2019年03月25日

書籍の紹介を始めます。

書店に行くと管理栄養士の書籍のコーナーがありますね。
まだまだ他の医療職に比べると少ないですが、以前に比べると大分増えてきましたね。
私も多くの書籍を大分買い漁ったものです。
写真は私が持っている書籍の一部ですが、私の本棚はこんな感じです。
(汚くてごめんなさい。写真を撮るなら片付けろ!っていう感じですが…笑)
どの書籍もそれなりに年季が入っていて、書き込みがびっしり…。
書籍.jpg

しばらくの間は管理栄養士として勤務する上で持っていた方が良い書籍、
オススメの書籍をご紹介していこうと思います。
どんな書籍で、どんなスキルを身に付けたい人に向いているのかについて、
出来るだけ詳細に紹介していこうと思っています。
管理栄養士としてのスキルアップするためには、色々な書籍で幅広い知識をつけていくことが重要です。
書籍紹介を参考にしてみて下さい。

2019年03月21日

患者さんの顔と名前を覚える

病院において管理栄養士は特殊な存在です。
医師や看護師は数名につき一人がつきますが、管理栄養士の場合50〜100人を管理することになります。
特に急性期病院だと入れ替わりが激しくて患者さんの顔も見ない内に退院ということもザラにあります。
しかし、出来るだけ患者さんと直に顔を合わせることで名前も覚えて
患者さんをしっかり名前で呼べるようにして欲しいと思います。
そうすることで、自分自身も「管理栄養士さん」ではなく、名前で呼んでくれる患者さんも出てきます。
管理栄養士として働くことに張り合いが出てくると患者さんのためにもっと頑張ろうと思えます。
担当患者さんが多い管理栄養士ではありますが、
ぜひとも短期間でも患者さんとの信頼関係を築いて欲しいと思います。
信頼関係が築けると患者さんも管理栄養士に本心を話してくれるようになりますよ。


2019年03月20日

食事をみて大まかなエネルギーを算出する

管理栄養士の栄養食事指導で避けて通れないのが「エネルギーを計算すること」です。
エネルギーを計算することによって適正エネルギーになっているかどうかの評価をします。
しかし、これには「慣れ」が必要です。
栄養食事指導の時間は限られており、その中で数日のエネルギー(必要に応じてたんぱく質、塩分)を行い、
患者さんと共にどこをどのように改善するのが良いのかを相談します。
エネルギー計算はいかにすばやくこなすかが重要です。
そのための訓練として、食事をみて食材の大まかな量(グラム)を把握し、
それに応じてエネルギーを計算する訓練をして欲しいと思います。
その時に有効なのが、「糖尿病の食品交換表」です。
食品交換表については、また後日詳しく説明していこうと思います。
栄養食事指導の時に役に立つはずです。

糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版

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2019年03月19日

ミールラウンドの重要性

「百聞は一見にしかず」ということわざの通り。
「ミールラウンド(=実際に患者さんが食べているところを観察する)」は重要です。
私自身ミールラウンドは管理栄養士として勤務する上で一番重要にしてきたと言っても過言ではありません。
現在は、病院でも電子カルテ導入が進み、カルテを見るだけで患者さんの沢山の情報を得ることが出来ます。
ただし、食事に関しての情報はというと、何割食べられた程度。
これだけでは、栄養管理は出来ません。
管理栄養士一人が担当する患者さんは50〜100人程度ですので、全患者さんをしっかり見るのは困難です。
しかし、食が進まない患者さんのところにはなぜ食事が進まないのかその原因となり得るものを
ミールラウンドを通して考える必要があります。
コミュニケーションがとれる患者さんであれば、直接聞いても良いですし、
家族が同席していれば家族に聞いても良いでしょう。
分からない場合は、普段の様子を一番見ている看護師さんに聞いてみてもいいでしょう。
いずれにしても、まずは「自分の目で食べている様子をみる」ということが何よりも重要です。
食べられない原因は多岐にわたります。
・状態が悪い
・普段から一日二食で食べられない
・食が細い
・病院の食事が口にあっていない
・隠れて持ち込み食をしている
・好き嫌いが多い
・食形態が合っていない

