アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

通勤練習可の診断書ゲット!

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。今日スターバックスで限定発売中の『チョコレート ブラウニー モカ』を飲んでみて意外にも美味しくて気分のいい「よそじSE」でございます。先月のクリスマス限定「ナッティープラリネラテ」はゲロ甘くて大失敗でしたが今度はアタリだったようです。皆さんも良ければどうぞ。

では続けましょう。

7/30(月)になりました。いよいよ東京移動日。産業医診断の後はリハビリに入ってそのまま職場復帰を目論んでいましたので、札幌の自宅を長く離れる事になります。闘病中は長くても3日しか家を空けなかったのが、「次に帰ってくるのは札幌でサッカー日本代表戦がある8/15だ」と決めてましたので、2週間以上家を空けることになります。妻も子供たちも言葉には出しませんが、何となく朝から名残惜しい雰囲気を醸しだしてました。

飛行機はいつもの様にスカイマーク成田行きでしたので、10:30には札幌の自宅を出発しなければなりません。いつもは玄関先で見送ってくれる家族は何かを感じていたのか、急に「途中まで着いて行く。」と言い出し、私が乗る空港連絡バスのバス停の近所の公園に遊びに行くという口実で私と一緒に自宅を出ました。

公園に着いて子供たちが無邪気に遊んでいる風景をしばらく眺め、時計を見て「じゃあそろそろ行くわ」と言うと、「いってらっしゃ〜い!」と元気なお返事。後の言葉は続きませんでしたが「頑張ってね!」と無言の声援を背に受け「そう、お父さんは絶対に仕事に復帰してやるからな。」という決意を胸に秘め、その公園を後にしました。

東京までの移動中はいつものように読書しながら、夕方に東京の自宅に着きました。

翌7/31(火)は主治医から「通勤練習可」の診断書を貰う日。朝起きてテレビを付けるとちょうどロンドン・オリンピックの真っ最中でしたが、殆ど目もくれずジョギング開始。左膝が痛いので少しスローペースでこなし、膝をしっかりアイシングして朝食。体重はもう少しで70kgを切れそうなぐらいまで絞れてきました。

そして午前中は読書をして過ごし、昼前に主治医の心療内科へ。毎週通っている病院ですが、最初の頃は行くのがイヤで面倒だなぁと思いながらも、絶対に予約時間は守ろうと誓って無理矢理行ってましたが、この日は不安な気持ちは全くありません。

「俺はもう治ったんだ、もうすぐ復職できるんだ。」

という気力で満ち溢れていました。

病院も空いていたのですぐ診察になり、
先生から「調子はどうなの?」と聞かれ、

「絶好調です!」と答えると、先生ドン引き。(苦笑)

早寝早起き出来てますし、
ジョギングもほぼ毎日続けてましたし、体重も減ってきた。
本も沢山読んで勉強した。
病気になった原因も自分なりにハッキリと分かった。
仕事の真似事で一日自分を拘束する事にもチャレンジ出来た。
ブログも立ち上げた。(それはあんまり関係ないけど。)

色んな事がプラスに好転し、それなりに自信を持っていました。

「いよいよリハビリだけど、あんまり飛ばし過ぎないでよ」と言われ、「ハイ、ハイ」と聞き流し、約束通り通勤練習可の診断書を頂けました。
その文面は、

「治療の結果、通勤練習が出来るまで回復したものと思われます。」

というたったの一言。しかし私には充分嬉しすぎる言葉でした。

すぐさま、会社の上司に「通勤練習可の診断書をゲットしました!8/2に産業医診断行ってきます!」と報告し、一安心。次の目標は産業医との対決です。

どんな先生なんだろうか?
何を聞かれるんだろうか?
絶対に8月中旬に復帰したいので、何とか
「ここまで治ってるんだ〜だから大丈夫!とっとと復帰させて下さーい」
というところをアピールしてポイント稼がなきゃ。

そんな風に考えていました。

午後は自宅に戻り、レンタルしたお笑いのDVDを一人で見ていると・・・笑えるんですよね。これまでうつ病になってから「笑う」という事をあまりしてなかったような記憶があるんですが、この日は一人でDVDを見ながらゲラゲラ笑っていました。

「すげー俺って笑えるようになってる〜、やっぱり治ってきてるんだ。」

とまたひとつ自信のタネが増えました。

そして夜はオリンピックのサッカー日本代表の試合がありましたが、キックオフが22:30からだったので、後ろ髪を引かれつつキックオフだけ見届けて就寝しました。サッカーより自分の身体の方が大事。とにかく早寝早起きの習慣だけは崩さないようにしよう、という意志の強さが優っていました。

翌8/1(水)は空き日。ジョギングした後は掃除洗濯など家事をこなし、しばらくは東京の自宅に留まるので足りなくなっている日用品などを買い出しに周り、後は読書をして過ごしました。

いよいよ明日は産業医診断、復帰に向けての山場がやってきます。


では、今日もこの頃読んでいた本の中から一冊ご紹介しておきます。

●G.キングスレイウォード著『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』新潮社

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫

新品価格
¥620から
(2013/1/6 23:14時点)




これも名著中の名著ですね。1994年発行ですから既に古典ですが、やっぱり良いです。まだ高校生の息子に将来の指南を与えるところから始まって、自らの会社の社長の座を息子に譲るところまでの要所要所のタイミングで、手紙という形で助言を与え続けるというものです。その息子がまたありがちな失敗ばかりを繰り返すのでそれをたしなめる父親の愛情が感じられます。同じく息子を持つ私としては父親目線で読んで感動しましたが、息子目線で読んでみると、もしかしたら「押し付けがましい」と感じるかもしれませんが、それがいつかきっと自分自身の糧になるという事に気付いてくれると思います。いや、そうであって欲しいと思います。

私自身はまだ経営者ではなくタダの平社員ですが、子供たちがもう少し大きくなったらこんな粋な手紙が書ける立派な父親でありたい、と思わせてくれた一冊でした。
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。