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産業医診断に向けてラストスパート

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。札幌も寒いですが東京は体感温度では札幌以上に寒い!と声を大にして言いたい今日この頃の「よそじSE」でございます。誰だ?「道民なんだからこの位の寒さ楽勝でしょ?」なんて言う奴は。寒いものは寒いんです。お陰で風邪気味です。

では続けますね。

夏休みの1泊家族旅行を終え、7/28(土)は土曜日恒例Jリーグの日。この日はホーム札幌厚別競技場で試合がありましたので、また長男を連れ立って出掛ける事に決定。必然と、土曜日はJリーグを中心に生活を回すのが私の家の習慣です。なのでJリーグ以外の活動できるのは午前中のみ。

朝5:50に起きて、昨日の旅行疲れがあったのか30分ぐらいボーっとし、6:30になって意を決してジョギングに出てみました。以前、「ジョギングのハウツー」 でも触れましたが、走っていると膝が痛い。最初は右膝が痛かったので右膝だけにサポーターを巻いて走っていましたが、今度は左膝にキタ!一方でサポーターで保護していた右膝はもう痛みを感じないので大丈夫そうだと判断し、サポーターを左膝にスイッチ。これで少し楽になりました。5kmを45分くらい掛けて走り、帰宅したらシャワーをサッと浴びて汗を流し、保冷剤を膝に載せて入念にアイシング。20分くらい膝に保冷剤を載っけていると常温に戻りますので、ちょうどそのぐらいがアイシングの終わり目として良い感じでした。アイシングをしっかりやっておくとその後痛みが尾を引く事はあまりありません。

そして朝食を摂り、この日は前日の旅行疲れもあったので午前中恒例の買い物はなし、とし休養に当てます。ひたすら読書して、飽きたらゲームをして、と気ままに過ごしていました。

昼食後、13:30に自宅を出発し厚別競技場に向かいます。

向かう間、頭の中で「これがたぶん休職中最後のサッカー観戦だな。勝ったのはたったの1回(5/3のセレッソ大阪戦)だし、何とかここで勝って(自分の復帰に対して)気分良く弾みをつけてもらわなきゃ。」という、何か間違った意気込みを感じていました。とは言え、相手は強豪名古屋グランパス、勝つのは正直難しいよな・・・と悲壮感タップリ、でも何とか俺のために勝ってくれ!と願ってみても、そんな事言われても選手達は私の心中を勝手に押し付けられても困るでしょうに、と思いながら。

厚別競技場の入り口に記念写真用の選手達の看板があったので、長男を入れて一枚撮ってみました。↓


試合開始前のピッチとゴール裏の様子はこんな感じ。連敗続きなのでゴール裏端席には少し空席が目立ちますが、サポーター達の気合は充分。↓


そしてその試合結果は・・・、
1-1のまま迎えたロスタイムに劇的な勝ち越しゴールが決まり、コンサドーレ札幌が2-1で勝利!小泉純一郎バリに「感動したァ!!」とサイコーの気分でした。一応証拠にと、試合結果のスコアボードを入れてパチリ。↓


試合後、スタンドに挨拶に来た選手達も一枚パチリ。(勝ち越しゴールを決めた上原慎也選手はヒーローインタビュー中で不在)↓


2ヶ月半振りの勝利に長男もご機嫌で、これで今季2勝目、そのどちらも生観戦出来てラッキーだなと感慨に浸りながら帰宅し、帰宅するやいなや録画してあった試合をテレビ観戦し直し、更にご満悦。いい気分で眠りにつきました。


そして翌日7/29(日)は、いよいよ気持ちを入れ替えて復帰に向けて気合をみなぎらせます。8/2に産業医診断を控え、その後リハビリして最短8月中旬に復帰できなければアウト、というのが目前に迫ってきて、何とかそれをクリアする為に出来ることは何でもやっておこうと、読書にも熱が入り、会社の勤務時間を想定して自宅のPCの前に座って読了本をEvernoteにまとめたり、ブログを買いたりと作業らしい事をドンドン詰め込んで行きました。世間は日曜日ですが、私一人だけ日曜日じゃないような雰囲気で仕事(らしきもの)に没頭し、それに自分が耐えられるのか自分自身でトライしてみたい、という気持ちでいっぱいでした。

このへん完全に私の「意地」ですね。自分の性格でもあるのでどうしようもないのですが、「(物事を)途中で投げ出す」って事が出来ないんです。参加していたプロジェクトを(病気という理由があったにせよ)途中で投げ出すのは絶対にイヤで、必ずそこに戻るんだ、戻って最後まで必ず見届けよう!という鬼気迫るものがありました。


そして昔は24時過ぎないと絶対に寝ないという生活から、22:30にはベットに入るという生活が完全に定着してきたようでした。薬を飲んでいる事と仕事を休んでいる事以外で明らかに変わったのは、早寝早起きが出来るようになり、それに伴って(心とは別に)体の調子も良いと感じていました。あとは・・・精神面だけ。

翌日の東京移動日、そして8/2の産業医診断を控え、気合満タンでラストスパート!前日にコンサドーレ札幌から「勝利という勇気」も貰い、札幌の自宅で過ごす復職前最後の夜(だと思っていた・・・理由は後日。)は更けていきました。


・・・さて、今日もこの頃読んでいた中から一冊ご紹介しておきます。
昨日は『100円のコーラを1000円で売る方法』をご紹介しましたが、それに続きマーケティングに関する一冊です。

●藤村正宏著『安売りするな! 「価値」を売れ!』実業之日本社

安売りするな! 「価値」を売れ!

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「売れる商品はありません。『売れる売り方』があるだけなんです」と豪語するこの本、かなりの良書です。

モノが溢れかえって「欲しいものは何もない」という購買層に対してどう売っていくかという小売中心のノウハウ的なものが具体的な事例を交えて沢山解説されています。ホテルの朝食バイキングでのスープに付けたPOPの事例など、なるほど!と思えるものばかりでした。
こういう視点がシステムエンジニアという、ある意味のサービス業としても参考になります。売り手、買い手をしっかりと把握し明確にする。モノを買ってもらうのではなく、買ってもらった先の体験を示す。お客様との関係を築き良い距離感を保つ。やっぱり人と人の繋がりって大切なんだなぁと再認識させられました。

最近続編に当たる『やっぱり! 「モノ」を売るな! 「体験」を売れ! 』が発売されたので、そちらも併せてご紹介しておきます。この2冊はセットで読んでおきたいですね。↓

●藤村正宏著『やっぱり! 「モノ」を売るな! 「体験」を売れ!』実業之日本社

やっぱり! 「モノ」を売るな! 「体験」を売れ!

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夏休み最初のイベントクリア!

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。今日からキッチリ仕事始めだった「よそじSE」でございます。正月休み短かったなー。(汗)

では続けますね。

7/26(木)になりました。この日は朝5:40に起きて快調にジョギング、札幌でのジョギングは東京に比べて涼しく楽なことを実感し、タイムも5kmを50分切るようになりつつありました。前日硬水に当たってしまった胃腸の調子も問題無さそうです。

朝食を摂り、今日は家族旅行の日。朝から家族旅行前にソワソワしている子供たちを尻目に父親権限で出発を10時に設定、それまで読書をして過ごしました。10時としたのは、自宅から定山渓のホテルのチェックイン時間を逆算し、更にちょっとだけ足を伸ばして中山峠までドライブするルートと決め込んでいたので、子供たちを飽きさせないためのギリギリの時間設定でした。(これでも意外と気を遣ってますのよ。)

10時になり一家でクルマに乗り込んで出発、一路中山峠を目指します。幸い天候にも恵まれ車窓から見える風景はこんな感じでした。もー大自然↓

12時ちょうどに中山峠に着き、羊蹄山を望むと少し雲が掛かっていましたが、綺麗に見えました。↓

札幌から2時間クルマを走らせただけでこんな大自然に巡り合えるなんてやっぱ素敵。
マイナスイオンをたっぷり吸い込み、中山峠名物「あげいも」(北海道産じゃがいもをドーナッツのような衣で揚げたもの。美味しいですよ。)を頂きました。↓

そして中山峠を後にし、定山渓ビューホテルに14時に到着。ここは「水の王国ラグーン」という巨大プール施設があるので、そこで子供たちを遊ばせる計画でした。案の定、子供たちはノリノリ。ホテルに着くなり水着に着替え、たっぷり3時間は遊んで、付き添っていた私はヘトヘト。「最近毎朝ジョギングして鍛えてるから楽勝でしょう。」と思っていたのは大間違いでした。その後温泉に入り、体重計に乗ったら体重はついに71kgを割り70kg台に突入。ダイエットを初めて1ヶ月ちょっとで-8kgに成功しました。
この成果に気を良くした私は、夕食のバイキングで自分に「何を食べてもいい」と解禁、手当たり次第にカニだエビだローストビーフだと食べ尽くしました。但しアルコールは飲んでませんよ!そこはじっと我慢なのです。

夕食後はノンビリ過ごし、子供たちと同じ4人部屋で寝るので、一人だけ電灯を付けて起きている訳にもいかず、まぁ遊び疲れているのもあったので、21:00に薬を飲んでサッサと眠りました。

翌7/27(金)、慣れない旅館での布団で寝たせいか中途覚醒を2回(たぶん1時くらいと4時くらい)もしてしまい、結局5:30に起床。子供たちが起きるのを待って7時に朝食のバイキング会場に向かいましたが、私はまだ胃腸が目覚めておらず、全然食べられません。この症状はストレスだなと自覚しました。病気になる前にしばしば胃腸が受け付けず食べられなくなる(水も飲めなくなる)事がありましたが、闘病中にその症状も収まりこの頃は元気に食べられるようになってきていたのですが、久しぶりに慣れない外泊でちょっと緊張していたのかもしれません。まぁでも気分は悪くないので、あまり気にせずホテルを10時にチェックアウトし、再びクルマに乗って自宅に帰宅しました。まっすぐ帰ってきたので11時には到着し、その後はちょっと疲れを感じたのか家でゴロゴロ過ごしました。

これにて2012年の夏休み最初のイベント終了〜♪

さて明日はJリーグを観に行かないといけないし、それが終わったら自分のリハビリに全力投球だ。

イベントを無事にこなし、子供たちへの一応の面目は立った。夏休みの絵日記の宿題はこれでクリアだろう。父親の役目を果たせてホッとして一日を終えました。

さて、今日もこの頃読んでいた本をご紹介しておきます。

●永井孝尚著『100円のコーラを1000円で売る方法』中経出版

100円のコーラを1000円で売る方法 (中経出版)




●永井孝尚著『100円のコーラを1000円で売る方法2』中経出版

100円のコーラを1000円で売る方法2 (中経出版)



今日は「マーケティング」に関する一冊。最近続編の「2」も発売になったので同時に、更にKindle板も発売されているので紙の本よりお得なKindle版をご紹介しておきます。iPhone、iPad、android端末などをお持ちの方は是非kindle板をどうぞ。(私はGoogle Nexus7にKindleアプリをインストールして読んでいます。kindle板はAmazon kindle Fireでなくてもちゃんと読めます。)
マーケティングと聞くとなんか小難しいイメージがありますが、それを分かりやすく説明したいい本だと思います。

この本では登場する「宮前久美」という攻撃的なキャリアウーマン風のキャラが非常に際立っており、マーケティングとは何かをストーリーを通して説明しています。マーケティングの重要さ、何が真の顧客主義なのかというのを、読者を惹きこむストーリー仕立てでサラッと読める本です。100円のコーラを1,000円で売る方法もきちんと書かれており、「確かにそれなら1,000円でも買うなぁ〜」と、タイトル負けしない納得性があります。

「2」では更にパワーアップし、「サムスンにできて日本企業にできない戦略」に挑むというストーリー。多くのビジネス書で語られているビジネス戦略・ビジネス思考が、宮前久美の心情とストーリーを追う展開とで、非常に理解しやすい良書だと思います。

更にコミック版も発売されているという人気の書です。私は通常板しか読んでませんが確かにこのストーリーは漫画のほうが分かりやすいかもと思います。気になる方はコミック板もどうぞ。↓

コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法

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リハビリに向けて1勝9敗

このブログを読んでくださっているみなさん、おけましておめでとうございます。「よそじSE」でございます。年末年始の暴飲暴食からようやく立ち直りつつある今日、体重計に乗るのが怖いです。(汗)本年もどうぞ宜しくお願い致します。

では続けますね。

7/25(水)になりました。この日は朝5:40に起きて快調にジョギング、しかしクールダウンに40分を費やしてしまったのは夏の到来を感じさせるものでした。前日リハビリ開始の足掛かりを作れた私は、この日から通勤を想定した生活をより強く意識するようになり、朝食を近所のファミレスで7:40に摂り、8:10に食べ終わったのを確認して、「これじゃ電車乗って通勤すると9:00に会社に間に合わないなぁ。」と反省。出来ればもう30分早めたいところで、もう少し早起きするかクールダウンを短くするか何か工夫しないとなと考えていました。

そしてこの日は移動日ですので、東京の自宅を10:30に出発して電車で二時間を掛けて成田空港へ。この時、移動中にペットボトルの水を買って飲みながら移動したのですが、これが買ってから気付いたのですが硬水であたってしまい、成田空港に着く頃には吐き気が我慢できなくなりトイレに駆け込み、フラフラになっていました。
※私は軟水でないと胃腸が受け付けないようで、うっかり硬水を飲んでしまうとこのような症状によくなります。病気になってから更に最近はかなり気を付けていますけど。

とてもじゃないですが昼食は食べられる状態ではないと判断し、空港の待合室でしばし休憩。昼食抜きで飛行機に乗り込み、少し元気を取り戻したので機内では読書して過ごし、新千歳空港からは空港連絡バスで札幌の自宅まで辿り着きました。自宅に着く頃には体調はすっかり良くなっていました。一食抜いたダメージもさほどなく18:00に夕食を摂り、次に診察に合わせて7/30(月)のスカイマーク成田空港行きを1万円でゲット。

この後リハビリして復帰するつもりでしたから戻りの飛行機は予約しませんでした。思い返せばこの6ヶ月間、通院のために毎週飛行機で札幌ー東京を往復する生活を続けていましたが、何とかここまでやってこれました。家族には何と伝えたかは覚えてません。ただ、次に帰ってくる日は未定とだけ伝えたように思います。その為に翌日から無理矢理家族旅行を組み込んでいたのですから。

とは言え、もう一つ私にはイベントがありました。8/15(水)に札幌ドームで行われるキリンチャレンジカップ2012 サッカー日本代表 vs ベネズエラ代表の一戦にファミリーシート4席で申し込んでいたのが抽選に当たってしまったのです。長男がJリーグだけでなく日本代表も見たいと言い出していた頃だったので、地元札幌ドームで開催される代表戦は年に1回あるかないかの大イベント、これを家族4人で観に行くのは至上命題でしたので、8/15の午後イチに東京から札幌に戻り、19:30キックオフの札幌ドームに間に合わせ、翌8/16の午前中にまた東京に戻るという作戦を組んでいました。これのため飛行機の予約が問題でしたが、8/15は羽田からAIRDOが安く取れたものの、8/16はお盆ピークの為打つ手なし。仕方なくANAで株主優待割引を使用する事としました。割高ではありますし強行1泊2日ですが、これまで支えてくれた家族の為には外せない予定でした。もしかするとその頃にはリハビリを終えている可能性もあったので、あわよくば8/16は休みにして、8/17から職場復帰というのが、私の楽観的な見通しでした。

そんな感じで、子供たちの夏休みの殆どは、自分のリハビリに費やすので遊んでやる事が出来ないので、前後に家族旅行とサッカー観戦というイベントを挟み込み、せめてもの面目を保とうという思いで、明日は家族旅行、硬水に当ってしまった体のことを憂いて7/25(水)は暮れて行きました。

では、今日もその頃読んでいた中から二冊ご紹介しておきます。今日は経営者の著書です。

●柳井正著『一勝九敗』新潮文庫

一勝九敗 (新潮文庫)

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最近あちこちでバッシングされ、色々と旗色が悪い感じのユニクロ社長、柳井正氏の著書です。ユニクロと言えば低価格アパレルメーカーの代名詞のような会社で、私は(内部の実情は別として)ユニクロは順調に業績を伸ばした優良企業この本はユニクロが大きくなるまでの紆余曲折が描かれています。1勝9敗というのは「社長として打った10個の施策のうち、1つ成功が出れば良い方で、残り9つは失敗の繰り返し」というものだそうです。そんな大袈裟な、という感じがしないでもないですが、出店と閉店を繰り返して成長を模索し続ける姿がこの書で描かれています。

ちなみに私の勤める会社の社長が柳井正氏と対談した時に、柳井正氏がウチの社長に向かって「○○(ウチの社長)さんは何勝何敗ですか?」と問われ、ウチの社長は苦笑しながら「5勝5敗くらいでしょうか。」と答えると、柳井正氏は即座に「私は1勝9敗です。」と言ったらしいという逸話を残しています。その直後にこの書は発売され、柳井正氏がこの「1勝9敗」というのを如何に大事にしているかというのがよく現れていると思います。

そうです。仕事も人生も1勝9敗でいいんです。うつ病という病気になっている私は1敗目、いや連敗中かな。でも、この先1つ勝てばいいやという、不思議な元気を貰いました。

●原田泳幸『勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論』朝日新聞出版

勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

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原田泳幸氏は日本マクドナルドの社長。その前はアップル日本法人の社長を務められ、2004年にヘッドハンティングされ日本マクドナルドのCEOに就任する際には「マックからマックに転職したのか」と話題になった方です。
当時マクドナルドは創業者社長の藤田田氏が進めてきたバリュー戦略を次々と見直し、50円バーガー、90円チーズバーガーなど行き過ぎた安売りで失墜したマクドナルドのブランドの建て直しに成功し、その経営手腕は日本屈指の経営者と言っても差し支えないかと思います。

この書では、その日本マクドナルドを建て直す過程などを書き残しており、著者曰く「結果がすべて。」という信念の強さは恐れ入ります。就任早々の挨拶で全社員を前に「これから(新生マクドナルドという)新しいバスが発車します。乗りたくない人は乗らなくていい。乗りたい人だけチケットを買えばいい。」と言いのけて社員を鼓舞したというエピソードと、どんなことでも自分の信念を信じて社員の猛反発を押し切って改革を断行する姿が垣間見れます。

胡散臭い経営コンサルタントが書くエセ経営本ではなく、結果を出し続けている経営者が自ら執筆したこの二冊、経営に興味がある方は是非お手にとってみてください。

【判明】通勤練習とリハビリ出社の違いって?

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。本記事をもって今年最後の投稿としたいと思います。大晦日と元旦はブログ休もうかなーと考え中の「よそじSE」でございます。

では続けますね。

7/22(日)になりました。この日は朝6:20とやや遅めに起床。飛行機の予約を取ってない事を思い出して、7/24(火)が診断日でしたから、7/23〜25の2拍3日コースしかあり得ないので片道1万円コッキリ大サービス中の新千歳−成田のスカイマークで行く事にしました。成田空港の方が地上交通機関の移動時間が長いのでイヤなんですが、片道1万円という圧倒的な安さの前に多少体の方を無理せざるを得ませんでした。夏休みシーズンに突入したせいでLCCのJetStarはスカイマークより高くなっていました。

この日は前日ジョギングを休んでしまったので、今日は走らねばと5kmを50分掛けて走って来ました。今から見ると全然遅いタイムですが、当時は徐々に速くなってきて自己ベストを毎日更新するような向上を見せ、体重は71kg台に突入と確実にジョギングの効果が出ていました。

ジョギングが終わった後は日曜日なのにも関わらず、前日に続きあまりヤル気がなく、あまりアクティブに行動してません。復帰に向けて徐々に具体化してきたのと、次の診察で「通勤練習じゃ意味が無い」と断言している主治医を説得できるのか、という不安が押し寄せていたのかもしれません。

翌7/23(月)は移動日。脚がハリが残っているのを感じてジョギングは中止。朝食を撮った後は読書して過ごして10:30に出発。この日も先週と同じように空港連絡バスで新千歳空港に向かい、同じスカイマークで成田空港へ。東京の自宅に着いたのは18:00でした。この日はこれでおしまい。

