札幌のパワースポットA「盤渓山妙福寺」: ホラー好きのフライマン
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2015年06月12日

札幌のパワースポットA「盤渓山妙福寺」

 札幌のパワースポットシリーズの第2弾として、今回は盤渓山妙福寺を取り上げた。前回の「星置の滝」は、その場から発せられる神々しさがパワーの源となっているが、妙福寺は顕本寺(白石区菊水7条1丁目)の奥の院としてこの地が選ばれた理由と、「法龍水」にまつわる竜神と師匠、弟子の二人の上人の思いから。
  「法龍水」の謂れは、昨年12月8日付ブログ「妙福寺はパワースポット」(https://fanblogs.jp/bukki/archive/180/0?1434012138)に掲載、もし時間があるのならば一読を。

 妙福寺が建立されたのは昭和元年8月。この間の経緯を、札幌・真駒内の北海道農林且ミ員だった井門半次郎氏が昭和49年に「盤渓山妙福寺縁起 法龍水ものがたり」としてまとめ、ご子息の義徳氏が出版した。その半次郎氏が一から関わった妙福寺の立地選定から建立までの経過と、半次郎氏が見た二人の上人の人となり、法龍水出現時の驚きが事細かく記載されている。
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 法龍水湧出に関する話では、「常隆上人が竜神さまから『3月29日の夜中1時から2時の間に白、赤二様の水が湧出するであろう』と啓示を受け、本沢隆正上人(日精上人)から『その場に一緒に立ち会ってもらいたい』との願いで奥の院(妙福寺)を訪れた」
 「寺の前の沢に祭壇を設け、読経を始めてからしばらくして、竜神山の方角から突然轟々たる響きが起き、みる間に堂宇は大風に揺られ燭火は消えた。と、雷光の如き青白い光芒が相次ぎ、あたり一帯を白昼のように照らした。思わず、声を上げると同時に、大量の砂をまいたようなザーという音が耳を打ち、光は消えて再び太古さながらの闇に返った。その間、わずか1、2秒のことだった」

 「その後に本沢隆上人は雪上に出て、雷光が最も強く照らした場所に鍬を打ち込んだところ、そこから霊水が湧き出した。この霊水は『法龍水』と名づけられ、長い個疾に悩む人々に快癒をもたらした事例はいとまもないほど」と、井門半次郎氏は振り返る。
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 この法龍水の出現から5ヵ月後に、湯殿を作るための地ごしらえの一隅から赤褐色の涌水が出た。水には油を溶かした小粒が浮遊、竜神さまが告げられた「赤、白二様の湧出」とはこのことをさすものと確信して、上人が「妙竜水」と名づけた。風呂を沸かした際に、この妙竜水を加えると、肌荒れを防ぎ、疲れをときほぐす効果があり、上人はこの場所に浴室を建てて病苦に悩む人々に薬湯として開放したという。

 今回、「札幌のパワースポット」のブログを掲載するために妙福寺を訪れたところ、寺の手伝いをされる方に本堂や祠で覆われた「法龍水」に案内され、念願だった法龍水まで飲ませていただいた。霊水は、冷たくスッキリとした硬水系で、霊験を求めて以前は遠くから汲みに来る人が絶えなかったという。
 しかし、昼夜問わずにやって来ることや、商売として法龍水の名前を使うところが出るなどの問題から、現在は祠に鍵を掛けて管理している。関係者が在宅の時には、許可を得て立会いの下で飲むことができるようだ。

 本堂は、正面に日蓮聖人、左に竜神さま、右に鬼子母尊神を祀り、厳かな空気が醸し出されている。春の大祭には、竜神さまを祀っていることから、漁業や農業、飲食店などの水に関わる商売を行っている信者が4千人も集まったことがあるという。現在は、若松良泉住職が第五世の住職として寺を守っている。6月14日(日)には同寺で「ほうとう祭」が11時から催される。参加は誰でも自由。

 写真上左:竜神が守っている盤渓山妙福寺、同上右:霊水「法龍水」が湧き出す祠、同下:本堂の正面が日蓮聖人、左が竜神さま、右が鬼子母尊神、youtube動画は下に











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