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<脳に悪い7つの習慣> 林成之





脳にとって悪い習慣をやめて、 脳を最大限に活かそうという内容です。


大まかに、

1.「興味がない」と物事を避けることが多い
2.「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
3.言われたことをコツコツやる
4.常に効率を考えている
5.やりたくないのに、我慢して勉強する
6.スポーツや絵などの趣味がない
7.めったに人をほめない

という7つの習慣を止めようというものになっています。


読み進めていくと今までの価値観を大きく覆す持論を展開している部分もありますが、
2008年には北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」=勝負脳の奥義について、選手たちに講義を行い結果に大きく貢献。北島康介選手をはじめ多くの選手が好成績をあげたこともあり、有益になることが多く書かれていると感じました。




印象に残ったポイントは以下の通りです。


「脳トレ」のゲームやドリルでの脳を鍛えることはできない


入ってくる情報にマイナスのレッテルを貼ると考えたり、覚えたりする機能が十分に働かなくなる


一般に「良い」とされていたり、「悪いわけではない」と思われていることであっても実は脳に悪いという習慣がある


脳神経細胞が持つ本能は次の3つである
「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」

これらの本能を遮るような考えは脳の機能を衰えさせることになる



4歳未満の幼児に対して「やめなさい」といった否定語は使わない方が良い


脳神経細胞の持つ2つのクセ
「自己保存」「統一・一貫性」


「自己保存」が行き過ぎると、例えば「反対意見を言った人まで嫌いになる」といったことになる


「統一・一貫性」が行き過ぎると、例えば「多くの人が同意するもの、権威があるもの、それらしい理屈があるもの、常識とされているものを正しいと思い、正しい理解や深い思考を妨げてしまう」



頭がいい人とは何に対しても興味を持ち、積極的に取り組める人のことである



理解力、思考力、記憶力といった脳の力は感情によってパフォーマンスが左右される



「面白くない」、「好きじゃない」などのマイナスの感情は持ってはいけない



人を嫌って得することは何もない

どうしても好きになれなければ居場所を変えてもいい



「いやだ」「疲れた」と口にするのはNG

グチを言った方がストレス発散になると思いがちだが、
否定的な言葉は、自分が言っても、あるいは周囲が言うのを聞いても、脳にとっては悪い影響しかない



脳は人の話を聞いたときは新しい知識に触れたときに素直に感動することは非常に大切である
感動することが少ないほど脳は鈍ってしまう


表情が暗いと脳のパフォーマンスを落としてしまう



「だいたいできた」「(途中なのに)完成した」と安心してはいけない
物事が90%できていると「だいたいできた」と思ってしまいがちだが、脳が思考することを止めてしまうことになる。むしろ「ここからが本番だ」と考えなければならない


「もう無理だ」と考えてしまうのも脳が思考することを止めてしまうことになる。
難しい問題に直面しても「今、具体的に何をすべきか」と考えなければならない



「コツコツやる」「一歩一歩、着実に進める」ことは、「失敗しないように」という考えが隠れた言葉であり、脳にとってはマイナスの言葉である。
これを「物事は達成目指して一気にやりきる」と考えなければならない



目標と目的は分けて考える
「具体的に何をするか」「いつまでにするか」「今日は何をするか」など、目標を明確にしなければならない。「頑張る」といった言葉では、脳にとっては意味不明な言葉としてしか認識しない


