2021年05月25日
ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタインとは、進撃の巨人に登場するキャラクターである。
個人的に進撃の中で一番好きなキャラクターである。
正直すぎる発言は、嫌味に捕らわれてしまうほど愚直な面を見せるが、ミカサやエレンなどといった何かしらの超人と比べると、一般寄りな感性の持ち主であり、人気投票ではトップ5に入るほど人気が高い。
ちなみに馬面であり、アルミンはヒストリアに、ジャンはエレンに変装したことがあるのだが、ジャンはあまりエレンに似てなかったとか何とか。アルミンの方は女装した際、おっさんの新しい扉を開くなど、あまり嬉しくない影響を及ぼした。
【内容】
作中登場では調査兵団の下積み時代に104期訓練生として登場している。訓練生としての実力は、コニーとサシャに巨人のうなじを切り落とす訓練で横取りされたりしているが、立体起動を最大限活かせる方法を熟知している。
訓令兵事態、ミカサなどを巡って事あるごとに衝突し合う中であるが、最初の方はそうではなかった。
内地へ向かうことを目標に訓練兵として研鑽するジャンであるが、エレンが調査兵団を選ぶ発言をした際、「色々な考えがある」と互いを尊重し合っていたが、ミカサに一目惚れしたジャンが彼女の黒髪を褒めた際、(ジャンから見れば)無遠慮にエレンがミカサの髪の毛に触れて、立体起動で巻き込み事故が発生したら大変だからと注意したところ、「うん。分かった」と答え、ミカサの髪型はショートで一貫されることになる。
その様子を遠目で見ていたジャンは、エレンと握手した手をコニーの背中になする付けるのだが、「何を付けた」んだと狼狽するコニーにジャンは極めてシリアスな表情で、「人との信頼だ」と答えている。
その後、事あるごとに衝突し合い後編のウォールマリア奪還前の夜では、肉をたらふく食った腹部に蹴りや殴打などの攻撃を受け、肉を戻しそうになった。ちなみにトドメの一撃をリヴァイ兵長に喰らい、気絶した模様。
ジャンの性格は至って現実主義的であり、訓練兵の中でトップに分類される実力者であるにも関わらず、調査兵団として巨人に挑むことなく、憲兵団としての道を選ぼうとしていた。
しかし、壁から破壊されてから四年後、超大型巨人が再び襲撃し関門を破壊したことにより、憲兵団に配属される前に巨人との闘いを与儀なくされた。
立体起動のガスの供給係が巨人に怯え建物の中にこもり、退くことも進むこともできない状況の中、アルミンからエレンは巨人に食わされたと聞かされたミカサは下手糞な演説をして仲間を鼓舞し、それに後押しする形で「俺たちは腰抜けなのか」と言い、立体起動の燃料であるガスを満たすため、一気に仲間たちと進みだすのであったが、背後で仲間が食われる現実に「俺の所為で死なせてしまった」のかと後悔する中で見たのは、巨人に対して人類はどうあがいても勝てないという絶望を実感するのである。
このまま兵団が全滅してしまうのではないかという危惧と、そうして己の死を悟ったジャンであるが、その後はエレン巨人化の能力により一命を取り留める。
破壊された壁を大きな岩で塞ぐという方法で、領地内をどうにか取り戻した壁内の人間たちであるが、巨人襲撃後、巨人に食われ、中途半端に消化された死体を眺めることになる。
巨人の嘔吐による未消化のグロテスクな死体と肉体の一部や大半を食われた死体が蔓延る中、ジャンは肉体の左半分を食われたマルコを発見することになる。
ジャンは狼狽する中、かつてマルコが述べていた「ジャンは弱者の気持ちが分かり、現状を正しく認識して皆を導く」という言葉を思い出す中、人知れず死んだマルコの骨の欠片を握りしめながら、安全が約束された憲兵団ではなく、調査兵団に入ることを決意する。
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