そして翌7/24(火)、いよいよ主治医を説得できるかの対決日です。朝5:40と少し早めに目が覚めたのは少し緊張していたのかもしれません。東京でのジョギングがそろそろキツイ暑さになってきていましたが気合でジョギングし、汗ダクになって戻ってきて冷たいシャワーを浴びて気持ちいいと感じ、ちょっと気合が入りました。

「今日はやるしかない、何としても主治医を説得して復帰の足掛かりを作るんだ。」

という気持ちで一杯でした。

朝食も摂って気合十分、病院に向かいました。カバンには会社からメールで送ってもらった「通勤練習メニュー」をプリントアウトした紙をしのばせて。

診察室に入るなり、私は通勤練習メニューの紙を取り出して、「先生、先週貰った宿題の件ですけど・・・」と先制攻撃を仕掛けました。何故だか分かりませんが、いつものような先生からの「調子はどうですか?」の一言を先に言わせてはいけない、自分から切り出そうと考えていました。

先生に通勤練習メニューの内容を一生懸命説明しながら感じたことは、
「あれ?俺ってこんなに説明下手だったかな?」
と言うこと。物事を筋道立ててキチンと説明できないので何を言いたいのか自分でもよく分からない、という感覚に気付きました。ロジカルシンキングを生業としているクセに休職している間にすっかり衰えてしまっていたようです。

しかし、一生懸命通勤練習メニューの内容を、
・まずは8/2に産業医の診断があること
・最初は図書館通勤から初めて、途中から人事部にフルタイムで通勤すること
・だいたい2〜4週間くらいリハビリに掛けて、最終的に産業医診断で復帰を判定すること。
・その産業医診断のために主治医の同意が必要であること


などを説明した甲斐があって、先生も一応理解してくれたようで、「うん、これは厚生労働省の言うリハビリ出社と同じだね。じゃあ通勤練習はOKっていう診断書を出しておくから。」とGOサインをくれました。

・・・やったぁ・・・ついに復帰の足掛かりを作ったぞ・・・。

嬉しくて飛び跳ねる、と言うより、ホッとして脱力した、という感じでした。

その後、少し先生と話し込みましたが、私の主治医の考える定義として、「通勤練習」と「リハビリ出社」の違いは、

・通勤練習・・・電車で会社まで行き会社の壁にタッチして戻ってくるだけ。通勤の行き帰りの電車に乗るという「だけ」を訓練する練習。

・リハビリ出社・・・実務はしないまでも、一応フルタイムで出勤し、会社で一日を過ごしてみる練習。(最初はリワーク施設や図書館から慣らしていく事もあり。)

という事を教えてもらいました。このリハビリ出社を私の会社では「通勤練習」と呼んでいたので混乱を招いた元になったようです。こういう言葉の定義って大事だよな・・・、なんでウチの会社はこういう所をちゃんとしないんだろうと若干憤ってみましたが、まぁ一応クリアになったのでいいっか、と思いました。

「じゃあ次は7/31(火)にして、そこで診断書出すから、それで8/2に産業医の診断受けてみて。」と約束してもらい、対決は私の大勝利で終わりました。

とりあえず良い報告が出来ると上司にメールで「リハビリOKの足掛かりが出来ました!」と連絡し、人事担当者にも「ちゃんと納得してもらったので診断書貰えそうです。8/2宜しくお願いします。」とメールで報告。気持ち晴れ晴れ。

初夏の暑さの中、私は復帰に向けて大きな一歩を踏み出しました。

・・・というところで、今年最後の投稿としたいと思います。

最後に、年末を締める最後の一冊をオススメしておきます。

●中原圭介著『これから世界で起こること』東洋経済新報社

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これから世界で起こること

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これから世界で起こること



中原圭介は人気のエコノミスト。『経済を読む』 というブログでこまめに情報発信されています。
この書では現状の世界経済問題をとても分かりやすい言葉で解説してくれている良書だと思います。世界の金融市場の状態や、米国の金融緩和策や欧州経済の流れ、そして中国の状況などにも触れています。そしてこれからは自己投資をしっかりやって将来に備えよう、というまとめ方になっています。

これは旬を逃すと意味が無い「今」を語っている本です。今年を経済界を振り返る最高の一冊でしょう。ビジネスパーソン、それも20代、30代くらいの若手の方なら是非呼んで欲しいと思います。

では、また年明けから続きを執筆していこうと思います。皆様良いお年を。

小さくなった心のバッテリー

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。年賀状を先ほど無事に書き終わり、普段文字を書き慣れていない右手が痙り気味な「よそじSE」でございます。疲れたー。

では続けますね。

7/21(土)になりました。この日も朝6時に起床しましたが、何となくヤル気がなくジョギングをどうしようかと悩み中。ヤル気にみなぎっていた昨日とはまったく違う心持ちに戸惑いながらも、「ジョギングは毎日やってはオーバーワーク。週4日ぐらいがちょうどいい」というのをサイトで見つけたので、「今日はジョギング休みの日でいいや。」とそれを言い訳にしました。

前日まで調子良かったのに、うって変わりこの日は不調でした。
その不調の様子が自分で付けてた日記に現れていますので、ここに全文公開(一部伏字)してみます。

----ここから----
朝6:09起床。目覚ましなしで目が覚めた。
ジョギングは4日立て続けにやったので自重。
ブログのデザインを試行錯誤する。
7:30朝食
10:30まで本を読んだりブログをいじったり。「金持ち父さん貧乏父さん」を読了。
○○(近所のスーパー)に買い物に出かける。
12:00に戻り昼食。
その後、「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」を読了。
途中14:00〜15:00くらいまでソファーで寝てしまった。
18:00夕食。
その後は核論の続きを読む。Jリーグオールスターを見ながら読了。
21:00からブログを書く。22:00薬を飲む。
ただいま22:50そろそろ寝よう。
----ここまで----

まず書いている分量がいつもの1/3ぐらいですし、文章も短い。日記を進んで書いていると言うより書かされているような雰囲気が滲み出ています。行動内容もいつものように外に買い物に出てはいるものの、全体的に行動内容が少ないですし、読書ばかりして過ごしています。(この日一日で三冊も読み終わってる!っていうのが我ながら何気にスゴイですが。)主治医に「絶対に昼寝をしないように」と厳命されていたにも関わらず、読書しながらソファーで昼寝してしまう始末。

前日、復帰までのリハビリメニューを理解しようとじっくりメールを読んだり、会社に電話してその事を人事担当者と話をしたり、夏休みの旅行を考えたりと、急激に色々なことが降って湧いてきたので、心のバッテリーが切れちゃったんでしょうね。この時は、こういう心のバッテリー切れの状態なんだ、という事が理解出来ず、もやもやしたものを抱えたまま時間だけが過ぎ去って行きました。そして、調子良い日と悪い日とを振り子のように行ったり来たりしながら、長い目線で見ると良くなっていくという事に気付いたのはかなり後になってからでした。心のバッテリー容量が小さくなりすぎて、一晩寝ただけでは充分に回復出来ない状態にありました。身体は元気でも心が元気じゃないんですね、

