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「 第9回WBSC女子野球ワールドカップ ファイナルステージ」!! 侍女子・マドンナジャパンは大会7連覇を懸けて頂上決戦、アメリカと激突〜!!

 世界中が注目するパリ五輪では日本勢の活躍が日々中継され、吉報が相次いでいますが、ここでは侍ジャパン女子代表が「 第9回WBSC女子野球ワールドカップ ファイナルステージ」(カナダ・サンダーベイ)で世界一に向けて奮闘していますので、その戦況に注目します。


◆ 第9回WBSC女子野球ワールドカップ
         ファイナルステージ !!


 
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  ・期間 2024年7月28日〜8月4日
  ・開催地  カナダ(サンダーベイ)
  ・出場する国と地域
   日本、台湾、ベネズエラ、
   アメリカ、メキシコ、カナダ
 ☆ 6チームが総当たり戦を行い、成績上位チームがメダルを懸けた決戦に挑みます。

【試合日程】 日時 対戦・結果
  7月28日(日) 23:00 ベネズエラ 0 - 7 アメリカ
  7月29日(月) 3:00 台湾 4 - 9 日本
  女子W杯開幕 経験豊富な三浦伊織や川端友紀の活躍で7連覇に向けて白星発進!!

  7月29日(月) 8:30 メキシコ 2 - 7 カナダ
  7月30日(火) 0:00 ベネズエラ 3 - 0 台湾
  7月30日(火) 4:00 アメリカ 11 - 1 メキシコ
  7月30日(火) 8:00 カナダ 6 - 7 日本 (延長8回タイブレーク)
  泰美勝の好救援や只埜榛奈のダメ押し打などで開催国・カナダに
  薄氷の勝利を掴む!!

  7月31日(水) 0:00 メキシコ 9 - 3 台湾
  7月31日(水) 4:00 日本 11 - 0 ベネズエラ(5回コールド)
  田中露朝の雪辱を果たす好投や白石美優の3安打3打点などで
  ベネズエラにコールド勝ち!!

   7月31日(水) 8:00 アメリカ 13 - 4 カナダ
  8月1日(木) 0:00 日本 10 - 0 メキシコ (6回コールド)
  大学時代 からバッテリーを組む久保夏葵と生井美桜の活躍で
  メキシコにコールド勝ち 。決勝進出を決める!!

  8月1日(木) 4:00 台湾 0 - 9 アメリカ
  8月1日(木) 8:00 カナダ 10 - 0 ベネズエラ
  8月2日(金) 0:00 日本 3 - 4 アメリカ (延長8回タイブレーク)

8月1日(日本時間2日)、「カーネクスト presents 第9回WBSC女子野球ワールドカップ ファイナルステージ」(カナダ・サンダーベイ)の5日目が行われ、侍ジャパン女子代表はアメリカと対戦。延長タイブレークの末に3対4で敗戦を喫しました。

  8月2日(金) 4:00  ベネズエラ - メキシコ
  8月2日(金) 8:00  台湾 - カナダ

  ※開始時刻は日本時間(カナダ:時差-13時間)

  ◆ 3位決定戦
  8月4日(日) 0:00  3位 - 4位



  【決勝戦】

2024年8月4日(日) 4:00 ポートアーサー・スタジアム
「アメリカ - 日本」

  ※開始時刻は日本時間(カナダ:時差-13時間)

 W杯で続いていた連勝が39で止まり、オープニングラウンド2位での決勝進出が決まった侍女子・マドンナジャパン。
それでも中島梨紗監督は「最後にタイブレークで勝ち切れなかったことは本当に悔しいのですが、決勝戦に生かすしかありません。選手たちもポジティブですし、今日で良かったと思います」と前を向いたコメント。
 選手たちも同じ思いで、出口彩香(埼玉西武ライオンズ・レディース)も「悔しいですが本当の勝負は明後日なので、相手の特徴を掴めた良い試合でした」とプラスに捉えています。

 そして運命の決勝戦は1日の予備日を挟んだ日本時間8月4日の午前4時から。かつてないほどの実力を持ったアメリカに対し、今日の敗戦を無駄にせず大会7連覇を狙います!!

開幕まで1週間!! 『夏の甲子園大会』全出場校決定〜!!

 第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)の出場を懸けた地方大会は7月30日、愛媛で最後の決勝が行われ、聖カタリナ学園が初出場を決め、全49代表校が出そろいましたので、ここでは出場校の一覧及び地方大会の戦績(勝ち上がり) に注目していきます。
 
 まずは出場校の一覧から。

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 初出場は札幌日大(北海道)、聖和学園(宮城)、石橋(栃木)、新潟産大付(新潟)、聖カタリナ学園(愛媛)の5校。

最長連続出場は4年の明豊(大分)。最長ブランク出場は32年ぶりの大社(島根)。
最多出場は早実(西東京)の30度。
夏の全国制覇経験があるのは花咲徳栄(埼玉)、早実(西東京)、東海大相模(神奈川)、中京大中京(愛知)、大阪桐蔭(大阪)、報徳学園(兵庫)、智弁和歌山(和歌山)、明徳義塾(高知)、西日本短大付(福岡)、興南(沖縄)の10校という顔ぶれとなりました。

◆ 地方大会の戦績(勝ち上がり)!!

 試合数では、多くが5試合ないしは6試合を勝ち上がっていますが、南北海道の札幌日大、埼玉の花咲徳栄、千葉の木更津総合、神奈川の東海大相模、大阪の大阪桐蔭、兵庫の報徳学園、福岡の西日本短大付が、最多の7試合を勝ち抜いています。
逆に少ないのは鳥取の鳥取城北、高知の明徳義塾で4試合。初戦を突破すれば8強入りでした。

 1試合平均の得点が2ケタを超えたのが、健大高崎(群馬)の11.4、青森山田(青森)の10.6、岐阜城北(岐阜)の10.0の3チーム。岐阜城北は3回戦の20得点が効いています。
早稲田実業は6試合で58得点ですが、準々決勝以降の3試合は、いずれも2ケタ得点と、終盤戦になるにつれて打線が活発でした。
 全試合5点差以上の差をつけて優勝したのは、滋賀学園(滋賀)と神村学園(鹿児島)。
神村学園は全試合8得点以上をマークした唯一の高校で、全5試合中、4試合が完封試合と他を圧倒して優勝しています。