目標は、手近で、具体的で、確実にこなせるものにする
これを達成させて自信を生むことがポイントである


目的を達成するためには結果にこだわるのではなく、プロセスにこだわること


目標をコロコロ変えてはいけない
脳が「今度の目標は達成できるだろうか?また目標を変えてしまうのではないか?」と思ってしまうことになる



「○○に言われたから」という他人任せの姿勢では脳の考える才能は止まってしまう
「失敗したら自分の責任である」という主体性を持たなければならない



「ここぞ」というときにリラックスをしてはいけない
緊張することは脳のパフォーマンスを最大限に引き出すために重要なことである



マニュアル通りにやらせてはいけない
一方的に指示だけして相手の意見を聞きだすことをせず、自主性を損なわせることをしてはいけない



効率を重視して「だいたいわかった」と考えてはいけない
「だいたいわかった」と考えた時点で思考が止まってしまうことになる


「だいたい覚えた」で終わってはいけない
3日経っても覚えていて初めて身についたと考える



人間は本などを読んで得た記憶よりも体験記憶にも基づいて物事を判断する傾向がある



姿勢の悪さは脳に影響する
「超一流だから姿勢がいいのではなく、姿勢がいいから超一流である」と言えるほど、姿勢が良いことは脳には重要である



寡黙でいることは脳にとってメリットはない



クールに淡々と話してはいけない。感情を表に出して話をするようにする


人は人、自分は自分と開き直りすぎてはいけない
リタイア後に認知症を患う人の多くに共通することが「人が寄ってこないこと」である



人を褒めると脳も喜ぶ

<プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?> 志賀内泰弘



先日志賀内さんからなぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?の冊子版を頂いたことをご紹介しましたが、
今回も別の冊子をいただきましたのでご紹介させていただきます。


この冊子タイトルの「プチ紳士・プチ淑女」とは、ついつい見過ごしがちなほどの、小さな小さな親切をする人のことです。

そしてそういった親切な人を探して、次は自分がまねをする。
そして最終的には「世の中を思いやりでいっぱいにしよう」という運動とのことです。

参考HP:いい話の広場

今回頂いた冊子はその活動がどのような広がりを見せているか、を伝えるものですが、
なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?といった書籍もこの活動が本流にあるのだと感じました。
それ以外にもこの活動を書籍にまとめたものとして「毎日が楽しくなる17の物語」や「みんなで探したちょっといい話」、「元気がでてくる「いい話」」が出版されています。



この冊子は書籍ではありませんが、この場を使って印象に残った点をご紹介いたします。



恩送りをする。ギヴアンドテイクではなく、ギヴアンドギヴ



大きなことは立派だが、真似をするのは難しい
小さなことで真似をするのはたやすい



すぐできる小さな親切は「笑顔」と「言葉(言葉がけ)」



笑顔は与えれば与えるほどすぐに返ってくるわかりやすいものである



マニュアル以上のサービスがある
マニュアルは誰もができるために作られたものであるが、それとは別に一人ひとりがそれ以外の基準を持って、マニュアルに書かれているサービス以上のこと、あるいはマニュアルに書かれていないサービスを提供している



そのマニュアル以上のサービスによって企業は選別されている



人生は失敗がほとんどである
大切なのは失敗よりもまずやってみることである

目先の失敗をとがめてしまうと次のチャレンジする気持ちをなくさせてしまう


<お金のシークレット> デビッド・クルーガー





カリスマ経営コンサルタント神田昌典氏が監訳した一冊です。
テーマはお金とそれと切っても切り離せない感情にまつわるものとなっています。

基本的には、お金の使い方は人それぞれの「マネー・ストーリー」が違っているからだという解釈をしています。


あなたに「浪費家」か「投資家」もしくは「漠然とお金を欲している人」という自覚があるのであれば、一読しておきたい一冊です。

注意事項や直しておきたい習慣が書かれています。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


お金は人の性格の拡大鏡である



お金の問題はお金そのものが問題ではなく、一人ひとりが作りだしているお金に関する物語に問題がある



お金で失敗するのは「お金とは無関係な目標」を、お金を使って達成しようとするからである



お金が安心や愛、力といった感情的な欲求の充足の指標だとすると、世界中のお金をかき集めても満足することはない



お金と幸福感の相関関係はそれほど強くない
幸福感の相関関係が強いものは結婚生活や人間関係である



「ワーキング・マザー」を選択するか「家庭を守る母」を選択するか、はその人が持つ「お金に関する物語」が異なるからであり、どちらが正しいということではない



「お金に関する物語」は子どもの頃のお金に関する感情、行動、思考、経験から形作られる



パニックに陥ると、教養や金銭的な知識がある人であっても、その理性的な判断を行なうための機能が停止してしまう



脳は「大儲けした時」よりも「大儲けを想像した時」に喜ぶ



理性的なお金の決断をするための6カ条
1.感情的になっているときは、お金に関する重要な決断はしない
2.緊張したり疲れたりしているときに、お金に関する重要な決断はしない
3.一晩寝てから考える
4.よく調べてからしっかり練った計画を立てる
5.計画通りに進める(特に有頂天になって計画を変更してはいけない)
6.必要なこと(自分がコントロールできること)だけ心配する



