●ヤフーニュースより転載
ミックファイアの母がマリアージュですが、その前年に生まれたブーケザゴールドは京都サラブレッドクラブの第1期生募集馬で私も出資していた馬です。
ブーケザゴールドの父はコパノリッキーで募集当時(2020年9月)は種牡馬での実績も未知数という事や牝馬という事もあり、募集価格は500万円、1/500口で1万円でした。結局は3歳時に中央で3戦し未勝利でファンドは解散。その後、サラブレッドオークションを経て佐賀競馬で第2の競争生活をおくっていますが、まだ初勝利には至っていません。
その翌年に生まれたのが前述のミックファイアです。ブーケザゴールドと同じ橋ファーム生産の牡馬で、父がシニスターミニスターに変わりました。残念ながら京都サラブレッドクラブの2021年では募集されませんでした。
私は血統の事はよくわかりませんし、基本はプロの馬産関係者が選別しているので、その中から自分の好みや予算で出資していますが、同じ繁殖牝馬でも種牡馬や牡牝の違いで差がでますし、全妹、全姉、全弟、全兄でも活躍の有無が現れるのですから、血統や馬産の奥深さを実感します。
高い馬が走るかと言えばそうとも言えませんし、安い馬が走らないかと言えばそうとも言えません。以前ノルマンディーで出資していたビスカリアは募集価格800万円で1/400口で2万円という安馬でしたが1億3,800万円、一口配当34万円を稼いでくれました。キャロットクラブで出資していたネオリアリズムは募集価格4,000万円で1/400口10万円でした。ノーザンファーム生産の中では安くもなく高くもない比較的リーズナブルな価格でしたが海外G1勝ち、国内G2を2勝するなど4億3,000万円、一口配当110万円を稼いでくれました。高馬は走らないと言われていたラフィアンで出資したマイネルエクソンは故・岡田繁幸さんがイチオシされていた外国産馬で、募集価格1億4,000万円で1/400口で35万円という超高馬でしたが未勝利引退で大きな損失でした。しかし翌年にマイネルエクソンの補償を使い、ほぼ無償で出資したマイネルガストが活躍してくれてエクソンの損失を上回るほどの配当をもたらしてくれました。
私は血統も詳しくないですし、相馬眼もないため、プロが選出した募集馬を選ぶわけですが、一口クラブは奥深く、楽しく、おもしろいです。かれこれ20年以上も続けていますが、この趣味(道楽)だけは辞められません。61歳という年齢ですので、あと何年、続けられるかはわかりませんが、おそらく病に倒れて出来なくなるまで続けると思います。
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