 1試合平均の得点がもっとも少なかったのは宮崎商(宮崎)の3.6。5試合すべて5得点以内で勝利し、完封試合もなく接戦を勝ち抜いています。
また聖和学園(宮城)は5試合すべてで3点差以内の勝利を重ねています。

 投手力では、智弁和歌山(和歌山)が準決勝までの4試合で無失点。決勝の最終9回に2点を取られただけで、それも失策による失点だったため、投手陣の防御率0.00で甲子園に乗り込むことになります。

 完封試合が最多の5試合だったのは報徳学園。長野日大は6試合を戦って4試合が完封試合で、2試合は1失点ずつという投手力を誇りました。


 このように個性をもった戦い方で勝ち抜いた49代表が、100周年を迎える甲子園でどんな戦いを見せるのか。
大会は組み合わせ抽選会が 8月4日 に大阪市内で行われ、7日に開幕し、順調に日程が進めば 23日に決勝を迎えます。

また、今年は暑熱対策として大会第1日から第3日までは1日3試合とし、午前と夕方に分けて実施する「2部制」を導入。
準決勝は例年より1時間、決勝も4時間早めた午前10時から行われます!!

2024『夏の甲子園』を目指す地方大会は いよいよ最終盤!! 全国の進捗状況をチェック〜!!

 夏の甲子園を目指す高校野球の地方大会は猛暑、時には悪天候のなか熱戦が繰り広げられていますが、いよいよ最終盤戦に入り、今日と明日で全代表が出揃います!!
そこで今回は全国の地方大会進捗状況をまとめてみていきたいと思います。

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 ここまで甲子園出場を決めたのは全49代表中、41校となっていますが、昨日28日も注目の実力校が続々と甲子園出場を決めています。

大阪では大阪桐蔭が東海大大阪仰星を 3 - 1 で破り、2年ぶり13度目の甲子園出場。先発マウンドを託された最速151キロ右腕・森 陽樹投手(2年)が15奪三振1失点完投と圧巻の投球を見せました。

センバツ準優勝の兵庫・報徳学園は 4対0 で明石商を下し、6年ぶり15度目の甲子園出場。プロ注目・今朝丸 裕喜投手(3年)が無四球完封を記録。

関東では決勝で激しい打撃戦が繰り広げられ、西東京大会は早稲田実が10対9 で日大三にサヨナラ勝ち。
埼玉では花咲徳栄が延長10回タイブレークの末、11対9で昌平に打ち勝ち甲子園出場を決めました。
その他、福島では聖光学院が3年連続19度目、奈良・智弁学園は2年連続22度目、京都は京都国際が2年ぶり3度目の甲子園出場を決めています。

 そして本日29日には東東京、静岡、三重、和歌山、岡山、徳島、長崎の7地区で決勝戦が行われ、30日に愛媛で最後の49番目が決定します。

 なお、第106回 夏の甲子園大会は、8月7日(水)に開幕して8月23日(金)までの予定となっており、注目の組み合わせ抽選会は8月4日(日)14:00から行われ、 3回戦までの対戦が決まります!!





2024『夏の甲子園』を目指す地方大会は いよいよ終盤戦!! 全国の進捗状況をチェック〜!!

 夏の甲子園を目指す高校野球の地方大会は猛暑、時には悪天候のなか熱戦が繰り広げられていますが、いよいよ終盤戦に入ってきました!!
そこで今回は全国の地方大会進捗状況をまとめてみていきたいと思います!!

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 ここまで甲子園出場を決めたのは全49代表中、10校となっていますが、24日も多くの実力校が登場しました。
全国屈指の強豪校、大阪桐蔭は8対4で大阪商大堺を破り、ベスト8に進出。エース・平嶋 桂知投手(3年)が今夏初先発も、5回途中3失点で降板。一時は1点差に詰め寄られましたが、振り切り、準々決勝に駒を進めました。

 センバツ準優勝の兵庫・報徳学園は4対0で神戸学院大付に勝利。プロ注目・今朝丸 裕喜投手(3年)が7回無四球無失点の好投を見せ、3年ぶりの4強入り。

和歌山ではセンバツ出場の耐久が1対3で近大新宮に敗れ、春夏連続での甲子園出場を逃し、昨夏甲子園出場の鳥栖工は佐賀大会決勝で敗退。昨夏の愛媛代表・川之江は3回戦で姿を消しました。

 関東では、屈指の激戦区神奈川で東海大相模が6対4で横浜に勝利し、5年ぶり12度目となる夏の甲子園出場。2点ビハインドで迎えた8回裏に一挙4点を奪い、逆転に成功。そのままリードを守り切りました。

栃木ではセンバツ出場の作新学院と昨夏甲子園出場の文星芸大付が激突。
作新学院は小川 哲平投手(3年)、文星芸大附は堀江 正太郎投手(3年)とプロ注目投手同士の投げ合いで始まった試合は1対0で作新学院に軍配が上がりました。

その他、日大山形、浦和学院といった昨夏の甲子園出場校が敗退するなど、さまざまなドラマが繰り広げられている夏の地方大会は、あと1週間ほどで全代表が出揃う予定となっています!!

侍ジャパン大学代表 !! プラハ大会に続き「ハーレムベースボールウィーク」も制す〜!!

 第43回 プラハベースボールウィーク(7月6日から9日までチェコ・プラハ)優勝に続いて頂点を目指す、「第31回 ハーレムベースボールウィーク」(オランダ・ハーレム)は7月19日(日本時間20日) 決勝が行われ、侍ジャパン大学代表はNJCAA(全米短期大学体育協会)の選抜選手で構成されたアメリカと対戦。

「第43回 プラハベースボールウィーク」から10連勝し迎えた欧州遠征の集大成となった試合を10対4で制し、2018年の第29回大会以来となる2大会ぶりの優勝を決めました!!

