2020年07月20日
定期的な大量絶滅を引き起こす地球 2
地球内で恐竜の衰退・絶滅後、地表の覇者として君臨したのは、恐竜大繁栄時においてその当時、単なる弱者でしかなかった『哺乳類』である。
哺乳類は恐竜絶滅後、厳しい環境であった過酷な内陸において独自の進化を遂げることになる。
マグロやシャチなどといった魚類の大まかな形状が似たような構造を有していることは、箱庭である地球内部で海流などの水の動きといったものが、ほぼ同じような動きを流動体であるために類似した外見をしているものだと思われる。
こういった現象は、収斂作用と呼ばれ、かの有名なダーヴィンの進化論では、とある島で鳥類などの生態系の調査を行っていたところ、奇妙な事実が判明する。その内容は島内における鳥類が同じ種であるにも関わらず、身体的特徴――花の蜜を摂取するために島の場所によって嘴の長さが異なる個体――が確認されたのである。
メンデルの法則(遺伝的な親から子への優勢・劣勢遺伝子の引継ぎ)とは異なった生物そのものが、自然という環境に適合した変化をもたらしていることに気付いたのである。
生物は環境に適合して優勢な肉体や能力を保持する側面がある一方、突然変異や進化などのように優位な肉体構造を有した生命体が生き残り、遺伝子のバトンタッチが為された可能性があるため、必ずしも生命は長い時間をかけて己が肉体を変化させているわけではないのだろう。
生命とは実に不思議なもので、雌雄の存在が確認されていないにも関わらず単独で繁殖可能な生物(代表例:ミジンコなど)だけではなく、親の遺伝情報を完全に受け取りクローンといっても差し支えない実体が確認されている。
繁殖法や遺伝の他にも、ゾウは親とほぼ同じ性格を継承することが判明している。具体的な例を述べれば、親が活発的な性格であれば子もそうなり、温和であれば同じようになるといったものである。
未知の領域である深海などにおいて新たな生物が発見されている他、地表とはおおよそ比較にならない光の射さない暗黒領域内において、調査が更に精微に進行していけば、更に信じられない深海生物が発見されるものだと推測される。
地球内の生命体はひとつの生命体の起源を祖にしながらも、幾度となく全絶滅の危機に陥りそうになりながらも、多種多様に渡る『動物』や『植物』が誕生・進化を遂げた。昆虫はインベーターであると一部の人間が嫌疑を向けているように、たった一粒の生命の祖がここまで繁栄しながらも、一番不思議な生命体は我々人類ではないだろうか。
人類とは長々と語る間でもなく、ヒト科生物であり、学名はホモサピエンス。
地表において広域な分布を持つネコやイヌなど、種の相違があれども同類同族の科目仲間が実在しているのに対して、ヒトは一種類しかいないのが最も不可思議な疑問点である。
原始人としてネオンタール人や馬鹿洞人(ばくろどうじん)などの遺骨が発見され、これから先の将来において新たな存在が公表されることであろうが、コーカソイド・モンゴロイド・ネグロイドの生存率を向上させるために地球内の環境に順応しただけである。
アフリカ大陸から出立したヒト科生物であるが、乱暴な物言いとなるが、単なる『色違い』でしかなく、基本的に一種一科目の孤独な生命体でしかないのである。
地球内で激しい環境の猛威や外宇宙からの隕石の衝突などで、ミックス犬なる遺伝改造があるように、他の原始人と交配を重ねた可能性がある。現在の人類は遺伝子構造解明の究明が完璧なものではないため、決して荒唐無稽な考えではないだろう。
だがしかし、他の原始人と遺伝子的にミックスするような過程と真実があったとしても、ヒトが独りなのはどうしても首を傾げざる得ない。ネコ科生物として、ライオンがいるのにどうして一種族なのか……。
そもそも紀元・有史以前の時代からヒトは絶えず、戦争などといった同族の争いだけではなく、環境破壊や新天地において現地の動物を絶滅させるなどの事実が発覚している。戦争は大ゼロ時戦争とも言われているトロイア戦争――そうして動物の絶滅として有名なのがドードー鳥だ。
現在においてもヒトは自身の生活範囲を拡大化させるため、開拓行為を紀元前から現代に至るまで止めていない。
地球温暖化の明確な理由は不明だが、夏季の時分、熱せられたアスファルトやそれに付随して関連している局所的な大雨など驚異的な自然の猛威に晒されている。
自然現象の大規模な影響の範囲は、野に住まう動物たちにも深く悪影響を及ぼしているだけでなく、レッドリストなる言葉がある通り、知識の研鑽の結果とは言えどもヒトが高度に発達した自然災害は、パンゲアなどの地殻変動や氷河期の訪れとは意味合いの異なった任意的災害である。
戦争の方は、人類史上最悪ともいえる二度に渡る核爆弾の投下だけではなく、貧困層や複雑な社会的問題があるだろうが、暴動やテロなどといったものが現在でも各地で勃発している。
ニュースで報道される内容で、三日に一度ぐらいの割合で殺人事件の内容が放映されているように、どうやら基本的に独りぼっちのヒト科生物は、『凶悪かつ残忍』であるようだ。
前置きと話が長くなったものの――妄想の類であることは否定できないが――ホモサピエンスは同属の人類種を競争相手になり兼ねない存在として、認知していたのではないだろうか。
ホモサピエンスはアフリカ大陸から出奔し世界各地へ拡散したように、もしくは食料を得るため長距離移動による獲物を追い詰め、標的の体力を消耗させ長期戦と高い知性を以て仕留めていたとの話があるが、イルカやシャチといった知能の高い動物の中でアシカを遊び食い殺したことが確認されている。
人慣れしていないサルの方にも攻撃的かつ高い残忍性が確認されており、太古の昔、ホモサピエンスは他の原始人と比較して単純に頭脳と身体能力、繁殖面が優れていただけかもしれないが、積極的にイルカやサルのように凶悪性を発露していた可能性がある。
なお、遺伝的に最もヒトに近い生物であるボノボやゴリラはチンパンジーなどと比べて比較的に温和であることで知られ、先祖返り(尻尾が生える・濃い体毛を有する)などの現象があるように、他の原始人はサルの一種である霊長類に退化したと考えると面白いかもしれない。
なお、真面目な話サルとヒトとは遺伝子のパーセント率が高いだけで、別種の生き物。非現実的な考え方であることを注記しておく。
総じて、人類は大災害や隕石衝突とは亜種的に異なる『生きた災害』ではないかと、個人的に空想を重ねてみた。
二記事に渡って記載された内容であるが、情報量が少なく、そうして荒唐無稽で論理的ではないものなので鵜呑みに出来るようなものではない。しかも詰めが甘い。要するに阿呆。
だが……一度述べた通り、『箱庭の設計者である神のような存在』がいるのであれば、生物と地球の完成図はどのようなものになるのだろうかと、想像ならぬ妄想は止められない。
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