卵胞チェック行ってきました。
今日は院長先生の診察。
この日のスケジュールはこんな感じです。
11:48 チェックイン
11:49 内診前室呼び出し
11:56 内診（エコー）
12:06 診察
12:16 お会計
子宮内膜7mm
左（卵管ある方）卵胞14mm×2つ
私にしては卵胞２つ育ってるって初めてなのでびっくり。
Ｄ３からのレトロゾールがきいてるのかな。
レトロゾール
排卵促進剤として使用する場合、フェマーラを短期間服用することで以下のような効果が期待できます。
■卵胞の発育と排卵を促進
エストロゲンの抑制によって脳が反応し、FSH（卵胞刺激ホルモン：卵巣内で未成熟な卵胞を成長・成熟させる働きがある）を多く分泌することで、卵胞の成長と排卵を促します。
Woman excite より
レトロゾール、クロミッドなどの排卵誘発剤を使うと双子になる確率もあがるという研究結果があるみたいなのでその影響かと思います。
ただ、まだ14mm。排卵までにあと３日はかかりそうなので
また来週排卵前チェックになりました。
先生の予測では、あと５日後って感じだったけど、
私の長年の自己研究の結果、１日２ｍｍ成長して20ｍｍになると速攻排卵するということがわかっているので、先生にその旨伝えて、20mmになると思われる３日後、先生の想定より早めに予約することにしました。
後々、これがドンピシャだったことになります。
（ドンピシャって死語？？？(笑)）
夫といっていたので、雑談しながらお会計待ってると、
遠くですすり泣く声が。
この日は２階での診察で１人しか先生がいないので、
待っている人も２人しかおらず。
そのうちの１人が壁向きに座って泣いてました。
しんとした待合の中、押し殺したすすり泣きを
聴いてると、
何があったんやろ
辛いんやろなぁ
一人で辛そう、、
でも声かけるのも変やし、、
でも、大丈夫かな、、
本当に今辛いんだろなぁ、、
って考えちゃって、声かけたいけど、かけられたらいやな場合もあるし・・
でも、一人で泣いているのが本当に辛そうで・・
すすり泣きを聞いてたら、
私まで泣けてきた。
妊活、辛いこと、不安なこと、
やるせないことたくさんあったなぁって。
結婚前、同棲始めてから、
４年間レスだったとき。
性欲がわくっていう謎のコーヒー注文してみたり、
フェロモン香水も買った(笑)
布団カバーを赤にしてみたり、
一緒にお風呂入って裸見慣れてたらダメになるって聞いて、
お風呂も一緒に入らないようにしたり、
性欲増強に、うなぎ、にんにくいろんなもの試してみた。
でも、ダメだった。
タイミング法になってからは、
排卵日って伝えてもできなかったとき、
「そういわれたらよけいにできんねん！」
って言われて、じゃあどうすればいいんだ、
って泣いた。
男性不妊外来で、バイアグラのようなシアリスって薬処方されて、
それでもできなくて、夫婦二人で本当に落ち込んだ。
夫は、自分が本当にもう男としてダメなんだ、って落ち込み、
私は、薬使ってでもできない、女として価値がないんだ、
って、お風呂で一人泣いた。
そのあと、薬やめて、なんとか、頑張り続けて、
排卵前はタイミングとれるようになって。
それはそれで、私は子供がほしい、って時にしか
求めてもらえない、ってへこんで、
泣いて、夫にも伝えて、夫も困り。
でも、タイミングとったからには、
高温期の1日1日が長くて。
期待が膨らんだ生理予定日の朝。
体温が急降下したとき。
毎回、布団の中でもうどうしようもない気持ちになった。
妊活はじめて１年。
やっと奇跡の妊娠反応！
って思ったら、赤ちゃんが卵管にいた。
卵管にいるかもって、電話を受けたとき、
その場から動けなくなって、
家からすぐの近所のスーパーの駐車場で泣いた。
手術した日。
お腹切られて痛さで寝れなかったとき。
お腹切られて痛すぎて、翌日からてすり持たないと歩けなくて、
普通に歩けることの幸せを感じた。
トイレに行きたくなるのが恐怖なほど、起き上がるのも、立つのも痛くて、
歩くのも、点滴を杖がわりにして歩くのが精いっぱいだった。
手術から数日たって、ようやく赤ちゃんを失ったことを実感して、
クリスマスの夜中。
看護師さんの巡回にバレないようにこっそり病室で泣いた。
顕微受精始めてからは毎日の注射。
自分の体に刺すのはすごい勇気がいった。
ホルモンで頭痛、吐き気。
ガンのリスクが増えるっていう話もあるし、怖かった。
そして、初めての採卵の恐怖。
麻酔してても痛い！！って腰ひけて、
でも、先生もとるのに必死で、「もうちょっと我慢！」
って言われたけど、痛かった・・
そのあとの、卵巣の腫れは、もう、歩けないくらい痛かった。。
ドキドキの受精確認、凍結確認。
どんどん減っていく卵に、心が折れた。
あんなに頑張ったのに、って。
１回目の移植。
顕微受精したら妊娠できるって思ってたのに、化学流産。
桜がきれいな４月。
桜を見てる最中に始まった生理に、顕微受精でも妊娠できないんだ、って
２回目の移植。陰性。
義理の弟の結婚式で、旅行中で。
帰り道、富士山の良く見える丘で、生理来て、泣いた。
歩き回ったんがあかんかったんかな、って、もう絶対安静にしようって思った。
３回目の移植で、ようやく心拍確認。
夫が、本当に喜んで、寝る前は毎日、「ピコピコしてるねん」
ってお腹触って、幸せだった。
やっと不妊治療終わったー！って思ったのに、
はじまった出血。
心拍確認できたら安心は嘘だった。
夫が飲み会でいない中、どんどん多くなる出血に
一人で、不安と、陣痛様腹痛と、流産の恐怖に泣き続けた。
誰も助けてくれない。ただただ、孤独感じた。
４回目の移植。着床前診断したから、今度こそって
思ってたら、心拍確認の日になっても空っぽの胎嚢。
帰り道、夫も運転できないくらい落ち込んで、
高速の途中で降りた海遊館。
泣きながらみた観覧車の夜景。
もう涙もでなかったけど、忘れられない。
妊活って、そんな言葉の中にこんなにいろいろあったな、って
思いかえすと、めっちゃ悲しくなってきて
妊活
ただ子供が欲しいだけなのに、耐えがたい辛さが襲う。
妊活ってなんなんだろう、って本当に思う。
私の知り合いでも、こないだ弟ができ婚。
最近デキ婚したってきくと、
「すごいな！！神？！ある意味特技？！ほんますごい！！」
って尊敬のまなざしでみちゃう。
しかも、その１カ月後にそのお兄ちゃんも、結婚から２週間で妊娠発覚。
それを聞くと、私たちがたちむかってる
「妊娠は奇跡」
「妊娠するの本当にむずかしい」
っていう壁は、いったいなんなんだろうって我に返る。
妊活の「に」の字も知らずに、子供を産み、育てる人もいれば、
こんなにつらい思いするのか、っていう辛さを伴わないと妊娠できない人もいる。
妊活は、人それぞれ。
それぞれ辛いこと、痛み、悲しいこと、
超えなきゃいけない壁がたくさんあるけど、
泣いてたあの人が、辛い思いしながら
妊活頑張ってる人が、みんな報われるますように
本当、子供がほしいっていう、当たり前が叶うように。。
そう願った一日でした。
移植直前に超ネガティブになっちゃった
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