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◆ 決勝戦
7月20日(土)2:30  日本 10 - 4 アメリカ

アメリカ |020|020|000|=4
日  本 |300|006|01x|=10

◯試合経過 
 試合は初回から動く。堀井哲也監督が「中村が今年の日本のエースですから、彼で勝負したくて先発に起用しました」と、今回の遠征で初先発に抜てきされた中村優斗(愛知工業大)が2三振を含む三者凡退でリズムを作る。
 すると、その裏に打線がすぐさま応え、先頭の飯山志夢(立正大)が俊足を生かして内野安打で出塁し、渡部聖弥(大阪商業大)の内野安打と相手の悪送球でチャンスを広げると、5試合連続で4番を任された小島大河(明治大)がセンター前安打を放って2者が生還。さらに柳舘憲吾(國學院大)の犠飛で、初回から3点の先制に成功。
 しかし準決勝で優勝候補の地元・オランダを下し勢いに乗るアメリカ打線も強打を見せる。2回にタイムリーと併殺崩れの間に2点を返すと、5回にはジェイク・ムンローが中村の甘く入ったストレートを見逃さず、レフトフェンスを大きく越える豪快な2ラン。侍ジャパン大学代表は逆転を許しました。

 それでもここからが今回のチームの真骨頂でした。6回に篠木健太郎(法政大)が走者を出しながらも無失点に抑えると、その裏に先頭の柳舘がレフト前安打で出塁。ここで、松下歩叶(法政大)が4回から登板し好投していた左腕ジョーダン・ハスキーの膝下に入ってくるスライダーを上手くとらえると打球はグングンと伸び、起死回生となる逆転2ランに。
 これで一気に流れが傾くと、その後も山縣秀(早稲田大)と西川史礁(青山学院大)のライト前へのタイムリー、渡部のセンター前への2点タイムリーで、この回一挙6点を挙げました。
 さらに8回には飯山がレフト前安打で出塁すると、渡部がレフト線への痛烈な当たりの二塁打を放ち、飯山が俊足を飛ばして一気に本塁へ生還しダメ押しの10点目を追加。

 7回から登板した3番手の藤井優矢(東日本国際大)は毎回走者を許しながらも力強いストレートを軸にした投球でアメリカ打線を抑え込んでいき、最後は球速148キロのストレートで空振り三振を奪い試合終了。
藤井を中心に歓喜の輪ができ、 一時逆転を許す苦しい展開となったものの、攻守で粘り強さと集中力の高さを見せて頂点に立ち、地元・オランダの試合でないにもかかわらず超満員となったスタンドから大きな拍手と歓声が送られました。

 
◆ 第31回 ハーレムベースボールウィーク
      〜日本戦跡〜
● 大会期間 2024年7月12日〜7月19日

◆ オープニングラウンド
7月12日(金) 22:30  台湾(雨天順延)日本
7月13日(土) 23:15  アメリカ 5 - 9 日本
 小島大河の4安打3打点の活躍や篠木健太郎の好救援などでアメリカを下し快勝発進

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7月15日(月) 2:30  日本 5 - 4 スペイン
  柳舘憲吾の本塁打や藤井優矢の好救援などで欧州選手権王者・スペインに競り勝つ

7月15日(月) 18:30 台湾 0 - 2 日本
  小島大河の4番起用に応える本塁打や市川祐の好救援で台湾を下す

7月16日(火) 22:30  イタリア 2 - 8 日本
  打線上位を担う松下歩叶、西川史礁、渡部聖弥の活躍で
  イタリアに快勝し開幕4連勝

7月18日(木) 2:30  日本 5 - 1 オランダ
  寺西成騎の6回1失点の好投などでオランダとの全勝対決を
  制し5戦全勝で準決勝進出を決める

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◆ 準決勝
7月18日(木) 22:30  日本 8 - 0 台湾
   木快大の1安打完封や12安打8得点で台湾を圧倒 決勝進出を決める 
7月19日(金)2:30  オランダ 1 - 2 アメリカ

◆ 決勝
7月20日(土) 2:30  日本 10 - 4 アメリカ
  松下歩叶の逆転2ランや藤井優矢の好救援で
  2大会ぶりにハーレムベースボールウィークを制す

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 ※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)

 これで今回の欧州遠征を11連勝の無敗で終えた侍ジャパン大学代表。
楽な試合展開は少なく、14日間で11試合というタフな日程でしたが、それぞれが力を発揮し、日替わりでヒーローが生まれ、最高の結果を手にしました!!

一夜限りの夢舞台『フレッシュオールスターゲーム』本日プレイボール !!

 日本野球の「若手有望選手」が 出場する『フレッシュオールスターゲーム』が本日20日にウインク球場(姫路市立姫路球場)で開催されますので出場選手、スタメンなどを見ていきたいとおもいます。


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☆ フレッシュオールスターゲーム(7月20日) 出場者!!

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新人選手は計20人で、ドラフト1位はイースタン・リーグ選抜の日本ハム・細野晴希投手(22歳)、ウエスタン・リーグ選抜のソフトバンク・前田悠伍投手(18歳)ら4人。

 監督は巨人・桑田真澄2軍監督(56歳)とソフトバンク・松山秀明2軍監督(57歳)のPL学園の同学年対決で、2軍戦に今季から参加したオイシックスとくふうハヤテからも2選手ずつ選出されました。


 続いて19日発表されたスターティングラインナップです。

☆『フレッシュオールスターゲーム2024』
             スタメン

● ホーム:イースタン(一塁側) ビジター:ウエスタン(三塁側)

<イースタン・リーグ選抜>
1.(三)石上泰輝[De]
2.(右)古川雄大[西]
3.(指)寺地隆成[ロ]
4.(捕)安田悠馬[楽]
5.(中)橋本星哉[ヤ]
6.(左)小池智也[新]
7.(一)阪口樂[日]
8.(ニ)伊藤琉偉[ヤ]
9.(遊)中田歩夢[巨]
P. 坂井陽翔[楽]

<ウエスタン・リーグ選抜>
1.(ニ)佐藤啓介[広]
2.(三)辻本倫太郎[中]
3.(中)笹川吉康[ソ]
4.(一)廣P隆太[ソ]
5.(左)増田将馬[ハ]
6.(指)ブライト健太[中]
7.(右)茶野篤政[オ]
8.(遊)山田脩也[神]
9.(捕)堀柊那[オ]
P. 前田悠伍[ソ]


 イースタン・リーグ選抜はDeNAのドラフト4位ルーキー・石上泰輝がトップバッターを務め、3番にはロッテのドラフト5位ルーキー・寺地隆成。
先発投手は楽天のドラフト2位ルーキー・坂井陽翔が務め、同じく楽天の安田悠馬がスタメンマスクを被ります。

 ウエスタン・リーグ選抜は4番にソフトバンクのドラ3・廣P隆太を据えました。1軍で35試合に出場するなど奮闘を見せている23歳のほか、3番の笹川吉康に先発の前田悠伍とソフトバンクから3名がスタメンに名を連ねています。

 以上 球界の将来を担うニュースター候補たちによる、一夜限りの夢舞台。
今年のフレッシュオールスターは20日(土)の18時に姫路でプレイボール予定。
テレビではBS-TBSで生中継されます!!

