こんばんは。感想の話です。
前回書き忘れたんですが、逆転裁判2は御剣検事が相手ではなく
狩魔豪の娘、冥ちゃんが検事席にいるんです。
13話で子供の頃の冥ちゃんがチラッと出ていましたが、大人になった彼女がなるほどくんの前に立ち塞がります。
父親はとことんゲスかったけど、冥ちゃんはまだマシな方です。
常時ムチを持っていて、容赦なくひっぱたかれますが一応常識人の枠には入ってます。
逆転裁判シリーズはほんとキャラが濃くて、なるほどくんもみっちゃんも心労でよくぶっ倒れないなってレベル。
でもシリアスすぎたらハマってなかったと思う。塩梅は大事です。
今回は《逆転サーカス》の感想。
トノサマンが出てきた時も呆気に取られましたが、今度はサーカスを舞台にしたシナリオでイロモノ揃い。
サーカスの団長が敷地内で殺害されるんですけど、
逆転裁判は本格ミステリーだと考えたら駄目です。
時に笑い、時にシリアス、事件はオマケと考えた方がなんじゃそりゃあと怒らずに済む。
今更言うなって話ですが、何故っていったら
犯人は空を飛んで逃げたとか、ベアトリーチェの魔女幻想じゃあるまいし何だそれってなるじゃありませんか!
法廷内で団員総出で劇とか開催しちゃうし賑やかにも程がある。
逆転裁判だから許される。いいですね?
しかも空を飛んで逃げたトリックは、被害者が着ていたマントが上から落ちてきた胸像に引っ掛かって容疑者に見えてたと。
逆転裁判だから許され…許せる範囲突き抜けましたよ!
その上犯人は殺そうとしていた人物ではなく、恩師を間違えて殺してしまう不遇に見舞われて後味悪い。
極悪人ならまだしも、身内のために殺意が湧いてしまった方だから尚更。
殺人そのものがやっちゃいけないことですけど、居たたまれないです。
そして、別に大嫌いなキャラがいる訳でもないのに、珍しく特に好きなキャラも出ていなかったシナリオなんです。
冥ちゃんしか紹介していないのも悪いので、ご紹介しましょうか。
マキシミリアン・ギャラクティカ。通称マックスさんです。
こんな大層な名前してますが日本人です。芸名ですね。
今回の事件の容疑者で、タチミサーカスで一番の名物、空中移動が使える人。
傲慢な態度や暴力沙汰で他の団員たちからは嫌われていました。
ですが、向上心がない他の団員たちと衝突しがちなだけで、サーカスの行く末や未来を案じてくれていました。
団長が亡くなったことで後を引き継いだピエロのトミー、猛獣使いのミリカ、腹話術師のベン&リロ、その他の団員たちと和解してタチミサーカスを持ち直してくれるのをお祈りします。
格好よく作画してもらえて彼も喜ぶでしょう。面会室も手抜きじゃなくなりましたがご愛嬌。
あぁ、リロくんが弾け飛ぶモーションにも笑わせてもらいました。サイコ・ロックがないと早送りの如く解明されて手っ取り早い。
2018年10月10日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8188112
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック