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2021年11月11日

自己破産後の懐事情(キャッシュレス生活61)





 自己破産するとクレジットカードはもちろん、カードローンやその他各種ローンの審査もほとんど通らなくなります。キャッシュレス化はますます進みますが、それでもデビットカードやプリベイトカード、スマホのキャリア決済やQR決済などを駆使すれば十分に対応はできますので、「クレヒス(クレジットヒストリー)」の実績を重視しなければデポジット型クレジットカードに頼らなくても問題ありません。私もデポジット型クレジットカードを持つまでは、デビットカードやメルカリのスマート払い、D払いなどで対応していました。とはいえ、仕事でのチケットや物品購入の立替などもあり、やはりクレジットカードは最低1枚は持ちたいところです。
 
 クレジットカードは支払いの先送りができる最大のメリットがあります。メルカリのスマート払いやD払いも支払いの先送りはできますが、チケット購入などには利用できないというデメリットがあります。またデビットカードでもチケット購入は可能ですが、口座に現金を入れておく必要性があります。そのため、資金的に来月末には入金があるので対応できるものの、今支払ってしまうとその他の支払いができなくなるというケースがあります。一般的にみれば、「そんなのお金入れておけば済む問題でしょ?」と思われるでしょう。「それでもないものはない」のです。
 
 自己破産申請の段階で資産は全て没収されます。ただし生活していく上での最低限の家電製品などは残せますし、現金に関しては99万円、口座残高は20万円、合わせて119万円までは残しておくことはできます。こちらの過去のブログも参考にしていただければと思います。
◆119万円までは手元に残せますが実際は・・・(自己破産体験記2)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/73/0


 自己破産は人生を再生してもらうための国の救済制度ですので、免責後の生活再生のための原資という意味合いがあるのだと思います。しかし、実際には弁護士への報酬金の支払いなどもあり、また破産手続き中に収入があっても口座残高が20万円を超えてしまえば超えた分は没収されてしまいます。現金で持つことも可能ですが、バレたら免責はおりなくなる可能性が高いです。担当弁護士も銀行口座の入出金状況を隅々までチェックしますので、免責が決定するまでは常に119万円を超えないようにしないといけません。そのため、免責決定までは119万円の壁を意識しながらの生活になります。
 
 でも、少し考えてみて下さい。そもそも自己破産するわけですから、119万円の現金があるかどうかです。私の場合で言えば、弁護士費用などを支払い、免責直後は50万円程度の現金しかありませんでした。しかし借金はなくなりましたので、ほぼゼロからの再スタートとなります。年齢が当時58歳になる頃でしたので、再生していくためにはギリギリの年齢でした。仕事は個人事業主として少なからず収入はありましたが、正直、高卒の初任給並みです。そこでいかに生活を組み立てていくかとなるわけですが、

収入=支出+貯金

を意識しています。個人事業主ですので収入もばらつきがあります。手取りで20万円を切る月もあれば、30万円以上になることもあります。ですので基本は固定費を10万円に抑えることを意識しています。「10万円? そんなの無理だよ」と思われる方も多いと思います。では本当に無理なのでしょうか。私の例でお伝えします。
 固定費の中で1番高いのが家賃です。自己破産していますので当然賃貸です。この家賃をいかに抑えるかです。単身なのでそんなに広い家はいりません。家賃は45,000円です。その他にかかるのが電気、ガス、水道、携帯電話、インターネット通信などのライフライン維持費です。ざっと一覧にすると以下の通りです。
@家賃45,000円
A携帯 8,000円
B電気 6,000円(季節により変動するため平均値としています)
C水道 2,000円(支払い隔月毎のため月割り平均値としています)
D通信 7,000円(隔月でNHK受信料がありますので月割り平均値としています)
Eガス 6,000円(プロパンのため季節により変動するため平均値としています)
F保険 8,000円(バイク保険、死亡時の葬儀保険、県民共済を月割りにした平均値です)
合計 82,000円

 ライフラインの維持をしていく固定費は私のケースで概ね82,000円前後です。@の家賃以外はどこのエリアに住んでいたとしてもそれほど大きな変動はないと思います。もしもっと良い所に住みたい場合はそれなりに家賃を上げればできますが、固定費が増大するのでできるだけ抑えます。

 ここに食費やその他雑費が加わります。ほとんどの日常決済をD払いとiDのDocomo携帯払いで決済していますが平均40,000円程度です。毎月の固定費にこの日常的雑費の40,000円を加えると毎月12万円程度が支出となります。

この他に市県民税、国民健康保険料、国民年金を払います。

ここまでが個人的にかかる費用です。

私の場合は、さらに仕事での移動費(ほとんどがモバイルSuicaチャージ)や接待費が加わるので、正直ギリギリの生活ですが、収入の多い時に貯蓄を増やすなりしています。

これらの総額が毎月の支払いになり、残った金額をささやかながらの貯蓄に回すといった感じです。社会人になりたての若い方もおそらく、こんな感じじゃないでしょうか。

固定費をできるだけ押さえれば人生なんとかなります(笑)






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恋愛、結婚、離婚、子育て、債務整理、うつ病、男性更年期障害など楽しいことも嬉しいことも、辛いことも悲しいこともたくさんありましたが、シニア世代を迎えて、死ぬ時に「10勝9敗で少しだけ勝ち越せた人生で良かった!」と思えるようにいきたいと感じるよになりました。
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