色々な原因を探ってみてください。
原因に対する食事変更をしたことで食事摂取量がアップすることは、患者さんの栄養状態改善に繋がります。
ミールラウンドを大事にして欲しいと思います。

2019年03月18日

献立を理解する

入職してまず始めにやって欲しいことは献立のチェックです。
管理栄養士にとって献立は商品です。
献立にそって作られた食事は、患者さんにとっても教育食にもなります。
栄養食事指導を行う上でも献立を理解しておくことは非常に重要です。

<見るポイント>
・献立の展開を理解(常食からどのように展開されているか)
・調味料は食材量の何%で味付けされているか
・色彩は?
・魚が肉何g→実際に目で見てどれくらいの大きさか確認
・その病院の献立の特徴を理解(牛乳は朝食につく、果物は二回に分けて昼と夜につくなど)
・特別治療食の原則を理解する(たんぱく質調整食には牛乳はつかない、脂質コントロール食はノンオイルドレッシングなど)

見るポイントは書ききれない程あります。
どうしてこのような献立展開になっているのかを理解することは、管理栄養士としての肝です。

2019年03月17日

献立の細かい調整が出来るようになる

入院患者さん(利用者さん)の中には、食事の細かい調整が必要になる場合があります。
病院の既存の献立に当てはめることの出来ない患者さんもいるということですね。
正直、医師からは「本当にその調整必要?」と思うこともあるわけですが、
調整できるスキルは持っていて欲しいと思います。

例えば、既存のたんぱく質調整食をたんぱく質はそのままでエネルギーをアップしたい場合、
低たんぱく質高エネルギーのおやつを付加すること等で対応します。
逆にエネルギーはそのままでたんぱく質をアップしたい場合、
肉や魚の量を増やすなどして、その分主食のご飯を減らすことでエネルギーを抑える等で対応します。
塩分を更に抑えたい場合は、汁物をなくす等(汁物は殆どエネルギーがないので削除するだけでOK)。

やり方に正解はありません。
大事なのは、厨房が混乱しないように調整はなるべく簡易なものにすることです。

2019年03月16日

管理栄養士として知っておいて欲しいこと

昨今の高齢社会を受けて、管理栄養士にも求められるものが変わってきています。
中でもしっかりと知識をつけておいて欲しいのが「摂食・嚥下」に関するものです。
最近、栄養食事指導でも加算対象の疾患になりました。

加齢によって筋肉量が低下すると、喉の筋肉も衰えてきます。
結果として、上手く飲み込めないという状況になります。
ここで管理栄養士が知っておいて欲しいことは、嚥下のメカニズムと食品調整です。
食品調整については、管理栄養士の専門分野です。
よくある食事形態は、
「ペースト食」「きざみ食」「きざみとろみ食」「一口大食」「一口大とろみ食」「通常形態」です。
食事を細かくするのは歯がないなどの理由で咀嚼が難しい、
とろみをつけるのは嚥下障害で飲み込みにくいのを飲み込みやすくするためと考えてください。
ここで注意なのは、「きざみ食は嚥下訓練食ではない」ということです。
食品をきざみと余計に誤嚥しやすくなります。
食品をきざみにするのであれば、「きざみとろみ食」に調整するのが原則です。

「摂食・嚥下」に関する内容はまた機会がありましたらお話していこうと思います。

2019年03月15日

宅配食レビューH

宅配食レビューです。
シニアライフクリエイトさんの「彩ダイニング」を頂きました。
「彩ダイニング」は「カロリー・塩分調整コース」と「たんぱく・塩分調整コース」があります。
前者は糖尿病や高血圧、後者は腎臓病の方が対象になります。