2024 MLB!!「オールスター・ウィーク」各種イベントをハイライトで振り返る〜!!

 日本人選手も躍動した2024 MLBオールスター・ゲーム。その余韻の残る中、ここでは、オールスター・ウィークに行われた様々なイベントをハイライトで振り返ってみます。

★ 2024 フューチャーズ・ゲーム

◆ ナ・リーグ有望株 6 − 1 ア・リーグ有望株 (グローブライフ・フィールド)

 日本時間 7月14日、若手有望株によるオールスターのフューチャーズ・ゲームが開催。
今年はナ・リーグがア・リーグを6対1で下しました。

ナ・リーグは3回 7番コリアーがグローブライフ・フィールドの深い右中間に先制ソロ本塁打。評価されてきた高い打撃センスを大一番で発揮し、ナ・リーグに先制点をもたらしました。
ナ・リーグはその後、ア・リーグ3番手ノア・シュルツ(ホワイトソックス)の乱調に漬け込み、6番ドリュー・ジョーンズ(ダイヤモンドバックス)が押し出し四球を選び、8番エイダン・ミラー(フィリーズ)は押し出し死球、さらに9番ボールドウィンの犠牲フライで3点を追加。

 ア・リーグは8番ジェイソン・チョーリオ(ガーディアンズ)のタイムリーで1点を返しましたが、ナ・リーグ投手陣の前に沈黙。全員が『MLB.com』のTop100プロスペクトに名を連ねるナ・リーグの投手陣は、ア・リーグ打線を散発の5安打に封じました。その後もナ・リーグはボールドウィンが2打点目となるソロ本塁打を逆方向に放ってダメ押しに成功。6対1で逃げ切って、2年連続でナ・リーグに勝利をもたらしました。
MVPに輝いたのは先制弾を放ったナ・リーグのコリアー。

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現在19歳のコリアーは2022年ドラフト1巡目でレッズに入団。高い打撃センスと流麗なスイングで、ラファエル・デバース(レッドソックス)とも比較される逸材。
この日放った一発は打球初速約169キロ、飛距離約125メートルでMLB全30球場中29球場で本塁打になるメジャーリーガー顔負けの本塁打でした。


★ 2024MLBドラフト !!

 日本時間 7月15日、MLBドラフトの1日目が始まり、1・2巡目に加えて戦力均衡ラウンド、FA補償指名権、新人昇格報奨指名権を含めた 74個の指名が完了。

 全体1位指名権を持つガーディアンズから全体1位指名を受けたのは、オレゴン州立大学のオーストラリア人二塁手 トラビス・バザーナ。

バザーナは、『MLBパイプライン』のドラフト有望株ランキングで1位に入り、今ドラフトでもトップ評価を受けていました。オーストラリアのシドニー出身のバザーナは、オーストラリア出身の選手として史上初の全体1位指名を受けることに。さらに二塁手としての全体1位指名も史上初と、記録づくめの指名となりました。

 続く全体2位では今ドラフトNO.1の剛腕チェイス・バーンズ(ウェイクフォレスト大)がレッズに、全体3位ではバザーナと並ぶ評価を受けていた大砲チャーリー・コンドン(ジョージア大)がロッキーズに指名を受けました。

 そして、バザーナやコンドンと共に全体1位候補の一角に挙げられていたジャック・カグリオンは、全体6位でロイヤルズに指名されました。
カグリオンは、投打に怪物級のパワーを誇る二刀流選手で、大谷翔平(ドジャース)との比較も受けています。

☆ 2024年のMLBドラフト1巡目上位指名選手

※表記=◆ 指名順位 球団名 選手名(ポジション・大学or高校
    ・『MLBパイプライン』のドラフト有望株ランキング順位)

◆ 全体1位 ガーディアンズ トラビス・バザーナ(二塁手・大学生・1位)

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(身長183cm/体重90s/右投左打)
コンドンと並んで今ドラフト最高の選手と言われるオーストラリア生まれの好打者。コンタクト力に加えて今季はパワーも成長。

◆ 全体2位 レッズ チェイス・バーンズ(右腕・大学生・6位)
(身長193cm/体重98s/右投右打)
最速102マイルの速球と空振り率6割超えのスライダーを武器とする奪三振マシン。

◆ 全体3位 ロッキーズ チャーリー・コンドン(外野手・大学生・2位)
(身長198cm/体重98s/右投右打)
今ドラフト最高のパワーヒッター。今季は主に三塁を守り、プロでも三塁に留まれる可能性あり。

◆ 全体4位 アスレチックス ニック・カーツ(一塁手・大学生・7位)
昨季まで全体1位候補にも挙がっていた完成度の高いスラッガー。パワー抜群な上、コンタクト力も巧みで穴がない。

◆ 全体5位 ホワイトソックス ヘイゲン・スミス(左腕・大学生・5位)
バーンズにも劣らない左の奪三振マシン。100マイルに達する速球と大きく曲がるスライダーが武器。 

◆ 全体6位 ロイヤルズ ジャック・カグリオン(二刀流・大学生・3位)
コンドンに勝るとも劣らないパワーを秘める二刀流の怪物。

◆ 全体7位 カージナルス JJ・ウェザーホルト(二塁手・大学生・4位)
ハムストリングの故障で今季の半分を棒に振ったものの、依然今ドラフト最高級の好打者。今季は遊撃を守ったが、プロでは二塁向きとの評価。

◆全体8位 エンゼルス クリスチャン・ムーア(二塁手・大学生・13位)
今季34本塁打を放った強打の二塁手。ボール球を追いかけやすい傾向にあるが、打力の評価は高い。

◆ 全体9位 パイレーツ コナー・グリフィン(遊撃手・高校生・9位)
今ドラフトで最高評価を受ける高校生。2006年生まれながら体格は完成されており、爆発的なポテンシャルを秘める。 