私の心はまさに使い古して容量が少なくなったバッテリーでした。

では、今日はせっかくなんで日記に登場した2冊をご紹介しておきます。

●ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」筑摩書房

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これはもう有名過ぎる名書。あくせく地道に働くが稼ぎの少ない「貧乏なお父さん」と、稼いだ金を資金にせっせと土地などの投資に回して不労所得を得る「金持ちなお父さん」の姿をその子供の視点から描いています。その「金持ち父さん貧乏父さん」のどっちが幸せか?という問いに対して、投資して不労所得を増やしてラットレースから抜け出せ!がネタバレ回答の一冊です。
本文中の
「中流以下の人間はお金のために働く 金持ちは自分のためにお金を働かせる」
という一節は、なるほど名言だなと思います。

しかし、日本でもかつて株式のデイトレードやFXが大流行、個人の信用取引で大儲けなんていう構図がありましたが、現在ではそういう投資神話が崩壊し、必要以上のお金を得ようとするのは醜く、逆に地道に日銭を稼ぐ方が美徳とされつつあるのかなと思います。そう言えば著者のロバート・キヨサキ氏の会社が倒産したとニュースになったのは最近の話でしたね。

●木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? 」星海社新書

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

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これは前出の「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでからセットで読むべき一冊です。私は全く知らずに偶然同じ日に読破したのですが、導入部で「金持ち父さん貧乏父さん」とマルクスの「資本論」を結びつけ、将来を考えて「こんな働き方でいいの?」と問いかけてくるストーリーに、あまりにもビックリしました。

この書で言いたいのは、

多くの日本企業では給料は「生活に必要なお金」しかもらえない
「収入が増えれば生活が裕福になる」は幻想

という指摘は、なるほどもっともだな、と思います。

上記の二冊をセットで読んで、働き方を見直してみるのもアリかもしれませんね。

意外とネガティブじゃない自分に気付く

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。本日無事に仕事納めが済んで一段落、ようやく明日から年賀状でも書こうかと考えている「よそじSE」でございます。
実はこのブログを立ち上げた際に、「復職まで含めて結論を書くまで年内には終わるだろう」という甘い見通しを想定していたのですが、本日時点でまだリハビリ前までしか書けておらず自分の遅筆ぶりが泣けてきます。まぁ越年してもボチボチ書いていこうと思いますので引き続きお付き合い下さい。

では続けますね。

7/20(金)になりました。この日も朝6時に起床し快調にジョギングして、早朝とは云えど初夏の陽気に汗ダクになり、冷たいシャワーで汗を流して朝食を摂りました。
そして昨日会社の人事部から送らてきたメールをプリントアウトしてじっくりと読み込み、要するに復帰までは以下の様なステップである事が何となく分かってきました。

・産業医診断(1回目) → リハビリメニューを決める。※主治医の同意が必要。
・リハビリメニュー1(図書館通勤) 1〜2週間
・リハビリメニュー2(本社の人事部に通勤)1〜2週間
・産業医診断(2回目)→復職可/不可の判定。※主治医の同意が必要。
 で復職可であれば、晴れて職場に復帰。


という内容でした。最短で2週間、通常では4週間のリハビリとなるようです。そしてリハビリ期間中はあくまでも休職扱い、完全にフルタイル勤務に復帰出来るようになってから復職という扱いになるという事でした。つまり交通費も自腹ですしリハビリで会社には来てますが欠勤扱い。
※少なくともウチの会社の制度上で、休職が3ヶ月以上の長期の場合は、と言うことのようですが。

メールで一通り理解したものの、自分の場合はどうなるのか、とにかく8月中旬に復帰可とならなければ東京のプロジェクトに復帰というのは難しいと上司から最後通牒されていましたから、8/2に予定しているの産業医診断から数えて2週間で復帰しなくてはなりません。何としても最短コースを選ばないと即ドロップアウト、という背水の陣な気分でした。

うーむこりゃ厳しいぞと思いながら9:00になるのを待って、念の為に会社の人事部担当者に電話連絡して内容を確認すると、
「2週間で復帰っていうのは相当稀なケースで、普通は4週間ぐらいリハビリに掛かる人が多いですよぉ〜。とにかく産業医さんの判断なので、まずは8/2に産業医診断を受けてもらってから、その後の事を考えましょう。」
と諭されました。
そして、
「リハビリ出社と通勤練習ってどう違うんですか?」

と聞いてみても、人事担当者としては
「ウチの通勤練習っていうのはこういうものです。リハビリ出社ってどういうものを指して主治医さんが言っているのかよく分からないんで、とりあえずこの内容を説明してもらえれば大丈夫だと思います。」
とのお返事。もうこりゃ次回の診断で主治医に判断してもらうしかないなと腹を括りました。

そしてとにかく、命運を握っているのは産業医の判断。「ここまで良くなってるんだから早く復帰させてくれよ」っていうアピールをしていくしかないな、と腹は決まりました。

そうすると、その産業医診断の先の事が気になり始めます。8/2に本社で産業医診断を受けた後はリハビリに費やし、そのまま東京のプロジェクトに復帰する事を考えると、もはや8月に札幌帰省する事は考えられず、自分のリハビリだけに集中しなくてはならないな、と考えました。となると、子供たちの夏休みに何もイベントがないのは可哀想だし、これまで毎年夏休みに必ず家族旅行をするのがお決まりだったので、7月中に家族旅行を強行するしかないな、と結論。とは言え、自分の主治医との診察を含めた東京移動の合間を塗っての旅行なので、自ずと日程が限定されます。子供たちの夏休みのカレンダーと自分の診察スケジュール、そしてJリーグの日程をにらめっこし、小学校の夏休み突入翌日の7/26〜27の1泊2日コースしかあり得ないと結論。となると近場しかあり得ないので、札幌からほど近い定山渓温泉の某ホテル名物プールで子供たちを遊ばせて夜はゆっくり温泉に入る、というプランが浮上してきたので、それで決定。前後に中山峠など近場のドライブコースを含めてやれば小旅行が完成です。

こういう急な家族旅行にも温泉宿の予約にきっちり応えてくれる楽天トラベルには本当にお世話になってます。↓




・・・という訳でこの日一日で色々考える事が多く一気に忙しくなってきました。

そんな感じで予定を埋めていく事と、産業医診断とその後の復帰に向けて考えていると、仕事の事が頭の中に浮かんで来て、久しぶりにJavaのプログラムでも眺めてみようかという思いが自然に湧き上がってきました。

そんな訳で自分のノートPCにeclipseとAndoroid-SDKをインストールしてみて、アンドロイドアプリの開発環境でも作ってみようかな〜とトライ。ネット上の情報から拾って開発環境をセットアップし簡単なプログラムを書いてみますが、これが意外と楽しい。

ん?俺って仕事に対して今はあんまりネガティブになってないな・・・。

気持ち的にはプログラムを読み書きするというのが仕事に対しての入り口だと思っていたので、それがネガティブな気持ちじゃないという事が確認でき、ちょっと前進したなと感じました。

但し、Android-SDKに付属しているAndroidエミュレータが激重で、自分の非力なノートPCでは満足に動かす事が出来ず、本格的なアプリ開発はいったん断念。まぁ特に作りたいアプリもなかったし、iPhone派なのでAndroidスマートフォンも持ってないので今焦る必要はないと棚上げしておきました。

「いけるいける、この調子で産業医診断に臨んでしっかりアピールして8月中旬の復帰を目指そう。それに全力を尽くそう。」

この時の私はヤル気でみなぎってました。

通勤練習とリハビリ出社の違いって?

