2017年01月10日
病気のサインかも!「爪の状態でわかる」健康チェック
髪の毛や爪は、最後に栄養が行きわたるため、これらの部分が健やかな状態だと、全身の健康状態も良好と言われたりするもの。
このように、健康のバロメーター的役割がある爪ですが、実際に爪からどのようなことが分かるのか、案外よく知らないですよね?
実は、ちょっとした生活習慣の乱れを始めとして、爪の病気あるいはガンなどの重篤な病など、さまざまなことを教えてくれているんです!
そこで今回は、女性のための医学事典『ウィメンズ・メディカ』を参考に、爪の状態でわかる健康チェックを5つご紹介します。
■チェック1:爪が割れやすい
ちょっとした衝撃で爪が割れてしまったり、裂けてしまったりしませんか?
爪は、髪の毛と同じケラチンというタンパク質の一種でできており、栄養状態が悪くなってくると、爪も割れやすくなってくるといいます。
もし、こういった症状に悩まされている場合には、偏った食事や過度なダイエットなどしていないかチェックしてみましょう。
■チェック2:爪に“縦”すじが入っている
爪をよく見てみると、“縦”にすじは入っていないでしょうか? この現象の多くは、加齢にともない現れるもの。「な〜んだ、それなら大丈夫ね」と思ってしまうかもしれませんが、決して安心はできません!
縦すじが“深く”できている場合は、動脈硬化症の恐れも。“黒い”縦すじができていると、悪性の皮膚がんの一種“メラノーマ”の恐れがあるそうです。これらの症状が現れた場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
■チェック3:爪に“横”のすじが入っている
3つ目は、爪に“横”のすじが入っていないかどうかです。
これは、体が衰弱したり、急性の病気にかかったり、強い精神的ストレスが続いたりしたときに見られる症状とのこと。
ちなみに、横すじが根元付近にできているほど、その原因となった事柄が最近に起こったと判断できるようです。「最近、横すじができた」という方は、思い当たる節がないかチェックしてみてくださいね。
■チェック4:爪の色がおかしい
健康な爪の色は、薄いピンク色。健康に何らかのトラブルが起きると、爪の色がおかしくなることもあるそうですので、以下の色になっていないかチェックしてみましょう。あわせて、疑いのある病気も紹介します。
(1)黄色の爪・・・爪みずむし、爪カンジダorリンパ液の循環が悪くなる“黄色爪症候群(おうしょくそうしょうこうぐん)”
(2)緑色の爪・・・緑膿菌(りょくのうきん)という細菌による化膿性の炎症
(3)白い爪・・・爪みずむしor貧血
■チェック5:どんぐり状・コンタクトレンズ状に膨らむ
どんぐりのように、あるいはコンタクトレンズ状に爪がふくらむのは、重篤な病気をわずらっている可能性があるサイン。
具体的には、肺がんや心臓の病気、肝硬変、甲状腺の病気などが考えられるようです。何らかの異変や症状を感じたら、すぐに病院を受診するようにしてくださいね。
以上、爪の状態でわかる健康チェックをご紹介しましたが、いかがでしたか?
爪は健康のバロメーター。色々なことを教えてくれていますので、常日頃から、縦・横すじ、色、形などを観察するようにしてみてください
タグ:健康
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