支出は感情的な行為である



男性投資家は元金を育てるために投資する、女性投資家は元金を守るために投資する



うまい話にだまされてしまう理由
1.(見識の高い人であっても)ロマンを信じたいという気持ち
2.できる人だと思われたいという欲求
3.特別な人になりたいという憧れ

だまされないための7カ条
1.専門家の意見を聞く
2.電話のきり時を心得ておく(個人情報を教えてはならない)
3.クレジットカードやその領収書、請求書には細心の注意を払う
4.一晩寝て考える
5.人生がうまくいっていないときは心が無防備になっているので特に注意
6.耳障りのいい言葉は疑ってかかる
7.あり得ないほどいい話は「あり得ない」



本当に求めているモノが「お金以外の何か」であるならば、お金をいくら手に入れても満足することはない


「もっとも社会的に成功した人たちは誰よりも仕事熱心で、休みなく働き、家族や時には健康さえ犠牲にして高い成果を追求する」というのはまったく正しくない



富は成功の本質ではなく、副産物にすぎない



欲望を我慢できることは能力である

金銭的な決断が生じたときは自分の感情を認識し、思考とはっきり区別する
そして決定には関わらせないようにする



お金は単なるお金である。それ以上でもそれ以下でもない。
お金に意味や感情を与えるのはあなた自身である


<いる社員、いらない社員> 小笹芳央





「社会人としての考え方」を伝えている一冊です。
社会人としての心構えや考え方の教科書といってもいいかもしれません。

特に20代のビジネスマンやこれから社会へ出ようとしている大学生に参考になります。


取り立てて難しいことが書かれているわけでもなく、平易な文章で書かれていますが、
ここに書かれている内容に気づいているか否かで社会人として大きな差がつくと思います。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


職務経歴書を作ってみる
1.職務内容
2.具体的に取り組んだこと
3.身につけたこと

自分自身を振り返るとともに目指すモノや足りないモノを考える機会になる



ゴールピープルとリバーピープル
ゴールピープル:明確な目標を設定し、それに向かって走るタイプ
リバーピープル:目の前のことに真剣に取り組むタイプ

この2タイプに優劣はないが、価値観や目標の捉え方に違いがある


最も良くないことはゴールもなければ、スタートもしないことである



思考を変えたいと思ったら行動を変える
些細なことでもいいから、何気ないことでもいいから行動を変えてみる



時間軸を変えてモチベーションをコントロールする
未来の視界から現在のトラブルやアクシデントを糧と考える



コミュニケーションは「伝えたか」ではなく、「伝わったか」が重要である
相手に正しく伝える「伝達力」と相手を理解する「把握力」が求められる



話し上手になるための5つのポイント:特に話の目的が見えないと相手にストレスを与える
1.目的(ゴール)
2.方法:
3.役割:
4.予期:
5.確認:



プレゼンテーションは観察である
自分の手元の資料を見るのではなく、相手の表情などを見て、相手の理解や興味・関心を確認する



曖昧力:不確実・不安定な状態の中でもその状態を受け入れて進むことができる力
ビジネスでは不確定要素のある中で仕事を進めながら、不確定要素をなくしていくので、この曖昧力を養う必要がある

曖昧力が不足している場合には、確定したものと不確定なものをはっきりと区別させ、確定したものにエネルギーを集中させる



ビジネスにおいては、試験問題を解く能力よりも、何らかのトラブルが生じたときにその解決策を考えて対応する力や他者の気持ちを察したり、その場の空気を読んだりする力が求められる