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。いよいよ年の瀬が迫って来ましたが年末年始の暴飲暴食に備えて毎晩ジョギングで身体を追い込んでいる「よそじSE」でございます。いくら東京でも夜は気温1℃!!寒くて耳がちぎれそうです!

では続けますね。

7/17(火)になりました。気付けば闘病6ヶ月目に突入です。前日に長谷部誠著「心を整える」を読んでイライラした気持ちが少し晴れたのか、朝6時前に起きてジョギングを快調にこなします。膝が痛いのは相変わらずでしたが、ジョギングを初めてちょうど1ヶ月経ちました。

体重は78kgからスタートして、この時72.3kgまでダウン、実にマイナス6kgです。すげー1ヶ月でこんなに効果出るんだ〜と実感。この頃から朝晩の体重を計りiPhoneアプリのWeightNote に記録するようになりました。これは毎日体重を入れておくとグラフでどのくらい体重が落ちたか見ることが出来て便利ですし、ダイエットのモチベーションにもなります。やっぱり「見える化」は大事だなと実感。同じようにグラフを作る事はExcelでも充分に出来ますが、携帯にポチッと入れておくだけでいいという手軽さがいいです。

さてこの日は移動日。朝食を摂った後は読書をして10:30に出発し、空港連絡バスで新千歳空港へ。待合室でサンドイッチの昼食を摂り、いざスカイマーク成田行きの機内へ。この日は早めの夏休みでリゾート地に向かうであろう方々で満席、アロハシャツ率高し。そんな中、心療内科に行くためだけにこの飛行機に乗っているのは私一人なんだろうなぁ〜という妄想をしながらも機内でひたすら読書。飛行機は遠目のエンルートをとったようで少し定刻に遅れて15:00に成田空港に着。そこから地上交通機関を乗り継いで17:30に東京の自宅に着きました。
夕食を早めに摂ったあと、「東京に滞在している間も体重をちゃんと計っておきたい」と思い、一息付いていから近所のビックカメラに出撃し、少し安めながら体脂肪もちゃんと測れるの体重計をゲット。札幌の自宅と二重持ちになってしまいますが一日たりとも体重を計れないのは何とも言えないもどかしさがあったので、思い切って買ってしまいました。
この日はこれでおしまい。

翌日7/18(水)は診察日。朝起きると膝が猛烈に痛いのでゆっくりと様子を見ながらウォーキングし、膝を念入りにアイシング。その後朝食を近所のファミレスで摂った後は少し家で休んでから心療内科に行きました。産業医診断が8/2に決まったと言うことを伝えなければならないというのの大きなミッションでした。8月中旬には復帰しないと元のプロジェクトには戻れないという上司の最後通牒がありましたので、なんとしても復職可の見通しだけは付けておきたいという気持ちでいっぱいでした。

主治医に、

「8/2に産業医診断があるので、それで様子が良かったらそのまま復帰しようかと思ってます。」

と伝えると、

「そうなの?それはちょっと早すぎない?ちゃんとリハビリ出社から練習する制度があるの?」

と切り返され、

「一応、会社には通勤練習っていう制度があるって聞いてますけど。」

と言うと

「いやいや、通勤練習じゃ意味が無い。厚生労働省が言うリハビリ出社があるかどうか。それがあるならいいけど、なければウチ(主治医の病院内にある)のリワークの施設に通ってもらうよ。」

とバッサリ。

「はぁ、分かりした。次までに確認しておきます。」

「んじゃ次は7/24ね。」

と診断を終えました。復帰していいんだかダメなんだかよく分からない診察でした。

通勤練習とリハビリ出社ってどう違うんだろう?という疑問を抱いたまま帰宅し、ネットで調べてもイマイチハッキリと分かりません。仕方ないので人事部の担当者にメールしてみることにしました。

「すいません、主治医に通勤練習じゃ意味が無いので厚生労働省の言うリハビリ出社というものがあるかどうか確認してもらえませんか?8/2の産業医診断まで(主治医との診察が)あと2回しかチャンスがないので、早めにお願いします。」とメール。念のため人事の担当者に電話すると生憎不在で本日中の回答入手が絶望となりました。

疑問が晴れない事にちょっと悶々としながら、とりあえず上司には主治医と復帰の話をし始めたこと、リハビリ出社の件で人事部に問い合わせている事などをメールで状況報告しておき、午後からは東京の友人に久しぶりに会いにちょっと遠くまで足を伸ばし、「だいぶ良くなったし、もうすぐ復帰したいんだよね〜。」などとお茶を飲みながら小一時間話し込んで帰宅しました。

翌日7/19(木)は移動日で札幌に戻る日。この日も朝6時に起床しジョギングして朝食を摂り、10:30に出発して成田空港へ。成田から14時発のスカイマークで新千歳に16時に着き、JRに乗り換えて札幌へ。すると札幌に着く間際に携帯にメール着信、上司からでした。「人事から連絡来ているので帰宅したら(会社のメールを)見て下さい。」とのこと。17:30頃ようやく自宅に辿り着き、早速会社のメールをチェックすると、人事部からメールが入ってました。「ウチの会社の通勤練習はこんな感じです。これを主治医に説明すれば大丈夫だと思います。」という文面とともに添付ファイルが1つ。「通勤練習メニュー」というものでした。そこには色々なことが書かれていましたが、リハビリ出社との違いはイマイチパッと理解できず、それに復帰までのステップは産業医診断を少なくとも2回挟んだ上での判断になるなど、かなり多そうで「イマイチ分からないんで明日電話させて下さい。」と返信しておいて、この日は終わりでした。

復帰までの道のりはかなり険しそうだ・・・。でもこれを乗り越えなくちゃいけない・・・。

この日は改めて復帰への決意を固める日となりました。

今日もこの頃読んでいた本から一冊ご紹介しておきます。

●デール・カーネギー『人を動かす』創元社

人を動かす 新装版

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ビジネス書をたくさん読んでいるとどうしても辿り着いてしまう一冊、それにこの「人を動かす」も含まれると思います。発売から70年以上が経ってもはや古典と言っても差し支えない書ですが、全世界で1,500万部(日本語版では430万部だそうで)売れているという大ヒット・ロングセラーの一冊です。私はまったく知りませんでしたが、これまで読んでいたビジネス書の中で紹介されていたので手にとってみました。