◆ 全体10位 ナショナルズ シーバー・キング(ユーティリティ・大学生・17位)
昨季は三塁と中堅を主に遊撃なども守れるマルチなアスリート。2桁本塁打を打てるパワーポテンシャルも秘める。 

◆ 全体11位 タイガース ブライス・レイナー(遊撃手・高校生・10位)
コリー・シーガー(レンジャーズ)とも比較される強打の高校生遊撃手。投手としても有望な評価を受けるほどの強肩の持ち主でもある。

◆ 全体12位 レッドソックス ブレイデン・モンゴメリー(外野手・大学生・8位)
強肩強打の外野手。空振りの多さが懸念ではあるものの、パワーはすさまじい。6月下旬に足首の怪我を負ってやや評価を落とす。

◆ 全体13位 ジャイアンツ ジェームズ・ティブス(外野手・大学生・12位)
パワー・コンタクト力・選球眼どれを取っても安定した好打者。反面、守備で存在感は残せていない。

◆ 全体14位 カブス キャム・スミス(三塁手・大学生・14位)
パワーと強肩に高い評価を受ける三塁手。コンタクト率もドラフトイヤーに改善。 

◆ 全体15位 マリナーズ ジュランジェロ・サインチェ(両投げ・大学生・25位)
世にも珍しい両投げ投手。もっぱら右腕の方が評価は高く、小柄な体で横変化を主に打ち取る姿はマーカス・ストローマン(ヤンキース)とも。 


このほか、 全体19位では、藤浪晋太郎と千賀滉大所属のメッツが、二刀流の素養も秘めるカーソン・ベンジ外野手(オクラホマ州立大)を指名。
そして、大谷翔平と山本由伸が所属するドジャースは、全体23位で俊足の高校生遊撃手キーロン・リンジー(ハーディー高)を選択しています。



★ ホームラン・ダービー

 日本時間 7月16日、レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドでホームラン・ダービーが行われ、出場を熱望していたテオスカー・ヘルナンデス(ドジャース 画像下)が球団史上初のダービー制覇を成し遂げました。

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ヘルナンデスは1回戦で19本のアーチを放ち、4位で決勝ラウンドに進出。
アレック・ボーム(フィリーズ)と対戦した準決勝は3スイング制の延長戦までもつれた熱戦の末に16対15で勝利し、決勝では14対13でボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)を破りました。
ブルージェイズ時代の同僚であるブラディミール・ゲレーロJr.が熱心に応援する姿も印象的でした。

 1回戦は前半戦の本塁打が少ない順に8選手が挑戦し、21本のボームとホセ・ラミレス(ガーディアンズ)、20本のウィットJr.、19本のヘルナンデスが決勝ラウンドに進出。
地元での優勝を狙ったアドリス・ガルシア(レンジャーズ)は18本、ナ・リーグ打点トップのマーセル・オズナ(ブレーブス)は16本、2度のダービー制覇を誇るピート・アロンソ(メッツ)は12本、昨季のア・リーグ新人王ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)は11本にとどまり、1回戦で敗退。

 準決勝は1回戦での本塁打が多い順にシード順が決められ、第1シードのボームと第4シードのヘルナンデス、第2シードのラミレスと第3シードのウィットJr.が対戦。
ウィットJr.が13対12でラミレスを破って決勝進出を決め、ボーム対ヘルナンデスの一戦は、14対14の同点になったあと、3スイング制の延長戦を行い、3スイングで2本塁打を放ったヘルナンデスが1本どまりだったボームに勝利。

 そして、決勝は先攻のヘルナンデスが14本。ウィットJr.は13本のアーチを架け、あと1本に迫ったものの、最後の打球がフェンスに直撃してあと一歩届かず、ヘルナンデスの初出場初優勝が決定。
ドジャースの選手によるホームラン・ダービー優勝は初めて。ドミニカ共和国出身の選手による優勝は、2000年のサミー・ソーサ、2004年のミゲル・テハダ、2007年のブラディミール・ゲレーロ、2010年のデービッド・オルティス、2011年のロビンソン・カノー、2022年のフアン・ソトに次いで7人目となりました(昨年優勝のゲレーロJr.はカナダ出身)。


★ 2024MLBオールスター・ゲーム!!

◆ ア・リーグ 5―3 ナ・リーグ

 メジャーリーグのオールスター戦は日本時間7月17日、テキサス州アーリントンで行われ日本人選手が躍動!!ナ・リーグの2番指名打者で出場した大谷翔平選手(ドジャース)は三回に球宴初アーチとなる先制3ランを放ち球場は騒然。
大谷は4年連続4度目の出場。投打で出場した21年に勝利投手になっており、球宴で勝ち星と本塁打を記録した初の選手となりました。他の打席は四球と三振で、2打数1安打3打点をマーク。

 ナはメジャー1年目の今永昇太投手(カブス)が4番手で登板し、1回を無安打無失点に抑える好投を見せました。


「ミッドサマークラシック」の夜に鮮烈な花火を打ち上げたのは大谷。

大谷3ラン、.jpg

 3回無死一、二塁で回ってきた大谷の第2打席。28歳にして球宴初出場となったレッドソックスの先発右腕、タナー・ホークがカウント2−0から投じた3球目。インサイドに抜けて甘く入ってきた88.7マイル(約142.8キロ)のスプリットを捉えました。
「ちょっと(バットの)先気味だったが、いい角度であがったので十分入るのではないかなと」
 大谷は確信歩き。ライトを守るヤンキースのファン・ソトは一歩も動けない。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約122メートル)を記録した先制3ランがライトスタンドの中段に吸い込まれ、3万9343人と発表されたグローブライフ・フィールドを包んだのは歓声ではなく、驚きに似たどよめき。笑みを浮かべてダイヤモンドを回った大谷は、三塁ベースを回る手前でドジャースでお馴染みのセレブレーションポーズ。
 日本人選手としての球宴本塁打は、2007年にサンフランシスコでイチローがマークしたランニング本塁打以来2人目。大谷は、当時、13歳。「小さい頃だったので記憶は曖昧で覚えていない」。ドジャースの選手では1996年に野茂英雄の“強打の女房”として日本でも知られたマイク・ピアザ以来、28年ぶりの本塁打となりました。