<「売りたい営業マン」は訪問するな!> 高橋廣





FAXDMについて書かれた一冊です。
事例も豊富でFAXDMの参考書としてしっかりと作られていると感じました。

ただ本書にも書かれているとおり、FAXDMは営業方法の一つであり、商品によっては向き、不向きがあることも考える必要があります。


またFAXDMは対規模の大きな法人向けの営業には役に立つことはあまりないというのが私個人の勤務経験からの感想です。

たとえ送られてきたとしてもDMを上司に見せて、かつ稟議を通して・・・といったことを担当者が行なう可能性は低いです。

また担当者が見るどころか、庶務係によって「迷惑な情報」としてそのままシュレッダーやゴミ箱に入れられてしまうことは大いにあります。


あくまでFAXを持っている中小・零細企業や個人事業主をターゲットにしている人向けのFAXDM参考書だと思います。

なお、バカ売れ DM集客術と併せて読むと参考になります。


印象に残ったポイントは以下の通りです。


FAXDMでは、
相手が思わず問い合わせたくなるものを無料(または格安)でプレゼントすることで見込み客を集める


FAXDMはツーステップ広告が有効
ワンステップ目は無料提供することで見込み客を集める
ツーステップ目で商品の案内をする



広告の反応が高いエリアは田舎

広告主の地元は距離が近いので反応率が高くなる



広告はできるだけ「広告だ」と思われないように作る


複数パターンのオファー(相手のメリットがある提案:無料小冊子の提供など)や原稿を作って小さくテストする


問い合わせの心理障壁を下げる工夫をする
(例:電話よりもメールで問い合わせができる、「問い合わせをされてもしつこく営業しません」とFAXDMに記載しておく)


良い見出しはその見出しを読んだだけでメリットが伝わるようになっている
例:(相手のメリット)のお知らせ



エスキモーに氷を売るのは難しい:商品選択は重要である
売りやすい商品は広告が多少悪くても売れるが、売りにくい広告は広告を工夫しても限界がある



見込み客も提携先もFAXDMで集めることができれば全国展開もできる



資料送付時の注意点
1.資料はわかりやすいか?初めての人にも理解できるか?
2.注文方法はわかりやすいか?
3.注文用紙は入っているか?
4.思わず申し込んでしまうような魅力的なオファーは入っているか?



あなたが送った資料は読まれていないと心得る
お客さんは自らが資料請求したものでさえ、開封していないことが往々にしてある

資料を開封してもらうために必要なこと
資料送付後に電話で一度フォローし、あとはFAXでフォローする



「資料請求をしてきた」などの見込み客をほったらかしにしてはいけない
FAXレターやメールマガジンで見込み客を定期的にフォローし続ける



FAXレターやメールマガジンで書くべき内容
1.成功事例や導入事例など
2.自社商品と関係があるノウハウや裏技
3.お客様の声
4.社員紹介
5.お客様アンケート(質問)
6.身の回りの出来事
7.最近読んだ本や参加したセミナー
8.時事ネタ、季節ネタ、流行モノ

<人生が変わる魔法の言葉> ウィリアム・グラッサー、カーリーン・グラッサー





グラッサー博士の選択理論―幸せな人間関係を築くためにを具体的な日常会話に落とし込んだ一冊です。


具体的な会話だけで作られているので分かりやすいです。
理論を知りたくなったらグラッサー博士の選択理論―幸せな人間関係を築くためにを読まれることをオススメします。


さまざまなシチュエーションで、
よく言われる強制的な言い回しと、選択理論での言い方との二通りで対比されています。

コミュニケーションで外的コントロールの言葉を使ってしまうと人間関係が悪くしてしまいがちです。
その破壊的なコミュニケーションの代わりとなる友好的なコミュニケーション方法がわかりやすく書いてあります。


サブタイトルにあるように「親と子、夫と妻、恋人同士」でのコミュニケーションで参考になる一冊です。


印象に残ったポイントおよび言葉をご紹介します。


外的コントロールの7パターン
1.批判する
2.責める
3.文句を言う
4.ガミガミ言う
5.脅す
6.罰する
7.褒美で釣る


選択理論の7パターン
1.支援する
2.傾聴する
3.受け入れる
4.信頼する
5.励ます
6.尊敬する
7.違いについて交渉する



強制や罰といった外的コントロールのほうがすぐに効果があると思われがちだが、これには「不幸」という高い代償が付く



ずっと起きている子供に対して呼びかける言葉
外的コントロール:
「いったい今何時だと思ってるの!早く寝なさい!」

選択理論:
「まだ眠くないの?他の人の邪魔にならずに静かにしているのなら、起きていてもいいわよ。
そのまま眠くなった寝ればいいし…。眠れないなら、少し本でも読んであげようか?」