内容は、流石にロングセラーとなっているだけあり、「人を動かす三原則」「人に好かれる六原則」「人を説得する十二原則」「人を変える九原則」から構成されており、それのどれもが納得できる素晴らしい内容です。今の世の中でも人と人の関わりは避けては通れませんから、どうすれば人間関係が良くなるか、あるいは説得したり、時には他人に影響を与えたり、というノウハウがびっしり語られています。

四十路にもなって私は人間関係には一定以上のノウハウを持っていたつもりでしたが、この本を読んで目からウロコ、まだまだ自分はまったく「人を動かす」ことが出来てないなと反省しきりです。

ビジネスパーソンであれば必読の一冊ですし、この「人を動かす」は子を持つ親にも、どのように子供に接するべきか参考になると思います。これも、ずーっと手元においておきたい一冊だと思います。

心を整えよう

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。スターバックスでクリスマス限定とのことで「ナッティー プラリネ ラテ」を飲んでみましたが、ゲロ甘くて死にそうになりました「よそじSE」でございます。やっぱり私はエスプレッソかカプチーノがいいです。砂糖抜きで。(笑)

では続けますね。

7/16(月)になりました。三連休の最後の日で子供たちは気合が入っていますが、私の方は朝6時に起床したものの、なんとなく朝から不調を感じていました。これまで、朝ジョギングをして復帰に向けて前傾姿勢だったのが、まるで嘘のような変化でした。

朝起きて天気は良かったものの、膝の痛みに負けてジョギングを中止してゴロゴロし、本でも読もうかと積み本から一冊手に取りますが、読み始めてもなんか集中できないのを感じていました。(読んでいた本がつまらなかった、というのもあるかもしれません。何の本かは秘密にしておきます。)朝食を摂った後も、本を変えて読書してみますが、なぜかイライラしています。

※こんな感じで、調子の良い時がいつも毎日続く訳ではありませんでした。時々何となく調子の悪い日もあります。身体の具合が悪いという訳ではないのですが、何というか、心が落ち着かないというか、集中できなくてイライラするような状態です。

10:00少し前になり、この日は少し長めのドライブがてら子供たちにねだられて家族全員で少し郊外の大きなアウトレットモールまで買い物に出かけました。そこにテナントを出しているレゴの専門店が子供たちの狙いです。ドライブしていれば気も晴れるかと思ってみても良化せず。買い物は予定通りにこなして子供たちもお目当てのレゴを買って満足だった・・・はずなのですが、帰りのクルマの中で「昼食をどこで食べるか。」で子供たちがゴネ始めます。マクドナルドがいいと言う次男に対して長男は真っ向から反抗、車内は大揉めです。そんな子供たちがギャーギャーとわめく兄弟喧嘩に黙ってハンドルを握っていた私はイライラを募らせていました。

幸い私のイライラは爆発寸前で立ち止まり、父親権限で昼食はファミレスに決定。このように子供たちの意見が合わない時に、何でも揃っているファミレスは助かります。兄弟喧嘩は無事に収まりましたが、私のイライラは晴れてくれませんでした。
昼食の後、近所のスーパーに買い物に寄った時も、家族は普段通りの買い物ペースだったと思うのですが、私は妻が押すカートの進みが遅くてイライラを募らせていました。とは言え大人気なくイライラを爆発させる事も出来ず、私は心の奥底にわだかまりを持ったまま、時間を過ごしました。

そんな感じで心が不調のまま夕方帰宅し、積み本から手にとった一冊で、私はちょっと救われました。今日ご紹介しておきます。

●長谷部誠著「心を整える」幻冬舎

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣




言わずと知れたサッカー日本代表のキャプテン長谷部誠の著書です。もう大ヒットした本なので読まれた方も多いと思いますが、まだ読まれていない方にお得なKindle板をオススメしておきます。紙の本なら1,365円ですがKindle版は900円とお安くなっているのが嬉しいですね。

この本、ただのサッカー本かと思ったら大間違いで、完全にビジネス書であり自己啓発書です。「心を整える」というのは、心が乱されないように常に最悪を想定し、変化に対応すること、そして寝る前の30分の時間の使い方に徹底的に拘り、音楽もテレビも消してザワザワとした心を少しずつ沈静化していく、というものだそうです。

私はサッカーが大好きで、これもきっとそういう(サッカー馬鹿的な)方向の本なんだろうなと思って読み始めましたが、一回り以上下の長谷部君のしっかりした考え方に深く感銘しました。そして意味もなくイライラしていたのがバカらしくなりました。

「そうだ、俺も心を整えよう。きっとうつ病にも通ずるものがあるはず。動じない心を作ろう。」

と改めて決意させてくれた一冊でした。良いタイミングでこの本に出会えて良かったです。
まだ読まれてない方、そしてうつ病で意味もなくイライラしたり落ち込んだりと心の勝手な変化に悩まれている方、病気の本ばかりでなく、こういう病気とは一見無関係な本にも、実は重要な教示があります。是非読んでみて下さい。

小さいノート活用法

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。今年もサンタクロースの大役が無事に終わった「よそじSE」でございます。年々息子たちのプレゼントが高額化していくのが止まりません。(泣)まーしゃーないわー。

では続けますね。

喉に引っかかった小骨のように気になっていた札幌の上司にも一応仁義を切り、7/14(土)の朝、5:50にピッタリに目が覚めました。目覚ましを掛けずに起きれたのはすごい進歩。天気も良いので快調にジョギングして一日のスタートです。この日から三連休でしたので子供たちの相手も多少してやらなければなりません。

この頃から、私は小さいノートに一日の予定を書き出すようになりました。やっぱり朝計画を立ててその通りに動いてみると、自分の時間の見積りの甘いところや時間を無駄にしているところなんかが見えてきます。これまで手帳も何も持たず、携帯かPCでデジタルでぜんぶ管理してやるぜっていう姿勢がシステムエンジニアらしいというか、デジタルで頑張ろうとしますが、携帯にせよPCにせよなかなかスケジュールを管理するベストチョイスにならないし、段々飽きてくるので長続きしなかったので、ビジネス書に書かれていた「小さいノートがベスト」というのを読んで、じゃあちょっとやってみるかと100円ショップで3冊ワンセットで売っているようなノートを買ってみました。ちなみに今使っているノートはこちらです。↓

比較のために置いたタバコのはこの大きさで、いかに小さいノートだかお分かりいただけるでしょう。この小ささが、いつでも気軽に持ち歩けてベストなんですよね。
中は字が汚くてとてもお見せできません。(汗)

