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2019年07月03日

「れいわ新選組」の候補人選、どう見るか 政治分野の識者2人に聞いた


 「れいわ新選組」の候補人選 どう見るか 政治分野の識者2人に聞いた



 〜J-CASTニュース 7/3(水) 20:51配信 り引用します〜


 




 政治団体「れいわ新選組」の山本太郎代表(参院議員)は2019年7月3日、都内で記者会見を開き、今回の参院選で擁立する候補者を新たに2人発表した。候補者はこれで計10人に。
 重度障害のある人・元コンビニオーナー・難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)当事者を初め、多様な顔ブレを擁立。「れいわ新選組」の狙いは何処にあるのか。J-CASTニュース編集部が政治評論家等に話を聞いた。


 山本代表 「命の選別と云うものが合法化」


 集まった寄付金額に応じて、候補者擁立の規模を定めて行くと云う方針はネット上で話題を呼んだ。4月10日の結党会見以降、7月3日時点で2億3100万円以上に及ぶ寄付の申し出があった。公約として打ち出して居る「消費税廃止」に注目する人も居る。7/2日に新宿駅前で開いた街頭演説。集まった人々を前に、山本代表は、

 「このれいわ新選組と云うグループで立候補者の方々に声を掛けたのは本気の大人です。本気の大人。本当に必要為らば空気も読まずに、空気も読まずに本当の事を伝え、そしてそれを実行出来る位の胆力を持った方々と云う事です」

 と、候補者を決めた狙いを明かした。候補者発表の会見冒頭「生き辛さ」と「生産性」等特定のキーワードを交えて社会の状況を表す事もあった。7/3日の難病のALS当事者の舩後靖彦氏の会見時には、再び「生産性」と云う言葉を使って山本氏は、

 「生産性で人の価値が測られる様な社会の先に何があるかと云うと、命の選別と云う事が行われるであろうと、その様に考えて居ます。今国会の中を見て見れば、命の選別と云うものが合法化されて行くと云う流れは、恐らく十分な議論も無いまま進んで行きそうな雰囲気を感じて居ます」

 と警鐘を鳴らして居た。


  7-3-1.jpg

                 木下ちがや氏


 木下ちがや氏 「普段投票に行か無い様な層に発信力を持って居る」


 J-CASTニュースでは3日、政治分野に詳しい識者に話を聞き見解を聞いた。9人目の候補者が発表された後の段階で、政治学者の木下ちがやさんに取材。木下さんは、次の様に答えた。

 「消費税廃止と云うスローガンを打ち出して、或る意味では保守も含めてウイングを広げて行く戦略を採った。既成政党とは差異を着けて、或る種のアウトサイダーとして殴り込んで行くスタイルだと思う。だけど今回の候補者を見て居ると多様だが、立憲民主党だと耳が聞こえ無い方を出して居たり、LGBTの方を出したりして居る。差異を強調して居たけど、立憲ナンかとバラエティーのパターンがダブってしまう処があった」

 「(山本太郎氏は)普段投票に行か無い様な層に発信力を持って居る。今の日本社会の中で、安倍政権がまさにそうですが、閉塞感がある。野党側もそれに上手くビジョン出せていない中で、当然(山本氏が)出て来てしかるべきだと。だからと言って勝つとは限ら無い。
 その辺りは、マスコミの人達は過大評価して居る。「れいわ新選組」の支持率が野党第1党を超えるんじゃないかと云う声はあったけど、朝日新聞の調査みれば0パーセント、投票先も1パーセント。ネットの中と外との温度差がある。そこをキチンと踏まえて冷静に、今後の「れいわ新選組」の展開を見なきゃいけ無い」


 