 一方、今永はナ・リーグの4番手として3―3の4回からリリーフ登板。
ラッチマン(オリオールズ)から空振り三振を奪うなど1イニングを3者凡退で完璧な投球を披露。
「投げている時は本当に夢のような、フワフワしたような精神でした」と夢舞台を振り返りつつ、3回に先制3ランを放った大谷(ドジャース)を引き合いに「ちょっとジェラシーを感じてます」と笑いを取ることも忘れないコメントを残しています。


 以上 オールスターウィークを振り返りましたが、やはりメインイベントのオールスター・ゲームは格別のものがあり、今年5月にメジャーデビューしたばかりのスキーンズ(パイレーツ)が先発して新人では1995年の野茂英雄(ドジャース)以来の大役で史上5人目を記録。
また、アスレチックスのミラー投手が、5回にターナーへの初球で球宴史上最高球速となる103・6マイル(約166・7キロ)を記録し、正式な計測が08年に始まってからの最速は15年のチャプマン(現パイレーツ)の記録で、これを0・2マイル更新。
さらに、元阪神でパドレスの守護神を務めるロベルト・スアレス投手が、オールスターで3.2回 2者連続三振を奪って健在ぶりを発揮しました。

なお、今球宴の視聴者数は744万3000人で前年比6%増となっています。 

2024「MLBドラフト」!! 全体1位最有力候補 /1位指名権を持つ球団の戦略とは〜!?

 2024年のMLBドラフトは日本時間 7月15日(月曜日)の朝 8時からスタートします。
今年のドラフトクラスは不作と評価されることが多く、飛び抜けた候補は不在。
ドラフト直前となっても主要メディアのモックドラフト(予想ドラフト)は変動が多く、誰が全体1位指名されるかは蓋を開けてみなければ分からない状態です。
 
 豊作と評価され、今季オールスターの先発に選ばれたポール・スキーンズ投手らを輩出した昨季のドラフトと比べると、今季のドラフトは不作との声も。特に最上位層(ティア1)はともかく、それより下の選手たちはやや小粒。
ノーラン・シャニュエル(エンゼルス)やハーストン・ウォルドレップ(ブレーブス)ら、最上位以外からもヒットが飛び出した昨季ドラフトほどの盛り上がりは見せないかもしれないと言われています。

 そのような評判の中でも、ドラフト最上位層には依然、興味深い才能が揃っていますので今回はそこに注目します。


★ 2024MLBドラフト 全体1位最有力候補 !!

 今ドラフトでトップ2の評価を受けるのが、米大学球界の本塁打記録を塗り替えたチャーリー・コンドン外野手(身長198cm/体重98s/右投右打) と オーストラリア出身のトラビス・バザーナ内野手(身長183cm/体重90s/右投左打) 。

ドラフト.jpg

 中学時代から高い評価を受けてきたエリートもいる中、この2人は低評価をバネに這い上がった“雑草”と言っても良い経歴を持ちます。

 コンドン(20歳)は高校時代の低評価を乗り越えた“苦労人”スラッガー。
強豪大の有望な新入生はスタンフォード大に進学した佐々木麟太郎(花巻東高出) のように、スカウトを受けて奨学金オファーをもらって入部するのが当たり前。
しかし、コンドンはトライアウトを受けて入部した一般入部生(いわゆる“ウォーク・オン”)。強豪ジョージア大でコンドンはその才能を開花させ、ドラフトイヤーの今季はNCAA(全米大学体育協会)の記録を破る37本塁打をマーク。今年のゴールデン・スパイクス賞(大学球界のシーズンMVP)に選ばれ、一躍全体1位指名の最有力候補となりました。

 バザーナ(21歳)は史上最高のオーストラリア人選手となる可能性を秘めた好打者。
身長183センチと小柄ながらその打撃センスは抜群。今季はドライブライン(米シアトル郊外に構える施設) に通った成果か、28本塁打と自己最多を大きく更新するなどパワーも成長。
通常オーストラリアのアマチュア選手は16歳になってから国際FAでMLBに挑戦する場合が多いものの、バザーナが16歳の時に得たオファーはわずか10万ドル程度。バザーナはオーストラリアに残って米大学に進学してMLBに挑戦することを決意し、野球のみならず勉学にも打ち込み、猛勉強の末、米大学進学に必要なテスト(SAT)で上位 7 %の好成績を収め、強豪オレゴン州立大学に進学。
大学通算 3シーズンで打率.360、OPS1.157を記録したバザーナは、今ドラフトで16歳の時にオファーされた100倍近い契約金を手にすると予想されています。


☆ 全体1位 ダークホース

 ドラフト全体1位指名候補に突如現れたダークホース。

◆全体1位指名権はクリーブランド・ガーディアンズ
今ドラフトトップ2の評価を受けるコンドンとバザーナのどちらかが、ガーディアンズの持つ全体1位指名権で選択されるとの予想が大半。
特に小柄な打者の育成に長ける(ホセ・ラミレスなど)ガーディアンズは、バザーナを好むのではないかという予想が多数。しかし、ドラフトが近づくにつれて全体1位候補にダークホースが現れました。

それが好打の大学生 JJ・ウェザーホルト 内野手((身長178cm/体重86s/右投左打) )。

2024ドラフト展望.jpg

 ウェザーホルト(21歳) はもともと昨季の段階では、バザーナと肩を並べる全体1位の最右翼でした。
しかし、ウェザーホルトは今季の半分を故障で棒に振り、その評価は下落してバザーナや今季ブレイクしたコンドンと比べると、一段低い評価に甘んじることに。
 なぜ株が下がったウェザーホルトが再び全体1位指名の候補に浮上してきたのか?
それはウェザーホルトの評価が下がったことによって契約金を安く抑えられるためです。

MLBのドラフトでは各順位に紐づけされたボーナススロットの合計であるボーナスプール、つまり各チームがドラフト全体に費やせる契約金の総額が決まっています(超えると罰金、翌年ドラフト指名権の没収も)。このルールによって、1巡上位の指名権を持つチームは、契約金の総額(ボーナスプール)を分散させる戦略を取ることが多々あります。
つまり、1番高い指名権であえて契約金を“節約”できるような選手を選び、2、3番目の指名権でも契約金が高くつきそうな優秀な選手を確保するといった具合です。