「たんぱく・塩分調整コース」を頂きました。
対象は上記に書いている通り、糖尿病性腎症の方です。
「たんぱく・塩分調整コース」は、
おかずのみで「エネルギー310kcal、たんぱく質10.0g、食塩相当量2.0g未満」に加え、
「カリウム500r以下、リン170r以下」に調整されています。
減塩が可能になっているのは、「だしをきかせて全体の塩分量を抑えているから」だそうです。
主菜1品と副菜3品のバランスがとれたお弁当です。
冷凍の状態で届くので、食べたい時に電子レンジで4〜5分温めるだけで食べられます。

【メニュー】たらの唐揚げ野菜あんかけ弁当
@たらの唐揚げ野菜あんかけ
Aコロッケ
Bマカロニサラダ
C小松菜のオイスターソース炒め

【栄養成分表示(おかずのみ)】※写真のご飯は180gですので合計600kcal程度になります。
栄養成分表示.jpg

↓お弁当は『冷凍』でこんな状態で届きます。
届いた状態.jpg

↓電子レンジで加熱後です。
電子レンジ加熱後.jpg

↓お皿に盛ってみるとこんな感じです。
お皿に盛った状態.jpg


【試食の感想】
腎臓病食の特徴は「高エネルギー・高脂質・低タンパク・低塩分」です。
病状によってはカリウムやリンを制限することもあります。
なので、糖尿病食よりも高いエネルギー設定になっています。
脂質をプラスするために、たらは揚げて調理したり、
コロッケをつけたり、副菜にマヨネーズを使用したりすることによって脂質をアップしていました。
たんぱく質を多く含む食品はたらのみでタンパク質は10gに抑えられています。
野菜あんかけの野菜でボリュームが出ているので、
魚が小さいとは感じない工夫がされています。
味も上品なお味でした。
「腎臓病食」では、肉や魚の量がポイントとなります。
一日のたんぱく質指示量が30gなのか40gなのか50gかでも異なりますが、
実際に食べてみて、一食あたりの肉や魚がどのくらいの量食べられるのか体感してみてください。
(外食ではとてもあり得ない主菜の量です…。)

シニアライフクリエイトさんはファミリーマートグループの会社で、「宅配cook123」も手掛けています。
「宅配cook123」も利用されている患者さんは多くいます。
「彩ダイニング」は食事制限が必要な方向けのお弁当で、
・全国配送(冷凍)
・管理栄養士監修の献立
・無料栄養相談
などの特徴があります。
また、好きなメニューを1食から自由に選べたり、680円〜のお手軽価格だったりすることも
患者さんに選ばれている理由です。
7食以上になると送料も無料になるところが有難いです!

実際に、このお弁当で腎臓病が悪化することなく経過している患者さんも多く、
実績がしっかりあるので、安心して薦めることが出来ますよ。
最近「頑張っているんだけれど、なかなか…」という患者さんにも、
一度「彩ダイニング」をお薦めしてみて、
食事療法の基礎をもう一度見直してもらうのも良いと思います。

2019年03月14日

宅配食レビューG

宅配食レビューです。
シニアライフクリエイトさんの「彩ダイニング」を頂きました。
「彩ダイニング」は「カロリー・塩分調整コース」と「たんぱく・塩分調整コース」があります。
前者は糖尿病や高血圧、後者は腎臓病の方が対象になります。

「たんぱく・塩分調整コース」を頂きました。
「たんぱく・塩分調整コース」は始めての紹介となります。
対象は上記に書いている通り、糖尿病性腎症の患者さんです。
「たんぱく・塩分調整コース」は、
おかずのみで「エネルギー310kcal、たんぱく質10.0g、食塩相当量2.0g未満」に加え、
「カリウム500r以下、リン170r以下」に調整されています。
減塩が可能になっているのは、「だしをきかせて全体の塩分量を抑えているから」だそうです。
主菜1品と副菜3品のバランスがとれたお弁当です。
冷凍の状態で届くので、食べたい時に電子レンジで6〜8分温めるだけで食べられます。
(他のメニューは4〜5分加熱のものが多いですが、今回のメニューは長めの加熱でした。)

【メニュー】ハンバーグデミソース弁当
@ハンバーグデミソース(付け合わせ:スパゲティー、ブロッコリー、人参)
Aポテトサラダ
Bアスパラとエビのコンソメ煮
Cキャベツとベーコンの炒め物