          7-3-2.jpg

                  有馬晴海氏


 有馬晴海氏>「色んなジャンルの事を考えて居る少数精鋭のチーム」


 10人目の候補者が発表された後、取材に応じた政治評論家の有馬晴海さんはこの様に話した。

 「身分・境遇と云う様な事で〈れいわ〉に相応しい様な人材を集めましたと云う事での候補者だと思う。障害のある人にも優しい政党で、そう云う人達と一緒に国作りをしますと云うのが売り。既存の政党とは違って色んなジャンルの事を考えて居る少数精鋭のチーム。
 どの位投票に行くんだろうかって云うのは、一寸未知数な処があって(略)政権は担え無い訳だから、だから、面白いと云う範囲が今の段階。彼の行動力は、他の党の誰よりも『遣らねば為らぬ』と云う姿が見えると云う様な評価があって、演説すれば『面白い』皆がネットで『俺行った面白い』と書いてあると『俺も聞いてみたい』と云う人が又居て。
 ネットが無い頃は人海戦術で、数が多いとその分街で演説する人が多かったが、ネット社会に為って来ると、ネットで皆が見て注目される事に為って行きますので、そう云う意味で彼の戦術も凄い。一寸議員の中では変わり者だと言われて居るけど、突き抜けて行動して居る様な事を国民の中で或る一定の評価をする人が一定の割合居るだろうと云う様な事も想像が出来る」



 (J-CASTニュース編集部 田中美知生)以上


 





 【関連報道】



 既成政党がおののく「れいわ新撰組」の実力度


   〜東洋経済オンライン 7/3(水) 8:00配信 より引用します〜



 7月21日投開票の参院選を前に、掟破りの言動で存在感を発揮して来た山本太郎参院議員(44)が1人で旗揚げした政治団体「れいわ新選組」が注目を集めて居る。
 選挙資金を調達する為、山本氏がネット等で呼び掛けた寄付は既に2億円を突破し、6月27日の記者会見では「参院選に10人擁立する」と宣言した。選挙専門家の間でも「人気急上昇で議席獲得確実」との見方が広がって居り、既成政党も怯えと警戒心を隠さ無い。


 公認候補として蓮池透氏や安冨歩氏を擁立

 国会閉幕直後に都心部の事務所で開いた記者会見には、旗揚げ時を上回る取材陣が殺到した。「れいわ」は公認候補として7月2日迄に、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)元副代表の蓮池透氏(64)の他「女性装」の東大教授として知られる安冨歩(やすとみ・あゆみ)氏、自立ステーションつばさの事務局長で、重度の障害のある木村英子氏(54)、沖縄創価学会壮年部の野原善正氏(59)等の擁立を相次いで発表した。何れもユニークな経歴を持つ新人だ。

 山本氏は各候補が選挙区と比例代表のドチラで出馬するか等についてはギリギリまで明らかにせず、公示日前日の3日午後に発表する。それを踏まえて同夜、都内の会議場に候補者が一同に会し、選挙戦に向けて気勢を挙げる段取りだ。
 山本氏は2013年の参院選に東京選挙区(定数5)から無所属新人で出馬し、66万票余を獲得して4位で当選した。定数が6に増えた今回も同区に出馬すれば当選確実と見られている。しかし、東京選挙区から出馬するかどうかについて、6月27日の記者会見でも「ここ迄引っ張ったら、最後まで引っ張ら無いと面白く無いでしょ。どうぞ、引き続きしびれて下さい」と述べ、同区の立候補予定者をカラカウ余裕も見せた。

 首都決戦と為る東京選挙区は、各党が凌ぎを削る最大の注目区だ。自民の丸川珠代(48)と武見敬三(67)、公明党の山口那津男(66)、共産党の吉良よし子(36)の現職4氏に加え、立憲民主2人、国民民主1人、維新1人等主要各党が有力な新人候補を擁立する構え。
 山本氏が同区で立候補すれば、主要野党の新人候補等は一段と苦しい戦いを強いられる事に為る。只、山本氏が比例代表で立候補すれば「全国的な集票力で比例2議席も見込める」(選挙アナリスト)との試算もあり、ギリギリまで情勢を見極める構えだ。7月1日の会見では「2013年と違って私1人が当選すれば言いと云う訳では無い」と山本氏は述べ、比例に廻って他候補を担ぎ上げる戦略も滲ませた。
 