 この契約金を分散させる戦略の有名な成功例が、2012年のアストロズ。
この年の全体1位指名権を持っていたアストロズはカルロス・コレア遊撃手を指名。その契約金はスロットの720万ドルに対してわずか480万ドル。しかし、1巡目補完ラウンド(全体41位)でランス・マッカラーズJr.を高額な契約金で獲得。マッカラーズJr.の契約金はその指名権の契約金スロットの2倍、全体13位相当の250万ドルに上り、とてもコレアの契約金の余剰分無くして賄える額ではありませんでした。
その後、コレアとマッカラーズJr.が投打の主力としてアストロズの黄金期を支えたのは言うまでもなく、今年の全体1位指名権を持つガーディアンズも、この戦略を踏襲するかもしれません。
ウェザーホルトは故障さえなければ、バザーナに勝るとも劣らない好打者。そして、バザーナは昨年のポール・スキーンズの契約金を超える921万ドルの契約金を狙うとの予測(『ESPN』)もあり、契約金は高額。
もしガーディアンズが、ウェザーホルトとバザーナの才能を同程度、あるいは契約金の差(200万ドルほどか?)ほど無いと判断すれば、ウェザーホルトが全体1位に躍り出る可能性は十分にあります。
『ESPN』は全体1位の可能性を
「ウェザーホルトが45%、バザーナが40%、ジャック・カグリオン(二刀流)が10%、コンドンが4%」としており、
『MLB.com』は「バザーナが34%、コンドンが33%、ウェザーホルトが32%」と予想しています。

 さあ はたして目前に迫ったMLBドラフトで栄えある全体1位指名は誰が手にするのか !?
注目の全体1位から30位までの指名順位は以下のようになります!!

1位 ガーディアンズ
2位 レッズ
3位 ロッキーズ
4位 アスレチックス
5位 ホワイトソックス
6位 ロイヤルズ
7位 カージナルス
8位 エンゼルス
9位 パイレーツ
10位 ナショナルズ
11位 タイガース
12位 レッドソックス
13位 ジャイアンツ
14位 カブス
15位 マリナーズ
16位 マーリンズ
17位 ブリュワーズ
18位 レイズ
19位 メッツ
20位 ブルージェイズ
21位 ツインズ
22位 オリオールズ
23位 ドジャース
24位 ブレーブス
25位 パドレス
26位 ヤンキース
27位 フィリーズ
28位 アストロズ
29位 ダイヤモンドバックス
30位 レンジャーズ

 なお、全体1位指名権を得たガーディアンズは球団史上初の全体1位指名権獲得となります。

 2024侍ジャパン大学代表 「第43回 プラハベースボールウィーク」優勝を飾る〜!!

 第43回 プラハベースボールウィーク(チェコ・プラハ)に出場した侍ジャパン大学代表は7月9日(日本時間7月10日未明)最終日の決勝戦で台湾と対戦。
U-23代表で構成されグループリーグで3対2と接戦を演じた相手との一戦は、今回も接戦となったものの、5対3で制して優勝を果たしました。

優勝.jpg

◆ 決勝戦
7月10日(水)2:00  日本 5 - 3 台湾

台湾 |200|010|000|=3
日本 |200|002|10x|=5

◯試合経過 
 日本先発のマウンドに上がったのは今大会初登板の寺西成騎(日本体育大)。先頭からテンポ良く2死を取るも、3番の曾c磬にセンター前安打を打たれると、4番の范育銓に甘く入ったストレートを逆方向のライトフェンスを越える本塁打を浴び 2点の先制を許す。
 しかし、日本打線がすぐさま反撃。グループリーグでの打率が.462と好調だった飯山志夢(立正大)が先頭打者としてレフト前安打。その後、渡部聖弥(大阪商業大)の内野安打やグループリーグでの打率が.100と苦しんでいた立石正広(創価大)のレフト前安打で満塁に。
ここで吉納翼(早稲田大)の内野ゴロの間に1点を返すと、前の試合で本塁打を放ちこの日も先発に起用された柳舘憲吾(國學院大)がライト前タイムリーを放って同点。

 3回と4回は好守が目立ち無得点に抑えるものの、5回、寺西は朱瑋淇にまたも逆方向ライトへの本塁打を打たれ、勝ち越しを許しました。

 それでも攻守で粘りを見せ、6回に2番手の野口練(近畿大)がピンチを招きながらも無失点で切り抜けると、その裏に1死から神里陸(國學院大)、山縣、飯山の3連打で満塁のチャンスを作ると、西川史礁(青山学院大)が三遊間へ強烈な打球を放ち、相手遊撃手に好捕こそされたものの内野安打となり同点。
さらに渡部の打球が併殺崩れとなり勝ち越しに成功。
 
 そして7回を市川祐(日本大)が3人で抑えると、その裏に四球と相手失策で1点を追加。8回と9回は中村優斗(愛知工業大)が力強いストレートを軸に押していき無失点で試合を締め、中村を中心に歓喜の輪が広がり優勝を飾りました。

◆ 第43回 プラハベースボールウィーク
      日本戦跡


● 大会期間 2024年7月6日〜7月9日

【グループA 日本】
7月6日(土)21:30  ドイツ 3 - 7 日本
西川史礁の先制2ランや印出太一の勝ち越し打などでプラハベースボールウィーク開幕戦を制

先制2ラン.jpg


7月7日(日)21:30  日本 3 - 2 台湾
篠木健太郎や中村優斗の好救援などで台湾にサヨナラ勝ち

2番手の篠木.jpg


7月9日(火)2:00   日本 9 - 3 チェコ
繁永晟の3安打や柳舘憲吾のダメ押し弾などでWBC出場選手多数のチェコに快勝 全勝で決勝進出を決める

決勝
7月10日(水)2:00  日本 5 - 3 台湾
好守や打線の繋がりで台湾を下しプラハベースボールウィークを制す

   ※開始時刻は日本時間(チェコ:時差-7時間)

 以上のように、昨年のWBCをきっかけに野球人気が急上昇し、日本球界との関係も大いに深まったチェコの地で、終始侍ジャパンらしい精度の高いプレーを見せて掴んだ優勝。
満員となったスタンドの観客席からは割れんばかりの拍手と歓声が送られました。

 そしてこの大会の後、大学代表は10日にオランダへ移動。11日の公式練習を経て「第31回 ハーレムベースボールウィーク」(オランダ・ハーレムで7月12日から19日)に挑み、ここでも優勝を目指します!!

