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2012年05月21日

リビアの英雄「砂漠のライオン」

1981年に作られた「砂漠のライオン」はリビアの英雄オマールムクターの生涯を描いた隠れた名作である。

Lion of the Desert/the Message

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イタリアトルコ戦争で敗れたオスマントルコはイタリアに領土の一部であったリビアを割譲された。
ファシスト党首ムッソリーニ(ロッドスタイガー)はリビアを完全植民地化しようと野望を募らせる。
しかし住民のベドウィンの抵抗に手を焼いたムッソリーニは冷血な将軍ルドルフォグラッアーニ(オリバーリード)を
リビアに派遣する。
イタリア軍は戦車や装甲車、航空機を投入してゲリラの殲滅をはかるが、山岳地帯の地形を利用して神出鬼没の攻撃をかけてくるゲリラに苦戦をしいられる。
このゲリラを指揮していたのがオマールムクター(アンソニークイン)であった。
ムクターはもともとイスラム神学校で教師をしていたのだが、祖国の危機を感じて立ち上がったのだ。
グラッツアーニは敵の弱点は補給であることを見抜き、砂漠に鉄条網を張ってエジプトからの補給線を絶った。

ついにゲリラ側はジリ貧になってムクターもイタリア軍に捕らえられてしまう。

イタリア軍が掴まえたゲリラは白髪の老人であった。
この映画は珍しく植民地側からの視点で描かれた作品である。
主演のアンソニークインはメキシコ人であるがアラブ人を演じても違和感がない。
オリバーリードの冷血ぶりも軍服も様になっている。
が帝国主義国家の植民地政策は過酷なものである。現在のアメリカのアフガンでの政策も似たようなものではないのか。
モーリスジャールのアラビア風の雄大な音楽も素晴らしい。フィアット戦車を初め珍しいイタリア軍の兵器がでてくろのはマニアの見どころだろう。
監督はムスタファーアッカド。シリア出身の人である。
しかしこの監督は911テロ事件のあとテロに巻き込まれて亡くなっている。
単なる偶然か?それとも・・

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posted by ハヤテ at 02:22| 歴史映画
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