 山本氏は兵庫県出身で高校時代に芸能界入り。当初はバラエティ番組のタレントだったが、1996年にNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」にヒロインの相手役で出演した事で俳優としてもブレークし、2004年にはNHKの大河ドラマ「新選組!」に出演する一方、NHKトーク番組で司会を務める等活動の幅を広げた。
 その後、東日本大震災後に反原発運動に身を投じ、2012年12月の衆院選に東京8区から無所属で出馬して7万票余を獲得したが次点で落選した。しかし、翌年7月の参院選では丸川、山口、吉良各氏に続く4位で初当選した。

 当選後、山本氏は政党要件を喪失して居た小沢一郎氏(現・国民民主党)の率いる生活の党(当時)に入党し、「生活の党と山本太郎となかまたち」と云うユニークな党名に変えさせた。その後、自由党の党名を復活させた小沢氏が国民民主党との合流を決めた事を切っ掛けに離党「れいわ新選組」を立ち上げた。


 




 対立法案には「1人牛歩」で対抗

 初当選後の山本氏の活動は「従来の政治家の枠からはみ出して居た」(自民幹部)事もあってメディアに取り上げられる一方、様々な批判も生んだ。特に、2013年秋の園遊会に出席した際、天皇陛下(現上皇陛下)に原発問題等を書き込んだ手紙を手渡そうとしたことで「常識外れの行動」(宮内庁)等と激しい批判を浴びた。
 又、与野党が激突した新安全保障法制審議の最終場面と為った2015年9月の参院本会議での採決では、喪服姿に数珠を持って投票。安倍晋三首相等に焼香する仕草をして、当時の山崎正昭参院議長から「次は議員バッジを外す事に為るかも」と云う厳しい警告を受けた。

 2017年3月の参院予算委員会では、安倍晋三首相の昭恵夫人の関与を印象付ける様な「アッキード事件」(ロッキード事件のもじり)との表現で森友学園疑惑を追及して安倍首相を激怒させ、委員長からも「不適切な発言」と注意を受けた。
 こうした山本氏の過激な言動に永田町では「国会の品格を損なう」「単なる人気取りのパフォーマンス」等の批判が巻き起こった。しかし、山本氏は全くヒルマず、与野党が対立した2016年12月の環太平洋経済連携協定(TPP)承認案件の参院本会議採決等では「1人牛歩」で抵抗する等、独自の議員活動を続けて来た。

 この為、山本氏は常にメディアやインターネットでの注目も浴び続け「永田町のアウトロー(無法者)」とも呼ばれて独特の存在感を広げて居る。4月下旬に「れいわ新選組」を立ち上げた時も、令和フィーバーの最中だっただけに「安易な便乗商法」(自民幹部)等の批判が相次ぎ「その内消える」(同)との見方が多かった。
 しかし、旗揚げに合わせて立ち上げたホームページで「何処まで挑戦が可能か。集まる金額によって、候補者を擁立する規模を決めて行きます」と寄付を求めると、山本氏の予想も超えるスピードで寄付金が集まり出した。「5月31日迄に1億円集める」と云う目標は早々と達成し、7月4日の参院選公示日迄には3億円の大台も見込める状況だと云う。


 




 複数議席を獲得し、政党要件を満たす可能性も


 寄付の内訳は1人1000円から10万円単位迄バラバラだが「7月1日現在で約2億2570万円が集まって居る」(山本事務所)と云う。これに付いて選挙関係者は「自腹を切って寄付した人は必ず投票するし、周囲にも働き掛ける為、現時点でも比例で数十万単位の基礎票が見込める」と指摘する。
 だからこそ、山本氏は公認候補10人を各選挙区や比例に振り分け、自らが抜群の知名度を活かして全国遊説を展開すれば「複数議席の獲得で政党要件を満たす事も可能」と読んだとされる。確かに、比例代表で100万票以上を集めれば1議席獲得は確実で、総投票数の2%以上と云う政党要件も満たす可能性が大きい。

 勿論、国政政党を目指す以上欠かせ無いのが公約だ。山本氏が掲げる政策は「消費税廃止」「最低賃金1500円」「奨学金徳政令(返済を免除)」等「現実味に乏しいものばかり」(立憲民主幹部)ではある。更に、参院選でれいわに入る票は「殆どが主要野党から流れたもの」との見方も多い。と為れば、山本氏の安倍政権打倒の狙いとは裏腹に野党結集を阻害する事にも為り兼ねない。

