野球と神様なんてね

　高校3年生球児にとって最後の公式戦となる佐賀県で開催中の「SAGA国民スポーツ大会・高校硬式野球」は 9日に決勝が行われ、明徳義塾（高知）が小松大谷（石川）を3―1で下し、10年ぶり2度目の優勝を果たしました。
※ 従来の「国民体育大会」の名称は、2024年の佐賀県での大会から「国民スポーツ大会」（略称「国スポ」に改められました。

◆　SAGA2024国スポ・高校硬式野球
　　　　　　　トーナメント表



【試合日程】

◆決勝戦　10月9日(水)
小松大谷(石川) 1 - 3 明徳義塾 (高知)


●　試合経過
小松大谷｜010｜000｜000｜=1
明徳義塾｜010｜000｜20x｜=3

　明徳義塾は2回に先制されるも、その裏に里山楓馬捕手（1年）の三塁強襲の適時二塁打で同点。
7回2死満塁から長谷川烈央外野手（3年）が押し出し四球を選んで勝ち越しを決め、高橋龍成内野手（3年）の左前適時打でリードを広げ、投げては先発した内山瑠唯投手（3年）が1失点の完投勝利で胴上げ投手となりました。


◆　準決勝　10月8日(火)

関東第一 1 - 6 小松大谷
明徳義塾 3 - 2 京都国際 (延長10回タイブレーク)

◆　1回戦　10月6日(日)

青森山田 3 - 6 関東第一
小松大谷 8 - 4 有田工
明徳義塾 7 - 4 大社　　
神村学園 3 - 8 京都国際


　以上のように国スポで有終の美を飾ったのは明徳義塾でしたが、10月24日のドラフトの行方とともに3年生は次のステージに向かっていきます。
一方で1.2年生は新チームとなって秋季大会や来年に向けたチーム強化に邁進しており、はたして今後の勢力図はどのようになっていくのか注目されます。