2024年08月19日
高校野球「甲子園登板」歴代 長身投手 トップ10に注目〜!!
深紅の大優勝旗を懸けた甲子園球場で行われている夏の全国高校野球選手権は17日にベスト8が出そろい、準々決勝は19日に行われます。
【準々決勝 8月19日(月) 組み合わせ】
第1試合 東海大相模(神奈川) - 関東第一(東東京)
第2試合 青森山田(青森) - 滋賀学園(滋賀)
第3試合 京都国際(京都) - 智弁学園(奈良)
第4試合 大 社(島根) - 神村学園(鹿児島)
いずれの試合も手に汗握る好ゲームが期待されますが、ここでは今大会も長身選手が多数いるなかで、これまので甲子園大会で登板した長身投手に注目します。
まずはランキングから・
★ 歴代 「甲子園登板」 長身投手 トップ10
1位 藤田 琉生(東海大相模)/198センチ/2024年夏
2位 藤浪 晋太郎(大阪桐蔭)/197センチ/2012年春夏
2位 阿部 剣友(札幌大谷)/197センチ/2019年春
4位 アドゥワ 大(九州国際大付)/196センチ[俊寺1]/2014年夏
4位 アドゥワ誠(松山聖陵)/196センチ/2016年夏
6位 小石 明寛(専大北上)/195センチ/2000年夏
6位 ダルビッシュ有(東北)/195センチ/2003年春夏、2004年春夏
6位 十川 奨己(立命館宇治)/195センチ/2023年夏
9位 山田 基樹(日川)/194センチ/2013年夏
10位 宮城 弘明(横浜商)/193センチ/1979年夏
10位 安倍 宏嗣(帝京)/193センチ/1998年夏
10位 小林 基嗣(岡山城東)/193センチ/1998年夏
10位 近平省悟(宇和島東)/193センチ/1998年夏
10位 松本 竜也(英明)/193センチ/2011年夏
10位 大谷 翔平(花巻東)/193センチ/2011年夏、2012年春
10位 根岸 崇裕(前橋育英)/193センチ/2017年夏
10位 赤塚 健利(中京学院大中京)/193[俊寺2]センチ/2019年夏
10位 達 孝太(天理)/193[俊寺3]センチ/2021年春
※身長は甲子園出場時のもの
今夏甲子園でベスト8進出の東海大相模は198センチの長身左腕・藤田琉生(画像下) がエースを務め、初戦、2戦目とも先発マウンドを任されて好投を見せたました。
長身からの角度を生かすため「決め球の変化球をずっと模索してきた」と言い、最後の夏を迎える前にマスターしたナックルカーブが飛躍の原動力に。
夏の甲子園で更新した最速149キロは、昨今の高校球界では決して驚くほどではないものの、長身から投げ下ろす角度が最大の武器で、198センチは歴代の甲子園出場投手の中で最長身記録です。
資料で判明する限りでは、これまで甲子園で登板した投手の最長身記録は2012年春夏連覇の大阪桐蔭・藤浪晋太郎(メッツ)と2019年春に出場した札幌大谷・阿部剣友(元巨人)の197センチでした。
藤田はこのふたりを1センチ上回りました。
なお、札幌大谷・阿部は控え投手だった2年時の2019年春のセンバツに出場して、2回戦の明豊戦で先発登板。3年時は200センチになっていましたが、新型コロナのため春夏とも甲子園大会は開催されず。
「記録更新」の機会は巡ってきませんでした。
またランク外では、1972年春のセンバツで優勝した日大桜丘のエース・仲根正広(元近鉄ほか)が190センチの長身で「ジャンボ仲根」の異名をとり、「甲子園優勝投手の最長身記録」と話題になりました。
甲子園球児の体格向上が著しく進み、190センチ台の投手が珍しくなくなってくるのはこの頃から。
横浜・永川英植(元ヤクルト)は73年センバツ優勝時に188センチでしたが、翌74年センバツ出場時は190センチ。
1977年センバツ準優勝・中村の山沖之彦(元オリックスほか)は191センチ、79年夏ベスト4の横浜商・宮城弘明(元ヤクルト)は193センチなど続々と登場しています。
再びトップ10に戻って見ていくと、いずれも196センチのアドゥワ兄弟、195センチのダルビッシュ有(パドレス)、193センチの大谷翔平(ドジャース)などが上位にランクイン。
190センチ超えの先駆けとなった仲根や永川、山沖ら歴代の高身長投手たちは、トップテン圏外となっています。
なお、このランキングは、春夏の甲子園で実際に登板した投手だけをリストアップしたもの。
じつは、今夏出場校の登録メンバーとしては、東海大相模の藤田のほかに、197センチの智弁和歌山・中西琉輝矢、196センチの早稲田実・浅木遥斗と歴代トップクラスの2投手がいたものの、いずれも登板せずにチームは敗退したため、ランクインの条件を満たさなかったのが惜しまれます。
しかし、このうち早稲田実・浅木は2年生で、来年、甲子園登板を果たすかどうか。
いずれにしても長身好投手は近年増えつつあり、近い将来ランキングは大きく変動するかもしれません!!