 それでも山本氏は「もし、我々が数議席を獲得すれば、政治が変わる切っ掛けに為る」と力説する。寄付した人の中には「何かを変えたいので、なけなしの金をはたいた」と云う若者も少なく無いとされる。安倍政権の再登場から既に6年半を超えるが、アベノミクスは一向に国民の懐を豊かにはせず、各種世論調査をみても「国民の閉塞感が充満して居る」(首相経験者)のも事実だ。
 ネット時代だけに、4割を超えるとされる無党派層が山本氏に関心を持つ可能性は十分にある。だからこそ、各政党の選挙担当者が山本氏の動きに神経を尖らせるのだ。

 公認候補に名乗り出た安冨教授は「新選組はテロリストと云う意味で、政党のネーミングとしては有り得ない」と苦笑しながら、山本氏のこれ迄の政治活動は高く評価した。今回の山本氏の挑戦に、政界では「究極のポピュリズム」(首相経験者)との批判が渦巻くが、過去の俄作りの政治団体とは違う勢いが、各政党を怯えさせて居る事も事実だ。

 7月21日の参院選投開票日の夜、山本氏が拳を突き上げて「永田町でのテロに成功した」とガッツポーズする場面がみられるかどうか。それが真夏の政治決戦の焦点の1つに為りそうだ。

  泉 宏 政治ジャーナリスト 以上


 



 


 





山本太郎の「れいわ新選組」は既存政党を喰い尽くす



 山本太郎の「れいわ新選組」は既存政党を喰い尽くす



  



 〜安積明子  政治ジャーナリスト 7/3(水) 8:00より引用します〜



 




 自民党を遥かに超えた聴衆の数

 山本太郎氏が率いる「れいわ新選組」の進撃が止まら無い。7月2日午後7時から新宿駅西口で行った街頭演説会には約1000名が集まった。山本氏は同場所で6月19日にも演説会を開いたが、それよりも確実に聴衆の数は増えて居る。

 自民党は同日、同じ場所で街宣を行った。参議院選に東京都選挙区から出馬予定の丸川珠代元環境大臣と比例区から出馬予定の丸山和也氏の他、非改選の中川雅治元環境大臣や青山繁晴氏、朝日健太郎氏が参加。G20で大役を終えたばかりの世耕弘成経産大臣や党女性局長の三原じゅん子氏も応援に駆け、豪華な面々が顔を揃えた。
 処が集まった人達は精々150名。山本氏の演説会に遥かに及ば無い。そればかりでは無い。空気が違うのだ。

 実際の処、自民党の街宣に集まった人達は、必ずしも穏やかな聴衆とは限ら無かった。彼等には標的があった。三原じゅん子氏だ。
 三原氏は6月24日の参議院本会議で安倍晋三首相の問責決議案に対して反対討論を行ったが、この時に激しく野党を批判。「民主党政権の負の遺産の尻拭いをして来た安倍総理に感謝こそすれ、問責決議案を提出する等、全くの常識はずれ。愚か者の所業との誹りを免れません」と述べ、最後に「恥を知りなさい」と叱責したのだ。

 これに強く反発する人達が事前にネットでこの日の三原氏の登壇を調べ上げ、集まって来たのだろう。三原氏の演説になると「恥を知れ」のプラカードや幟が掲げられ「恥を知れ!お前等に年金を語る資格は無い!」との罵声が飛んだ。小競り合いもあったのだろう。警備して居たSPの一人が飛んで来て、暴言を吐いた人を制止する場面もあった。



 




 演説会では1万円を寄付する男性も

 しかしその騒然とした雰囲気は、1時間後には一掃されて居た。三原氏に罵声を飛ばし「恥を知れ」との幟が掲げられたと同じ場所に「れいわ新選組」のピンクの幟がハタメキ、ライトやモニターが設置された。
 午後7時の「開演」の前から既に支持者がドンドン集まって来た。「ステージ」の側にあるオリジナルグッズの販売コーナーでは、クリアリーフやTシャツが売れて居た。