“有望株の祭典” 2024 フューチャーズ・ゲーム出場選手をチェック〜!!

 オールスター・ウィーク期間中のイベントで、日本時間 7月14日に行われるマイナーリーグの有望株同士のオールスターであるフューチャーズ・ゲーム。
ここでは両リーグのロスターに注目します。

 両リーグ27人ずつのロスターの内、『MLB.com』のTop100プロスペクトに名を連ねる有望株は39人に及び、フューチャーズ・ゲームは “有望株の祭典” とも言うべくイベントです。

フューチャーズ.jpg


★ 2024 フューチャーズ・ゲーム 出場選手 !!
   ※ 名前右端はプロスペクトランキング

【ア・リーグ】

◆ 捕手
サミュエル・バサロ(オリオールズ) 球団2位/MLB12位
ハリー・フォード(マリナーズ) 球団2位/MLB24位
カイル・ティール(レッドソックス) 球団3位/MLB25位

◆ 内野手
ゼイビア・アイザック(レイズ) 球団3位/MLB32位
ブルックス・リー(ツインズ) 球団2位/MLB13位
リー・ハオユー(タイガース) 球団13位
マルセロ・マイヤー(レッドソックス) 球団1位/MLB7位
コルソン・モンゴメリー(ホワイトソックス) 球団1位/MLB16位
ラルフィー・ベラスケス(ガーディアンズ) 球団4位/MLB88位
セバスチャン・ウォルコット(レンジャーズ) 球団1位/MLB73位
コール・ヤング(マリナーズ) 球団1位/MLB23位

◆ 外野手
ジェイソン・チョーリオ(ガーディアンズ) 球団3位/MLB86位
マックス・クラーク(タイガース) 球団1位/MLB10位
ギャビン・クロス(ロイヤルズ) 球団7位
スペンサー・ジョーンズ(ヤンキース) 球団2位/MLB75位
チャンドラー・シンプソン(レイズ) 球団10位

◆ 投手
AJ・ブラバフ(アストロズ) 球団7位
ケイデン・デイナ(エンゼルス) 球団1位/MLB91位
ベン・クートナ(ロイヤルズ) 球団3位
ルイス・モラレス(アスレチックス) 球団2位
フェルナンド・ペレス(ブルージェイズ) 球団23位
ウィンストン・サントス(レンジャーズ) 球団15位
ノア・シュルツ(ホワイトソックス) 球団2位/MLB18位
ブルックス・セルビッジ(ヤンキース) 球団10位
エミリアーノ・テオド(レンジャーズ) 球団14位

 ◯ ア・リーグの注目は多士済々の内野陣。

78.jpg

2021年ドラフト全体4位のマルセロ・マイヤー(レッドソックス)、今季AAAでOPS1.029をマークしているブルックス・リー(ツインズ)、強打の捕手サミュエル・バサロ(オリオールズ)など、球界Top20に名を連ねる超有望株が集結しています。
さらに昨年ドラフト全体3位のマックス・クラーク(タイガース)も早速選出されました。




【ナ・リーグ】

◆ 捕手
ドレイク・ボールドウィン(ブレーブス) 球団11位
タイロン・リランゾ(ドジャース) 球団8位
イーサン・サラス(パドレス) 球団1位/MLB6位

◆ 内野手
キャム・コリアー(レッズ) 球団3位/MLB85位
デイビソン・デロスサントス(ダイヤモンドバックス) 球団14位
ブライス・エルドリッジ(ジャイアンツ) 球団2位/MLB71位
テルマール・ジョンソン(パイレーツ) 球団2位/MLB77位
エイダン・ミラー(フィリーズ) 球団2位/MLB28位
ジラール・ペレス(ドジャース) 球団17位
クーパー・プラット(ブリュワーズ) 球団4位/MLB96位
マット・ショウ(カブス) 球団2位/MLB30位

◆ 外野手
オーウェン・ケイシー(カブス) 球団3位/MLB35位
ジャスティン・クロフォード(フィリーズ) 球団3位/MLB56位
ディラン・クルーズ(ナショナルズ) 球団2位/MLB4位
ドリュー・ジョーンズ(ダイヤモンドバックス) 球団3位/MLB80位
ジェームズ・ウッド(ナショナルズ) 球団1位/MLB2位 ※MLB昇格のため辞退か

◆ 投手
ババ・チャンドラー(パイレーツ) 球団1位/MLB73位
チェース・ドーランダー(ロッキーズ) 球団1位/MLB37位
ティンク・ヘンス(カージナルス) 球団1位/MLB43位
レット・ラウダー(レッズ) 球団1位/MLB21位
クイン・マシューズ(カージナルス) 球団2位/MLB100位
ロビー・スネリング(パドレス) 球団2位/MLB47位
ノーブル・メイヤー(マーリンズ) 球団1位/MLB41位
ブランドン・スプロート(メッツ) 球団6位/MLB98位
トーマス・ホワイト(マーリンズ) 球団2位/MLB58位


 ◯ ナ・リーグの注目は、選出された全員がTop100プロスペクトの投手陣。

44445.jpg

昨年ドラフト全体7位のレット・ラウダー(レッズ)、同年9位の奪三振マシンであるチェース・ドーランダーなど、剛腕が勢揃い。
野手も昨年ドラフト全体2位のディラン・クルーズ(ナショナルズ)を筆頭に実力者が揃っています。


 フューチャーズ・ゲームはテキサス州アーリントンのグローブライフ・フィールドにて、日本時間 7月14日の午前5時から行われ、今年はバッティングで的に当てて得点を競う3種類の“スキルチャレンジ”も開催され、選出された有望株が参加する予定です。
 また、開催地がレンジャーズの本拠地であるため、両チームのコーチ陣にはレンジャーズのレジェンドたちが集結。
殿堂入りしたエイドリアン・ベルトレがア・リーグを、オールスター7回のマイケル・ヤングがナ・リーグを率います。プリンス・フィルダー、イアン・キンズラー、マーク・テシェイラ、ネルソン・クルーズらもコーチとして加わり、ゲームを盛り上げる予定です!!
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