部屋を片付けていない相手に対して呼び掛ける言葉
外的コントロール:
「汚い部屋だな。足の踏み場もないじゃないか。たまには掃除くらいしろよ!」

選択理論:
「部屋が少し汚れてきたみたいだね。本箱が足りなくなってきたのかな?困ったことがあったらなんでも言っていいんだよ。力になるから」



子どもに世話に関して
外的コントロール:
「いつもいつも仕事、仕事って!子どものことは私に任せっきりね。もっと真剣に子どものこと考えてよ!」

選択理論:
「実は育児に疲れてしまったの。あなたができる範囲で手伝ってもらえると助かるわ。でも、あなたには仕事もあるから、無理はしないでね」


(小冊子版)<なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?> 志賀内泰弘





以前お会いしたこともある志賀内泰弘さんから小冊子を送っていただきました。

なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?の小冊子版です。

ちょうどその翌日には新聞記事にもなっていました。




さて、本書の内容ですが、物語になっており、平易な文章で語られているのでサッと読むことができます。
道徳の授業の教科書のようでいて、社員研修のテキスト代わりにもなるという深い気付きのある一冊です。

小冊子ではなく、単行本も今後紹介しようと考えています。
印象に残ったポイントは以下の通りです。


仕事は「気付き」である。
掃除はその「気付き」を教えてくれるもっとも簡単なトレーニングである

その「気付き」がお客様へのサービス向上につながり、最終的に自分や会社の売上向上につながる


しかし、「売上が上がるからゴミを拾おう」と思ったとたんに売上は上がらなくなる



お金より大切なものは一つのことをやり続けることの大切さである



ゴミを一つ捨てるものは大切な何かを一つ捨てている
ゴミを一つ拾うものは大切な何かを一つ拾っている


<誰とでも15分以上会話がとぎれない! 話し方 66のルール> 野口敏





書店でよく売れている本だったことから読んでみました。
具体的な会話のコトバも例示されているのでコミュニケーションの苦手な人に参考になる一冊です。

66のルールとありますが、読み終えてみると66もルールがあったように感じません。
これは悪い意味で66もルールがないということではなく、会話でそれぞれのルールがどこかの部分でつながっていたり、共通の部分があったりするためにそのように感じなかったと思います。


なお、この本の目的は人と親しくなるためのコミュニケーションするための会話術を身につけることです。業務中のコミュニケーション術ではないことは知っておくと期待ハズレにならないと思います。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


人が話をするとき、聞き手に求めているのは「反応」である。反応がいいと話しやすい


話し手が聞き手に一番わかってほしいのは「出来事のあらまし」ではなく、「そのときの気持ち」である


聞き手として話し手を観察するポイント
1.表情
2.声のトーン
3.身振り

これらのポイントから話し手に共感するポイントを探る



話につまった時は、とにかく共感の言葉を繰り返す



話題の広げ方
話すときは自分の性格や人柄がわかるエピソードを話す
質問するときは相手の性格や人柄がわかるエピソードを引き出す



天気の話は話しやすい
例:雨が降りそうな日で傘を持っていくのは降水確率が何%のときからですか?



普段は大っぴらに言えないことを尋ねてたまった気持ちを発散させてあげる
例:お客様と言ってもやりにくい人もいるでしょう?
例:ムッとくるお客様もいるでしょう?
例:嫌になることもあるでしょう?
例:投げ出したくなることもあるでしょう?



「○○なのですか?」と聞くよりも「○○なのでしょうね」と聞く
前者は「はい・いいえ」と返事されるが、後者は付随する情報も話してもらえる



「どうでした?」とは質問しない。相手が返答に困ることがありうる
上記のように「○○なのでしょうね」と質問したり、「一番楽しみにしていたことは何ですか?」などと相手の気持ちを尋ねる質問をする



聞きにくいことや聞きにくい相手には「○○について聞いても構いませんか?」と尋ねる



相手がツッコミやすいように話す:自己開示をした後で相手に質問する
例:最近残業代がカットされてしまって家で晩酌することが多くなりました。○○さんはお酒が強そうに見えますが、平日は家で召し上がりますか?



