。同ブロックの花咲徳栄も上位をうかがういます。

 ここまで挙げた高校はいずれも1回戦からの登場で、優勝には「6勝」が必要。5勝で全国制覇を狙える2回戦スタート組にも実力校が多く、好バッテリーを擁する広陵の初戦は熊本工との名門対決に。
同ブロックには、能力の高い選手が投打にそろう東海大相模も実力十分。関東第一、青森山田、智弁和歌山、明徳義塾など常連校も2回戦組として上位を伺います。

 なお、一部日程で「朝夕2部制」が敷かれることになった猛暑の中で、この1試合の差がどう出てくるか。ここ3年の夏は「2回戦組」が優勝しています。

★ 大会注目選手

 打者では今秋ドラフト上位候補で高校通算26発を誇る花咲徳栄・石塚裕惺内野手、今春のセンバツ王者・健大高崎の通算35発を誇る箱山遥人捕手、通算64発の早実・宇野真仁朗内野手、走攻守で高い身体能力を誇る大阪桐蔭・境亮陽外野手、センバツで1発を放った神村学園・正林輝大外野手らの長打力に注目です。


 投手は剛腕の役者もそろい、今秋ドラフト1位候補で報徳学園をセンバツ準Vに導いた最速151キロ右腕の今朝丸裕喜、152キロ右腕の青森山田・関浩一郎、154キロ右腕の大阪桐蔭・平嶋桂知、148キロ右腕の広陵・高尾響が春夏連続出場。
北陸・竹田海士や198センチの東海大相模の左腕エース藤田琉生、197センチの智弁和歌山・中西琉輝矢ら150キロに迫る剛速球からも目が離せません(以上、学年は全て3年)。

 2年生投手の逸材も豊富で、群馬大会で最速154キロをマークした健大高崎・主戦右腕の石垣元気。
大阪大会決勝で15奪三振完投の151キロ右腕、大阪桐蔭・森陽樹、安定感のある149キロ右腕、中野大虎の同学年コンビは強力。
東海大相模・福田拓翔も最速150キロを誇ります。オリックス吉田輝星の弟で、金足農の145キロ右腕、吉田大輝も大会を盛り上げる存在となるか。

 さあ はたして開場100周年の甲子園にどのようなドラマが待っているのか。
深紅の大優勝旗を懸けた頂点への山登がいよいよ始まります!!

「第9回WBSC女子野球ワールドカップ ファイナルステージ」侍女子・マドンナジャパン、決勝でアメリカを下し、空前の7連覇達成〜!!

 女子野球の世界一を決める「第9回WBSC女子野球ワールドカップ ファイナルステージ」の決勝戦が8月3日(日本時間4日)、カナダ・サンダーベイで行われ、侍ジャパン女子代表がアメリカを 11対6 で下し優勝。
7大会連続7回目の栄冠に輝ました。
スーパーラウンドで延長8回タイブレークの末に3対4で敗れたアメリカに対し、投打が噛み合い見事に雪辱を果たしました!!

2024w9.jpg

◆ 決勝戦

8月4日(日)4:00  アメリカ 6 - 11 日本

日  本|004|340|0|=11
アメリカ|001|032|0|=6

◯ 試合経過
 まずは先発のマウンドを託された清水美佑(読売ジャイアンツ)がリズムを作る。「悪い流れにならないようにストライクゾーンに投げることを意識しました」とテンポ良くアウトを積み重ねると、3回表に打線が応える。
 先頭の英菜々子(埼玉西武ライオンズ・レディース)がレフト前にチーム初安打を放つと、岩見香枝(埼玉西武ライオンズ・レディース)がきっちり犠打を決める。これで得点圏に走者が進むと続く出口彩香(埼玉西武ライオンズ・レディース)がライト前安打。二塁走者の英は本塁へ進みかけて三塁で止まるが、相手右翼手の捕手へのノーバウンド送球が高く浮き、その間に英が生還。鍵とされていた先制点を挙げました。
 さらに只埜榛奈(東海NEXUS)がタイムリーを放つと、打席には6連覇中4連覇を経験してきた川端友紀(九州ハニーズ)。この場面で川端が迷いなく振り抜いた打球はグングンと伸び、打球はライトフェンスを越える2ラン本塁打に。技術とパワーを兼ね備えた会心の一打に、ベンチ・スタンドは大熱狂に包まれました。