 その隣は寄付のコーナーで、若い女性が封筒に住所氏名を書き込み、1000円札を入れて居た。同じく20代と思しき男性が、1000円札を寄付して居た。中には1万円札を差し出す男性も居たが、短い時間にザッと見ただけで10名位が寄付をして居た。こうして集められた寄付は、7月1日迄に2億2570万円にも上って居る。

 候補の面々も個性的だ。5月31日に北朝鮮による拉致被害者家族会連絡会の事務局長だった蓮池透氏の擁立が発表された。6月27日には安冨歩東京大学東洋文化研究所教授、翌28日には自立ステーションつばさ事務局長の木村英子氏、7月1日は元コンビニオーナーの三井義文氏、2日に沖縄創価学会壮年部の野原善正氏など、次々と候補が決定。他の政党に無いインパクトがある面々である事に加え、極めて巧妙な戦略が読み取れる。



 



 
 障碍者の代表は木村氏か斉藤氏か

 例えば木村氏の擁立だ。生後8か月で事故の為に重度の障碍を持つことに為った木村氏は出馬会見で、障碍者の人生がいかに閉じ込められたものかを述べて居た。
 「お盆や暮れには介護者が足り無くて、(入りたく無い)施設に入れられる」「又介護の手が足り無い時は、1日1食しか採れ無い人も居る」等、深刻な人権侵害の現状が語られた。

 同じく障碍を持つ候補としては、立憲民主党が「筆談ホステス」として有名に為った斉藤りえ氏を擁立する。5月7日の出馬会見で、斉藤氏は元社民党参議院議員で視覚障碍を持つ堀利和氏から「国会には2004年から障碍を持つ議員は居なく為った。斉藤さんには障碍者の代表として頑張って欲しい」と託された。

 斉藤氏はシングルマザーとして子育て政策も訴えるが、矢張りメインは障碍者政策だろう。しかし斉藤氏は会見で「国政の福祉政策で、何が足り無いと思うのか」と云う筆者の質問にキチンと答えられ無かった。
 ちなみに立憲民主党は元「モーニング娘。」の市井紗耶香氏も「子育て世代の代表」として擁立したが、市井氏も出馬会見で政策に付いての質問に対し、殆ど答える事は出来無かった。

 「見てくれの立憲民主党」に対し「実務則対応のれいわ新選組」共に障碍者の代表を自任する2人の候補を見て居ると、そう思わざるを得無い。仮に木村氏の得票が斉藤氏に負けたとしても、れいわ新選組の快進撃を見ると、斎藤氏の票を可なり喰う事は間違い無い。



 




 LGBTでも立憲民主党に喰い込む

 性の多様化と云う観点でも、女性装の安富氏を擁立するれいわ新選組は立憲民主党の脅威と為るだろう。立憲民主党にはレズビアンをカミングアウトした尾辻かな子衆議院議員が在籍し、増原裕子氏石川大我氏を参議院選で擁立。婚姻平等法案・LGBT差別解消法案を提出した事もある。(廃案)
 しかし安冨氏は2018年7月8日の東松山市長選に挑戦する等、積極的な活動を展開。7月2日の演説会でも聴衆に人気を博して居た。

 台風の目と為ろうとしている「れいわ新選組」だが、17日間の選挙でどの位大化けするのか。7月2日夜には山本氏の比例区への鞍替えも報じられた。比例区で議席の積み増しは可能なのか。又東京都選挙区の議席は死守出来るのか。「れいわ新選組」から益々目が離せ無い。

 


 安積明子  政治ジャーナリスト

 兵庫県出身。慶應義塾大学経済学部卒。国会議員政策担当秘書資格試験に合格後、政策担当秘書として勤務。その後に執筆活動に入り、政局情報や選挙情報に付いて寄稿すると共に、テレビ・ラジオに出演。趣味は宝塚観劇やミュージカル鑑賞。また月に1度はコンサートや美術展に足を運ぶ。
 座右の銘は、幼い時から母から聞かされた「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」「野党共闘(泣)。」「“小池”にはまって、さあ大変!ー希望の党の凋落と突然の代表辞任」(ワニブックスPLUS新書)に続き「「記者会見」の現場で見た永田町の懲りない人々」(青林堂)を4月11日に刊行。


 



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