【準々決勝 8月19日(月) 組み合わせ】
第1試合 東海大相模(神奈川) - 関東第一(東東京)
第2試合 青森山田(青森) - 滋賀学園(滋賀)
第3試合 京都国際(京都) - 智弁学園(奈良)
第4試合 大 社(島根) - 神村学園(鹿児島)
いずれの試合も手に汗握る好ゲームが期待されますが、ここでは今大会も長身選手が多数いるなかで、これまので甲子園大会で登板した長身投手に注目します。
まずはランキングから・
★ 歴代 「甲子園登板」 長身投手 トップ10
1位 藤田 琉生(東海大相模)/198センチ/2024年夏
2位 藤浪 晋太郎(大阪桐蔭)/197センチ/2012年春夏
2位 阿部 剣友(札幌大谷)/197センチ/2019年春
4位 アドゥワ 大(九州国際大付)/196センチ[俊寺1]/2014年夏
4位 アドゥワ誠(松山聖陵)/196センチ/2016年夏
6位 小石 明寛(専大北上)/195センチ/2000年夏
6位 ダルビッシュ有(東北)/195センチ/2003年春夏、2004年春夏
6位 十川 奨己(立命館宇治)/195センチ/2023年夏
9位 山田 基樹(日川)/194センチ/2013年夏
10位 宮城 弘明(横浜商)/193センチ/1979年夏
10位 安倍 宏嗣(帝京)/193センチ/1998年夏
10位 小林 基嗣(岡山城東)/193センチ/1998年夏
10位 近平省悟(宇和島東)/193センチ/1998年夏
10位 松本 竜也(英明)/193センチ/2011年夏
10位 大谷 翔平(花巻東)/193センチ/2011年夏、2012年春
10位 根岸 崇裕(前橋育英)/193センチ/2017年夏
10位 赤塚 健利(中京学院大中京)/193[俊寺2]センチ/2019年夏
10位 達 孝太(天理)/193[俊寺3]センチ/2021年春
※身長は甲子園出場時のもの
今夏甲子園でベスト8進出の東海大相模は198センチの長身左腕・藤田琉生(画像下) がエースを務め、初戦、2戦目とも先発マウンドを任されて好投を見せたました。
長身からの角度を生かすため「決め球の変化球をずっと模索してきた」と言い、最後の夏を迎える前にマスターしたナックルカーブが飛躍の原動力に。
夏の甲子園で更新した最速149キロは、昨今の高校球界では決して驚くほどではないものの、長身から投げ下ろす角度が最大の武器で、198センチは歴代の甲子園出場投手の中で最長身記録です。
資料で判明する限りでは、これまで甲子園で登板した投手の最長身記録は2012年春夏連覇の大阪桐蔭・藤浪晋太郎(メッツ)と2019年春に出場した札幌大谷・阿部剣友(元巨人)の197センチでした。
藤田はこのふたりを1センチ上回りました。
なお、札幌大谷・阿部は控え投手だった2年時の2019年春のセンバツに出場して、2回戦の明豊戦で先発登板。3年時は200センチになっていましたが、新型コロナのため春夏とも甲子園大会は開催されず。
「記録更新」の機会は巡ってきませんでした。
またランク外では、1972年春のセンバツで優勝した日大桜丘のエース・仲根正広(元近鉄ほか)が190センチの長身で「ジャンボ仲根」の異名をとり、「甲子園優勝投手の最長身記録」と話題になりました。
甲子園球児の体格向上が著しく進み、190センチ台の投手が珍しくなくなってくるのはこの頃から。
横浜・永川英植(元ヤクルト)は73年センバツ優勝時に188センチでしたが、翌74年センバツ出場時は190センチ。
1977年センバツ準優勝・中村の山沖之彦(元オリックスほか)は191センチ、79年夏ベスト4の横浜商・宮城弘明(元ヤクルト)は193センチなど続々と登場しています。
再びトップ10に戻って見ていくと、いずれも196センチのアドゥワ兄弟、195センチのダルビッシュ有(パドレス)、193センチの大谷翔平(ドジャース)などが上位にランクイン。
190センチ超えの先駆けとなった仲根や永川、山沖ら歴代の高身長投手たちは、トップテン圏外となっています。
なお、このランキングは、春夏の甲子園で実際に登板した投手だけをリストアップしたもの。
じつは、今夏出場校の登録メンバーとしては、東海大相模の藤田のほかに、197センチの智弁和歌山・中西琉輝矢、196センチの早稲田実・浅木遥斗と歴代トップクラスの2投手がいたものの、いずれも登板せずにチームは敗退したため、ランクインの条件を満たさなかったのが惜しまれます。
しかし、このうち早稲田実・浅木は2年生で、来年、甲子園登板を果たすかどうか。
いずれにしても長身好投手は近年増えつつあり、近い将来ランキングは大きく変動するかもしれません!!
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投稿者:toocheebase|10:35|高校野球
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