ナインから祝福を受ける川端.jpg

 アメリカも黙っておらず3回裏に1点を返されたものの、4回表に今度は小技が光る。星川あかり(淡路BRAVEOCEANS)の安打を皮切りに満塁のチャンスを作ると、岩見、出口、三浦伊織(阪神タイガースWomen)の3連続スクイズで3点を追加。
 こうなると勢いは止まらず、5回表には楢岡美和(九州ハニーズ)のセンター前安打や四球でチャンスを作ると、白石美優(大阪体育大)、英、出口のタイムリー、三浦の併殺崩れの間に4点を挙げ、11対1と大差をつけてリード。

 アメリカも意地を見せ、5回裏に3ラン本塁打で反撃するも、なおも続くピンチで登板した久保夏葵(平成国際大)がレフトフライに抑えて火消し。6回からは投手リーダーを務める田中露朝(ZENKO BEAMS)がマウンドに上がり2点こそ失うものの、7回は無失点に抑え、2大会連続の胴上げ投手に。

最後の打者.jpg

選手たちが一斉に飛び出し歓喜の輪を作り、その後はスタンドから割れんばかりの拍手が送られ、それに応えた後に中島梨紗監督は共同主将の川端や出口らと握手を交わすと涙を流し、喜びを分かち合いました!!



◆  第9回WBSC女子野球ワールドカップ
       ファイナルステージ


・開催地 カナダ(サンダーベイ)
・大会期間 2024年7月28日〜8月4日
・出場する国と地域
 日本、台湾、ベネズエラ、アメリカ、メキシコ、カナダ

【日本 戦績】

7月29日(月) 3:00 台湾 4 - 9 日本
7月30日(火) 8:00  カナダ 6 - 7 日本
7月31日(水) 4:00  日本 11 - 0 ベネズエラ
8月1日(木) 0:00  日本 10 - 0 メキシコ
8月2日(金) 0:00  日本 3 - 4 アメリカ

◆ 決勝
8月4日(日) 4:00  アメリカ 6 - 11 日本

 ※開始時刻は日本時間(カナダ:時差-13時間)


 今大会は本塁打、球際や肩の強さが光る好守、130キロ超えるストレートなど各チームの競技力の向上が顕著でしたが、その中で侍ジャパン女子代表は薄氷の延長タイブレーク勝ちやW杯39連勝でのストップなど、かつてないほど苦しんだものの、最後はこれまで積み重ねてきたことの成果を遺憾無く発揮して世界一に!!
見事に頂点に立った「侍女子・マドンナジャパン」本当に優勝おめでとう!!
<< 前へ     >>次へ
最新記事


◆ 最高品質素材の加圧インナー!!





powered by プロ野球Freak

プロ野球データFreak
セリーグ順位表
パリーグ順位表


リンク集


◆◆【野球動画集】◆◆
 見たい所の画像を 
 クリックしてね! 











◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【楽天市場スポーツ用品】
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
★欲しい物が納得のお値段で
きっと見つかります!!

◆野球用品 一覧はコチラ
各種メーカーの硬式、
軟式グローブ、バット、
ボール、ウェア、スパイク
等々10万点以上のアイテムが
揃っています!

◆サッカー商品はコチラ

◆アウトドア商品はコチラ

◆自転車用品はコチラ

◆つり用品はコチラ

◆レディーススポーツ特集はコチラ



https://fanblogs.jp/09baseandgodnano/index1_0.rdf
プロフィール

toocheebase
カテゴリアーカイブ







★★★日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら
  楽天市場↓↓









月別アーカイブ