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2020年07月16日

エメラルドゴキブリバチ


エメラルドゴキブリバチとは、その名が冠する通り美しい緑色を有しているものの、昆虫寄生生物(同属などにおける雌雄の出産を「行わず他者の肉体を利用した繁殖法)を用いる存在であり、いかにゴキブリが嫌いだといえども思わずコックローチには同情せずにはいられない残忍性を有している。
でもゴキブリ嫌いなので、どうでも良い(本音)。

【内容】


エメラルドゴキブリバチの主な生息域はアジアやアフリカといった熱帯地域に生存しているが、外来種であるものの、日本にも同じ科であるセナガアナバチが生息している。
しかし、セナガアナバチは軍曹ことアシダガグモのワモンゴキブリといった家庭内で突如出現するゴキブリに対する捕食レベルが尋常でないことと、温暖化などの急激な環境変化で劇的に数を減らしたのか、現在ではレッドリストに登録されている。

セナガアナバチはそもそもゴキブリに対する捕食数が少ないことも手伝って、掃除屋として益虫となる存在はアシダカ軍曹であるが、不快害虫に指摘されているのにも関わらず、ゴキブリに対する攻撃性は非常に高く、捕食よりも親にでも殺されたのかというレベルっぷりで殲滅を即時実行する大隊諸君である。食べるより鏖殺が目的かもしれない。
その上、軍曹の外見はごっついがサートアンドデストロイし、相手の全滅が確認され次第、自然と家を出て行き、次の標的となる根城を定める流浪の戦士である。


前置きが長くなったがエメラルドゴキブリバチは、現代科学でも容易く真似できないほどの針の精密な刺し方は舌を巻くものである。
そもゴキブリは人間やネコなどといった外敵に遭遇した場合、反射的な動きで逃走するのだが、エメラルドゴキブリバチは腹部神経に毒針を高速かつ的確に刺し、相手の行動を鈍化させる。一度目の神経毒針の刺し方は如何な精密機械を持つ人間でも不可能なものである。
麻痺したゴキブリに対して次にエメラルドゴキブリバチは、脳内へ直接針をぶっ刺し、ゴキブリ持ち前の逃避反応を無力化させる。
アナフィラキシーならぬ弐撃決殺であるが、二度の止め針で死ぬようならまだ優しいものであり、エメラルドゴキブリバチの本当の恐怖はここからはじまる。


身体が鈍化した肉体、本能的に逃げようとしても逃避不可能な――まるでゾンビのようになったゴキブリに対して、エメラルドゴキブリバチは調節した毒を注入しながら、頭部にある長い触覚をへし折る。この行動の意味は、後にエメラルドゴキブリバチは獲物を自身の巣穴へ持ち帰るのだが、逃亡と死亡を阻止するために行われていることが判明している。

完全にエメラルドゴキブリバチの支配下に陥ったゴキブリはへし折られた触覚を引き摺られ、もとい誘導されれば洗脳されたように自ら動きだし、ハチの根城に赴くのである。

敵の本拠地の奥深くへ誘われた場所は、繁殖場。

毒を注入されたゴキブリはおよそ72時間もの間、自由に身動きが取れず、エメラルドゴキブリバチの好きなままに扱われるのであった。その具体的な例を述べるなら、ゴキブリの体内へ数ダース分の卵を植え付け、苗床になる。
ちなみに卵の孵化期間はおおよそ三日(72時間。身動きが取れない時間ピッタリ)で、腹の上に産卵した卵は孵化した直後、ゴキブリの腹部を突き破りながら侵入し、五日間ほどの時間をかけて、死なない程度に補食を開始する。

すでに麻痺と洗脳時間から解放されたゴキブリではあるが、あらかじめエメラルドゴキブリバチが巣穴の入り口を防いでいることと(開けっ放しにして折角捕獲した獲物が外敵に狙われないようにという意味もあるが)、敵陣の真っ只中なので孤軍奮闘しようにも敵の数が多いだけではなく、暴れ回る間でもなく弐撃決殺が容易く行われ、再び肉体の自由が奪われるなど、抵抗など無に等しい。

最終的に補食のため体内に侵入したエメラルドゴキブリバチの幼虫は、辛うじて生きているゴキブリの体内で蛹化し変態化を行い成虫へと成長を遂げ、再びゴキブリに「俺じゃなきゃ見逃しちゃうね」とは比較にならない、毒針の精密射程を実行する一連のサイクルを繰り返すのだ。
ジガバチなど昆虫類の中で麻痺や毒針を持つものはそうそう珍しくなく、サメは母体内で兄弟サメを共食いするなどの生態が確認されているが、これほどえげつない生物はいるのだろうか(探せばいるのだろうけど)。


美しくも残酷な一面を有するエメラルドゴキブリバチであるが、その毒液がパーキンソン病などの治療に役立つのではないかと、一部では噂されている。
エメラルドゴキブリバチの毒液の中に含まれるアンピュレキシンが根本的な治療法のないパーキンソン病になるらしいが、完全な予防薬となれば画期的な医学の進歩となるであろう。

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