話しかけにくい人=自分に反応が良くない人
反応があまり返ってこなければそれ以上会話を続けようと頑張らない



話題が尽きたときは相手の持ちモノやその場の情景を話のネタにする



身だしなみや行動の変化を気付き、それを伝える(評価できることを伝えること)



相手の間違いは正さず質問する
「あなたは○○なんだね」と受け止め、その後に質問を投げかけて相手が間違いに気づくようにしてあげる

<かばんはハンカチの上に置きなさい> 川田修





先日紹介した楽天・三木谷社長とはまた違った形での成功者の著書を一冊ご紹介します。


著者はリクルートのトップ営業マンからプルデンシャル生命保険のトップ営業マンになったという経歴を持ち、そのプルデンシャル生命でトップになるにあたっての心構えがこの一冊に書かれています。


いわゆる営業ノウハウとしては生命保険外交員向けのものになってしまいますが、
「お客様のことを考えて行動する」点に関しては広く営業マンに参考になる部分が多いと感じられました。


ただ、リクルートでトップ営業マンであったときのノウハウや考え方が書かれていないのが少しもったいないと感じました。

ですが、リクルートを辞めてプルデンシャル生命に移ったという背景なども書かれており、
転職や生命保険外交員になったばかりの頃のプレッシャーを垣間見ることは非常に勉強になる一冊です。


印象に残ったポイントは以下の通りです。


相手目線で違うことをちょっとやる(具体例を一部列挙)
・かばんの下にハンカチを敷く
・エレベーターが閉まるまで、深々とお辞儀する
・オフィスの入り口から一番遠い駐車スペースに車を停める
・応接室に通されてもお客様を待っている間は椅子に腰かけない
・スティックシュガーの小さなゴミは自分のポケットにしまう
・飲み終わった食器は相手の食器に寄せる
・お客様とのゴルフではゴルフボールではなく、ティーの行方を追う
・お客様とのゴルフでは消しゴムを準備しておく


細かいことの積み重ねでその人のブランドイメージができあがっていき、他の人たちと大きな差がつく



お客さまに「きちんとしている人」と思われることを意識して行動する



テクニックは人真似からはじめればよい



営業マンを見る目には閾値がある
ある一定レベルを超えると、お客さまから「この人は普通の営業マンとはちょっと違うな」と思われるようになる



ライバルはお客さまとお付き合いのあるすべての営業マンである



名刺は情報交換の場であり、お客様との共通点探しの場である

名刺の裏側に貼っておきたい項目
・出身
・生年月日
・略歴
・家族
・好きな食べ物
・信条
など



お客様には目に見えない空気まで伝わっている
「契約をとる」といった表現はたとえお客さまには聞こえない社内であっても使わない



ワークライフバランスも大事だが、
それを勝ち取るためにはワークライフアンバランスになってでも頑張らなければならない時期がある



仕事のメンタルブロックの乗り越え方として断られた回数を目標にする

<一瞬で運がよくなる幸せ法則> 人見ルミ





自己啓発書の一冊です。

アナウンサー、制作会社など様々な仕事そしてインドでの生活を経験してきた著者が、人々との触れ合いの中で会得してきた幸せ法則について書かれています。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


運が巡ってこないのは、自分の実力不足とマイナス発想である
愚痴や不満を言っている人、他人の悪口を言っている人には、決して神様は味方をしてくれない



「過去に起こったことは全てムダではなかった」と考えることが未来を思い通りにするために大切なことである



「すみません」ではなく、「ありがとう」と言うように変える



心が動揺した時はまずは呼吸(体)をコントロールする
身体をコントロールすることで間接的に自分の感情もコントロールすることができる



ストップワークをすることで、自分の欲望をコントロールする
例えばタバコが吸いたくなったなど、何らかの欲がでてきたときに「禁煙する」ではなく、「あと半日待とう」というように少しずつ後にずらしていくことで、自分の欲望をコントロールする



運の悪さを引き付ける要素
1.他人が悪い、会社が悪い、日本が悪い、自分だけは正しいと思っている
2.過去につらい体験があってそれを忘れられずにひきずっている
3.人に対して嫉妬したり差別的な態度をとる
4.時間に遅れる、お金をすぐに返さないなどのルールを守れない
5.人から注意やアドバイスを受けても素直に受け入れない
6.人から言われたことを真剣に受け止めない



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