【栄養成分表示(おかずのみ)】※写真のご飯は180gですので合計620kcal程度になります。
栄養成分表示.jpg

↓お弁当は『冷凍』でこんな状態で届きます。
届いた状態.jpg

↓電子レンジで加熱後です。
加熱後トレー.jpg

↓お皿に盛ってみるとこんな感じです。
写真の加工は一切していません。
お皿に盛った状態.jpg

【試食の感想】
腎臓病食の特徴は「高エネルギー・高脂質・低タンパク・低塩分」です。
病状によってはカリウムやリンを制限することもありますね。
そのため、糖尿病食よりも高いエネルギー設定になっています。
脂質をプラスするために、ポテトサラダに脂質を追加したり、
ベーコンや炒め物の油などを使用したりすることによって脂質をアップしているのが分かりました。
腎臓病食は、腎臓を守るために、減塩は非常に重要になるので、
どうしても甘味が強いお味つけになりがちですが、
今回のメニューはそれ程強い甘味を感じることなく頂きました。
特にハンバーグはしっかり味がついていました。
「腎臓病」の食事療法は糖尿病よりも分かり難いので、こうやって食事を元に説明すると理解してもらいやすいと思います。
「腎臓病」の味付けは糖尿病と比べてどうなのか、実際に宅配食を食べてみて勉強してみましょう。

シニアライフクリエイトさんはファミリーマートグループの会社で、「宅配cook123」も手掛けています。
「宅配cook123」も利用されている患者さんは多くいます。
「彩ダイニング」は食事制限が必要な方向けのお弁当で、
・全国配送(冷凍)
・管理栄養士監修の献立
・無料栄養相談
などの特徴があります。
また、好きなメニューを1食から自由に選べたり、680円〜のお手軽価格だったりすることも
患者さんに選ばれている理由なんですよね。
7食以上になると送料も無料になるところが有難いです!

実際に、このお弁当で腎臓病が悪化することなく経過している患者さんも多く、
実績がしっかりあるので、安心して薦めることが出来ますよ。
最近「頑張っているんだけれど、なかなか…」という患者さんにも、
一度「彩ダイニング」をお薦めしてみて、
食事療法の基礎をもう一度見直してもらうのも良いと思います。

2019年03月13日

宅配食レビューF

宅配食レビューです。
ウェルネスダイニングさんの「気配り宅配食」を頂きました。
「気配り宅配食」はおかずのみで「エネルギー300kcal以下、塩分2.5g以下」に抑えられた宅配食です。
主菜1品と副菜3品のバランスがとれたお弁当です。
冷凍の状態で届くので、食べたい時に電子レンジで温めるだけで食べられます。

電子レンジで4分で調理完了です。
【メニュー】カレイのにんにく味噌焼き弁当
@カレイのにんにく味噌焼き(付け合わせ:ゼンマイのナムル)
A人参と卵の炊き合わせ
Bイタリアン野菜とマカロニのサラダ
C青菜のおろし和え

【栄養成分表示(おかずのみ)】※写真のご飯は180gですので合計540kcal程度になります。
栄養成分表示.jpg

↓届いた状態
届いた状態.jpg

↓電子レンジで加熱後
加熱後.jpg

↓お皿に盛ってみるとこんな感じです。
写真の加工は一切していません。
お皿に盛った状態.jpg

【試食の感想】
色鮮やかなメニューでした。
魚はとっても上品なお味でした。
青菜はお浸しにすることが多いですが、おろし和えもさっぱりしていて美味しく頂きました。
マカロニもこれだけしっかりした量が入っていて237kcalとはすごいですね。
ただし、自宅で食べる際はマカロニは糖質が多いので、食べ過ぎに注意するようにお話しましょう。
マカロニサラダには野菜をたっぷり入れるのがポイントですよ。
ポテトサラダもじゃがいもで出来ていて糖質が多いので、注意が必要ですね。
患者さんには葉物がメインで出来ているサラダの方をお薦めしましょう。



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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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