内容は、まず日付を書いて、そして今日やりたいこと、やらなければならないことを全部書き出します。そう、まさしくすべてを。最初の頃は朝食を何時にとって、昼食は何を食べるか決めたり、今日中に本をアレとアレを読んで、買い物にはどこに行って何を買って・・・など、どんどん書きだしていくとだんだん頭がスッキリしていきます。もちろん「テレビ番組の○○を見る」「ゲームをする」という息抜きも時間を決めて予定に含め書き出していきます。頭の中を紙に書き出すことで頭の中の記憶力(短期記憶と言うそうですが)を無駄遣いしなくてすむような感覚でした。

そしてひとつ作業を終える度や、空いた時間に進捗をチェックします。済ませたことにチェックして、まだ終わってない事を確認するのです。そして夜寝る前にはそのノートを読み返しながらEvernoteに日記を書くというのが私のスタイルでした。これは復職した今でも続けています。愛用のペン(三菱鉛筆 ジェットストリーム 3色ボールペン)と一緒にいつでも持ち歩いています。この小さいノート専用のペンを用意するっていうのも、こまめに書きだす為には必要なチョイスかもしれませんんね。

そしてこの日は愛車を12ヶ月点検に出す日。クルマの営業さんに「相変わらず忙しいんですか〜クルマ買いませんか?」という攻撃を苦笑いで交わし、夕食は子供たちが二人とも寿司好きなので家族全員で近所に新しくできた回転寿司へ。子供たちは「食い過ぎで動けない〜」と言うぐらいにたらふく食べて帰宅し、土曜日恒例のサッカー観戦。この日はアウェイでしたので家でおとなしくテレビ観戦。1-4で負けてガックシ。その後私はこのブログをちょこちょこ書いていました。

翌日も似たように過ごしてひたすら読書。子供たちを買い物に連れてそれ以外は家で読書して過ごしていました。今日もその頃読んでいた中から一冊ご紹介しておきます。

● 佐々木常夫著『そうか、君は課長になったのか。』WAVE出版

そうか、君は課長になったのか。

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(2012/12/25 00:10時点)



佐々木常夫さんは東レの社長。その方が「課長が一番現場を知っていて面白い仕事なんだよ」というメッセージの本。この本は同僚に勧められて読んでみたのですが、以前紹介した田中和彦さんの仕事のルールや、上司のルールにも通ずる部分があって面白い!「プレイングマネージャーになってはいけない」というご指摘には、仕事を同僚に任せる事が苦手な私にとっては反省しきりです。課長になったら信念とパッションを部下に示せ!というのは、自分の周りを見渡してもそんな課長なかなかいないよなぁ、でも自分がそうなれたらいいなと思ってしまいました。佐々木常夫さんの当たり口調が優しくて嫌味がないんですよね。明日から頑張ろう!と思わせてくれる良書だと思います。アラフォーのあなた、まず読んでみましょう。

喉に刺さった小骨を除去

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。銀行口座に会社から少額が振り込まれて、「何だ?交通費か?」と思っていたら実は冬のボーナスだったという事実に驚いている「よそじSE」でございます。出勤率で差し引かれているので9月の1ヶ月しか出勤してない私は5/6カットされていました。(泣)まーしゃーないわー。

では続けますね。

産業医診断の日程(8/2)も決まり、いよいよ「復帰」というキーワードが現実味を帯びてきたなと感じ始めてた7/13(金)の朝、5:50に目が覚めました。この日は天気も良いのでジョギング決行!と走り出しているうちに、1ヶ月前に食事を共にし「お前まだ治ってないな」とバッサリ言われた札幌の上司の事が気になり始めました。いよいよ産業医診断も控え、8月中旬の復帰がリミットという最後通牒をされた私としては退路を絶って何が何でも復帰してやるとの思いで一杯でしたから、「お前まだ治ってないな」というのが喉に引っかかった小骨のように気になっていたので、「もうここまで治ってるんで(東京の元のプロジェクトにそのまま)復帰するつもりです。まだ札幌に戻るつもりはありません。」と伝えておこうと思い、連絡を取ることにしました。

「今日昼飯でも一緒にどうですか?」とメール送信すると素早いOKの返信。いやまだ6:00っすけどメール返信速すぎます。さすがにデキる上司は朝が早い。

そんな訳でランチ時に(札幌の)会社までクルマで行き上司をお迎えに上がる事に決定。ジョギングを終わらせ朝食の後はそれまで出来るだけ本をEvernoteにまとめることを進め、買い物に出かけて帰宅した後は会社に向かいました。12時ピッタリに会社に着き、上司をピックアップして郊外にクルマを走らせ、とある定食屋でランチを取りながら、そしてその後はカフェに場所を移して2時間ほど近況などを話し込みました。

そろそろお開きかなというタイミングで、
「・・・っつー訳で、もうだいぶ自分でも良くなっている気がしてますし、今のところ(札幌に)戻る気はないんで、(東京のプロジェクトに)復帰するつもりですから。」
と伝えると、
「ふーんまぁ好きにしたら」という返事。
「前に会った時に『お前まだ治ってないな』って言われたんで、一応これだけ治ってるって言うこと伝えたかったんで。ずっと(その一言が)引っかかってたんですよ。」と言うと、
「そんな事言ったっけ?そりゃ心にもない事言っちまったな。」というオチでした。

最後に会社に上司を送り届け、「まぁあんまり色々頑張りすぎるなよ。テキトーに手抜いてやれよ」というお言葉を頂戴し、ランチは終わりました。これで(自分の中でだけですが)上司には仁義を切り、復帰への足枷がひとつ減りました。

帰宅した後はまたデスクトップPCの前に座りこんで本のまとめを続行。この日は日中ランチで長い時間外出したこともあってあまり進みませんでしたが、上司に仁義を切るのが最優先だったので気分はスッキリしていました。夕方からは読書をして、平穏に過ごしました。

今日も一冊ご紹介しておきます。

●藻谷浩介著『デフレの正体』角川書店

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)

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(2012/12/21 22:50時点)



今回は新書です。軽く2時間もあれば読めちゃう分量です。不況、デフレと叫ばれて10数年、失われた20年なんていうマスコミもありますが、それは確かなデータに裏付けされた事実がそこにあり、原因には人口の波が大きく関わっているのだと言う論点が爽快なまでに明晰な一冊です。それに対抗するためには若者への所得移転、女性の雇用促進、外国からの観光収入の拡大など納得感のあるものが多いですし、何か自分のビジネスヒントがこれには隠されているような気がします。新書でページ数は薄い本ですがこんな肉厚な本がたった760円で読ませて頂ける事は著者に感謝の念を禁じ得ないです。なんとなく出口の見えない不況で先日の総選挙は民主党大敗、自民党圧勝という形で幕を引きましたが、根底にある人口の波という事に注意しなければならんらいという逃げられない事実にどう立ち向かっていくか考えさせられる一冊です。
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